「カンフーラビット」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

カンフー・ラビットの紹介:2011年製作の香港映画。ハリウッド発の大ヒットアニメ映画『カンフー・パンダ』に挑むべく作られた中国初の3Dアニメーション。田舎町のお菓子職人、ウサギのフーがサルのおじいさんを助けたことから巻き起こる騒動を描く。

映画「カンフーラビット」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「カンフーラビット」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

カンフーラビットの主な出演者

フー(ジョン・ヘダー&伊藤椋)、スラッシュ(マイケル・クラーク・ダンカン&くまかつみ)、ペニー(レベッカ・ブラック&名取舞)、ビギー(クレア・ギアー&今若玲奈)

カンフーラビットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①菓子職人のウサギのフーは、助けたサルのおじいさんから札とカンフーの極意を託され、都にいる娘のペニーに札を渡すよう頼まれる。おじいさんはそのまま死んだ。フーは都へ行きペニーを探す。 ②小さなウサギ・ビギーを連れたペニーは都へ戻り、父の道場がパンダのスラッシュに支配されているのを見た。フーがスラッシュを倒してペニーに札を渡し、そのままカンフーを道場で教えることになった。

【起】- カンフーラビットのあらすじ1

中国の田舎の町。
ウサギのフーはお菓子職人です。もちろん料理全般は得意ですが、特にお菓子づくりが大好きで、作ったお菓子を売って生活していました。
その日も朝早くからお菓子を売りに出ようとしたフーは、家を出た途端に何かにつまずいて転倒し、持っていた売り物のお菓子を駄目にしてしまいます。
5秒ルールで拾い集めたフーは、倒れているサルのおじいさんを見つけました。
フーはおじいさんを介抱しようとしますが、サルのおじいさんは「私は毒に侵されている。時間がない。カンフーの技を授ける」と言うと、自分の手とフーの手を合わせ、カンフーの技を伝えました。そして「正義のために使え」と言い、「都にあるタイガー武術道場へ行き、娘のペニーに渡してくれ」と言って、古ぼけた金属製の札をフーに託して息を引き取ります。
実はこのサルのおじいさんは、中国のカンフー界のトップのシーフー老師でした。しかし名乗らなかったので、もちろんフーは知りません。
頼まれたフーは、苦労して都へ行きました。
道中、強盗をたくらむワニの2人組に会ったフーは、その2人を森林警備隊と勘違いします。しかし強盗たちは悪事に向いていないようで、フーにさんざん職業を間違われたあげく、金を奪えません。2人組に追われたフーは、ビギーという子ウサギとペネロピという色っぽいメスのネコ(トラのつもりかも…)に助けてもらいました。ワニの2人組の大きい方は吹き飛ばされ、小さい方は肉切り包丁で立ち向かいますが、あっけなく倒されます。
ペネロピは名乗った後、立ち去りました。ビギーは別れ際、フーに太り過ぎだと指摘します。
その頃、都ではスラッシュという名のパンダ(実は正体は最後に明かされる)がタイガー武術道場を支配していました。スラッシュはシーフー老師の一番弟子でしたが、彼がシーフー老師に毒を盛って追いやった悪人でした。
札を奪われないよう、シーフー老師は毒に侵された身でスラッシュから逃げて、田舎の街に辿り着き、フーに札を託しています。
スラッシュはシーフー老師に道場を任されたと言い、自分こそがカンフー界のトップに君臨すべきだと言いますが、実はトップの証として、先述の札を持っていないとならないのです。
札を奪う前に、スラッシュはシーフー老師を逃がしてしまっていました。代わりの札を用意しようと画策します。

【承】- カンフーラビットのあらすじ2

…ところで、フーが途中で出会ったペネロピこそが、本当はフーが探すペニーなのです。ペネロピの愛称がペニーでした。
ペニーは父の指導の下、ずっとカンフーを学んでいました。しかし物ごころついた時からずっとカンフーの修業ばかりの生活を送ってきたペニーは、ずっと面白くないと思っていました。
そんな時、都にサーカスがやってきました。それを見て楽しいと思ったペニーは、15歳の時に家出をしてサーカス団についていき、ずっと曲芸を習っていました。それが3年前のことです。
ところが最近になって、父であるシーフー老師から「戻ってこい、道場の今後について話し合おう 父より」という手紙を受け取りました。それを見たペニーは父に会いに行くことに決め、それでビギーと旅をして都に来たのです。
都に着いたフーは、そのきらびやかな様子におどろきました。イトコの家に泊めてもらおうと思いつつ、タイガー武術道場を探します。
やっと道場を見つけたフーですが、たまたま降ってきた『ウエイター募集』の紙を拾って手に持っていたため、ウエイター募集と間違われ、雇われることになります。
早速晩餐会のウエイターをさせられたフーは、その晩餐会の席で「僕はウエイターではなく、人を探しているのだ」と言いました。
誰を探しているのかとスラッシュが聞き、ペニーと答えると、みんな顔色が変わります。
みんなの表情が変わったことに気づいたフーは、あわててお金の方のペニーとごまかしてその場を切りぬけますが、スラッシュは「フーから目を離すな」と手下に命じました。
副料理長のカワウソが、スラッシュの前でペニーの話をしてはならないと、フーに注意します。
翌朝もこき使われたフーはへとへとになり、失敗ばかりしてしまいます。失敗するのでペナルティの仕事が増え、帰りたいと思い始めました。
フーとほぼ同じ頃、ビギーとペニーも都に到着していました。屋台の店主から「シーフー老師が行方不明で、スラッシュが道場の主を自称している」と聞かされたペニーは、不審に思います。
タイガー武術道場で何が起きているのか調べるため、ビギーが道場に忍び込みました。ビギーもペニーも変装しています。

