「カンフーパンダ3」のネタバレあらすじ結末

カンフー・パンダ3の紹介:2016年製作のアメリカ映画。日本では映画公開が決まっていたが見送られた。ポーが実の父と再会し、パンダ一族とともに今までの中で最も凶悪な敵と戦うことになる…。

予告動画

カンフーパンダ3の主な出演者

ポー(ジャック・ブラック)、リー・シェン(ブライアン・クランストン)、カイ(J・K・シモンズ)、ウーグウェイ導師(ランダル・ダク・キム)、シーフー老師(ダスティン・ホフマン)、タイガー(アンジェリーナ・ジョリー)、モンキー(ジャッキー・チェン)、カマキリ(セス・ローゲン)、ツル(デヴィッド・クロス)、メイメイ(ケイト・ハドソン)、ヘビ(ルーシー・リュー)、ピンさん(ジェームズ・ホン)

カンフーパンダ3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①〝魂の王国〟にいる強力な水牛・カイが名のある者たちの気を奪い、力を蓄えた。ウーグウェイ導師の気を奪ったカイは〝肉体の王国〟へおりて地上の征服を狙う。 ②ポーは実の父と再会、カイと立ち向かうには気功の使い手となるしか道はなく、パンダの村へ行く。カイと戦ったポーは気功をマスターして〝龍の戦士〟として覚醒、カイを消滅させた。

【起】- カンフーパンダ3のあらすじ1

パンダのポーが厳しい山道の階段をあがり、月に乗って釣り糸を垂らす。ドリームワークスのロゴマーク。

…カンフーオタクのジャイアントパンダのポーは、ひょんなことから伝説の龍の戦士となりました。レッサーパンダのシーフー老師の下で修行を積んでいます。
仲間には、マスター・ファイブと呼ばれる5頭の戦士がいました。
メスのトラのマスター・タイガー、オスのサルのマスター・モンキー、メスのヘビのマスター・ヘビ、オスのカマキリのマスター・カマキリ、オスのツル、マスター・ツルです。
最初はバカにされていたポーですが、そのぷよぷよした腹を利用して、相手からダメージを受けることなく、相手の力を利用して攻撃する方法で頭角を現しました。
今ではマスター・ファイブよりも強くなり、ナンバーワンのマスター・タイガーからも信頼されています(映画『カンフー・パンダ』『カンフー・パンダ2』参照)…。

〝魂の王国(あの世という意味に捉えれば分かりやすい)〟にいる水牛のような動物・カイが、カメのウーグウェイ導師と戦っていました。カイは鎖の先に斧がついた武器を操り、ウーグウェイ導師を倒そうとします。
カイは〝魂の王国〟に来て、もう500年経過していました。〝肉体の王国(この世)〟に戻りたいと思っており、今までに倒したマスターの気をすべて奪って体内に取り込んでいます。
ウーグウェイ導師もカイに倒されましたが、「あなたを止める役割は、別の者に託している」と言いました。ウーグウェイ導師の気も奪ったカイは、ならば奪うまでと思います。
マスターたちの気はすべて緑色の塊になっており、ウーグウェイ導師の気はカイの胸のところに飾られました。

中国・翡翠城。
〝龍の戦士〟とウーグウェイ導師に指名されながらも、いまひとつまだ実力を発揮できていないポーは、シーフー老師に「今日が私の最後の稽古だ」と言われます。
シーフー老師は引退をし、ポーに次の指導役を任せようと思っているのです。
マスター・ファイブもそれを聞き、早速ポーの指導を受けましたが、それは最悪なものでした。マスター・ファイブの息が合わずにみんなダメージを受け、ポーも指導力不足を反省します。
悩んだポーはシーフー老師に相談しますが、「できることばかりをしていては、成長できない」と言われました。
シーフー老師はポーの目の前で気を送り、花を咲かせます。その方法を教えてくれとポーは頼みますが、「生きとし生ける者に宿るエネルギー、気を注入するのだ」と、ポーには理解できないことばでした。
愚痴をこぼしながら去るポーに、シーフー老師は「お前はお前らしくあればいい」と言います(これが今作品で要となることば)。

