「突撃隊」のネタバレあらすじ結末

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突撃隊の紹介: 「ダーティハリー」で知られるドン・シーゲルが1962年にメガホンを取った戦争映画で、スティーヴ・マックィーンが主演を務めた。第二次世界大戦中、最前線に送られたアメリカ軍のある分隊の戦いを描いていく。

突撃隊の主な出演者

リース(スティーヴ・マックィーン)、コービー(ボビー・ダーリン)、パイク軍曹(フェス・パーカー)、ラーキン軍曹(ハリー・ガーディノ)、ヘンショー(ジェームズ・コバーン)、ホーマー(ニック・アダムス)

突撃隊のネタバレあらすじ

【起】- 突撃隊のあらすじ1

1944年、ジークフリート前線に程近いフランス・モンティニー。ここには、ドイツ軍との激戦を連日繰り広げるアメリカ軍の兵士たちが駐留していました。戦闘に疲れた兵士たちは、来る帰郷を心から待ち望んでいました。そんなある日、一人の兵士が第二分隊に配属されます。兵士の名前はリース。「戦場に出れば最高の戦士」と称賛され、勲章まで得ていた英雄でしたが、上官への反抗的な態度から降格処分を受けていました。リースの配属から間もなく、第二分隊に前線復帰の命令が下ります。多くの兵士たちが絶望の表情を浮かべる中、ただ一人リースだけが目の色を変えていました。

リースたち第二分隊は最前線で他の部隊と合流しましたが、それでも兵力は十分とは言えない状態でした。そこで上層部はリスクの高い作戦を実行します。それは、第二分隊をこの最前線に残し、他の分隊はひそかに移動しドイツ軍を攻撃するというものでした。第二分隊はリースを含め6名。この少数の兵士たちで1、2日の間この前線を死守することが、第二分隊の新たな任務となりました。

【承】- 突撃隊のあらすじ2

第二分隊の指揮を執るのはラーキン軍曹で、その下にはリースを始め、コービー、ヘンショー、コリンスキー、カンバリーという兵士が所属していました。しかし、この追いつめられた状況でリーダーシップを発揮したのはラーキンではなく、百戦錬磨のリースでした。こちらが少数であることにドイツ軍がまだ気づいていないことをリースは最大限に利用しようとします。幸運なことに、リースたちの元にジープに乗った後方部隊の兵士ドリスコルが迷い込んできました。リースは無理やりドリスコルを仲間に引き入れ、ジープを奪ってしまいます。細工をなされたジープを走らせることで、ドイツ軍に戦車がいると思い込ませることにリースたちは成功します。

しかし、この作戦が通用するのは、日中の間だけでした。この少ない人数では夜間に斥候部隊を出すことはほぼ不可能でした。しかし、斥候部隊が出なければ、ドイツ軍は確実にこちらの人数に気づいてしまいます。この困難な状況を乗り越えるべく、リースは後方基地からワイヤを手配するよう指示するのでした。

【転】- 突撃隊のあらすじ3

リースはワイヤと繋げた金属製の箱を最前線に設置し、それを遠方からワイヤで動かすことによって、斥候部隊がいるかのように見せかけます。偽装工作がうまく機能する中、リースたちはドイツ軍の盗聴器を発見します。本部との嘘の会話を盗聴器に吹き込み、ドイツ軍を精神的にも追い込もうとするリースたち。そこに、後方で待機していたポーランド難民のホーマーが合流を果たします。リースたちは軍人ではないホーマーの援軍を拒否しますが、強制収容所帰りでナチスに深い恨みを持つホーマーの意志は固く、結局受け入れることに。その直後、リース達の有利な状況が一変する事態が発生します。数人のドイツ兵が第二分隊の陣地内に侵入したのです。

この戦闘でリースたちは侵入したドイツ兵を殺害しますが、カンバリーが死亡、さらにドイツ兵を一人取り逃してしまいます。ドイツ軍に数的不利が知られるのは時間の問題でした。それが露見する前に、リースはドイツ軍を攻撃すべきと主張しますが、ラーキン軍曹は命令違反とリースの意見に反発。ラーキン軍曹は味方の帰還を待つよう忠告するものの、リースはそれを聞き入れようとはしませんでした。やがてドイツ軍の攻撃が始まり、その中でラーキン軍曹は命を落としてしまいます。

【結】- 突撃隊のあらすじ4

リースはヘンショー、コリンスキーを引き連れ、慎重にドイツ陣地への侵入を試みます。しかし、その途上でヘンショーが地雷に触れ爆死、退却する中でコリンスキーも命を落としてしまいます。ちょうどそのとき味方が第二分隊に合流し、リースは生き永らえることができたものの、命令違反の罪で軍法会議にかけられることに。「お前が正しかったか?」という問いに、リースは「わかるかよ」と答えることしかできませんでした。

明朝、アメリカ軍によるドイツ軍への総攻撃が開始されました。激しい戦闘の中、リースは戦況を打開すべく再びドイツ軍への突撃を試みます。爆薬を手にして、ドイツ軍のトーチカを目指して突入を開始したのです。生き残った第二分隊の仲間の援護を受け、トーチカに爆薬を投げ込むことに成功するリース。しかし、敵陣の奥深くに侵入したリースは腹部に銃弾を受け倒れてしまい、そのうえ、リースが投げ込んだ爆薬は爆発する前にトーチカの外に投げ出されてしまいました。リースは最後の力を振り絞り、再び爆薬を持ってトーチカに突入。爆発したトーチカをさらにアメリカ軍の火炎放射器の攻撃が襲います。リースの命を懸けた突撃は成功し、勝利したアメリカ軍の前にはトーチカの炎がただただ燃え盛っていました。

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みんなの感想

ライターの感想

スティーヴ・マックィーン演じるリースは、物語の冒頭とラストではまったく異なる表情を見せています。前半に見せるのは冷徹で合理的な兵士の顔ですが、後半では仲間を次々と失い狼狽する表情となり、目は不安に満ちています。戦争という異常事態には、どんな優れた兵士も平静を保つことは困難ということが伝わってきます。演じたマックィーン自身も海兵隊を経験しており、そのことが演技にリアリティを与えているのかもしれません。

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