「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード」のネタバレあらすじ結末

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロードの紹介:2003年公開の日本映画。テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場作第11弾。知らぬ間に悪の組織の陰謀に巻き込まれた野原家が、晩ご飯に家族そろって焼肉を食べるために奮闘する。

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードの主な出演者

野原しんのすけ(矢島晶子)、野原みさえ(ならはしみき)、野原ひろし(藤原啓治)、野原ひまわり&埼玉のタマちゃん(こおろぎさとみ)、シロ&風間トオル(真柴摩利)、白衣の男(石丸博也)、桜田ネネ(林玉緒)、佐藤マサオ(一龍斎貞友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、園長先生(納谷六朗)、よしながみどり(高田由美)、まつざか梅(富沢美智恵)、上尾ますみ(三石琴乃)、アクション仮面(玄田哲章)、桜ミミ子(小桜エツ子)、隣のおばさん・北本(鈴木れい子)、大原ななこ(紗ゆり)、ヨシリン(阪口大助)、ミッチー(草地章江)、下田長九朗(江原正士)、天城(皆川純子)、ドライバー(真殿光昭)、下田の妻(西川宏美)、洋品店のおばさん(堀越真己)、キャンペーンガール(池澤春菜、松岡由貴)、部長(郷里大輔)、川口(中村大樹)、社長(宇垣秀成)、怪人(江川央生)、テレビアナウンサー(遊佐浩二)、隊員(大西健晴)、トモちゃん(華原朋美)、堂ヶ島少佐(徳弘夏生)、ボス、パクヘッド(石塚運昇)

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①その日の晩ご飯は高級焼き肉の日。ところが野原家に白衣の男が現れ、追っ手に「アレ」は野原家に託したという。組織の者に追われた野原家は指名手配になり春日部市内を逃げる。 ②誤解を解こうと熱海の本部に乗り込んだ野原家は、白衣の男が現れた時の会話が催眠装置『熱海サイ子』の解除音声と知り、再現に協力。その後ボスから装置を奪い装置をなかったことに。帰宅後やっと焼肉にありつく。

【起】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのあらすじ1

野原しんのすけは、埼玉県春日部市に住む5歳のやんちゃな男の子です。父はひろし、母はみさえと言います。「しんのすけ」「しんちゃん」と呼ばれます。
しんのすけはスクールバスのあるふたば幼稚園に通い、同級生の風間トオルくんや桜田ネネちゃん、佐藤マサオくんやボーちゃんと仲良くしています。
ふたば幼稚園の園長はヤクザに似ています。しんのすけはよしなが先生のクラスです。よしなが先生はまつざか先生となにかと張りあっています。
しんのすけには愛犬・シロがいます。また妹・ひまわりも生まれました…。