【承】- カンフーパンダ3のあらすじ2

その頃、地球の奥地に緑色の玉が落ちてきました。目撃したのはウサギとカモです。
カイは〝肉体の王国〟に戻れたことを喜び、自分のものにした緑の気を放つと、ウーグウェイ導師の教えを継ぐ者を探せと命じました。
緑色のマスターたちは各地に散り、〝龍の戦士〟を探しに行きます。

落ち込んだポーは育ての父・ピンのところへ行きました。ガチョウのピンは中華料理店を経営しています。
その店に、ポーの記録を更新する大食いの人物が現れました。それはなんとパンダのリー・シェンで、「何年も生き別れになった息子を探している」と言います。
ポーも「自分は生き別れになった父親を探している」と言い、互いに健闘を祈りました。見守る周囲のみんなはポーとリー・シェンが親子だと気付くのですが、当の2人が気付くのは何テンポも遅れてです。
互いが親子だと気付いたリーは、「シャオレン(小蓮)」と呼びました。出生時にはその名で呼んでいたそうです。
パンダはかつて絶滅したとされていました(映画『カンフー・パンダ2』で、将来黒と白の動物が自分を絶滅すると予言されたシェン大老が、パンダの村を襲って絶滅されたという経緯がある)。
しかしリーは、逃げのびたパンダたちが作った秘密の村があると言い、ポーを連れて行きたがります。
育ての父・ピンは、ポーが本当の父・リーに奪われてしまいそうな気がして、やきもきしました。

父・リーとの再会を果たしたポーは、マスター・ファイブにも紹介します。リーには自分が〝龍の戦士〟になったと告げます。
そこへ緑の煙のような気のマスターが現れ、マスター・ファイブとポーに立ちはだかりました。彼らの目を通して、カイは相手を見ることができます。
カイは宣戦布告をし、手初めに地上にいる「マスター」と呼ばれる者たちの気を奪ってやると宣言しました。
肉体がない翡翠色のゾンビなので、ポーたちは「ゾンビスイ(ゾンビ+翡翠)」と呼びます。
シーフー老師がカイとウーグウェイ導師の過去について、説明します。

カイとウーグウェイはかつて大親友でした。カイの力はウーグウェイと同じくらい強い者です。
ある戦いでウーグウェイが瀕死の重傷を負った時、カイがウーグウェイを助けて山の奥深くへ逃げました。そこにはパンダの村があり、パンダたちは「気功」でウーグウェイの傷を癒しました。

【転】- カンフーパンダ3のあらすじ3

それを見たカイは力を独占したがり、ウーグウェイと対立します。ウーグウェイはカイを撃退し、カイは死んで〝魂の王国〟へ送られました。
カイを倒せるのは、気功の使い手のみだと、シーフー老師が言います。

話を聞いた父・リーはパンダ村での修行を勧め、一緒に村へ行こうと言いました。ポーも気功を使えるようになるため、村へ行くことを決意します。
ポーはシーフー老師にパンダの村で修行してくると言い、シーフー老師も承諾しました。その間に、マスター・ファイブにカイの居場所を探らせようと思います。
はらはらした育ての親・ピンは、ポーの荷物にまぎれこんで同行しました。
パンダの村ははるか遠く、雪国の地にありました。
しかし高い山にのぼると、緑が豊かな栄えた土地が広がっています。そこでパンダたちはのどかに暮らしていました。
生まれて初めて見るおおぜいの仲間に、リーは感激します。

パンダの村では、パンダは歩くのではなく転がるもので、食事の時に箸は使わず、みんな手づかみで食べます。寝坊をするのがよしとされます。
メイメイという女パンダは、踊れないパンダはいないと豪語しました。
学ぶことがたくさんあると思いつつ、ポーは必死でパンダらしくあろうとします。
父・リーにそろそろ気功を教えてくれと頼みますが、リーはごまかすばかりです。

カイの居場所を探っていたマスター・カマキリとマスター・ツルがまず気を奪われました。カイの手先になってしまいます。まあ、カマキリはゾンビスイになっても緑のままです。
カイが翡翠城を襲い、マスター・ヘビ、マスター・モンキーの気を奪いました。シーフー老師はカイと戦いながら、隠れていたマスター・タイガーにポーへ知らせろと言います。
そしてシーフー老師までもが、カイに倒されました。マスター・タイガーは古文書を持ち、パンダの村へ走ります。
マスター・タイガーの知らせを聞いたポーは、一刻も早く気功を教えてくれと父・リーに詰め寄りました。リーは「気功など知らない」と白状します。

