「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ」のネタバレあらすじ結末

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズの紹介:2004年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第12弾。ひょんなことから映画の西部劇の世界に迷い込んでしまったしんちゃん率いる“かすかべ防衛隊”が、春日部市にある我が家へ帰ろうと奔走する。

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズの主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、つばき(齋藤彩夏)、マイク(村松康雄)、オケガワ(長嶝高士)、へんな顔の男〔クラウス〕(宝亀克寿)、保安隊隊長〔オーツ〕(玄田哲章)、保安隊副隊長〔ベン〕(大友龍三郎)、酒場のマスター(島香裕)、ジャスティスの部下(江川央生、川津泰彦、田中一成、大西健晴)、保安隊(今村直樹)、町人(坂口賢一、中尾みち雄、新千恵子)、保安官助手(服巻浩司)、クリス(小林修)、オライリー(大塚周夫)、ヴィン(内海賢二)、ジャスティス・ラブ(小林清志)、NO PLAN(内村光良、さまぁ〜ず、TIM、ふかわりょう)

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①つぶれた映画館・カスカベ座に入った風間くんたちがいなくなった。しんのすけはひろしとみさえに話し、カスカベ座に行く。そこで映画を見ていると映画の世界に入ってしまった。風間くんたちも町の中にいた。 ②町には「元から映画にいた住人」「カスカベ座からやってきた人」がいた。太陽が動かないことから映画が完結していないと知った一同は、完結させるために知事をおしきって封印場所へ行く。「おわり」の字を解放すると元の世界に戻った。

【起】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズのあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスです。よしなが先生はまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

…しんのすけ、風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんのかすかべ防衛隊は、リアル鬼ごっこ&高オニ(地面よりも高いところにいれば捕まらないゲーム)をしていました。風間くんがオニの時は警官になり、ネネちゃんがオニの時は離婚届けを持ち、マサオくんは嫁に逃げられた夫に、ボーちゃんはオレオレ連呼(オレオレ詐欺?)です。
しんのすけが捕まった時には、闇金の借金取りになりました。
そうやって逃げ回っている時に商店街の裏の路地に入りこんだ5人は、そこにカスカベ座という映画館の建物を見つけました。つぶれているようです。
中に入りこんだしんのすけたちは、廃墟の映画館で映画が放映されているので、座席に座って見ることにしました。ところがトイレに行きたくなったしんのすけは、途中で席を立ちます。
戻って来ると、4人がいなくなっていました。ひとり置き去りにされたと思ったしんのすけは帰宅しますが、帰りが遅いとみさえに叱られました。
野原家の電話が鳴り、他のみんなはまだ帰宅していないことを知ります。
しんのすけが事情を話し、ひろし、みさえ、ひまわりはそのカスカベ座に行くことにしました。シロは今回お留守番で、晩ご飯のエサは帰ってきてからやるとしんのすけは言います。
カスカベ座に行くと、まだあの映画がかかっていました。映写機から流れている映像は最初にしんのすけが見た時と同じ荒野のもので、西部劇の舞台がこんな感じだとひろしが言います。
次の瞬間、野原家(ただしシロを除く、シロは今回お留守番)は映画の中に入りこんでいることに気づきました。今まで夜だったのに、映画の世界では真昼の太陽がさんさんと照りつけています。
近くの岩場に鉄の扉がありますが、そこは鎖で厳重に封印がなされていました。また荒野には、謎の木製の巨大ロボットも倒れています。
線路を見つけてたどっていった野原家は、町へつきました。町はやはり西部劇風です。しかしそこにいる人たちは日本人のようです。
町の人に聞いても、誰も春日部のことは知りません。ひろしがバーに入ろうとすると店はこわもての男ばかりで、因縁をつけられました。野原家はかわしたので無事ですが、バーにいた人たちは殴り合いのけんかに発展します。
その時、保安隊とシェリフ(保安官)がやってきました。それはどう見ても風間くんです。しんのすけは「なにごっこしてるの?」と聞きますが、風間くんは追っ手をさし向けました。野原家は井戸に隠れてやりすごします。
井戸を使おうとやってきた少女・つばきに助けられた野原家は、空き家に案内され、かくまってもらいます。つばきは中学生くらいの女の子です。
野原家はつばきから、いろんな説明を聞きました。
ここはジャスティスシティという町で、今回の野原家のように、時々新たな人がやってくるそうです。彼らは最初は元いた場所に帰りたがりますが、やがて過去のことを忘れ、この町になじむのだそうです。

