「コンティキ」のネタバレあらすじ結末

コン・ティキの紹介:2012年公開のノルウェー映画。自らの学説を証明するために、ティキ時代の筏でペルーからポリネシアの航海に挑んだ男たちの姿を描いている。アカデミー賞やゴールデングローブ賞で、外国語映画賞にダブルノミネートした作品。

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予告動画

コンティキの主な出演者

トール・ヘイエルダール(ポール・スヴェーレ・ハーゲン)、ヘルマン・ワッツィンゲル(アンドレス・バースモ・クリスティアンセン)、ベングト・ダニエルソン(グスタフ・スカルスガルド)、エリック・ヘッセルベルグ(オッド・マグナス・ウィリアムソン)、クヌート・ハウグランド(トビアス・サンテルマン)、トルステイン・ロビー(ヤーコプ・オフテブロ)、リヴ・ヘイエルダール(アグネス・キッテルセン)

コンティキのネタバレあらすじ

【起】- コンティキのあらすじ1

1920年のノルウェー・ラルビクで、少年トールは挑戦する意欲を誰より持っていました。氷で覆われてる湖に落ちる結果となり、友人のエリックが助けてくれます。
1937年、ポリネシアのファツヒバ島に、トールは妻のリヴと調査に来ていました。当時ポリネシアに住む人々は、アジアから渡来してきたと言われていました。しかし、トールは南アメリカから来たと考えていて、証拠となるものを集めています。10年間ポリネシアに住み込んで研究します。
1946年の12月、トールはニューヨークのブルックリンに来ています。新聞社に研究結果を報告し、資金集めに奮闘しますが、門前払いされてしまいます。
基本的に出版社は新しい説を嫌がります。1500年前のティキの時代に船がないことから、西に行くことはできないと考えられています。
しかし、トールはバルサ材の筏を見つけていました。ナショナルジオグラフィック協会にも持ち込みます。
8000キロを海流と風で渡りきり、海は障壁でなく道と古代の人は考えていました。それを科学者として証明したいと、トールは熱意を込めて説明します。ここでも、自殺したがるやつは駄目だと追い返され、仲間も集まらないと言われてしまいます。
酒場で船員に交渉しますが、魚雷で沈没して22日間も筏で漂流したことがあり、ばらけて終わりだと言われてしまいます。諦めて外に出ると、1人の男性が興味を持って声をかけてきます。
彼の名前はヘルマンで、冷蔵庫のセールスマンをしています。前は技師をしていて、筏の抵抗を減らせるなど名案を思いついてきます。
トールはヘルマンと意気投合し、探検家のいるクラブへとやってきます。委員会なんてのは馬鹿の集まりだと、探検家のいうことには重みがあります。千年かけて得た古来の人々の知恵の凄さを教えてくれます。
ヘルマンはこのまま妻の尻にひかれて送る生活や、冷蔵庫の将来を考えてもなと意思を固めます。助け舟はなしで、5ヶ月間で資金と装備を整えなければなりません。頼りなのはトールの学説のみです。
二人はペルーのリマに飛ぶことにします。結局、資金が集まらなくて、家に帰れなくなります。
10年間練っていた計画を無駄にできないと、トールはリヴに電話します。リヴは泳げないトールを止めますが、彼はタヒチまで来てくれと言ってきます。メリークリスマスと返して、二人の電話は終わります。 この映画を無料で観る

