「バイオハザードⅢ3」のネタバレあらすじ結末

バイオハザードⅢの紹介:2007年公開のアメリカ映画。人気ゲームを映画化したホラーアクション映画で、シリーズ第3弾である。いよいよアリス計画の全貌が明らかになっていく注目の作品。

予告動画

バイオハザードⅢ3の主な出演者

アリス・アバーナシー&クローン・アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)、カルロス・オリヴェイラ(オデッド・フェール)、クレア・レッドフィールド(アリ・ラーター)、ロイド・J・ウェイン〔L.J.〕(マイク・エップス)、Kマート(スペンサー・ロック)、サミュエル・アイザックス〔サム〕(イアン・グレン)、アルバート・ウェスカー(ジェイソン・オマラ)、ホワイト・クイーン(マデリン・キャロル)、マイケル・ファーバー〔マイキー〕(クリストファー・イーガン)、ベティ・グリア(アシャンティ)、アレクサンダー・スレイター(マシュー・マースデン)、チェイス・マラヴォイ(リンデン・アシュビー)、オットー・ワレンスキー(ジョー・ハースリー)

バイオハザードⅢ3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アンブレラ社のバイオハザードから5年後、感染は世界中を襲い世界は砂漠化。アンブレラ社の上層部は地下で生活。アイザックス博士はアリスの血液がT-ウイルスを無力化できると気づくが、オリジナルアリスの発見には至らずクローンアリスで血清を作った。 ②アリスはクレアやカルロスたちと出会い、安全地帯とされるアラスカへ向かわせる。血清で変異したアイザックス博士と戦ったアリスは、自分のクローンを引き連れて東京へ乗り込む決意を固める。

【起】- バイオハザードⅢ3のあらすじ1

21世紀初頭のある日、アメリカ・ラクーンシティにある世界有数の大企業アンブレラ社の地下にある極秘研究施設、通称〝ハイブ〟でバイオハザード(生物災害)が起きました。
T-ウイルスという、細胞を活性化させるウイルスは死者を生き返らせる現象を起こします。動く死者のことをアンデッドと呼びます。T-ウイルスは所内にいた研究者全員に感染し、驚異的な感染力を振るいます。
アリスはアンブレラ社の特殊工作員で、緊急出口にあたる屋敷を守る者でした。アンデッドと戦いを繰り広げたアリスは、防護服を着たアンブレラ社に保護されます(映画『バイオハザード』参照)。
その後、アリスはアンブレラ社の研究施設で、人体実験をされていました。T-ウイルスを直接注射されても発症しないアリスは、驚異的な回復力と身体能力を得ました。
アンデッドはハイブから地上へ出て、ラクーンシティになだれ込みました。その結果、またたく間にラクーンシティに感染が広まります。
アンブレラ社はこの事実を隠蔽しようと、ラクーンシティに戦術核爆弾を落としました。
アリスは一部の者を連れ、ラクーンシティから逃げ出します。
研究施設でさらなる研究をされたアリスは、特殊能力に目覚めて施設から飛び出したのでした(映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』参照)…。

ラクーンシティの生き残りは、ジル、カルロス、L.J.、アンジェラでした。
彼らに迎えられてアリスは合流しましたが、その後、自分が人工衛星で監視されていることに気づきます。
そこでアリスはジルたちと別れ、別行動を取ることにしました。

ラクーンシティを消滅させることで感染は防げたと思っていましたが、アンブレラ社の見立ては甘いものでした。
ラクーンシティ壊滅後、数週間でT-ウイルスは全米に広がり、数か月で世界中に広まります。
人間だけでなく、湖や川や森まで消し去ってしまい、世界中が不毛の荒れ地になりました。ゆっくりと確実に、地球は死につつあります。
わずかに生き残った生存者は、旅を続けていました。大都市はタブーで、長居し続けるとアンデッドが出没します。
アンデッドは本能的な欲求「食欲」に突き動かされているので、生存者を襲うのです。
アンデッドに見つかると、最初は数人でもすぐに他のアンデッドが集まってきます。
ですから旅を続けることが、唯一のサバイバル(生存)方法でした。

