「リアル鬼ごっこ2」のネタバレあらすじ結末

リアル鬼ごっこ2の紹介:2010年公開の日本映画。山田悠介・原作『リアル鬼ごっこ』を元に作った映画『リアル鬼ごっこ』の続編ならびに完結編にあたる。2012年に新シリーズとして『リアル鬼ごっこ3』が作られた(全三部作)。

予告動画

リアル鬼ごっこ2の主な出演者

佐藤翼(石田卓也)、佐藤愛(吉永淳)、佐藤洋(三浦翔平)、佐藤明(蕨野友也)、佐藤美沙(渡辺奈緒子)、鈴木新太郎〔将軍〕(永島敏行)、佐藤勝(内野謙太)、佐藤篤(草野イニ)、佐藤貴章(山崎将平)、高橋憲吾(滝藤賢一)、田中修二(中村育二)、佐藤益美(霧島れいか)

リアル鬼ごっこ2のネタバレあらすじ

【起】- リアル鬼ごっこ2のあらすじ1

現実世界から王制日本のパラレルワールドにワープし〝リアル鬼ごっこ〟を完遂した翼は、新たに別のパラレルワールドに飛びました(『リアル鬼ごっこ』参照)…。
半年後、翼はずっと別のパラレルワールドに滞在し、レジスタンスと共に戦っていました。
このパラレルワールドでは鈴木という苗字の「将軍」と呼ばれる支配者が君臨しています。将軍は鈴木という苗字が2位なのが許せません。
「最も多い苗字1位の佐藤」は将軍の命令で捕まり、奴隷になっていました。しかし捕縛しそこねた佐藤姓が少数おり、彼らがレジスタント(解放軍)として活動しています。
事態が膠着状態に陥ったため、将軍が〝リアル鬼ごっこ〟というゲームを解放軍に持ちかけました。
今から1週間後の夜明けまで、抵抗軍は将軍が派遣する〝鬼〟と鬼ごっこをします。捕まったら即死刑です。
1週間後の日の出までに誰か逃げ切った者がいれば、捕まって奴隷になっている佐藤姓の人間全員を解放すると、将軍は宣言しました。
こうして〝リアル鬼ごっこ〟がパラレルワールドで開かれます。
将軍が派遣する〝鬼〟は、人間と獣を掛け合わせた生物兵器です。知覚を強化させるエンハンサと呼ばれる黒いガスマスクを着用し、全身黒ずくめで右腕がスタンガンアームになっています。
スタンガンアームは右手の指が全部スタンガンになっていて、捕まれば即、感電死です。但しフル充電していないと効力はありません。〝鬼〟は捕縛する直前にチャージして感電死させます。
パラレルワールドでは、翼の妹・愛が解放軍のリーダーで、翼の友人・洋もいました。
半年の滞在で解放軍とすっかり同化した翼は、〝鬼〟との戦いに明け暮れていました。翼は俊足で、しかも逃げることにかけては天才的な能力を持っています。
生物兵器なので煽る者を反射的に追ってしまう〝鬼〟を引きつけ、逃げるのは翼の役目でした。
現実世界の愛は、出生時から心を閉ざして第一中央病院に入院していました。実は特殊能力を持つ超能力者で、パラレルワールドにいる自分と交信をし、翼を飛ばすことができます。これは母・益美からの遺伝でした。 この映画を無料で観る