【承】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズのあらすじ2

町を仕切っているのはジャスティス・ラブ知事でした。つばきは知事に拾われて、屋敷で召使をしているそうです。
しんのすけたちは、どうにかして元いた場所、埼玉県春日部市に戻ろうと思いますが、方法がまるで思い付きません。
その時、人一倍帰りたがっている太っちょのマイクがいじめられていました。棒に手足をくくられて、ぐるぐる回されています。ちょうど、豚の丸焼きを火であぶっているような方法です。
マイク(でも日本人)を助けた野原家は、マイクもカスカベ座で荒涼とした景色を見ていたらこの世界にやってきていたと聞きます。
マイクは映画オタクで、映画を見たくて元の世界に戻りたいと言いました。
この町では3か所、絶対に入ってはならないという場所があり、そこに行けば元の世界に戻れるかもしれないと考えたマイクは、そこへ潜入してお仕置きを受けていました。
潜入はしたものの、その立ち入り禁止区域には何も道がなかったそうです。
マイクはすでに元の世界の仕事を忘れかけており、あせっていました。
ひろしとみさえは確かめるため、外に出ていきます。しんのすけは、マサオくんにそっくりな男の子を見つけ、追っていきました。
それは見た目はマサオくんですが、すっかり記憶を失っています。マサオくんに女房がいると知って衝撃を受けたしんのすけでしたが、会うと相手はネネちゃんでした。ネネちゃんもすっかり記憶を失っています。
ボーちゃんのことを聞いたしんのすけは、マサオくんから町のはずれにいると聞き、訪ねます。
ボーちゃんだけは春日部時代の記憶があり、でも忘れそうになっていると言いました。しんのすけも「かすかべ防衛隊」の「防衛隊」部分を忘れかけている自分に気づきます。
しんのすけとボーちゃんは、時々2人で会って春日部時代の話をして、忘れないようにしようと話しあいました。
マイクの馬を借りて立ち入り禁止区域に行ったひろしとみさえは、本当に何も道がなかったと言います。どうすれば元の世界に戻れるのか、全く想像できません。
時間は常に昼間でした。太陽は常に同じ位置にあります。
マイクによると、この世界にいる発明家のオケガワ(桶川)博士が、懲りもせず毎日何かの発明をし、馬にひきずられる刑に処されるそうで、それで日づけの目安にしているそうです。
野原家は必死で元の世界に帰ろうと考えますが、方法がまるで思い付きません。日にちばかり経過していきます。

この世界には2種類の人間がいました。「映画の中に元々いた人たち」と「カスカベ座から入ってきた人たち」です。
ジャスティス・ラブ知事やその側近の手下、オケガワなどは前者で、しんのすけたちやマイクは後者です。またつばきも「拾われた」という発言をしていることから、しんのすけはカスカベ座から入ってきた人だと判断します。
月日は経過し、野原家のあとにも、新たな夫婦やNO PLANというグループもやってきました。
ひろしは肉体労働を、みさえは居酒屋の歌手(お色気系)をして暮らしますが、打開策は見つかりません。時々マイクと情報交換をします。
この世界はカスカベ座にかかっている映画の中で、映画館からのSOSではないかとマイクは言います。自分たちを必要としているから映画の世界に取りこんだのだというのが、マイクの説でした。

【転】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズのあらすじ3

太陽がいつも同じ位置にあることで、ボーちゃんが「映画が途中で止まっている」と指摘します。その発言を聞き、ひろしとマイクは気づきました。
自分たちが映画の中に入れられたのは、途中までしかできなかった映画を完成させてもらいたいのだと。つまり、映画を完成させれば元の世界へ帰れるのです。
ひろしたちは早速、カスカベ座からやってきた人たちに対し、この説を説明しました。しかし問題なのは「どうやって映画を完成させるか」なのです。みんなに指摘され、ひろしは答えに詰まります。
全員で「おわりー」と言ってみますが、駄目でした。
オケガワがやってきて、映画を終わらせるためのヒーローの道具を開発していたと言います。ジャスティス・ラブ知事を倒せばよいのではないかという意見が出ると、太陽が少し動きました。
オケガワは「ヒーローになれるパンツ」を差し出します。スーパーマンが履いているような赤いパンツが5枚ありました。
しかしサイズが小さくて大人は履けません。ためしにしんのすけが履いてみるとフィットしました。パンツはあと4枚あります。
それを見て、しんのすけはぴんときました。かすかべ防衛隊の5人が履けばいいのです。
ボーちゃんに博士、マサオくんとネネちゃんも連れてきて、無理やりに履かせます。
そこへ、シェリフの風間くんがやってきて、「反抗分子として逮捕する」と言いました。
風間くんはそれまで子どもなのにいばっていたのですが、映画を終わらせるために立ち上がった人々に、あっけなく保安官のバッジを取られてしまいます。それまでジェスティス・ラブ知事は気まぐれで、子どもである風間くんに保安官バッジを渡していたのでした。
風間くんにヒーローパンツを履かせようとしますが、抵抗します。しかししんのすけと言い合いになった時につい風間くんが「しんのすけ」と名を呼びました。
実は風間くんも記憶があったのです。ところがエリート教育を無理やり押し付けられる春日部に戻りたくないために、わざと忘れたふりをしていたのでした。
しんのすけは、悪い子ぶっている風間くんは「らしくない」と言い、無理やりパンツを履かせました。
何か起こるかと一同は期待しますが、何も起こりません。マイクが「ピンチに陥らないとヒーローに変身できないのだ」と言います。さらに、5人の心がひとつにならないと意味がないのではないかとも指摘しました。
ジャスティス・ラブ知事がやってきて、映画の主役は自分だと主張します。あの自信はこからくるのだろうと人々が考えていると、つばきが「立ち入り禁止区域に封印しているものに、関係があると思う」と言いました。ジャスティス・ラブ知事は定期的にその場所へ行き、何かを確認しているのだそうです。
そこで人々は立ち入り禁止区域へ行くことにしました。機関車ならすぐだとつばきが言います。

