「レッドステイト」のネタバレあらすじ結末

レッド・ステイトの紹介:2011年公開のアメリカ映画。性の乱れた学生が処刑にかけられ、狂言的な信者と捜査官とが戦う様を描いている。2011年シッチェス映画祭グランプリ作品。監督・脚本はケヴィン・スミスが務め、出演はケリー・ビシェ、ジョン・グッドマン、メリッサ・レオなど。

予告動画

レッドステイトの主な出演者

トラヴィス(マイケル・アンガラノ)、シャイアン(ケリー・ビシェ)、ビリー・レイ(ニコラス・ブラウン)、ジャロッド(カイル・ガルナー)、ジョセフ・キーナン(ジョン・グッドマン)、サラ(メリッサ・レオ)、アビン・クーパー(マイケル・パークス)、ブルックス捜査官(ケヴィン・ポラック)、ワイナン保安官(スティーヴン・ルート)、ハモンド捜査官(パトリック・フィッシュラー)

レッドステイトのネタバレあらすじ

【起】- レッドステイトのあらすじ1

高校生のトラヴィスは、母に車で学校に送ってもらいます。途中、ファイブポインツの教会の信者たちが、同性罪についてデモを行っていました。
遅刻してきた理由を教師から求められ、トラヴィスは信者たちのデモを理由にします。つまりアビン・クーパーのせいで遅れたのねと教師は納得します。
アビン・クーパーは教会で狂った思想を喚き散らしていて、葬式が行われるとプラカードを持った信者と現れます。今朝のデモは、ジェイコブ・ハーロンの葬式が理由で現れました。
この州はアビン・クーパーのせいで笑いものにされていて、超保守主義者からも嫌われています。銃の所有許可に興味だけは持って欲しくないと教師は語ります。
トラヴィスの友人、ジャロッドはインターネットで、エロい38歳の女性と知り合いました。友人のトラヴィスとビリーを誘って会いに行こうとします。彼女は4人でエッチなことをしたいと思っているのです。
トラヴィスは信用できずに中止を求めますが、ヘタレと言われてしまいます。母の車を借りて、3人の高校生は彼女がいるクーパーズ・デルに向かいます。
どうやって4人でエッチするか車内で話してると、脇に止めていた車に気づかずに接触します。一応車内に誰かいないか確認すると、2人の男性が出てきて驚きます。
3人は逃げ出して、クーパーズ・デルへ向かいます。トラヴィスは車のことを心配しますが、他の2人はエッチのほうが重要です。
目的地に到着して、トレーラーから女性(サラ)が出てきます。サラはビールを飲むことを勧めてきて、いよいよそっちで服を脱いでと言ってきます。ビールに入った薬で、3人は体の自由が効かなくなります。
檻の中に入れられたジャロッドは、ここから出してくれと叫び続けます。連れてこられたのは、アビン・クーパーと信者のいる教会です。
教会では、アビン・クーパーが教会の生い立ちや神について語り始めています。悪魔の議題となり、この世界の悪魔は同性愛者だと言います。
テレビや街角のポスターなど、同性愛者に関する事象が蔓延っていると指摘します。ここからは大人の時間となり、サラの娘のシャイアンに子供たちを連れ出すように指示します。
さて、アビン・クーパーは人類滅亡の一因ともなっている男を紹介します。カバーを外すと、拘束されている同性愛者の男性が柱に括り付けられています。
彼は悪魔の遊び場とも言われるインターネットを使って、同性愛者のチャットルームに参加した男です。同性愛者は虫けらと同じで、人間ではないのだとアビン・クーパーは説きます。
人生の歩みを止め、病気の元でもある同性愛者は神を否定するものです。神による天罰が授けられるのだとアビン・クーパーが言った後、信者たちが彼の顔をラップで覆います。
聖書から取り出した銃で、頭上から彼の頭を撃ち抜きます。そのまま床下のドアを開けて落とします。床下にはトラヴィスとビリーが拘束されていました。

