「クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国」のネタバレあらすじ結末

クレヨンしんちゃん オタケベ! カスカベ野生王国の紹介:2009年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第17弾。カスカベの街で密かに進む“人類動物化計画”の恐ろしい陰謀を食い止めようと、しんのすけと仲間たちが大活躍する。

クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国の主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、園長先生(納谷六朗)、よしながみどり(高田由美)、まつざか梅(富沢美智恵)、ビクトリア〔四膳良子〕(後藤邑子、植田佳奈)、ブンベツ(山本高広)、マイハシ(折笠愛)、SKBEボーイズ(高城元気、小田敏充、東龍一、福崎正之)、SKBEガールズ(瀬那歩美、那須めぐみ、足立友)、上尾ますみ(三石琴乃)、となりのおばさん・北本(鈴木れい子)、風間トオルのママ(玉川紗己子)、部長(郷里大輔)、団羅座也(茶風林)、氷川台きよし(楠見尚己)、運転手(大西健晴)、ふかづめ竜子(伊倉一恵)、魚の目お銀(星野千寿子)、ふきでものマリー(むたあきこ)、四膳守(山寺宏一)、ジェロ(ジェロ)

クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①春日部市のふたば町に新たに就任した四膳がエコを推進。河原でゴミ拾いをしたしんのすけは緑の瓶を持ち帰るが、ひろしとみさえがそれを飲んで動物化する。 ②四膳は人間を動物化する計画を立てており、春日部市民を動物化するが妻との喧嘩が原因だった。仲直りした四膳はみんなを人間に戻した。

【起】- クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国のあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんとしんのすけの5人は「かすかべ防衛隊」を結成していました。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスのひまわり組です。よしなが先生は、ばら組のまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

『母をたずねて三千里』のようなシチュエーションです。
追いすがるしんのすけをなだめて、みさえは船に乗ろうとします。
みさえはしんのすけと涙の別れをしますが、そのみさえの顔に、唐突にぶりぶりざえもんがくっつきました。
これはみさえの夢でした。しんのすけのお尻がみさえの顔にくっついていました。

夜道を走るトラックが、山道に女性の姿を見つけて停車します。
トラックの運転手は女性に声をかけますが、女性は銃を向けてトラックの中身が必要と言いました。驚いた運転手の男性はトラックを発進させますが、銃の連射に驚いた男性はトラックの運転を誤ります。
運転手は崖の途中で助かりますが、トラックはそのまま川に落ちて爆発炎上しました。1つのアタッシェケースが川を流れていきます。

野原家はいつものように、慌ただしい朝を迎えていました。
それでもスクールバスに間に合ったと思いましたが、春日部市ではこのところ自然環境に優しくという取り組みをしており、その日はお迎えが来ないエコデーでした。みさえは結局しんのすけを幼稚園に送りに、自転車を繰り出します。
その直前にごみ出しを思い出したみさえは、ごみ捨て場に置きますが、ある男性に制止されました。先日からエコでゴミの細分化が決まっており、みさえは注意されます。
みさえに声をかけたのは、新しく町長になった四膳守(しぜん まもる)でした。ロングヘアの男性です。
エコを諭されたみさえはやる気を起こしました。ごみの細分化に努めます。
幼稚園にも四膳は現れて、子どもたちに自然環境を守ることの大切さを説き、河原でごみ拾いをさせます。
しんのすけは河原で銀色のアタッシェケースを見つけ、中身の緑色のビンを持ち帰りました。
ひろしが会社から帰宅すると、みさえはエコをうるさく唱えます。ごみの種類の数だけごみ箱が作られ、エアコンを使うのはダメ、お風呂のお湯も少なめで、ひろしは少しくらいぜいたくしても…と不満に思います。
風呂上がりにビールを飲もうとしたひろしは、ビールが見つからないので、代わりに冷蔵庫に入っていた緑の小瓶の液体を飲みました。みさえもそれを見つけて、液体を横取りして飲みます。
しんのすけが拾ってきた発言をして、2人は慌ててうがいしました。
同じ頃、昼間にしんのすけたちがごみ拾いをした河原では、黒ずくめの人物らがアタッシェケースを見つけましたが、中身がないのを確認します。

