「ホールドアップダウン」のネタバレあらすじ結末

アクション映画

ホールドアップダウンの紹介:V6デビュー10周年にあたる1995年に製作されたSABU監督によるメンバー総出演の作品。クリスマスイブに青年二人が信用金庫に強盗に入るのをきっかけに、様々な人間が騒動に巻き込まれていく。古田新太、森本レオ、伊武雅刀ら豪華出演陣が脇役として出演し、それぞれ印象的なキャラクターを演じている。

ホールドアップダウンの主な出演者

木場正巳(坂本昌行)、星野勇介(長野博)、木俣兆次(井ノ原快彦)、佐川豊(三宅健)、平松勝(森田剛)、沢村光一(岡田准一)

ホールドアップダウンのネタバレあらすじ

【起】- ホールドアップダウンのあらすじ1

クリスマスイブの東京、木俣と佐川の二人の若者は山手信用金庫への強盗を計画していました。車中でサンタクロースの仮装に着替えた二人は、拳銃を片手に現金を強奪することに成功します。その最中、木俣は店にいた一人の美しい女性に一目ぼれしてしまいます。二人は逃亡しようとしますが、乗ってきた車は駐車違反のためにレッカー移動されていました。二人は仮装姿のまま地下鉄の駅に向かい、構内にいたヒッピー風の歌手・沢村から小銭を奪いロッカーに現金を隠しますが、突然沢村が奇声を上げて二人を追いかけてきました。二人は逃げ切ったものの、途中でロッカーの鍵を落とし、沢村に奪われてしまいます。

報道で二人が銀行強盗犯と知った沢村は二人を追おうとしますが、その矢先に車にひかれ、さらに悪いことに、その拍子に沢村は鍵を飲み込んでしまいます。沢村をひいたのは、刑事の木場と星野が乗る車で、運転していた星野は動揺していました。そこに木場がある言葉をささやきます。遺体の処分に協力するから、大金をよこせ。6人の子どもを持つ星野は、木場の求めに応じるしかありませんでした。しかし、運転を始めると星野はスピード狂に変貌。そのうえ、死んだかと思われていた沢村が意識を取り戻したことに動転し、星野は車と衝突してしまいます。ところが、衝突した車に乗っていたのは、連続通り魔のバットマンでした。沢村の姿は消えていましたが、二人は特に探すこともせず、バットマンを署に連行していくのでした。

【承】- ホールドアップダウンのあらすじ2

舞台はとある川辺の橋に移ります。そこには、聖母マリアの受胎告知を描いたデコトラが止まっていました。その前で、運転手でクリスチャンの平松が犯した罪に懺悔をしていると、気絶した沢村が川を漂流してきました。長髪にひげ、質素な服装を見た平松は、沢村をキリストと確信。急いで沢村を病院に連れていく平松でしたが、誤って沢村をトラックの冷凍室に入れ沢村を凍りつかせてしまいます。平松は自主するために警察署へとデコトラを走らせるのでした。

一方、木場たちが署に戻ると、サンタクロースの恰好をした男たちが銀行強盗の容疑者として連行されていました。その中には木俣と佐川の姿もありましたが、二人の尋問を担当するのは木俣が信用金庫で一目惚れした女性でした。凛子という名のその婦警は、尋問そっちのけで木俣と電車の話題で大盛り上がり。しかし、そこに木場と星野が現れます。木場は現場の証拠から木俣たちを犯人と確信していました。木場は木俣たちをわざと逃がし泳がせ捜査をしようと考えていましたが、それを実行に移す前に凛子が木俣たちを連れて逃亡を図ってしまいます。

ちょうどそのとき平松が警察署に到着しますが、デコトラは沢村を乗せたまま木俣たちに奪われることに。平松は神を救うべくパトカーで追跡を開始。木場たちもすぐに追おうとしますが、間が悪くバットマンが脱走していました。木場は愛用の拳銃で応戦しようとしますが、誤動作で銃弾は警察署長の頭に命中してしまいます。急いで木場はその場から逃げ、星野の運転で木俣たちを追い始めるのでした。

【転】- ホールドアップダウンのあらすじ3

追跡の最中、平松は通りすがりの女性にひったくり犯を捕まえてほしいとお願いされ、ひったくり犯に追突を行います。ひったくり犯は前方を走るデコトラに衝突、緊急停止した木俣たちは木場たちに捕まってしまいます。そして、急ブレーキのはずみでトラックからは沢村が飛び出し、平松の前に再度降臨。平松は凍りついた神を溶かそうとホテル銀遊楼別館の温泉へと爆走します。

一方、木俣たちからロッカーの鍵を沢村が持っていることを聞いた木場たちは、凛子を連れて平松の追跡を開始。木場は木俣たちをデコトラとつないだまま野原に放置していきますが、佐川の機転で手錠を外すことに成功し、木俣たちもまたホテル銀遊楼へと向かうのでした。

ホテル銀遊楼別館に着いた平松は沢村を背負い中に入りますが、なぜか多くの人々でにぎわう宴会場に案内されます。間もなく平松は館内の殺気じみた雰囲気に気づきました。ホテル銀遊楼別館はすでに廃業し、亡霊の館と化していたのです。そこに、木場・星野・凛子、そして木俣・佐川も集結しますが、全員館内の異様な空気に飲み込まれ狂い始めてしまうのでした。

【結】- ホールドアップダウンのあらすじ4

凛子の合図で、木場、星野、木俣、佐川、平松の五人は殴り合いを開始。やがて、それは凶器を手にした殺し合いへと発展します。長い格闘の末、五人は全員気絶。いち早く意識を取り戻した平松が館内の亡霊のために聖書の言葉を読み上げると、亡霊は納得したような表情で姿を消して行きました。そして、平松は凍りついた沢村が月明りに照らされていることに気づきました。平松は再び沢村を背負い、ホテルの展望台へと向かいます。夜明けを告げる教会の鐘の音が鳴り響く中、平松は力尽きてしまい、沢村を展望台から落としてしまいます。沢村はバスの上に落下しますが、そのバスは館内の亡霊を天国へと運ぶためのものでした。

凍結が解け、沢村が意識を取り戻すと、そこは教会の前。キリスト像を前にして、同じポーズを取って遊んでいると、突然の腹痛が沢村を襲います。用を達した沢村の手の中には、あのロッカーの鍵が。沢村は一目を気にしながら静かにロッカーを開錠するのでした。

その後の六人の行く末は様々でした。木場はバットマンに追いかけられ、星野は子どもたちと楽しくピクニック。木俣と凛子はブライダルトレインで挙式、その傍らには二人を温かく見守る佐川の姿が。平松はひったくりの被害者女性と再会、新たな人生を歩もうとしていました。そして、沢村は相変わらず地下鉄の駅にいました。大金が入ったバッグにゆったりと腰かけ、沢村は気持ち良さげに道行く人に歌を披露していました。

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みんなの感想

ライターの感想

ジャニーズのV6が主役ということでアットホームな雰囲気の作品を予想していましたが、意外にバイオレンス要素の強い作品でした。といっても、血生臭さのあるようなものではなく、スタイリッシュなアクションシーンが多く、エンターテインメントとして楽しむことができました。ただ、メンバーの中で最も映画出演の多い岡田准一が本作ではほとんど動きやセリフがないことに驚かされます。岡田准一の役どころといい、脇役の俳優といい、ある種の贅沢さが感じられる作品でした。

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