【承】- レッドステイトのあらすじ2

次はジャロッドの番となり、柱に拘束されます。アビン・クーパーは多数でまぐわうことは罪深く、ソドムとゴモラが滅ぼされたきっかけでもあると言います。
トラヴィスたちの車がぶつかったのは、ワイナン保安官の車でした。事務所に戻ってきて、保安官補佐のピートに事故ってきた相手の車を探して欲しいと頼みます。
ピートは教会に停めてある一台の車に目が行きます。それはトラヴィスの車で、中に入って確認をしようとします。
監視カメラで気づいたアビン・クーパーは、用件を聞きに出向きます。車のことを聞かれて、孫娘の車だと嘘をついて乗り切ります。
その頃、トラヴィスは床下に落ちてきた死体の骨が飛び出ていることに気づきます。これを使えば縛られているラップを外すことができると考えます。
ビリーと協力して解きますが、トラヴィスのラップは頑丈で取れません。トラヴィスを置いてビリーは逃げ出します。
信者のカリブが気付いて調べに来ます。どのドアも閉まっていて、出口の見当たらないビリーは一室に閉じこもります。中にあった大量の銃の一つを持って迎え撃ちます。
頭を撃ちれたビリーはカリブと相打ちになります。その発砲音を聞いて、ピートは保安官に無線連絡をします。応援を要請していると、信者が一人でてきて、ショットガンでピートを撃ち抜きます。
保安官は何事だと繰り返し連絡すると、アビン・クーパーが無線に出ます。彼の同性愛者としての証拠を全て持っているアビン・クーパーは、妻に知られたく無ければ口を閉じておくようにと脅します。
妻の写真を見ながら、銃を手に持った保安官はATF(酒・タバコ・火器取締局)の書類が目に止まります。保安官が主張し、キーナン捜査官に連絡が来ます。
キーナンは信者たちが銃を大量に買い付け、改良をしてる情報を手に入れていました。しかし、潜入捜査は失敗に終わっています。信者は身内で固められており、潜入するのは困難なのです。
過去の事件からも突入することに難色を示しますが、人質がいることや保安官の主張から、捜査官を向かわせることにキーナンは同意します。
夫のカリブがビリーによって殺され、泣き続けるサラをアビン・クーパーが神の元に行ったのだと静めます。
トラヴィスはビリーの死体に紛れて、死んだふりをしていました。銃を一丁持ち、出口がないか探します。ドアがどこも閉まっていて、礼拝堂へとやってくると、カリブの葬儀が執り行われていました。
ジャロッドが柱に括り付けられていることから、トラヴィスは銃で狙うのを止めます。
そして果敢にも礼拝堂を通り抜け、二階へと駆け上がります。追ってくる信者をフェイントにかけ、ドアから脱出を図ります。猛ダッシュで走り抜けようとするトラヴィスでしたが、発砲音と共に噴水に倒れます。

