「ザスクワッド」のネタバレあらすじ結末

ザ・スクワッドの紹介:2015年製作のフランス&イギリス合作映画。「レオン」のジャン・レノ主演のポリス・アクション。過激かつ暴力的な捜査で犯罪者からも恐れられる、パリ警視庁特殊捜査チームを率いる刑事セルジュ。宝石店で発生した強盗殺人事件を捜査する彼は、かつて自ら逮捕したことのあるカスペールが主犯だと睨むが…。

予告動画

ザスクワッドの主な出演者

セルジュ・ビューレン(ジャン・レノ)、ニールズ(アルバン・ルノワール)、マルゴー(カテリーナ・ムリーノ)、ステファン・ベッカー(ティエリー・ヌーヴィック)、リッチ(ステフィ・セルマ)、マニュ(ウマール・ディアウ)、ジェノ(セマスティアン・ララン)、ブレーズ(ジャン=トゥーサン・ベルナール)、アスミン・カスペール(ヤコブ・セーダーグレン)、タンクレード(フェオードル・アトキン)、ナディア(サブリナ・ワザニ)、ジード(マイケル・トラウド)、ワケド(ジェス・リオーダン)

ザスクワッドのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①セルジュとニールズが率いるパリ警察チームは突撃が得意。しかしやりすぎとベッカー新署長に注意される。宝石強盗が発生、セルジュは手口からカスペールの仕業だと確信し逮捕するが、証拠が出ずワケドという別人が犯人として浮上、誤認逮捕とみなされる。 ②セルジュの勘は当たっており、ワケド&カスペール&ミズライが実行犯。セルジュたちは彼らを逮捕した。

【起】- ザスクワッドのあらすじ1

フランス・パリ。
パリの警察に、初老男性・セルジュが率いるチームがありました。
彼らは強行突破して犯人を検挙することで、実力を発揮しています。

・セルジュ…チームのリーダー。年の離れたニールズとコンビを組んでいる。実は人妻のマルゴーと恋愛関係に。
・ニールズ…若い男性。15歳の時に兄を殺され、それが縁でセルジュと知り合い、刑事を目指した。同じチームの女性・ナディアと結婚しており、ナディアは臨月を迎えている。
・マルゴー…若い女性。ベッカー警視(後に署長に就任)の妻だが、セルジュと惹かれあい、実行部隊のチームに入った。
(・ナディア…若い女性。チームの一員だが現在は妊婦なので実行部隊からは外れている。)
・ジェノ…黒ひげの中年男性。
・リッチ…編み込みの髪型の女性。射撃、狙撃を得意とする。
・ブレーズ…うっすらひげの男性。リッチのことが好き。
・マニュ…黒人男性。28歳の誕生日を迎える。

倉庫を襲った強盗チームを、2台の車で急襲したセルジュたちは取り押さえました。
この時に、新人のマニュが負傷します。チームのみんなは、誕生日に負傷したマニュのことをネタにして、後日打ち上げを開きます。
その打ち上げのパーティーを抜け、セルジュはマルゴーと密会しました。マルゴーとの仲をチームのメンバーに公表したいセルジュに対し、マルゴーはもう少し待ってくれと言います。
それというのも、マルゴーはステファン・ベッカー警視と結婚しているからです。ただしベッカーとの仲は冷めていました。
マルゴーと話をした後、セルジュは老人男性の情報屋と会います。
情報屋はそろそろ引退すると言うと、「警備会社のミコが、デダリス前に監視カメラを設置した」という情報を流しました。デダリスとは金持ち用の銀行で、アラブやロシアの億万長者が、洗浄した資金を預けている、いわば「やましい金」です。
(だから仮に盗まれても、銀行側は警察に届け出ることができない)
セルジュは店に戻りました。マルゴーがタクシーで家に帰るのを見て、ふてくされたセルジュはいつものように相棒・ニールズの部屋に身を寄せます。