【結】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズのあらすじ4

ジャスティス・ラブ知事が追っ手を差し向ける中、カスカベ座からやってきた人たちは機関車に乗って進みます。ひろしが足止めで残り、馬で追跡してなんとか乗り込んだところで、機関車を加速させて追っ手を引き離しますが、ジャスティス・ラブ知事は車で追跡させました。映画オタクのマイクがいうには、西部劇の舞台となる時期の最後の頃は自動車があり、矛盾はしていないとのことです。
車が加速して追ってくると、機関銃を連射しました。最後尾の客車の連結部が外れ、みんなは前に移動しますが、その時に風間くんが落ちてしまいます。
車に轢かれそうになった風間くんですが、しんのすけが助けました。あとの3人も機関車を降りてやってきます。
見つめあった5人の心はひとつに揃い、パンツは虹色に光り始めました。5人はヒーローに変身します。カスカベボーイズ、またの名をかすかべ防衛隊と名乗ります。
変身した5人はいわば無敵状態で、銃の玉も当たりません。しんのすけは銃を持った敵にカンチョウで対抗しました。ジャスティス・ラブ知事が逃げますが、マイクは深追い無用と言います。最優先にすべきは、封印しているものを確かめることだからです。
しんのすけは客車の中で、つばきに告白しました。
外で大きな音がします。見ると、最初にしんのすけたちがこの世界にやってきた時にあった、木製の巨大ロボをジャスティス・ラブ知事が操縦して追ってきていました。
つばきは密告がばれて、巨大ロボに捕まります。
つばきが落ちた時、しんのすけが下敷きになって助けました。白いパンツを見て喜んだしんのすけは、ダメージになるどころかむしろパワーアップしました。
巨大ロボは口の中から鞭を出して武器にし、乳首からダイナマイトを出し、目からも機関銃を発射します。機関車が横転しそうになったのを、しんのすけたちは助けました。
さらに力を出すために、かすかべ防衛隊時代に何かかけ言葉があったと思うのですが、その言葉が思い出せません。外来語の何かだということは思い出せるのですが、それ以上思い出せない5人は、ためしとばかりいろんなことばを言ってみます。
マサオくんに火がついたのを見たしんのすけが「ファイヤー」だと思い出しました。5人が声を揃えてファイヤーと叫ぶと、さらにヒーロー度がパワーアップし、空を飛べるようになります。
5方向から突撃した5人は、ジャスティス・ラブ知事の乗る巨大ロボを倒しました。封印場所へ急ぎます。
ジャスティス・ラブ知事はまだ悪あがきをし、第1の封印場所の前に立ちはだかっていました。ところが第2、第3の扉の封印が解け、光る直方体の何かが出てきます。
さらに知事が守っていた扉までもが開き、光が出てきました。
いつのまにか町は夜になっており、光るものは空に浮かぶと「お わ り」と輝きます。
それと共にカスカベ座の映写機が止まりました。みんなはカスカベ座の観客席に戻っていました。人々は帰還を喜びます。
マイクはぜひ一度店に来てくれとひろしに言い(マイクはレンタルビデオ店の店主だった)、家に帰っていきます。しんのすけはつばきを探しますが、いませんでした。映画の中の登場人物だったのだと、風間くんとひろしは気づきます。
しんのすけは映画の世界に戻ろうと、スクリーンに体当たりしますが、戻れません。「代わりにぼくたちがいる」と風間くんたちが言います。
帰りを待ちわびていたシロが、カスカベ座まで迎えに来ていました。その声を聞いたしんのすけは、えさをやろうと気持ちを入れ替えます。
立ち去り際、ひろしはもう1度だけカスカベ座のスクリーンを振り返りました。
(エンドロール)つばきと踊るしんのすけ。

みんなの感想

ライターの感想

しんのすけが本気の恋をする、しかも「大人のおねいさん(高校生以上)」ではなく中学生に、という珍しい話。
ひまわりは、ほとんど「いるだけ」。その代わり今回はかすかべ防衛隊が活躍。
クライマックスの、5人が力を合わせてヒーローになるところは面白いし、さらにパワーアップするところもすばらしい。
暴力行為もクレヨンしんちゃんワールドにしては、ちょっと異色。

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