「ザロック」のネタバレあらすじ結末

アクション映画

ザ・ロックの紹介:1996年製作のアメリカ映画。主演を務めたショーン・コネリーは撮影当時50代ながら激しいガンアクションを披露した他、製作にも参加。化学兵器専門家と元諜報部員の囚人が、猛毒ガスミサイルの危機にさらされたアメリカを救うべく立ち上がる。

ザロックの主な出演者

ジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)、ハメル准将(エド・ハリス)、アンダーソン中佐(マイケル・ビーン)

ザロックのネタバレあらすじ

【起】- ザロックのあらすじ1

海兵隊将校のハメル准将は、ベトナム戦争の英雄として数々の勲章を授与されていました。しかし、ハメルはこれまでの戦争で命を落とした部下83人に対するアメリカ政府の不当な扱いに激しい怒りを感じていました。国のために命を捧げた部下の功績を認めず、遺族に対して何ら補償金が支払われていなかったのです。政府の理不尽な行いを改めさせるため、ハメルは信頼を寄せる仲間とともにある計画を実行に移します。それは、遺族に対して総額1億ドルの支払いをするよう政府に求め、もしこれを拒否すれば猛毒化学兵器VX-2ガスを搭載したミサイルをサンフランシスコの街に撃ち込むというものでした。ハメルは海軍兵器庫からVX-2ガスのミサイル15基を強奪、サンフランシスコからほど近いアルカトラズ島に向かいました。アルカトラズ島にはかつて凶悪犯を収容する通称ザ・ロックという刑務所が存在しました。現在は観光地となっているザ・ロックをハメルたちは襲撃、計画の司令部とします。

ハメルから要求を突きつけられたアメリカ政府は、二人の専門家に助けを求めました。そのうちの一人、FBIの研究所で化学兵器を研究するスタンリーには、ミサイルの無効化が託されました。そして、もう一人はザ・ロックから脱走した経験を持つ60歳の囚人、メイソンでした。自由を約束されたメイソンは、ザ・ロックへの潜入工作の協力を受け入れるのでした。

【承】- ザロックのあらすじ2

ハメルのミサイル発射時刻まで24時間を切る中、あるアクシデントがスタンリーたちを襲いました。メイソンが滞在先のホテルから脱走したのです。車で逃げるメイソンをスタンリーたちは必死に追いますが、その激しい追走劇で街は壊滅状態に陥ってしまいます。メイソンが向かったのは、サンフランシスコに住む娘の元でした。不信感を抱く娘に、父子関係をやり直したいと伝えるメイソン。スタンリーはその様子を陰ながら見ていましたが、そこにメイソンを追うパトカーが到着します。このままではメイソンは娘の前で逮捕されてしまう…そこで、スタンリーは娘の前に歩み出てメイソンがFBIの捜査に協力していると嘘を伝えました。メイソンはスタンリーのこの機転に感謝を示すのでした。

ザ・ロックの潜入計画がいよいよ実行に移されようとしていました。海軍特殊部隊SEALsにメイソンは案内人として帯同し、さらにスタンリーもミサイル無効化の実動要員として同行することが決まります。戦闘経験のないスタンリーはこの決定に震え上がりますが、そのとき彼の頭の中には恋人カーラのことが思い浮かびました。妊娠中のカーラは今まさにサンフランシスコを訪れていたのです。カーラのためにある限りの勇気を振り絞るスタンリー。そして、部隊はザ・ロックへと出発しました。海からザ・ロックに侵入した部隊はミサイルのある死体安置所へと慎重に歩を進めるのでした。

【転】- ザロックのあらすじ3

しかし、戦争経験豊富なハメルは異変をすぐに察知し、SEALsを包囲してしまいます。SEALsのリーダー、アンダーソンは海兵隊の誓いをハメルたちに呼びかけ、この反乱を批判する言葉を口にします。両者は銃撃戦となり、SEALsは全滅、ハメルは無益な死を生み出したアメリカ政府に対してさらに激しい怒りを覚えるのでした。