【承】- クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国のあらすじ2

翌朝、ひろしはシロの小屋の上に乗って「コケコッコー」と鳴きます。自覚症状がなかったようで、みさえとしんのすけが呼びかけると我に返りました。
みさえはしんのすけとひまわりを連れて買い物に出かけますが、店内で転がっているみかんにじゃれつき、ワゴンセールでは服を奪うなど、しんのすけもひまわりもドン引きするような振る舞いをしました。
さらに翌日。
起床したみさえは洗面所の鏡を見て、驚きました。その声を聞いて駆け付けたひろしも吃驚します。
みさえは猫のような顔になり、ひろしは完璧にニワトリの顔になっていました。みさえの猫の顔は、見ようによっては豹にも思えます。
起きて来たしんのすけは2人を見てコスプレだと思い、自分もやりたいと言い出しますが、ひろしとみさえは困りました。動物病院に診てもらうべきか、普通の病院に行くべきか悩みます。
空腹を訴えるしんのすけに朝食を作ろうとしたみさえは、ガスコンロの火に怯えました。ひろしがやっとの思いで消しますがやはり火が怖く、朝食作りを断念したみさえとひろしは、しんのすけに弁当を買いに行ってくれと頼みます。
デパートではエコのために照明が大幅カットされていました。
公園は節水で水が出ず、喉がかわいた風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんらは困ります。幸い、ボーちゃんが小銭を持っていたのでコーラを買いますが、自動販売機も節電モードなのでぬるい状態です。
そこへ弁当を買ったしんのすけが通りかかりました。両親が動物になった話をしますが、風間くんたちは信じません。しんのすけが4人を連れて家に帰り、初めて風間くんたちは信じましたが、公園でのしんのすけの話を緑のマント軍団が聞いており、家に乱入してきます。
彼らはエコを掲げる団体『Save Keeping Beautiful Earth』環境保全組織、通称『SKBE(スケッベ)』の一団でした。馬面の男・ブンベツとレオタード集団がなだれこみ(女性はネコのお面、男性はイヌのお面をかぶっている)ます。
彼らはひろしとみさえを捕まえようとしますが、ブンベツがコーラの缶を踏んで転倒した間にみんなは車で逃げようとしました。車は勝手に自転車のように漕ぐタイプに改造されています。
ひろしが漕いで逃げますが、SKBEはウインドサーフィン風の乗り物で追ってきました。てんぷら油入りペットボトルを道にまかれてスリップしますが、ひろしはなんとか転倒を回避します。
のぼり坂で運転をみさえに交代しますが、砂を詰めた空き缶を投げられる妨害に遭います。
そこへサングラスをかけた女性が登場しました。映画の冒頭でトラックを邪魔しようとした女性です。
しんのすけがナンパしに女性の車に入り、みさえが取り戻しに行ったため運転はひろしに交代しました。ひろしはトウモロコシの罠にかかり、女性の車はガス欠を起こします。
捕まった一同は2つの檻に入れられました。ひろしとみさえが入った檻と、しんのすけたちかすかべ防衛隊やひまわりが入った檻です。

【転】- クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国のあらすじ3

SKBEは四膳町長が率いていました。四膳は究極のエコの姿…つまり、全裸に葉っぱを股間につけただけの姿で現れます。変態に見えます。
四膳は環境破壊に反対しており、元の自然に戻すには「人間を動物に変えればよい」と考えて、その薬を開発したのです。完成した薬はアタッシェケースで運ばれた緑の小瓶しかなく、それをひろしとみさえが飲んでしまったため、ひろしとみさえから成分を抽出して他の人間に投与しようと考えていました。
しんのすけたちの檻は別の部屋に監禁され、ひろしとみさえは別の部屋に運ばれます。
脱走したしんのすけたちはアジトから逃げようとしますが、途中、喉が渇いた風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんは冷蔵庫の飲み物を飲みました。
ひろしとみさえは飛行船に乗せられて立ち去り、その行方を知らないしんのすけたちは、線路沿いに春日部に戻ります。
そこへ例のサングラスをかけた女性がやってきました。みんなは電車をよけようとして田んぼに落ち、泥まみれになります。しんのすけは自宅に女性を招きました。
女性はビクトリアと名乗りますが、どうもだらしないらしく、風呂を使った後も片付けをせず、しんのすけが用意したカップめんも、食べるだけ食べて放置します。
ビクトリアとしんのすけはSKBE本部へ行こうと考え、そこへ風間くんらもやってきました。風間くんはペンギン、マサオくんはコウモリ、ネネちゃんはウサギ、ボーちゃんはオオセンザンコウ(アルマジロに似ている)に一部なりかけています。冷蔵庫に入った飲み物を飲んだせいでした。風間くんたちはSKBEに行けば元に戻る方法があると考え、一緒に行くことを決めます。
SKBEでは『人類動物化計画』を進めていました。時間が経過するにつれ、ひろしとみさえは徐々に脳が動物化していくことを自覚します。

翌日、しんのすけはシロの嗅覚を頼りにSKBE本部を探そうとしますが、雨が降って手がかりが消えます。
雨宿りをしていたしんのすけたちは、ちょうど通りがかったブンベツを見つけました。空を飛べるマサオくんが尾行し、みんなを案内します。
ブンベツが入ったところには鍵がかかっていましたが、ボーちゃんが舌で解錠しました。さらにネネちゃんが鋭くなった聴覚で方向を探知し、トロッコに乗って追いかけます。
トロッコの先には広い空洞があり、そこには豊かな自然が広がっていました。春日部七不思議のひとつに「カスカベ空洞」というのがあり、「地下には巨大な空洞があって、昔ながらの自然が残っている」という伝説です。
奥では演歌歌手のジェロが、無理やりエコの歌を歌わされていました。また試飲品のドリンクが大量生産されています。
罠に捕まったしんのすけたちは、四膳のところへ連れて行かれました。先に出発していたビクトリアも捕まっています。
四膳は若い頃からエコの大切さを説き、必死で活動していたのですが、みんなの理解を得られませんでした。人間の身勝手さに絶望している時に春日部市の地下の空洞を見つけ、人間の動物化を思い付いたと言います。