…5年後。
アンブレラ社の科学者サミュエル・アイザックス博士は、アリスが残した血液をもとにして、大量のアリスのクローンを作っていました。
1人ずつ解凍し、人体実験を行ないます。
ところがどのアリスもオリジナルのアリスには及ばず、ハイブに繋がる屋敷のところで実験を行なっても、優秀なクローンはできませんでした。
ある者はレーザー光線で殺されたり、ある者はメインストリートから出てくる刃で息絶えたり、最終ステージまで到達しても銃弾に倒れたりします。
アイザックス博士はアリスのクローンが死ぬたびに、砂漠にある廃棄場に無造作にアリスのクローンの遺体を捨てさせました。周囲にはアリスの遺体の匂いにつられて、大勢のアンデッド集団が集まっています。

アンブレラ社の世界各地にいる上層部は、地下の施設で生活を余儀なくされていました。
潤沢な食料を備蓄していたので、地下の施設に避難していれば安全は確保されます。
東京、ロンドン、パリ、北米などの世界各地の上層部は、常に連絡を取り合って、状況を打破する方法を模索していました。東京にいるアルバート・ウェスカー博士が議長を務めています。

【承】- バイオハザードⅢ3のあらすじ2

その後の調査で、アンデッドには栄養の摂取が必要ないことが分かりました。つまり何も食べなくても数十年生きることができるのです。生存者を見つけたら噛みつくのは、ただ原初の欲求のみで行動しているからです。
アイザックス博士は、T-ウイルスが効かないアリスの血液を使えば、T-ウイルスを無力化するウイルスが作れると考えていました。
それだけではなく、アンデッドに一定の知性や記憶力が戻ることにより、手なずけられる…いわば「調教できる」と思っています。
アンデッドを人間に戻せなくても、荒れた地球を元の世界に戻す時の労働力に使えると考えたアイザックス博士は、これを『アンデッド調教計画』と呼んでいました。『アリス計画(アリスの未知の可能性、超能力を模索する計画)』とともに『アンデッド調教計画』も推し進めています。
但し完全なウイルスを作るためには、クローンのアリスの血液だけでは駄目でした。
いちおう一定の効果は得られており、クローンアリスの血液で作った血清を投与されたアンデッドは、人間の言うことに従うスーパーアンデッド(アンデッドより素早く動き、少し理性や知性を取り戻している)を作ることに成功しています。
研究を進めるためには、オリジナルのアリスの血液が必要だと考えたアイザックス博士は、アリスを探しています…。

オリジナルのアリスはその頃、バイクでソルトレークシティを走っていました。わずかに残る者の無線を聞きつけると、そこへ行くようにしています。
助けを求める声に砂漠の中の建物へ行くと、そこにはならず者の集団がいました。老女が率いるその集団は、助けに来た者を襲って、食料や武器を手に入れています。
アリスも捕まってT-ウイルスに感染した犬が集まる地下の小屋に落とされますが、ケーブルで犬をぐるぐる巻きにして天井の柱を崩落させ、ならず者の集団を返り討ちにしました。

超能力を使えば、瞬時にして撃退可能なのですが、それを使わないのは、人工衛星に居場所を察知されるのを恐れてでした。
監視されていると知ったアリスは、その後、人工衛星の軌道をダウンロードし、それに合わせて、それを避けるように移動しています。

さらに給油のためにガソリンスタンドに立ち寄ったアリスは、併設されている店に入りました。食料はろくにありません。
ふと手に取ったノートをめくると、「見つけた ここ 安全地帯」と書かれていました。アラスカには感染者がいない地帯があり、安全地帯なのだそうです。
アリスはそれを手にして、旅を続けます。