パンダの国で気功が使えたのは、はるか昔の話だったのです。気功は伝わっておらず、今では使い手がいませんでした。
リーはわが子・ポーが〝龍の戦士〟として危険な任務に就いていると知り、その身を心配して、安全なパンダの村へ連れてきたがったのでした。そのための嘘でした。
ポーは父に嘘をつかれたとショックを受けますが、横でそれを聞いた育ての親・ピンはリーの「親心」を理解し、自分も同じだと思います。
事情を聞いた父・リーは、ポーにも軍団がいればよいのではないかと言い、パンダの村の仲間たちが協力すると言い出しました。

【結】- カンフーパンダ3のあらすじ4

時間は少ないながらもポーはみんなにカンフーを教え、役割分担を決めてカイが襲ってくる時に備えます。
父・リーが言った「本当のお前(パンダ)にしたかった」ということばを聞いたポーは、シーフー老師も同じことを言っていたことを思い出します。
そして、自分らしさこそが大切だと気付きました。自分がパンダだろうが、育ての親がガチョウだろうが気にせず、ありのままの自分を受け入れて戦えばよいのだと思います。
それとともに、みんなの長所を生かして配備につけました。
パンダの仲間たちは、ゾンビスイの邪魔をすることで、カイと戦うのはポーです。

カイが手下のゾンビスイを連れて、パンダの村に攻めてきました。
パンダの仲間たちは打ちあわせどおり、ゾンビスイの邪魔をします。
シーフー老師のゾンビスイには、ポーは手出しできません(師匠だから)。それを見た父2人がシーフー老師のゾンビスイを倒します。
ポーはカイに必殺技「シュカボーン」を決めますが、効果がありませんでした。
高笑いをしたカイは、シュカボーンは生きた肉体にしか効果がないと指摘します。
それを聞いたポーは、自分の身を犠牲にしようと考えました。カイを抱いたまま、自分の身体に向けてシュカボーンの技を出します(自爆のようなもの)。
こうしてカイを連れ去って、ポーは〝魂の王国〟へ行きました。ポーが消えた場所には、ピンクの花びらが舞っています。

〝魂の王国〟でカイと再び戦ったポーですが、鎖の斧に捕まって気を抜かれそうになります。
地上では、身を犠牲にしたポーを見たパンダの仲間たちが、てのひらをにぎって気を送り始めました。それを見たマスター・タイガーやピンも、パンダではありませんが気を送ります。
〝魂の王国〟にいるポーにどんどん地上から気が送られ、ポーが〝龍の戦士〟として覚醒しました。
カイはポーの気を受け止めきれずに、破裂して消滅します。その瞬間、カイに奪われていたマスターたちの気は地上へ戻り、肉体を取り戻します。

ポーはまだ〝魂の王国〟をさまよっていました。地上のみんなは心配します。
ウーグウェイ導師と会ったポーは「初めて会った時にカンフーの未来、陰と陽、過去と未来の両方の要素を持つ導師としてやっていけると踏んだ」と言われ、白と黒のマーク(陰陽師などで見かける陰と陽のマーク)の杖を渡されます。
ポーは自らの意志で〝肉体の王国〟に戻ると決め、戻りました。
気功をマスターしたポーに、シーフー老師が「教えてくれるか」と言います。
パンダの村でお祝いのダンスが始まりました。そのなか、シーフー老師と礼をし合ったポーは、気を送ってふもとに花を咲かせます…。

みんなの感想

ライターの感想

なぜこれが劇場未公開、劇場スルーになるの!? もったいない~!
レベル的に、1や2に遜色ない出来。メッセージ性はあるし、絵は綺麗だし、ほんとにおすすめ。
なにかというとディズニーばかりスクリーンにかけたがるけど、ドリームワークスだって大手なんだから、劇場公開してほしかった。
残念ながら劇場公開はされなかったものの、決して質が落ちたわけではないと、いま一度言っておく。
そして、上手に完結させている。『カンフー・パンダ4』はもうないだろう。
個人的には、マスター・タイガーとの恋愛的要素はどうなったんだろう…と気になるものの、この終わり方には満足。

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