翌朝。
セルジュがニールズの部屋に泊まるということは、妻のナディアもいるということです。
ナディアに「毎朝うちのソファで目覚めるのは止めて」とたしなめられながら起きたセルジュは、一緒に車で出勤する際、ニールズにマルゴーとの仲を聞かれます。どうやら昨晩の密会をニールズに目撃されていたと、セルジュは知りました。もちろんニールズは野暮ではないので、他言はしません。

【承】- ザスクワッドのあらすじ2

出勤の途中に、セルジュとニールズはデダリス銀行に立ち寄りました。もしここを襲うとしたら…ということをシミュレートしながら見ていると、支配人が声をかけてきます。セルジュとニールズの人相が悪く、怪しまれたようです。
支配人に警備を強化しろと言って、2人は立ち去りました。

警察に出勤したセルジュとニールズは、いきなりエレベーターでいけすかないベッカー警視に会います。
ベッカー警視はなんと、署長の部屋に入っていきました。殉職した署長のあとを継いで出世した後任の署長は、ベッカーだったのです。
セルジュは自分たちのチームに警備の甘い銀行がある…と、デダリス銀行の話を切り出そうとしましたが、その時、ベッカーがやってきて署長になった挨拶を始めました。気に食わないセルジュは、スピーチの最中にコーヒーマシンを起動させて、地味な嫌がらせをします。
先日の倉庫の突撃の様子が動画サイトにアップロードされたらしく、チームの1人がバットを持っていたことを指摘したベッカー署長は、「フランス人は警察が嫌いなのだから、これ以上嫌われるような真似はするな」と釘を刺して去りました。

パリ市内の宝石店を、強盗が襲います。
現場を見たセルジュは、その手口を見て昔自分が逮捕したことがあるアルミン・カスペールの仕業だと直感しました。
街のチンピラを捕まえて屋上から吊るし、フェドール・ミズライという男が関与しているということを吐かせます。
セルジュたちはミズライ宅を張り込みました。
張り込みの車中で新人のマニュが、マルゴーが人妻でも魅力的な女性だと言い出し、関係を知っているニールズは、セルジュをにやにやしながら見つつ諌めます。
そこへカスペールが訪問しました。やはり怪しいと思ったチームは確保しようとします。
屋敷を囲み突入したものの、カスペールは車で逃亡しました。セルジュが追跡します。
逃げられるかもしれないと思った瞬間、カスペールの乗った車が横から衝突されました。運転していたのは、ニールズでした。
その場にいた4人全員を逮捕します。

これで宝石店強盗の事件は解決…かと思いきや、意外にも証拠が見つかりません。
拘留期限は明朝までとベッカー署長に期限を切られ、セルジュはあせりますが、証拠はないのです。

【転】- ザスクワッドのあらすじ3

ただ気にかかるのは、先の宝石店強盗の時、ナタリアという23歳の女性客が殺されたことでした。セルジュはニールズに声をかけ、2人で監視カメラを見て考えます。
ナタリアが携帯を持っていたことに気付いた2人が発信履歴を見ると、テロ組織の〝PRK〟のイラン・ワケドという男が浮上します。
強盗の実行犯の左耳うしろのところにあるドクロとクローバーのタトゥーから、実行犯がワケドでした。つまり殺されたナタリアは、強盗の手引きをしていたのです。
ワケドが実行犯で、カスペールとミズライは冤罪…という可能性が導き出されました。
腑に落ちないと思いつつも、セルジュは翌朝、出勤したベッカー署長にそう告げます。

カスペールとミズライは釈放され、無実の者を逮捕したかどで、セルジュのチームはしばらく謹慎することになりました。代わりに、ジャマルのチームが担当になります。
宝石店がまた狙われたという通報があり、ジャマルのチームとベッカー署長は出動しました。
彼らが出かけた直後、マルゴーがとんでもない事実を突き止めます。
殺されたナタリアという女性は、デダリス銀行を10日前に辞めていました。つまり、デダリス銀行を襲撃する方が本命だったのです。
それを裏付けるかのように、出動したジャマルとベッカー署長のチームが見たのは、スマイルマークだけでした。通報はにせものです。

