「彼岸島(2010年)」のネタバレあらすじ結末

彼岸島の紹介:2010年公開の日本映画。松本光司の同名人気コミックを「火山高」のキム・テギュン監督が実写化した、サバイバル・アクション。吸血鬼の巣くう孤島を舞台に、行方不明の兄を探す高校生の死闘を描く。

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予告動画

彼岸島(2010年)の主な出演者

宮本明(石黒英雄)、宮本篤(渡辺大)、青山レイ(水川あさみ)、雅(山本耕史)、ケンちゃん(弓削智久)、ユキ(瀧本美織)、ポン(森脇史登)、西山(足立理)、加藤(半田晶也)、涼子(大村彩子)、師匠(阿見201)、五十嵐(山本龍二)

彼岸島(2010年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①2年前に失踪した兄・篤が生きていると知り、男子高校生・明は仲間と共に謎の美女・レイの操縦する小型ボートに乗って彼岸島へ行く。そこは地図に存在しない島だった。 ②彼岸島は雅(みやび)率いる吸血鬼軍団の巣窟となっていた。戦って雅を退治した明は島を去るが、頭部を切断された雅はまた復活しそうな気配。

【起】- 彼岸島(2010年)のあらすじ1

男子高校生の宮本明の兄・篤は2年前に失踪して、現在は行方不明です。共に剣道を学んでいた兄・篤が憧れだった明は、2年が経過してもまだショックから立ち直れていません。
ある日、女子高校生に告白されて断った明ですが、断った女子高校生が腹いせに自分の兄を差し向けてきました。逃げる明を助けたのは謎の美女で、美女は明をラブホテルに連れ込みます。
その女性・青山レイは、逃亡を手伝ってくれた理由として「あなたに興味があったからよ」と告げました。明の兄・篤がまだ生きていることを明かし、篤の免許証を見せます。
兄・篤に会ってみたいと思わないかと誘われた明は悩みました。
篤は2年前に、交際していた女性・涼子と結婚を決め、挨拶に行くと言って家を出たきり、行方不明でした。
明の父は飲んだくれで母と喧嘩しており、篤はそんな両親の期待の星でもありました。いなくなった兄・篤を取り戻せたら、少しは明の家もましになるかもしれません。
・明…兄・篤に会いたい男子高校生。
・ポン…明の友人。気の優しい穏やかな男性。
・ケン…リーゼント頭の男性。兄貴分のような間柄。
・西山…メガネをかけた男性。明の友人。知性派。
・加藤…体格の良い男性。明の友人。
・ユキ…弓道部に所属する女子高校生。明はユキが好きだが、ユキはケンが好き。
仲間に相談して翌日、明がメンバーと共にレイに会いに行くと、レイは前の日に明を追いかけた男に金を渡していました。明とレイが知り合うきっかけが作られていたことを知り、明は警戒します。
レイを尾行すると、謎の倉庫に入っていきました。そこには女子高校生の血を吸っている男がおり、ユキも襲われそうになります。戦いになり、ケンが噛まれました。
明がピンチに陥った時、助けたのはレイです。レイは男を倒すと、「こいつは人間じゃない。吸血鬼なの」と言いました。ケンは血を吸われただけなので、吸血鬼にならないそうです。
レイは事情を説明し始めます。
2年前、青山レイの住む彼岸島(ひがんじま)に1人の吸血鬼が現れると、島の人々を襲い始めたのだそうです。島は吸血鬼だらけになりますが、一部の残党も残っていました。
レイは血の調達係として派遣されている人間でが、いつまでも吸血鬼の側の言いなりになっていたくありません。
そこで、島に残って抵抗している男・篤の弟・明ならば、現状をなんとか打開してくれるのではないかと考えたのだそうです。 この映画を無料で観る