一方、スタンリーとメイソンは銃撃戦を奇跡的に生き残っていましたが、メイソンは逃亡を図ろうとしていました。しかし、スタンリーからこの計画の全貌を聞かされると、メイソンは娘の命を守るためにミサイル捜索を再開します。ハメルの容赦ない追撃をなんとか乗り越え、二人はミサイル保管所にたどり着きました。スタンリーは早速ミサイルを無効化するために基幹部品である誘導チップの抜き取りを開始。球体のVX-2ガスが何個も連なるミサイルからスタンリーは慎重にチップを取り除いていきます。作業はすべて終わりましたが、そこには12基のミサイルしかありませんでした。残る3基を探さねばなりませんが、そこにハメルの部下が襲い掛かってきました。

抗戦の末逃げ切った二人でしたが、そこにハメルはチップを返すよう卑劣な方法で脅しをかけてきました。ザ・ロック襲撃の際に拘束した観光客を人質にとったのです。残る3基のミサイル無効化をスタンリーに託し、メイソンは単身ハメルの元へ。メイソンがハメルを挑発し時間を稼いでいる間に、スタンリーは1基の無効化に成功します。しかし、そこでハメルの部下に捕まってしまうのでした。

【結】- ザロックのあらすじ4

ミサイル発射時間が迫っていましたが、メイソンは冷静でした。短い会話を通じて、ハメルにはミサイルを撃てないとメイソンは見抜いていたのです。その予想は的中します。ハメルはミサイルを撃ったものの、遠隔操作で海中へと沈没させていました。この一件で、若い部下たちは反乱を起こしハメルを殺害。彼らは大金が目的でハメルに協力したに過ぎず、今度こそミサイル発射を成功させようとしていました。その裏で、アメリカ政府はVX-2ガス無効化兵器による空爆を計画していました。

脱獄したスタンリーとメイソンは残る2基のミサイルがある灯台へ急ぎます。スタンリーは2基の無効化をやり遂げますが、追手の攻撃に苦戦していました。スタンリーは隠し持っていたVX-2ガスの球を敵の口に押し込み、危機を回避します。見るも無残な姿で倒れる敵の横で、スタンリーは自らの心臓に解毒剤を撃ち込み、迫る空爆機に発煙筒で作戦成功を知らせました。寸での所で間に合わず一発の爆弾が島の端に落ちてしまいますが、またもやスタンリーとメイソンは奇跡的に生き残ります。

スタンリーは無線で作戦完了を本部に伝え、メイソンが死んだと嘘の報告をしました。メイソンを自由にする約束を本部は反故にすることをスタンリーは知っていたのです。姿を消す前に、メイソンは感謝の印に一枚のメモ紙をスタンリーに託しました。スタンリーは新婚旅行でカーラとともにメモに書かれた場所を訪れました。メモの通り、カンザス州の古びた教会に一本の木像を見つけるスタンリー。スタンリーは木像を盗み、中を確認すると、アメリカ政府の超極秘事項を収めたフィルムがありました。メイソンはアメリカに潜入したイギリスのスパイで、このフィルムを盗んだ罪で刑務所に入れられていたのです。「JFK暗殺の真犯人を知りたい?」。カンザスの荒野をブライダルカーで進みながら、スタンリーは得意げにカーラに尋ねるのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

ザ・ロックの攻略作戦のアクションも十分迫力がありますが、それ以上に一時的に脱走するメイソンのカーチェイスが非常に激しく、数ある場面の中でも最もショーン・コネリーのかっこよさを楽しめる場面だと思いました。また、敵役のハメルは単なる悪役として描かれてはおらず、非情になりきれない人間的な姿に感情移入してしまいます。幕末の攘夷浪士の葛藤と悲劇を彷彿とさせる役どころで、味わい深い影の主役をエド・ハリスが熱演しています。

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