【承】- コンティキのあらすじ2

1947年2月、ペルーのカヤオに、トールとヘルマンはやってきます。一緒に旅をする3人と合流します。
2人の無線技師、トルスティンとクヌートは戦争の英雄です。そして航海士であり、トールの幼馴染のエリックも乗船します。
5人はティキと同じ手法、同じ材料で筏を組んでポリネシアに行くことを目的とします。装備が山ほどいるため、トールは資金集めに向かいます。
ホテルで一人の男性が話しかけてきます。彼の名前はベングトと言い、民族誌学者でした。アマゾンに1年いたこともあり、カメラは任せて欲しいと言ってきます。トールの新聞の記事を見て興味を持ったのです。
彼は記録映画で稼げると言ってくれますが、資金が送金されずに困ります。トールは大統領のホセに直談判しに行きます。
お国に貢献ができると提案し、ペルー人が8000キロを航海して、ポリネシアを見つけたのだと説明します。彼は協力してくれて、アメリカ軍から装備が供給されることになります。
サメよけや、5食分の糧食などを受け取り、筏作りを始めます。人手も集まって完成し、本やノコなど積み込みを始めます。
トールは出航前に、リヴに電話をします。薬を沢山積んだから大丈夫と話し、これで苦労せずに生きていけると続きます。タヒチで待っていてくれと言いますが、電波が途切れていきます。
4月28日に出航し、大勢の人が手を降って見送ってくれます。筏には小さな小屋があり、そこで無線機をセットします。寝るのもその場所となります。
帆を張って、進路は風任せとなります。西に吹いてしまえば陸に戻ってしまいます。帆や舵を動かせないので、進路変更は不可能です。
乗船しているのは5人だけではありません。贈り物のオウムのロリータと、筏にくっついてきたカニです。トールはカニをポリネシアまで連れて行く気です。
美しい夕日が見えてきますが、クヌートは早速船酔いです。夜にはサメが来ていて、翌朝にはトビウオが筏に打ち上げられていました。
エリックは、トイレをしているヘルマンに注意します。綱を持ってしないと、落ちたときに助けに行けないからです。
無線はアンデス山脈が障害となっていて入りませんでした。救助隊に連絡しても、どっちにしろ間に合わないとベングトは悟っています。西赤道海流に乗らないと駄目なのですが、筏は北北西に向かっていました。

【転】- コンティキのあらすじ3

嵐が来そうになり、トールは大丈夫だろうと安心します。しかし嵐にぶつかり、帆を下ろすことに必死になります。中々下ろせなくて、綱を切ることにします。
立ってられなくなり、何かで体を縛ろうとします。しかし、帆の綱を切る時にトールが海に落ちてしまいます。なんとか引きあげて、嵐が去るのを待ちます。
翌朝、目が覚めると嵐は去っていました。安心したのも束の間で、エリックが北に行き過ぎだと注意してきます。このままだとガラパゴス諸島の南の大渦巻にのまれてしまいます。
気球を高く上げて、電波を拾おうとしますが、ロリータがちょっかいを出して飛んでいってしまいます。進路は舵で変えることはできませんでした。
そんな中、大きなクジラが筏の下に現れます。ベトナムでは神と呼ばれていて、ベングトがカメラで撮影をします。
餌を食べてるだけで、襲う気はないとトールは落ち着いています。しかし、筏をひっくり返すかもと、ヘルマンは銛を手に取ります。
トールが銛を下ろせと言いますが、怯えたヘルマンは銛を打ち込みます。先にロープがついているので、引っ張られてしまいます。途中で切れて難を逃れます。
クヌートが命令に従えと怒ってきますが、トールが落ち着かせます。冷蔵庫の販売員だから、怯えただけと説明します。
ヘルマンが怯えていたのは、クジラだけではありませんでした。丸太が水を吸っていて、腐っていることにもありました。中々打ち明けることができないでいました。
トールの顔は険しくなり、トリステインに無線を直せと指示します。無線を弄ってると、トリステインは小さな爆発が起こって感電してしまいます。
クヌートにタバコを消せと言われて、一触即発の空気になります。仕方なく、トリステインは海に捨てようと床をめくります。するとクラゲのような綺麗な光りを放つ生物がいて、乗組員はその美しさに魅入られます。
翌朝、ベングトがサメよけの檻に入って、筏の下を見に行きます。魚が集まっていて、サメもやってきていました。
驚いて筏の上に飛び上がり、丸太に水が染みていることが分かります。沈みはしないとトールは言いますが、進路も間違ったままです。不穏な空気が立ち込めます。
ただ、無線がつながるという良い知らせがありました。ワシントンのノルウェー大使館に報告をします。トールは乗組員の士気が高いとトリステインに送らせます。
記録映画で稼ぐためにも、トールは救命ボートで離れ、筏を撮影することにします。サメがやってきて、急いでボートを引き上げます。ベングトがサメよけを撒いていると、それはトマトスープだと突っ込まれます。サメよけは食べてしまっていました。
丸太に水が更に染み込んで行き、ロリータが飛び出してしまいます。狙ってたかのように、サメに食われてしまいます。
怒ったクヌートは、横からサメを持って引き上げます。ナイフで刺しまくり、血が海に流れ出ていきます。そのせいでサメがどんどん集まってきます。