砂漠地帯を、数台の大小とりそろえた車団(コンボイ)が走行していました。それはクレア・レッドフィールドという若い女性が率いる、クレア車団の一団です。
生存者を助けて集まった一団は、最初は50人ほどいました。集団で協力し合って生きていましたが、それでもアンデッドの襲撃に遭遇して、この半年だけで半数を切っています。

【転】- バイオハザードⅢ3のあらすじ3

スクールバスやジープなどで移動するクレアの一団には、カルロスやL.J.の姿もありました。カルロスはクレアの右腕的な存在になっており(恋愛要素はない)、L.J.には元看護師の女性・ベティと恋人同士になっています。
野営する際には、車を1か所にかため、その周囲を炎のたいまつとロープで覆っていました。さらにカメラも設置し、アンデッドがやってくるとすぐに分かるようにしています。
こうして集団で生活していても、やはり時折アンデッドの集団に襲われました。ある時とうとう、L.J.はアンデッドとの戦闘で右胸を噛まれますが、それを隠します。

クレアの無線を聞いたアリスは、クレアの移動している場所を追っていました。
ある夜、眠ったアリスは夢で、ついサイコキネシス(念動力)を発動してしまいます。
アリスのクローンも反応し、アンブレラ社研究施設の人工知能ホワイト・クイーン(映画『バイオハザード』に出てくるレッド・クイーンの妹と呼ばれている)も察知しました。
ホワイト・クイーンのホログラムはアイザックス博士に、「プシー粒子の強い波を感じた」と報告します(注:プシー粒子という言葉はシリーズ中、ここでしか使われないので、覚えてなくても大丈夫です。何か専門的な用語の意味合いで使っているようですが)。
このサイコキネシスでバイクを持ちあげて壊してしまったので、翌日からアリスは徒歩での移動になりました。でもクレアたちの車団のすぐ近くまで接近しています。

起きたクレアらは、カラスの集団に囲まれていることに気づきました。アンデッドの死体を食べてT-ウイルスに感染した、アンデッド化したカラス・クロウです。黒目ではなく、白目に充血したような目になっているのが特徴です。
車団が無数のカラスに襲われて絶体絶命の危機に陥っている時、アリスが駆け付けました。
誤ってカルロスが放った火炎放射機からKマートという少女をバリアで救ったアリスは、その炎を操ってすべてのクロウを一掃します。
一度に強い力を使ったアリスは、そのまま気絶しました。
アイザックス博士はホワイト・クイーンから報告を受け、最後にアリスの消息を掴んだデトロイトの時よりも、アリスの能力が格段に躍進していると知り、なんとしても得たいと思います。

気絶から目覚めたアリスは、助けてもらったお礼にとKマートからブレスレットを貰いました。Kマートというのはあだ名で、Kマートで保護されたことからつけられています。
アリスは本名を聞きますが「あまり好きじゃなかったから」と、Kマートは今のあだ名に満足しているようでした。
アリスはクレアに、ノートの情報を示します。クレアは多数決を採り、アラスカ行きを決めました。
アラスカへ行くまでには、途中給油せねばなりません。ところが途中のガソリンスタンドはほぼ全滅でした。アリスも情報を寄せます。
一同はアンデッドの危険をあえて冒して、大都市のラスベガス経由でガソリンと食料を補給して北上することにしました。ラスベガスへ向かいます。