セルジュのチームはデダリス銀行へ急行しました。
銀行が襲われた直後で、逃亡しようと車へ移動しかけた犯人チームと鉢合わせしたメンバーは、銃撃戦を展開します。
犯人たちはウィッグと、肌色のマスクをつけているので顔は分かりません。ビジネス街になだれ込み、銃撃は続きます。
肩を撃たれたブレーズが、どさくさまぎれでリッチに愛の告白をします。
セルジュが1人倒しますが、ニールズが犯人の1人を取り逃がしました。脱ぎ捨てたマスクの先の顔を見ると、ワケドがバイクに乗って逃走しているところです。
セルジュとマルゴーは地下駐車場を見回りました。車が急発進してセルジュを轢き、前に回ったマルゴーはセルジュの見ている前で射殺されます。

【結】- ザスクワッドのあらすじ4

一般人を巻き込んでの銃撃戦がニュースで報道され、セルジュのチームは解散を迫られました。しかし仲間のマルゴーを殺されて、チームは復讐心に燃えています。
さらにセルジュは警察署で身柄を拘束されました。
死んだマルゴーの携帯電話を見てセルジュとの仲を知ったベッカー署長は、「職務とは関係ない。個人的なことだ」と言ってセルジュを殴ります。
眠れないニールズは、家でもんもんとしていました。妻のナディアは「納得するようにしなさい」と許します。
ニールズは情報屋と闇医者に会い、セルジュの予想どおりにカスペールが絡んでいたと知りました。闇医者が手当てしたのはカスペールでした。
闇医者の近くを捜索したニールズは、修理工場のアジトを見つけ証拠のマスクを発見します。
ニールズは手下と戦い、車の下敷きにして証拠を得ました。それをベッカー署長に示し、カスペールが関与していたことを告げ、セルジュの釈放を求めます。

ニールズが至った結論はこうでした。
最初の宝石店強盗は肩慣らしで、2つめの宝石店はおとり(ジャマルと署長が出動した店)で、デダリス銀行強盗もおとりです。
本当の目的は、その次でした。
デダリス銀行はマネーロンダリングした金がある銀行なので、何かあっても警察を頼みにできません。
そんな時、銀行強盗が起きました。上層部が考えるのは、金の移送です。
そこを襲おうというのでした。つまり、本当のカスペールたちの目的は、今日これから行なわれるのです。
セルジュは釈放され、ベッカー署長やチームのみんなでデダリス銀行へ行きました。

ニールズの指摘どおり、地下駐車場でデダリス銀行の移送を狙い、強盗が行なわれていました。しかし警官隊がすでに包囲しています。
完全包囲されながらも、カスペールたちは覚悟の銃撃をしました。
セルジュはカスペールと対峙して戦い、勝利を収めると生きたまま逮捕します。
セルジュの読みの深さに感動したニールズは、生まれてくる子どもには絶対にセルジュと名付けると言いました。
「女の子だったら?」とセルジュが聞きますが、「女でも」というニールズの答えに、さすがにそれは…みたいな苦笑をセルジュは浮かべます。
落としているので気付いていませんが、ニールズの携帯電話には妻のナディアからの不在着信がたくさんかかっていました。すでに赤ん坊は生まれたようです。

みんなの感想

ライターの感想

とにかく銃撃戦がすごい。中盤の、ビジネス街での銃撃戦は圧巻。
話がどんどんとスピーディに進んで行くので、飽きることなく見られる。中だるみもなし。
ヒロインであるマルゴーが途中で亡くなってしまうのだが…セルジュとの恋模様は必要だったのだろうか。
それ抜きにして、ばりばりのハードボイルドにかためても、よかったような気がする。
アクション好きにはたまらない一品。

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