「大脱出」のネタバレあらすじ結末

アクション映画

大脱出の紹介:2013年制作のアメリカ映画。シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツネッガーによる初のW主演作品。脱獄不可能と呼ばれる刑務所に囚われた2人の男が、脱獄に挑む。

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予告動画

大脱出の主な出演者

レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)、エミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)、ホブス所長(ジェームズ・カヴィーゼル)、ジャベド(ファラン・タヒール)、アビゲイル(エイミー・ライアン)、カイリー医師(サム・ニール)、ジェシカ(ケイトリオーナ・バルフ)

大脱出のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①民間の警備会社に勤めるブレスリンは脱獄のプロ。刑務所から脱走することでその刑務所の弱点を探っていた。ある時ブレスリンはCIAのジェシカから頼まれて向かった刑務所は「墓場」と呼ばれる脱獄不可能な刑務所だった。 ②ロットマイヤーと協力したブレスリンは一度脱出するが、刑務所が海の上のタンカーだと知る。計画を練り直してロットマイヤーと脱出したブレスリンは、ロットマイヤーが義賊で、ジェシカが娘だと知る。ブレスリンを罠にはめたのは上司のクラーク。

【起】- 大脱出のあらすじ1

アメリカのとある刑務所。
燃やして作った灰で壁に絵を描いた男は、「明日ジャックスが襲ってくる」という情報を得ました。
男はジャックスと喧嘩をし、懲罰房に入れられます。
それこそが男の狙いでした。男は紙パックの内側のビニールを再利用して暗証番号を盗みだし、刑務所を脱走します。
その後、戻った男は自己紹介しました。
男はレイ・ブレスリンという、脱獄のプロでした。過去7年間にわたってわざと刑務所に入り、その刑務所の弱点がないか調べています。今までに14の刑務所を今まで脱走しており、『矯正施設の管理体制の問題点』という本まで出しています。
ブレスリンは脱走したばかりの刑務所に戻って、脱走した手順を教えました。そして弱点を指摘します…。

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
ブレスリンが所属するのは、B&Cコンサルティングという民間の警備会社です。
CEO(最高経営責任者)はレスター・クラークで、ほかに黒人男性・ハッシュと金髪女性・アビゲイルがいるだけの、小さなところでした。
ある日、ブレスリンのいる会社にCIA(アメリカ中央情報局)所属の弁護士ジェシカ・ミラーという女性がやってきます。ジェシカはブレスリンに、非公式な刑務所の調査を依頼しました。場所はどこにあるか教えられないと言います。
報酬が普段引き受ける金額の倍額を提示されたので、クラークは引き受けました。ブレスリンを派遣します。
毎度、入る際にブレスリンは「設定」を作っていました。
今度のブレスリンの役柄は「アンソニー・ポルトス」という名で、スペイン・マドリード生まれ、13歳で母を亡くし、その後アメリカで父と暮らすという設定です。
爆弾の製造で逮捕されたことにし、その爆弾はこの10年ほどヨーロッパと南米で使われたということにしました。

ブレスリンがピックアップされるのは、ルイジアナ州のニューオーリンズでした。
ハッシュはブレスリンに発信器をつけます。協力者はロジャー・マーシュ所長です。
ところが実際に連れていかれる途中で、肩口に埋め込んだ発信器は抜き取られ、麻酔注射を打たれて移動しました。
着いた先では、ブレスリンは透明な立体キューブに入っていました。
ブレスリンだけではなく、囚人はみな、全面が透明なキューブに収容されています。
しかもサッカーボールの形をした監視カメラが、常に動いて監視していました。
警備員は他者との区別がつきにくいよう、みな黒い服にマスクをつけています。
やってきた所長の名はホブスと言います。協力者と異なります。
おかしいと思って計画中止をしようと考えたブレスリンですが、所長が協力者ではないので、当然釈放も無理です。
こうしてブレスリンは完全に自力で、脱獄せねばならなくなりました。