【結】- バイオハザードⅢ3のあらすじ4

ラスベガスは砂漠の荒野と化していました。ガソリンスタンドを見つけた一団は、給油を開始します。
一角に不自然なコンテナがありました。その中からスーパーアンデッドの集団が出てきてクレアやアリスたちを襲い始めます。黒幕はもちろん、アリスを得たいアイザックス博士です。
アイザックス博士は前回の実験の際、アリスの脳内にマイクロチップを埋め込んでいました。「アリス停止ボタン」を押すと、アリスは動きを停止します。
強力な即戦力のアリスがいないので、クレアたちは苦戦しました。カルロスは発症したL.J.に噛まれて傷を負います。
アリスは脳のマイクロチップを焼き切り、アイザックス博士の居場所を探しました。
博士はヘリで最寄りの屋上に待機しています。しかしアリスが動いているのを見て驚き、ヘリで逃げようとしました。その際、アンデッドに腕を噛まれます。
アリスは立ち去るヘリを撃とうとしましたが、やめました。ヘリをアラスカ行きの足に利用しようと考えたからです。
ヘリのそばに張っていたテントに残されたパソコンで、アリスはヘリの行き先を探しました。研究施設の場所を知ります。
研究施設に戻ったアイザックス博士は発症を恐れ、現段階で試作品の抗ウイルスを投薬しました。それを見た委員会の部長がアイザックス博士を殺そうとしますが、直後から驚異的な回復能力を持つタイラントに変化し、アイザックス博士は部長を殺します。
追跡したアリスたちは施設の中に入ろうとしますが、施設の外には大量のアンデッド集団が取り囲んでいました。
L.J.に噛まれて感染したカルロスがタンクローラーで突っ込み、ダイナマイトで爆発して道を作り(ここでカルロス死亡)、アリスやクレアたちを行かせます。
クレアたちはヘリを手に入れました。アリスはクレアに、自分は残ると言います。
ヘリを見送ったアリスは、施設の外に自分のクローンの遺体が累々と積み重なっているのを見ました。
施設のエレベータを降り、アイザックス博士と対決しようと思います。
施設内は血まみれでした。変身したタイラント(アイザックス博士)が暴れて、研究員を全滅させています。
ホワイト・クイーンのホログラムが、アリスに助言しました。「アリスの血とT-ウイルスの合成で世界が救える(注:以後のシリーズでは、そうとも限らない展開になるので、覚えておかなくてもいいと思う)」と言ったホワイト・クイーンは、博士がタイラントに変身したことも告げます。
アリスはタイラントと戦いますが、回復力が桁外れに高いタイラントに苦戦しました。自滅覚悟でレーザー光線が走る通路にタイラントをおびき寄せ、格子状のレーザー光線でタイラントを倒します。
格子状のレーザー光線はアリスも切断するはずでしたが、それを手前で停止させたのは、実験中のアリスのクローンでした…。

その頃。
日本・東京では北米エリアから17時間交信が途絶えていることを受け、北米は全滅したものとみなし、東京を本部に切り替えます。
ところがそこへ、連絡が入りました。連絡はアリスとアリスクローンからで「私と仲間がこれから(東京へ)行く」と委員会に告げます。
アリスの背後には、大量のアリスクローンが解凍を待っていました…(映画『バイオハザードⅣ アフターライフ』へ続く)。

みんなの感想

ライターの感想

プシー粒子ってなんですか!? …いよいよ迷走を始めた作品(笑)。
「特殊工作員なので少し強い1」「T-ウイルス投与により、かなり強い2」に較べ、今作品では2のラストの、アイザックス博士の研究により、とうとう超能力まで開花しちゃったアリスが登場。
クロウを焼き払うシーンはすごくインパクトある。前作品の「わざわざガラス割って教会へバイクで乗り込んでくる」「その必要性はないのに壁を垂直に走って兵士を倒す」ヤンチャっぷりが今作品でも健在。
そういった娯楽要素があるので、重箱の隅をつつくような真似はしたくないんだが…もう、ほんと、T-ウイルスってなんなの? あれ、抗ウイルスってあったんじゃなかったっけ?
…もう正直、細かなことを考えると頭がぐちゃぐちゃになります。むしろ、忘れてったほうが賢明です。
なにせ「ザ・ファイナル(6)」では、今までの設定すべてが「なかったこと」にされるので…。
とにかく、娯楽的な意味合いでは面白い『バイオハザード』シリーズ。今作品でもゾンビ犬は健在!

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