…その日の朝食は、みすぼらしいものでした。ひろし、しんのすけ、シロは文句を抱いています。ひまわりも怒っています。
ご飯はありますがみそしるは具なしで、おかずが何かの千切りみたいなものです。シロは味付けのり1枚です。
みさえは、理由があると言いました。そして冷蔵庫の中を見せます。
冷蔵庫の中には、たくさんの肉が入っていました(ほんとにいっぱい!)。焼肉のたれも複数そろえています。ひろし、しんのすけ、ひまわり、シロは全員感嘆の声をあげます。
みさえは高級焼き肉を買うために、少しずつ家計を切り詰めていました。そしてやっとお肉を購入できたのですが、少しばかり予算がオーバーしてしまい、それで今朝の朝食は控えめなものになってしまったのです。
今朝は貧相な朝食ですが、今晩は思い切り心ゆくまで焼肉パーティーです。それを知るとみんなの不満は雲散霧消し、早くも気持ちは晩ご飯の焼肉のことで頭がいっぱいでした。
その時、野原家の塀を壊しながら1台の車が入ってきました。車から降り立った男性は白衣を着ており、何かから逃げている様子です。
白衣の男はひろしにすがりつくと、かくまってくれと言い出しました。悪い奴に追われているのかとひろしは困り、みさえは警察に通報するように言いますが、男は「警察はちょっと…」と言葉を濁します。
続けていかにも悪そうな男たちがやってきました。その男は堂ヶ島少佐と名乗り、野原家のみすぼらしい食卓を非難し、白衣の男に「アレを出せ」と言います。
白衣の男は「アレは野原家に託した」と答えました。全く身に覚えのない野原家は驚きます。
白衣の男はどうやら大きな組織の一員のようで、組織の機密を盗み出したようでした。少佐は白衣の男を気絶させると、野原家も連行しようとします。
とりあえずしんのすけたちはみんなで逃げ、ふたば幼稚園へ駆け込みました。まだ朝早いので園児たちは来ていませんが、園長先生はスクールバスを洗っており、他の先生たちも出勤しています。
ひろしは先ほど家であった出来事を話しますが、園のテレビでニュースが流れ、野原家が指名手配になったという報道がなされました。ひろしは「異臭物陳列罪」、みさえは「年齢詐称」、しんのすけは「幼児変態罪」、ひまわりは「結婚詐欺」、シロは「集団行為及び飲酒運転」の容疑だそうです。
春日部市ではどの局でも、臨時ニュースを流し始めました。さらに野原家を捕まえると1億の報奨金が出るそうです。
野原家はふたば幼稚園を出て逃げ始めました。近所の交番に駆け込みますが、もう早くも手配の立て看板ができており、逃げます。

【承】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのあらすじ2

市民の反応はさまざまでした。野原家を凶悪犯と恐れる者と、報奨金目当てで捕まえようとする者とに分かれます。
後者の報奨金目当てで追う市民たちから逃れて、しんのすけたちは商店街の洋装店に入りました。しんのすけは大好きなテレビヒーロー番組『アクション仮面』の再放送を見ようとチャンネルを合わせますが、その番組までもが途中でしんのすけの手配に切り替わり、しんのすけは目が点になるほどのショックを受けます。
続いてひろしが勤務する双葉商事が会見を開き、ひろしを懲戒解雇にするというニュースを聞き、ひろしも目が点になるほど落胆しました。みさえは2人を鼓舞します。
野原家は、洋装店にあった服で変装しました。ひろしが女装し、みさえは男装し、ひまわりとしんのすけは二人羽織りでシロも人間の変装をさせられます。
しかし変装したひろしとみさえは、隣家のおしゃべり好きの北本さんに捕まっておしゃべりを聞かされ、その間にひまわりがうんちをしそうになって、しんのすけがあせります。
ひろしのカツラが取れて変装がばれてしまいました。変装を解いた一家は再び逃走します。
通りがかりのアパートの床から地下にもぐりこんだ野原家は、いろんな配線の通った地下道を通って移動しました。みさえの尻が時々つっかえますが、そのたびにしんのすけがカンチョウで進ませ、追って来る者にはおならで撃退します。

やっと出口に出たと思ったら、そこにはスウィートボーイズ所属の営業部部長・下田が待ち受けていました。下田は肥満体形の小さな眼鏡をかけた男です。
名刺を出して話し始めた下田は、「アレ」というのは物ではないと言いました。組織の本部が熱海にあることも話します。
スウィートボーイズ所属の女性・天城(あまぎ)が乱入した隙に、野原家は逃げ出しました。
地上に出てテレビを見ると、祖父(ひろしの父)の銀之助も逮捕されていました。みさえは、自分の方の実家もそうなのだろうと嘆きます。
その組織はいったい何を欲しいのか分からないながらも、ずっと追われる身であることに耐えかねた野原家は、思い切って「自分たちが熱海に乗り込んで、誤解をとこう」と考えました。
なにせ、今晩は焼肉なのです。夕食に焼肉を食べるためには、早く問題を解決させるのが一番です。
燃えた野原家は、組織の本部・熱海へ行こうとしました。
しかし公共機関を使うとすぐ追っ手にばれると考えたひろしとみさえは、熱海までヒッチハイクしようと考えます。念のため、春日部ナンバーは避けることも相談しました。
(実際、春日部市民はみんな騒動を知っていましたが、春日部を出るとほとんどみんな知りませんでした)
道のそばで車を待ち受けた野原家は、女性のほうが止まってもらいやすいと考えて、みさえがヒッチハイクします。
ところがみさえがお色気作戦を決行すると、それを見た車の運転手がびびって事故を起こしました。ひろしたちもぞぞぞっと寒気がします。
続いて女装したひろしがおこなうと、多摩ナンバーの白い軽トラックが止まってくれました。ひろしが助手席、みさえ、しんのすけ、ひまわり、シロは後ろの荷台に乗せてもらいます。