早速、刑務所の弱点がないかと調べるブレスリンに、やたらなれなれしく接近してくる男がいました。エミル・ロットマイヤーという男です。
ブレスリンは当初、ロットマイヤーを警戒しますが、なにかとロットマイヤーはお節介を焼いてきました。希望はないかと聞いてきます。
「懲罰隔離房へ入りたい」と言うと、ロットマイヤーがブレスリンを殴ってきました。問題を起こして、わざと収容されようというもくろみです。
ブレスリンとロットマイヤーは懲罰房に入りました。そこは金属の狭い部屋で、しかも強い光でずっと照らされているところでした。
懲罰房から出る際に健康診断を受けたブレスリンは、カイリー医師が温和で常識的な人間だと見抜きます。カイリー医師なら脱走に一役買ってくれるかもしれないと考えました。 この映画を無料で観る

【承】- 大脱出のあらすじ2

続いてブレスリンはロットマイヤーに、「幅8cmの金属が欲しい。もし手に入れたら、脱走させてやる」と交渉します。
ロットマイヤーはホブス所長に会いました。
ホブス所長は、ロットマイヤーからマンハイムという男の情報を得ようと、必死です。
マンハイムというのは義賊の名で、富裕層から金を巻き上げて貧困層に配布する人物の名でした。
世界中で活躍しているために誰も正体を知らず、ホブス所長も「ロットマイヤーがマンハイムの部下らしい」ということまでしか、突き止めていません。
拷問を受けたロットマイヤーは、そのどさくさでホブス所長の部屋の机の下にある排水溝の蓋を手に入れました。円形の金属です(コースターくらいの大きさ)。
ロットマイヤーはそれをブレスリンに渡しました。ブレスリンは、なぜロットマイヤーがここまで協力的なのだろうと思いながらも、次第にロットマイヤーと意気投合していきます。

ブレスリンはロットマイヤーに、刑務所の脱走を仕事にしていることや、今回は何者かの罠にはめられたことなどを話しました。そのうえで、協力の交換条件として脱走をさせると改めて言います。
建物の構造が垂直にできているのを見抜いたブレスリンは、最初「地下に刑務所が作られている」と考えました。サビができていたのを懲罰房で観察したブレスリンは、地下通風口を使って脱出を考えます。
もう1度喧嘩を起こして懲罰房に入ったブレスリンは、ロットマイヤーから受け取った円形の金属を使って光を反射させ、ビス(ネジ)をあたためました。温度差でビスを外し、合図でロットマイヤーの方に意識を向けて、通気口を見に行きます。
出たところは、なんと海の上でした。刑務所は、超巨大タンカーの中にあったのです。

戻ったブレスリンは、それをロットマイヤーに告げました。ロットマイヤーは「揺れないではないか」と言いますが、全長300m、高さ60m、しかも安定装置つきのタンカーなので揺れがないのだとブレスリンは答えます。
タンカーなので常に海上を移動し続け、ですから場所も定まりません。しかも脱出したとしても海の上なので、逃げ場がほかにありません。
これまでにない、非常に困難な脱出だとブレスリンは思います。
その頃、ホブス所長はクラークに電話をかけ、入ったブレスリンの正体が囚人ではなく、レイ・ブレスリンという脱獄のプロだと知りました。
ホブス所長はブレスリンの著書『矯正施設の管理体制の問題点』を参考にし、これ以上ないほど弱点を排除した刑務所を作り上げていました。
ブレスリンの正体を知ったホブス所長は、看守にガラスを叩かせたり、殴るなどの暴力を加えたりして、ブレスリンを妨害します。それでもブレスリンは、まだ脱走するつもりです。

その頃、ブレスリンと同じスタッフのハッシュは、ブレスリンが入った刑務所のあたりをつけました。
暗号名『墓場』と呼ばれる刑務所です。
営利目的の非合法施設で、元軍人と民間軍事会社の人が経営しています。
但し、分かったのはそこまででした。刑務所の詳細や場所は分かりません。
クラークに問い合わせたハッシュは、クラークがブレスリンを裏切ってその『墓場』のCEOになろうとしていると知ります。

ブレスリンは若い頃は検察官でした。結婚もし、息子もいました。
ところがブレスリンが刑務所送りにした受刑者が逆恨みし、脱走したあげく、ブレスリンの息子を殺していました。
それがきっかけでブレスリンは刑務所強化のため、脱獄のプロになったのです。
同じスタッフのアビゲイルは、ブレスリンの元妻でした。