【結】- コンティキのあらすじ4

我慢の限界にきたヘルマンは、緊急用に現代のワイヤーを持ってきていて取り出します。これで補強してくれと頼みますが、トールはティキと同じ方法で航海すると頑固です。ワイヤーを海に放り投げてしまいます。
愕然としたヘルマンがフラフラ歩いていると、海に落っこちてしまいます。ロープを投げ入れますが、どんどん流されてしまいます。
殺したサメの臓器を投げ入れて、サメの注意をそらします。泳げないトールはボートを出そうとしますが、クヌートが飛び込みます。何とかギリギリのところで、二人共無事に戻ってきます。
救えなかったことにトールは落ち込みます。ヘルマンが全員が泳げないのは知ってるからと慰めます。
そんな恐ろしい出来事ばかりかと思いきや、エリックが西赤道海流にのったと喜んできます。ついにやったと皆は喜びます。
やはり古代人は海を障壁ではなく、人が繋がる道だと考えたのです。無線で報告して、陸では騒ぎになっていました。トールたちは人類の生き残りみたいで、魚などと同じであり、自然に抱かれたみたいだと余韻に浸ります。
8月7日、航海から101日目に鳥を見つけます。ポリネシアまで後僅かですが、最大の難所が待っていました。カミソリみたいな暗礁があるラロイア環礁が目前に迫っていたのです。
ヘルマンが大波を利用して乗り越える案を考えつきます。波は13回のサイクルで起き、13回目だと大きいという特徴があります。碇を投げ込んで、13回目の直前でロープを切って乗り越えるのです。
全員が準備に取り掛かります。靴を履いたり、無線で連絡をしておきます。パスポートも持っておきます。
また、トールにはリヴからの手紙が渡されます。エリックが彼女から、到着した時に渡すように言われていたのです。
碇は重りのようなもので、直前に来て海に投げ入れます。ただ、碇のロープが暗礁に引っかかってしまっていました。
そして波の数を数えていると、9回目でロープが切れてしまいます。途中で筏が停まってしまいますが、ゆっくりと戻っていきます。すると大波が来て、トールは海の中に落っこちます。
泳げないトールでしたが、浅瀬で歩けます。皆も筏も乗り越えてやってきていました。
カニも到着して海に戻っていきます。歩いて島に到着し、残りの乗組員はボートで陸まで行きます。
トールはひざまづいて、少ししてから笑い始めます。全員で喜び合います。
夕日が沈む中、トールは一人手紙を読みます。手紙にはリヴがタヒチで待ってないことや、別れる原因が書いてありました。トールが見つめる夕日は、リヴが見ている夕日でもありました。皆はポリネシアで、現地の人たちと歌って踊ります。
ベングトはポリネシアに移住し、スウェーデンの総領事となり、1997年に亡くなります。エリックは自分のヨットで11年過ごし、1972年に死ぬまでアーティストとして生きました。
トルステインは冒険を続け、1964年に北極点に到達します。スキーで行く途中に亡くなります。
クヌートは情報員の活動を再開して、コン・ティキ博物館の設立に尽力します。2009年のクリスマスに亡くなります。
ヘルマンは国連の漁業開発の代表者として、世界を旅します。1986年のチチカカ湖で亡くなります。
トールはこの冒険を本にして、各国語に訳され、5000万本以上売れました。冒険の記録映画はアカデミー賞を受賞し、リヴとは冒険後に離婚しました。
リヴは1969年にアメリカで他界します。考古学者・作家として、トールは冒険を続けて、2002年87歳で亡くなります。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の舞台は、殆どが海の上になります。美しく広大な海と、美しい魚たちが映し出されます。ポリネシアに到着した時の海は透き通っています。
美しいだけでなく、サメやクジラなど恐ろしさや巨大さを感じることができます。嵐の凄まじさも見事に描かれています。
それらだけでなく、トールたち乗組員の人間模様もしっかりと描かれている作品です。ドキドキした場面では、ヘルマンが海に落ちてしまった時です。ギリギリのところで救われて安心しました。
最後のポリネシアに到着した時の喜ぶ姿には、今までの苦労がにじみ出ていて感動しました。
今作を通して、冒険する男たちの生き様に感動し、何かに挑戦したいと思いました。自分にできることを探して、夢に向かって邁進したいと思います。

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