【承】- リアル鬼ごっこ2のあらすじ2

愛の担当の看護師は美沙で、パラレルワールドでは翼とほのかに思いを交わす女性です。またチンピラの上司に刺されたものの命を取り留めた洋も、同じ病院に入院しており、退院する日でした。
愛は別の施設に移送される日に、田中院長と男性看護師・佐藤勝を振り切って逃げ出します。
同じ時、パラレルワールドではリアル鬼ごっこ5日目でした。現実世界の愛の頭痛が原因で能力が暴走し、逃走中に翼は突然パラレルスリップして、現実世界に引き戻されます。
突如として現実世界に引き戻された翼と共に、なんと〝鬼〟も3匹パラレルスリップしていました。〝鬼〟は翼を追い続けます。
逃げる愛をかばった洋は、そこで翼と会いました。翼は〝鬼〟の説明をしますが、洋にとっては意味不明です。
〝鬼〟は現実世界でも佐藤苗字の人間を殺していきます。看護師・勝が首根っこを捕まえられ、感電死しました。それを見た洋は翼と愛と共に逃げます。
3匹の鬼に追われながら、3人は街中をひたすら逃げ回りました。
看護師・勝の遺体を実況見分した刑事たちは、逃げた翼と洋が犯人だと思います。そのため、翼たちは警察からも追われました。
現実世界の美沙の姿を見かけた翼は拉致し、マンションの部屋に案内させます。美沙は見知らぬ翼が自分を知っていることに驚きました。
翼は部屋で、洋と美沙にパラレルワールドの説明をしますが、信じてもらえません。美沙は隙を見て通報し、部屋に刑事がやって来ました。
刑事の中に解放軍仲間の佐藤明刑事もいます。翼はとにかく危ないのだと力説しました。
愛の頭痛が始まり、翼と洋、美沙、刑事3人はパラレルワールドの映像を見ます。しかし警部・鈴木新太郎は「集団幻覚だ」と言いました。
連行される一同の車を、〝鬼〟が襲撃します。洋は愛を連れて逃げ、それを翼も追いました。
残った美沙は、翼が説明したパラレルワールドの話を刑事にします。刑事のひとりが、この数日、事故、自殺、心臓麻痺で死んでいるのはすべて佐藤姓だと気づきました。刑事の明は戸惑いながらも、翼らを探します。
逃亡した翼は、鬼の1匹をひきつけて列車に轢死させます。残りは2匹です。

【転】- リアル鬼ごっこ2のあらすじ3

明は美沙をマンションまで送り届けたところを翼に捕まり、手錠をかけられました。翼は手錠の鍵を渡しながら、明の無事を祈ります。警察無線で洋と妹・愛がいる場所を知った翼は、美沙を連れて急ぎました。
美沙は翼になぜ自分を連行するのか訊き、翼は「向こうの美沙を守るって約束したから」と答えます。美沙はまんざらでもない顔をして、ついていくことに決めました。
翼と美沙は、洋と愛と合流して工場に逃げます。〝鬼〟を元の世界に戻したいと翼は妹・愛に訴えますが、その最中に〝鬼〟が乱入しました。
翼と洋は階段で挟みうちになり、翼が階段の下にいる〝鬼〟を蹴ると、〝鬼〟は水の入ったドラム缶に落ちて感電死しました。残りは1匹です。
残り1匹の鬼は、妹・愛を捕まえると車で逃走しました。なぜその場で愛を殺さなかったのか、翼は疑問に思います。
連行される愛が翼に「パラレルスリップする能力を使用できるのは、あと1回だけ」とテレパシーを送り「運命を変えられるのはお兄ちゃん(翼)だけ」と告げました。
愛は旧施設に連れていかれる予定だったと看護師の美沙が言い、翼、洋、美沙は第一中央病院の旧施設に行きます。
〝鬼〟に愛を連れてこさせた黒幕は、鈴木警部でした。
もともと鈴木警部は将軍のパラレルワールドの住民で研究者でしたが、翼らの母・益美の事情聴取をしている時に、現実世界とパラレルワールドの鈴木新太郎が入れ替わってしまいます。益美は愛の出産直後で、精神が不安定だったのです。
現在、現実世界にいる鈴木はパラレルワールドでは将軍で、〝鬼〟は鈴木が研究開発した生物兵器です。〝鬼〟と将軍は脳波が連動しているので、現実世界の鈴木とも連動していて、〝鬼〟は鈴木警部の言うことをききます。
益美によって飛ばされた元将軍・鈴木警部は、もう1人の自分がパラレルワールドでのうのうと暮らしているのが許せず、元の世界に戻りたいと思っていました。そのため、愛の力を利用したいと考えます。
翼は、母・益美が鈴木警部の拷問によって埠頭まで追われて自殺したことを知り、怒りました。 この映画を無料で観る