【転】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのあらすじ3

ひろしはトラックの男に運命の出会いと言われ、迫られました。やむなく自分は男だと明かしますが「知っていた」と一蹴され、妻子がいると燃えると言われます。
しかしトラックの男は「責任を持って熱海まで連れて行く」と約束してくれました。途中の検問も突破します。
車やセグウェイ集団が追ってきました。トラックの男はがんばって逃げてくれますが、カラーボールを車のフロントガラスにぶつけられ、車は横転してしまいます。
トラックの男が引き留めてくれようとしました。ひろしとみさえも戦います。
ところがひまわりがとうもろこし畑を歩いてハスの葉にのって川に流されたのを皮切りに、一家離散になってしまいました。シロは川を泳ぎひまわりを追います。
その後、ヒロシがひまわりとシロを回収しました。
みさえは敵方のセグウェイを奪取します。行き先は熱海と分かっているので、おのおの向かいます。
しんのすけは道路標識の漢字が読めず、間違って春日部に戻ってしまいました。風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんのところへ行きます。
4人はしんのすけを迎えながらも、どこかぎこちない態度でした。それもそのはず、マサオくんは天城部隊に知恵をつけられ、しんのすけが立ち寄ると密告するよう要求されていたのです。お菓子の山と引き換えです。
天城部隊に連れ去られたしんのすけを見た4人は、かすかべ防衛隊の仲間であるしんのすけを売ったことを後悔しました。そこで、しんのすけの味方をしようと考えます。
しんのすけは天城に連れられますが、スカートをめくってパンツの色を見ました。ベージュ色と知って騒ぎ立て、天城は思わずしんのすけを持つ手を放してしまいます。
その隙にしんのすけは逃げて壁をよじのぼりました。屋上には風間くん、マサオくん、ネネちゃん、ボーちゃんが待っており、熱海へ逃げるのを手伝ってくれます。
風間くんは補助輪つきの自転車、マサオくんは一輪車、ボーちゃんはキックボード、ネネちゃんはローラースケートで逃亡しました。しんのすけは風間くんの後ろに乗せてもらいます。
人ごみにまぎれたほうがいいというボーちゃんの案を採用し、遊園地に逃げたかすかべ防衛隊ですが、そこにもヘリに乗った少佐と天城部隊がやってきます。
マサオくんたちは身を挺してしんのすけをかばいました。風間くんが自転車の鍵を渡し、しんのすけを逃がします。
その頃、ひろし&ひまわり&シロは熱海近くの商店街で、ビールの試飲の誘惑に耐えていました。目先のビールよりも、今晩の塩タンとビールのことを考え、とどまります。
(アニメのタッチが妙にリアルな画面に変化します、シロ込み一家全員。これすごく面白い!)
リアルひまわりも焼肉をちゅーちゅーさせてもらうことを考えてとどまり(0歳児は焼肉ちゅーちゅー…許される?)、リアルシロも夜に肉をもらうことを想像しました。
みさえは電池の切れたセグウェイを、それでも操りながら移動し、リアルみさえとなって「骨付きカルビを白飯で食べる」想像を思い描いて奮闘します。