【承】- 彼岸島(2010年)のあらすじ2

一度だけ監視の目を盗んで警察に駆け込んだことがありましたが、レイの言葉は相手にされませんでした。というのも、彼岸島というのは表向きは存在しない、地図にはない島だからです。
「奴らと戦って」と頼まれた明は、兄・篤がまだ彼岸島で生きて吸血鬼と戦っていると知り、矢も楯もたまらなくなりました。レイに協力すると言います。
他のメンバーは反対しましたが、明の意志がかたいと知ると、協力することにしました。
翌朝早くに、明たち6名はレイが操縦する小型ボートに乗り込み、島へ渡ります。
携帯電話は、海洋に出た時点ですでに圏外でした。
霧の深い夜に、島にたどりつきます。
島は一歩足を踏み入れた段階から、すでに異様なムードが漂っていました。墓場みたいに静まり返っているのです。
彼岸花が島のいたるところに咲いていました。家はところどころにありますが、現在は済んでいないそうです。
すると、ある家から老女のような人間が現れました。加藤はばかにしますが、それは人間ではなく吸血鬼でした。
皆は囲まれて、監禁されてしまいます。
レイはいつのまにか姿を消しており、明はだまされたのかもしれないと思いました。
…しかし、本当はそうではありませんでした。
レイは本気で明に頼むつもりで連れてきたのですが、レイを見張っていた男・ライキにレイのたくらみが露見し、ライキが吸血鬼の頭領・雅(みやび)に忠告していたのでした。
レイは表立っては雅に抵抗せず血を吸われますが、かつて母を雅に殺された過去があり、いつか雅に復讐したいと思っています。
監禁された6人のうち誰かをエサにしようと老女のような吸血鬼が言い出し、最初、加藤がポンを差し出そうとします。ケンが名乗り出ますが、ユキがかばいました。しかしケンが選ばれます。
ケンが連れ去られる際に牢屋の鍵が落ち、残りの5人は脱出します。明とユキはケンを救いに行き、加藤、西山、ポンはとりあえず逃走することにしました。
明とユキはケンを助けましたが、他にも犠牲者がいました。他の人たちも助けようとしますが、もう死んでしまっており、明はショックを受けます。
いっぽう逃げた3人ですが、ポンは自分が差し出されそうになったことにショックを受けており、いざとなったら自分は見捨てられるのだと言って、ひとりで逃げます。

【転】- 彼岸島(2010年)のあらすじ3

村人の格好をして逃亡している最中に、明は兄・篤と再会しました。明と篤、ケン、ユキは先に逃げた加藤&西山と合流しますが、ポンがいないことに気づきます。
2年ぶりに再会した篤は、別人のように変化していました。以前は好青年だったのですが、現在は愛想がなく黙りこみ、篤を知る他のメンバーも驚きます。
彼岸島には、旧日本軍の施設と要塞がまだ残っていました。篤は明たちをそこへ案内すると、休むよう言って出ていきます。
その頃、ひとりで逃げたポンは老女(実は翼を持っており、飛ぶことができる)の吸血鬼に捕まりそうになりながらも、なんとか逃げました。休んでいる明を見つけて近づきながらも「どうして探してくれなかったのか」と問い詰めます。
ポンは逃げる最中に噛まれて吸血鬼になっていました。吸血鬼のポンだけではなく、気がつくと反対側にも吸血鬼たちやブリキ製の男に囲まれています。
戦い始めた明ですが、友人のポンを仕留めることができません。戻ってきた篤がポンの脳天を刺して殺すと、手製の手榴弾を投げて別方向へ逃げます。
ところがそちらにも吸血鬼がおり、網を投げられます。抵抗している隙をつかれてユキが翼を持つ吸血鬼に連れ去られました。
逃げて潜伏した明たちですが、ユキを助けたいと思います。兄・篤は「1つだけ方法がある」と言い、明たちを連れて野営しました。
夜、篤は明にこの2年のできごとを話します。
ここは篤の恋人・涼子の生まれ故郷でした。両親へ挨拶に出向いた篤でしたが、本土の人間を連れて来たことを、両親は涼子に咎めます。
滞在時、絶対に入ってはならないと言われた神社に入った篤は、すぐに帰ればよかったのですが、神殿の奥から声がしたような気がして扉を開け、雅を解放してしまいました。
雅は神社の祠に何十年も監禁されていたのですが、それを知らなかった篤が開けてしまったのでした。これにより篤の恋人の涼子は殺され、島は雅の支配下に置かれたのです。
その頃雅の側は、専属の医者・五十嵐に命じて、雅を完璧にする薬を開発している最中でした。五十嵐はブリキ製の男の腕を改造し、日本刀にします。
翌日、篤は明たちをレジスタンス(抵抗軍)のアジトに連れて行きました。レジスタンスは数少ない人間の生き残りで構成されており、篤は明を自分の師匠に会わせます。