【転】- レッドステイトのあらすじ3

部隊を編成してきたATFのキーナン捜査官は、誰が撃ったとブチ切れます。武装していたことから、保安官自身が発砲したと認めます。ふざけるなと怒ったキーナンは、彼を車の中に戻して銃も取り上げます。
とりあえずメガホンで銃刀法違反などで警告しますが、アビン・クーパーや信者たちは出てきませんでした。しばらく様子を見ようとのんびりしてると、アビン・クーパーが狙撃してきて、キーナンの横にいた特別捜査官補は死亡します。
そこから銃撃戦となり、捜査官たちは撃たれていきます。キーナンも足を負傷し、本部に応援をよこすように連絡します。しかし、上は再検討するなどと言ってきます。キーナンは捜査令状を何でもいいからよこしてくれないと、踏み込めなくて全滅してしまうと危機を伝えます。
キーナンに本部から連絡がきます。彼らをテロリストとでっち上げて、教会にいる全員を殺すようにと指示がきます。部下は拒絶しますが、キーナンは生活もあることから指示に従います。
シャイアンが飛び出してきて、子供たちを救いたいからと一人の捜査官に助けを求めます。その捜査官がキーナンに連絡すると射殺するように命令されます。
非武装の女性を殺すことが出来ない捜査官は、銃を渡して子供たちを助けるんだと伝えます。気づいたサラがやってきて、捜査官を撃ち殺します。
サラはシャイアンを言い聞かし、アビン・クーパーと窓から銃を撃ちまくります。シャイアンはジャロッドを助け出し、部屋に連れて行きます。捜査官の無線を聞いていた彼女は、このままでは皆殺しになることから、子供たちを助けるためにジャロッドに協力を求めます。
銃で脅されているジャロッドは、友人を殺されたことから知るかと怒ります。するとサラがやってきて、ジャロッドに暴力をふるってきます。シャイアンはサラの腹を撃って殺し、泣き崩れます。子供たちに屋根裏に隠れているように伝えます。
キーナンは部隊に突入するように命じ、次々と車でバリケードに突撃していきます。突入最中に、屋根に移動した信者たちに一人の捜査官が殺されます。気づいたキーナンが捜査官の銃を拾って、屋根の2人の信者を撃ち殺します。
シャイアンとジャロットは、キーナンに事情を説明しに行きます。しかしキーナンの部下は、指示通り2人を射殺します。車に乗っていた保安官は、信者の銃撃で死亡します。

【結】- レッドステイトのあらすじ4

教会周辺に耳を抑えなければならないほどの奇妙な音が聞こえ始めます。アビン・クーパーと信者たちは、何とめでたい日だと言って、武器を捨てて外へと出ていきます。
キーナンや捜査官たちが銃を構える中、この音はなんだとアビン・クーパーに問いかけます。これは人類の3分の1を破滅させる4人の使徒が解き放たれた合図であり、災いの時を告げるラッパの音だと言ってきます。
あまりにアビン・クーパーが近寄ってきたので、キーナンは頭突きをして生き残った全員を逮捕します。事件の報告を上司にするキーナンは、指示と違う方法をとったことに言い訳をしませんでした。
すると署長を解任され、本部に異動となり昇進を果たします。キーナンが彼らを殺すつもりなのかと聞くと、裁判にはかけずに、全員を監視下に置くことにすると上司は言います。監視カメラや盗聴器で常に監視続けるのです。
結局、ラッパの音の正体は、音大の生徒が錆びついた古いサイレンを鳴らしていたことでした。生徒が肥やしを燃やし、教会に漂わせたことから、アビン・クーパーは信者たちに指示して生徒に嫌がらせをしました。
生徒たちは一度も通報をしませんでしたが、ヨハネの黙示録にある音を出せば驚いて面白いんじゃないかと試したそうです。生徒が肥やしを燃やしたのは、大麻を処分するためでした。結局の所、生徒のおかげで多くの命が救われました。キーナンの上司は生徒の減刑を考えます。
なぜ皆殺しを拒んだかを、祖母の飼ってた犬を例にキーナンは説明します。2匹の犬は仲良く育ちましたが、ある日豪勢な食事にありつけると思います。
キーナンが大きな七面鳥の塊を投げると、2匹の犬は瀕死の重傷を追うまで傷つけあって奪い合いました。人間は自由と権利を持ちすぎると暴走してしまいます。何も考えずにいても暴走しますけど、と語ります。
刑務所に入ったアビン・クーパーが、神について独り言を喋り続けます。隣の独房からうるさいと文句が飛びます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は、教会側と捜査官との激しい銃撃戦です。シャイアンを助けようとする捜査官や、特別捜査官補などいきなり殺される場面は残酷で怖くなります。また、様々な銃が登場する映画です。銃撃音や銃の振動で体が揺れる場面などが、迫力に拍車をかけています。その壮絶な場面の数々は戦争映画顔負けとなっています。
恐ろしいのは銃撃戦だけではありません。アビン・クーパーの掲げる神について論じる場面では、その狂った思想を全く動じずに話して行きます。そして淡々と人を殺していく様子が恐ろしくて仕方ないです。
全体を通して、恐怖と残酷なホラー要素が多めな作品です。所々にユーモアがあって和らげていて見やすかったです。

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