【転】- 大脱出のあらすじ3

その話をすると、ロットマイヤーは自身にも娘がいることを告げ、理解できると励まします。
ブレスリンとロットマイヤーは、看守を「癖」で見分け始めました。歩く時に内股の人物を「アヒル」、首をかく人物を「ジンマシン」、肥満の人は「デブ」、あまり動かない人物を「ルイサ」と名付けていきます。ルイサというのはロットマイヤーの最初の恋人の名前だそうです。
ブレスリンはカイリー医師に接触し、1回目の時に血液凝固剤を盗みました。カイリー医師に場所を聞きますが、容易には答えてもらえません。
眼鏡を手に入れて六分儀を作ったブレスリンは、敵対する最も勢力のある相手・ジャベドを敢えて味方に引き入れました。そして六分儀を渡します。

ブレスリンとロットマイヤーがやたら話しこんでいるので、ホブス所長はブレスリンを呼び出します。
ホブス所長はブレスリンの正体を知っていると明かしました。そのうえで、マンハイムの居場所をロットマイヤーから聞き出せと、取引材料に使います。
ブレスリンは「ロットマイヤーから、マンハイムの情報を引き出せとホブス所長に言われた」と正直にロットマイヤーに告げました。この頃には、ブレスリンとロットマイヤーには絆が生まれています。
ロットマイヤーは「それを上手に使おう」と考えます。
ジャベドが、「マンハイムの情報を知っている」と言い、ホブス所長に会いました。そのうえで取引の条件として「外に出て神を拝みたい」と言います。
ジャベドは敬虔なイスラム教で、それまでにも礼拝を欠かさず行なっていたのがよい方に転がりました。夜に海上に出たジャベドは、北極星を目当てにして六分儀で緯度を計ってきます。

ジャベドの持って帰った六分儀では、およそ30度22分でした。水の流れて行く方向で北半球と分かり、さらに11月での気温をかんがみ、亜熱帯の無風地帯だと見当をつけます。
モロッコ沖合だとあたりをつけたブレスリンは、血液凝固剤を飲んでカイリー医師のところへ運ばれました。ホブス所長の部屋にある著書の88ページに、『ヒポクラテスの誓い(医師の職業倫理について書かれた宣誓文)』が書かれていると告げます。
(単にページを明らかにしただけではなく、医者として誠実につとめよと言いたい)
気になったカイリー医師は本を見て、88ページに本当にヒポクラテスの誓いが書かれていることを知りました。カイリー医師はブレスリンを呼び出します。
ブレスリンは、自分がその本を書いたのだと言いました。カイリー医師の協力を得ます。
カイリー医師はハッシュにメールを送り、ヘリの手配を頼みました。

あとはニセのマンハイムの場所だとバレる、24時間以内に脱出せねばなりません。
ブレスリンはわざと「C区で暴動を起こせ」というモールス信号を、壁の合図で知らせます。
ホブス所長は読み取りました。ブレスリンも、ホブス所長が読み取るのを計算済みでした。
その日、C区で本当に暴動が起きます。ホブス所長は全看守を投入し、暴動をおさめようとします。
その間に看守を倒し、ブレスリン、ロットマイヤー、ジャベドの3人は移動を開始しました。監視カメラの電源を切ります。
ホブス所長は建物を封鎖し、武装した看守を向かわせました。
監視カメラの電源を切っても、居場所がばれました。銃撃戦でジャベドが腹部を撃たれ、激しい出血を起こします。
動体検知器もまだあったのだとブレスリンが気付き、検知器の電源を切りました。

【結】- 大脱出のあらすじ4

建物が封鎖されたので、出口まで辿り着いても開きません。ブレスリンは、ひとりで電力を止めに行くと言います。
ブレスリンは地下へもぐり、機関室へ入ってドレーク(ホブス所長の部下)を倒し、機関員も倒して電力を切りました。
はしご段をのぼろうとするロットマイヤーですが、ジャベドが「自分は無理だ(出血が多いから)。敵をひきつける」と買って出ます。
ジャベドは銃を持って向かってくる敵と戦い、時間を稼ぎました。その間にロットマイヤーは、ブレスリンが電力を切ったので甲板に出て、迎えのヘリコプターと合流します。
ジャベドは看守たちに一斉射撃され、亡くなりました。