【結】- クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのあらすじ4

しんのすけは…「男前のオラがよく似合う」ということでなぜか金髪になり(でも眉毛は黒い)、まるで別人のリアルしんのすけは、焼き立ての肉をほおばる想像をしました。

ひろしチームがまず熱海の本部行きのロープウェイ乗り場に到着します。
みさえはセグウェイに乗って下り坂で車に轢かれそうになり、海に落ちましたが、そのまま泳いで到着しました。
最後にしんのすけが、風間くんの自転車に乗り、しかも途中から補助輪なしで乗れるようになりながら、天城自転車部隊を連れてやってきます。
全速力でやってくるしんのすけを、ひろしとみさえは身体をはって止めました。追跡部隊は止まりきれず、海に落ちます。
「野原一家ファイヤー!」と一家で燃えました。すべては今晩の焼肉のためです。
それを見た少佐と下田は、本部へ行くことを許可しました。ロープウェイに乗り、野原一家は本部へ行きます。
本部には古代ローマ風の衣装を着たボスが待ち受けていました。実はこの男、白衣の男の弟だそうです。
ボスは汗っかきなので、風呂に入りながら話をしました。
ボスはかつて熱海で温泉旅館を経営していましたが、店がつぶれてしまいました。そこで熱海が憎いと思い、研究肌の兄に開発させた催眠増幅装置『熱海サイ子』を使って熱海をどうにかしてやろうと考えていました。『熱海サイ子』は頭に巻いて使うピンク色の機械です。巻いて念ずれば、熱海じゅうの人間を操作できるのです。
組織の者が追っていた「アレ」とは、催眠増幅装置のロック解除のパスワードでした。白衣の男はそのパスワードを「野原家の朝の会話」に設定してしまったのです。
野原家は白衣の男と共に、あの時の会話を再現しようとしますが、いざ再現しようとすると細かな言い回しが違っていてエラー音が出ます。
それでも夜がふけ、何テイクも繰り返すと、徐々に思い出してきました。ひまわりの「たいやー」というばぶばぶ音やシロの鳴き声も必要でした。それでもエラーが出ます。
そういえばあの時にしんのすけがすかしっ屁をしたことを思い出し、それも再現するとコンピューターが起動しました。成功といわんばかりに梅の花が咲きます。
これで解放かと胸をなでおろした野原家でしたが、使うたびにパスワードが必要なのでずっとここにいろとボスは命令します。
早速ボスは頭に『熱海サイ子』を巻き、文句を言う野原家にその威力を見せつけました。ボスが念じると手下も野原家もみんな、ニワトリ、トイレの便器、寿司、サルになったりします。
ひろしが装置を奪い、一家でたらい回しにした後、しんのすけが『熱海サイ子』をかぶりました。すると全員がぶりぶりざえもんになります。
区別がつかないので野原家を捕まえられませんが、野原家は合言葉の「野原家ファイヤー!」で集合していました。汗っかきのぶりぶりざえもんを見つけ、捕まえます。
ところがそれはボスではなく、ボスの兄の白衣の男でした。ボスはロープウェイで逃げていましたが、野原家が根性でロープを伝って追って来るのを見て、びびります。
ボスにしんのすけが「『熱海サイ子』はなかったと催眠暗示をかけました。これで解決します。
無事に解放された野原家は帰途に着きました。
(エンドロール)新幹線に乗って東京駅で在来線に乗り換え、春日部市に戻る野原家。
(エンド後)焼肉を焼いている映像。やっとごちそうにありつけた。

みんなの感想

ライターの感想

今回もハチャメチャ度は高かった。面白かった。
特に、晩ご飯の焼肉のために一致団結して奮闘する野原家の結束が面白い。
組織に追われ、指名手配犯になってしまった野原家が、逆襲(というわけでもないのだが)のために熱海に乗り込むくだりも抜群。
ちりぢりになってもなお、熱海を目指す…その意気込みの根底にあるのは、ただただ「焼肉」。
ハイテンションでとにかく楽しい作品。

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