【結】- クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国のあらすじ4

これこそが地球からのメッセージだと四膳は訴えますが、みんなはおかしな奴だと思います(主にその格好に対して)。
しんのすけがひろしとみさえに会わせろと言い、四膳は会わせますが、ひろしもみさえもすでに動物化していました。ひろしは完全なニワトリサイズになっており、みさえはネコというよりヒョウです。チーターかもしれません。
記憶がなくなったしんのすけはみさえに攻撃されますが、しんのすけのお尻で人間だった頃の記憶を取り戻したみさえは、しんのすけを抱きしめました。怒ったみさえは、四膳を捕まえに行くと決意します。
まだ動物化からさめないひろしを、しんのすけは罠の過程で手に入れたアンパンのかけらで釣って連れていきました。
箸を武器に使う女性・マイハシがみさえの前に立ちはだかりますが、しんのすけが頭に刺さった箸を抜くとマイハシは髪の毛が邪魔で視界が見えなくなります。
風間くんたちはランニングマシンで無理やり電力を作らされていましたが、監視の目を盗んで逃げ出しました。ブンベツが追いますが、ゴミ分けに夢中になり、見失います。
ボーちゃんは球体になり、マサオくんは超音波の悲鳴を出し、ネネちゃんは耳を武器にして振り回して戦いました。風間くんだけ武器がなく、自己嫌悪に陥ります。
頭に箸を刺して復活したマイハシに、しんのすけが真剣おケツ取りで対抗し、みさえが撃退しました。
ビクトリアは騒動の隙に逃げ、各所に仕掛けた爆弾を爆発させます。水が流れ込み、一同は流されそうになりましたが、すいすい泳げる風間くんがみんなを助けました。
水しぶきで地上に出た一同は、そこが春日部駅前だと知ります。
助かったと喜んだのもつかの間、春日部市民にすでに試飲ドリンクが配られており、市民は動物化していました。
地下から緑色のライオンの像が出てきて、四膳が乗っています。
四膳はピンク色の液体「人類動物化ドリンクDX(デラックス)」を飲んで神獣リオンデス(体はライオン、牛の角、蛇の尻尾、荒鷲の翼)に変身しました。みさえは戦いに敗れ、倒れます。
それまでドリンクを飲んでいなかったしんのすけが試飲ドリンクを飲み、動物化しました。
しんのすけはゾウに変身しましたが、サイズは小さいままです。対抗できそうにありません。
ところが、ひまわりもドリンクを飲んでおり、ひまわりは巨大なシロクマになっていました。野原一家が全員で(元々犬のシロも含む)立ち向かい、四膳を倒します。
巨大な像から落ちそうになる四膳を、ひまわりが助けました。
そこへビクトリアが現れます。
実はビクトリアは仮の名前で、本名は良子(よしこ)でした。しかも四膳の妻です。
もともと四膳は妻の良子だけは自分の活動を理解してくれると思っていたのですが、あまりにもだらしない性格であることに怒りを覚え、良子が動物になればよい…つまり「良子動物化計画」から端を発したと告白しました。
しかし良子のことが好きで、動物にできずにいました。良子に「不満に思ったことはその時言えばよかったのに、あとからうじうじ言いやがって」と一蹴されます。
四膳と良子は仲直りし、問題は解決しました。
良子はエコに努めると宣言し、四膳は元に戻れる薬「R」を飲んで、人間に戻ります。
戻ってきた野原一家が「戻る薬あるんじゃねーか」と突っ込み、後日、なんらかの方法で春日部市民は元の姿に戻れました。
(エンドロール)草原を走るしんのすけたち。動物バージョン。最後はシロ。

みんなの感想

ライターの感想

この手の映画の楽しみは「だれがどんな動物になるか」だろうと思う。
ある程度予想がつく人物もいるし(例:ネネちゃん、しんのすけ)、そうじゃない人物もいるし(例:ボーちゃん)。
エコっていいもの…という方向に話がいかず、訓話的な話にならないところも面白かった。
どちらかというとエンタメ性が強い内容。みさえとしんのすけの母子愛が出てくるものの、くどいほどではない。
かすかべ防衛隊も久しぶりに活躍したし、満足度は高い。

映画の感想を投稿する

映画「クレヨンしんちゃんオタケベカスカベ野生王国」の商品はこちら