ヘリでぎりぎりまでブレスリンを待っていたロットマイヤーですが、甲板でも銃撃戦が起こり、やむなく離陸します。
ホブス所長は電力を復旧させました。それもブレスリンの狙いです。
停電の間にタンクにたまった排水が始まり、それを使ってブレスリンは海に逃げました。
海上に顔を出したブレスリンを見つけ、ロットマイヤーがヘリで拾いに行きます。
ホブス所長はそれを邪魔しようと射撃してきました。
ブレスリンはロットマイヤーに「銃を投げてくれ」と言います。ロットマイヤーが拳銃を落とすと、縄はしごにとりつきながら、ロットマイヤーはホブス所長の後ろにあるドラム缶を撃ちました。
そして最後にドラム缶から出た油に引火させ、ホブス所長は爆破に巻き込まれて死にます。

モロッコの海岸、シディ・イフニの南10キロ。
ヘリから降りたブレスリンとロットマイヤーのところへ、1台の車がやってきました。
それは仕事を依頼しに来た、CIA所属の弁護士を名乗る女性ジェシカ・ミラーです。
ジェシカは本当にCIAに所属しており、ロットマイヤーの娘でした。ジェシカは父が投獄されたのを知り、助けるためにブレスリンを派遣したのです。
ブレスリンも仲間内での暗号を仕事上で使いますが、ジェシカとロットマイヤーも暗号を用いており、それが「『ポルトス』という名の者が来ると、協力者である」でした。ポルトスとは、ブレスリンが投獄された時に使った偽名です。
最初からロットマイヤーがやたらブレスリンに協力的だったのは、娘が寄越した協力者だと気付いていたからでした。
(ブレスリンは仕事依頼時にロットマイヤーを逃がせと言われてはいないが、最終的にそうなるであろうとジェシカが計画していた)
ジェシカは、元軍人と民間の軍事会社が作った『墓場』という刑務所について調べていました。営利目的の非合法施設なだけに、CIAもなかなか足取りを追えずにいたのです。
ジェシカが依頼した後、ブレスリンの上司・クラークは『墓場』の存在を知りました。
以後はジェシカを飛び越えて『墓場』と直接の連絡を取り、資金も提供してクラークが『墓場』のCEOとなろうとしていました。
ブレスリンが乱暴な拉致をされ刑務所に入れられたのは、移送の手配までクラークが行なったからです。

ロットマイヤーは義賊・マンハイムの部下という容疑で逮捕され、監禁・自白に追い込まれていましたが、実はロットマイヤーこそがマンハイムでした。
それを聞いて、ブレスリンはなるほどと思います。自分が脱走させた人物が悪者ではなくて安心したブレスリンは、ロットマイヤーと笑顔でかたい握手をして別れました。
ブレスリンは仲間と合流します。

その後、フロリダ州のマイアミでは、ブレスリンを裏切ったクラークが車に閉じ込められました。
車はコンテナに詰まれて、そのまま貨物便に乗せられてタンカーで移送されました。
(目的地に行くまで金属製のコンテナが直射日光を浴び続けるので、コンテナ内で脱水症を起こして死ぬのではないか)

みんなの感想

ライターの感想

見て爽快な映画。いちばんのネタバレ「海の上のタンカーです」というのを知っちゃってても、それでも2人の大脱出を楽しめるのではないか。
刑務所内での地味な嫌がらせには、ほんとひどいし、完璧に主人公サイドの視点で見られる。
主役の2人は当然のこと、脇役もゴージャス。
カイリー医師があのサム・ニールですよ。出てきた瞬間「あ、この人絶対に協力者になってくれるんだろうな」と思っちゃった。
意外にも気持ちを持ってかれたのはジャベドことファラン・タヒールさん。
アイアンマンでもいい味出してたし、スター・トレックなんかにも出て足りしますが、彼が味方になってくれるとは!
わくわくだし、最後の謎ときしたあとも少し謎は残るのだけど、それ以上にすかっとする作品。

    匿名さんの感想

    面白かったドミ

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