【結】- 彼岸島(2010年)のあらすじ4

師匠は仮面をつけた男でした。
篤は明に嘘をついていました。ユキを助けに行くというのは方便で、明たちをレジスタンスの庇護下において保護するのが目的でした。
それを知った明は師匠に土下座をし、「吸血鬼の倒し方を教えてください」と頼みます。
師匠は明と剣を交え、見込みのある奴とみなして特訓することにしました。
夜、明は目隠しをしたまま3人のレジスタンスと戦い、特訓を受けます。目で見るのではなく気配で感じるのだと悟った明は、見えないながらも宙を落ちる葉っぱを二つに斬りました。
雅はユキをさらったものの、生かしていました。明や篤たちをおびきよせる餌とするつもりです。
明は特訓の後、雅のところへ行く決意をしました。ひと足先に兄の篤も向かっていると知らされます。
兄・篤は雅の手下と戦っていました。ブリキ製の男の腕を切り、雅隊と会います。
翼を持つ吸血鬼に捕まった篤ですが、レイが助太刀して翼の吸血鬼を倒しました。
そのままレイは雅を倒そうとしますが、失敗します。
雅は追ってこいと言い、馬で去りました。負傷した篤とレイは雅を追い、地下室に行きます。
地下室の中央には、ユカが吊られていました。地下室の奥には牢があり、そこには巨大トカゲのような怪物が現れます。
気絶から目を覚ましたユカが思わず悲鳴を上げ、怪物がユカを襲おうとしました。そこへ明やレジスタンス、師匠がやってきます。
皆で巨大トカゲのような怪物に向かいますが、劣勢です。
しかし明が怪物の気を惹き、師匠が頭部を丸太で殴り、明が留めを刺しました。怪物は死にます。
篤は雅と戦っていました。そこへ明もやってきます。
切られて噛みつかれた篤は、自分の腹越しに雅も刺して、固定しました。そして明に「俺ごと斬れ」と言います。
2人で協力して雅の首を切断し、雅を倒しました。
しかし篤は噛まれたので、明に「近づくんじゃない。お前にはまだ仲間を連れて帰るという使命があるはずだ」と言います。
そして篤は爆発を起こし、自分の命を絶ちました。明はショックを受けます。
明は師匠とレジスタンスに兄のことを頼み、師匠は「見つけて、弔っておく」と約束しました。
明たちはレイの操縦する船に乗って島を立ち去ります。
島を去りながら、皆複雑な思いを抱えていました。
その時、雅が復活するイメージが明の脳内にひらめきます。レイも直感したようで、明とレイは視線を見交わしました。
彼岸島の上空に暗雲が立ち込めており、まだ戦いは終わったわけではないことを暗示していました。

みんなの感想

ライターの感想

私は原作を知らずのまま。そしてこれはもしかしたら、原作を知らない人物のほうが映画視聴に向いているのかも。
というのも、全般的にただようB級感。吸血鬼に関しても、なんか中途半端。がんばってたのは雅役の山本耕史くらいで、あとはみんななんか中途半端。
むしろ原作を知らないほうが、意外性があっていいのかも。ブリキ人間も意味不明だったし、ラストで出てくるトカゲみたいなのも謎なままだが、それでいいんじゃないかなと思わせる。
原作のほうは長そうで、しかも吸血鬼だけでなく、いろんな生き物がいるんですね(ウィキ拝見して)。巨大トカゲもそのうちのなにかの生き物だったのかも。
2013年にドラマが、そして今年(2016年)に映画版『彼岸島 デラックス』が作られている模様。
そちらのほうに期待したほうがいいかも。
この作品自体は非常にスケールが小さい。期待せずに見たほうがいいかもしれない。

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