【結】- リアル鬼ごっこ2のあらすじ4

明刑事は機動捜査隊の応援を呼び、洋と翼は鬼を引きつけ、ガス管を壊してスタンガンアームで爆発させようとします。明刑事が鬼を引き止めて犠牲となりながら、最後の鬼を倒しました。
パラレルワールドでは、解放軍たちは愛の父が昔作ったシェルター施設に逃げ込みます。最後の瞬間に明が犠牲となりますが、洋が「鬼が消えた」と言いました。
愛の最後のタイムスリップ能力は、パラレルワールドの20匹の鬼を現実世界にワープさせる形で使われてしまいました。現実世界に20匹の鬼が湧き、翼と洋は動揺します。
美沙が腹部を損傷して倒れ、翼は嘆きました。
鈴木警部は愛を拉致し、母・益美が死んだ埠頭に行きました。翼が大量の鬼を引き連れながら鈴木警部を追い、愛に合図して、鈴木警部にタックルしながら海に落ちます。
翼はワープ能力に目覚め、鈴木警部つきでパラレルワールドに飛びます。鬼たちは全員海に落ち、感電死しました。愛は洋が助けます。
翼と鈴木警部が飛んだ先は、将軍のいる場所でした。鈴木警部は、元々は俺が支配者だったのだから交代しろともう1人の自分に言います。
もう1人の将軍は翼さえ殺せばもうパラレルスリップが起きないと思って発砲し、その弾は鈴木警部に当たりました。鈴木警部が死に、同一人物の将軍も死にます。
〝鬼〟は将軍の脳波と連動して動いていたので、将軍の死によって全員の〝鬼〟も倒れました。佐藤姓の奴隷は解放され、喜びます。
現実世界では、愛を助けた洋が翼の無事を確認していました。愛は初めて笑い、うなずきました。
パラレルワールドの洋と愛に別れを告げた翼はスリップします。着いた先は一面の枯れすすきの草むらでした。
驚く翼の前に愛と洋が現れ、敵とチャンバラをします。
そこは封建制度が続くサムライの国・日本でした。喧嘩、決闘、斬り捨て御免がまかり通る国で、やりたい放題の侍階級がのさばる社会です。愛と洋は「自警団」でした。
あっけに取られる翼に、愛は「パラレルワールドは無限にあるからね」と答えます。
美沙の生存を確認した翼は覚悟を決め、ここでもがんばろうと皆と共に走り始めました。彼方には、巨大な船と飛行船があります。

みんなの感想

ライターの感想

山田悠介・原作の『リアル鬼ごっこ2』は、前作『リアル鬼ごっこ』の続編です。前作のラストでレジスタンスと合流した翼は、そのまま留まって活動していました。
今回、愛の能力が消えて(厳密にはスリップさせる能力のみ消失、別の世界の自分との意思疎通は可能)、代わりに翼がパラレルスリップ能力に覚醒する…面白いですよ、この設定!
これだったら、いくらでも作れそうですよね、パラレルワールド。そういう予感を感じさせるように、スリップした先が封建制度の残る日本だという…。
実際のところは『リアル鬼ごっこ』のシリーズ、3~5は佐藤姓から設定を変更し「処刑されるのはB型」となりました。しかも3~5が連動しています。
このシリーズは5ですべてのからくりが明らかになるので、どうせ見るなら5まで一気に見てほしいところです。
『リアル鬼ごっこ2』は、前作に較べて若干コメディタッチで描かれています。
逃走シーンも1では街中が中心だったのに対し、退屈させないための配慮か、今回はよそんちの民家に入りこんだりします。
無邪気に遊ぶ子どもたちの横を、ぼうっとテレビ見るおばあちゃんの横を、ラーメン食べるお父さんの横を、翼と〝鬼〟が追いかけっこします。
このシリーズすべてに通じますが、疾走する姿がとにかく美しい。常に全力疾走…って、それ持続せんだろ。車とほぼ同じ速さで走るって、翼、オリンピックに出場できるぞ。
さらに美沙が実は生きてました…というのがワープした先で判明するという展開は、1で「洋が実は生きてました」バージョンとまるで同じ。この手2度も使うか!? 思わず突っ込みました。
とはいうものの、主人公たちが必死で走る姿は美しいです。設定はホラーの筈なのに。

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