【転】- カンフーラビットのあらすじ3

しかし隠れたビギーはスラッシュと目が合い、見つかってしまいました。ピンチのビギーをペニーが救います。
ビギーとペニーは夜に再びハングライダー(というか凧?)で侵入しました。ビギーがハングライダーを持って待機し、ペニーがスラッシュと戦いながら、父であるシーフー老師に何をしたのかと聞きます。スラッシュはシーフー老師が死んだと言って札を見せると言います。見せる振りをして反撃したスラッシャーは卑怯者呼ばわりされますが、一向に気に留めませんでした。
大勢の手下に追われ、ハングライダーで飛ばされそうになったビギーを助けたペニーは、疲れて倒れてしまいます。
助けを呼ぶビギーの声を聞いたフーは、ペニーを道場の先にある寺に連れて行き、そこで手当てしました。もの覚えが悪いフーはペニーとビギーのことをもう忘れており「君たちを知っているような気がする」と言いながら、なかなか思い出せません。強盗から助けてくれた2人組だとやっと気づいたフーは、ペニーを手当てして立ち去りました。
帰ったフーは仕事をさぼったと料理長のブタに叱られました。また雑用が増えます。
サルのおじいさんの夢を見たフーは、カンフーの技はすべて授けたので、あとは自分で解き放て、娘は君の近くにいると聞きましたが、夢だと思い流します。
フーは道場の調理場で働きながら、ペニーの看病に通いました。
サルのおじいさんの夢をまた見たフーは、料理やマキ割りにもカンフーを活かせると聞き、チャレンジしてみます。確かに速くなりましたが詰めが甘く、失敗もします。
やがて上手に制御できるようになったフーは、カンフーを会得しました。
回復してきたペニーに、フーはある老人に頼まれて娘を探しに都へきたと話します。ペニーの方もその「老人」が自分の父とは思い至らずでした。さらに、フーが今タイガー武術道場で働いていると知ります。
近々、札のお披露目会があるとフーが言ったので、ペニーはその時が侵入のチャンスだと思いました。
札のお披露目会の日、館の上からフーを見ていたスラッシュは、何か気にかかります。手下に見張りを命じたものの、特にフーが怪しい奴だという報告はあがってこず、また道場の戦士たちは、フーがどじでまぬけだとみなしていました。

【結】- カンフーラビットのあらすじ4

監視カメラの役目を果たすトンボが道場内を飛び回っていたのですが、カンフーを会得したフーがそれ(トンボが監視カメラであること)と知らず、破壊していました。それもあり、スラッシュはこの日までフーのことをほとんど忘れていました。
道場を出てどこかへ行くフーを見て、スラッシュは手下にあとをつけさせます。
フーは寺に近づいたところで何かの気配を感じますが、手下たちに縄をかけられて捕縛されました。手下たちは寺を覗きますが、そこには誰もいません。
しかし怪しい者とみなされたフーは捕まり、監獄に入れられました。
札のお披露目の式典試合が始まります。会合には、中国全土に散ったカンフーの名士たちが揃いました。
そこでスラッシュは札を披露しますが、見せたのは金色の札です(本物は青銅っぽい)。本物ではないと指摘されたスラッシュは「本物をもらったが、札がさびているので新しく作り直した」と嘘をつきます。
各地の戦士たちはスラッシュが嘘をついていると気づきますが、文句があるなら戦うぞとスラッシュが言い、年老いたカメの師匠を倒します。強いと噂の双子の猛虎も倒されて、「悪いパンダだ。イカれてる」とみんなは言いながらも、誰も戦おうとしません。
スラッシュはカンフー界を支配すると宣言しました。
そこへペニーが現れて戦いを挑みますが、卑怯なスラッシュにペニーは悪戦苦闘します。
その頃、監獄でフーの力が目覚めていました。
フーは飛び上がって監獄から脱出し、上空に雲を呼び寄せると、試合場に落ちてきます。そしてペニーを助けると「ペネロピって、ペニーのことだね」と言い、本物の札を渡そうとしました。それをスラッシュが横取りします。
手下に囲まれたフーは「カンフーはよく知らないんだけど」と言いながら、カンフーで戦いました。次々に手下はフーに倒されます。
卑怯な手を使うスラッシュに反撃したフーは、スラッシュを倒しました。
倒れた瞬間、スラッシュの目の周りの黒いふちどりが消え、スラッシュはパンダではなくただのシロクマだと判明します。
札を取り戻したフーはペニーに渡し、感謝されました。そして新たな指導者として道場に迎え入れられます。
フーは「お菓子職人、兼、カンフースターになる」と宣言しました。
…フーを襲った強盗2人組はまだ強盗稼業を続けていますが、襲ったつもりが反撃され「強盗に向いていないのかも」と逃げながら思いました。

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みんなの感想

ライターの感想

『カンフー・パンダ』のスピンオフ作品なのかと思いきや、まるきりの別物。
要は『カンフー・パンダ』の成功にのっかって、うまいこと見せよう(レンタルさせよう&買わせよう)という魂胆。…まんまと、はまってしまった。
ラビットといいますが、まったく可愛くありません。まだビギーのほうが可愛い。パッケージ見て判ると思うけど、うさぎでこの口は駄目だろ!
(うさぎはやっぱ「人」っていう感じの口じゃないと…)
この作品を見ると悲しいかな、本家本元の『カンフー・パンダ』がいかに名作であったかがよく判る。
なにもかもが中途半端な出来で、見終わった後、心に残るものもない。残念だが、おすすめはできない。

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