「ダンボ」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

ダンボの紹介:1941年製作のアメリカ長編アニメーション映画。ウォルト・ディズニーが製作し、ベン・シャープスティーンが総監督に当ったテクニカラーの作品。日本で初公開された時には『空飛ぶゾウ ダンボ』という題名で、1954年3月12日に公開された。

予告動画

ダンボの主な出演者

ティモシー・マウス(エドワード・ブロフィ)、ジャンボ&メイトリアーク(ヴェルナ・フェルトン)、サーカス団長(ハーマン・ビング)、コウノトリ(スターリング・ホロウェイ)、キャティ(ノリーン・ガミル)、ギグルズ(ドロシー・スコット)、プリシー(サラ・セルビー)、ジム・クロウ(クリフ・エドワーズ)、牧師カラス(ホール・ジョンソン)、眼鏡カラス&帽子カラス(ジム・カーマイケル)、デブカラス(ジェームズ・バスケット)、スミッティー(マルコム・ハットン)、ジョー(ビリー・ブレッチャー)、ケイシー・ジュニア(マーガレット・ライト)、ナレーター(ジョン・マクリーシュ)

ダンボのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①赤ちゃんを待ちかねたジャンボのところへ届いたのは、耳の大きな子ゾウ。ゾウ仲間は「ダンボ」というアダナをつけた。ダンボは仲間や人間からバカにされ、怒った母が暴れて檻に閉じ込められてしまう。 ②仲間から意地悪されるダンボを見かねたネズミのティモシーは、ダンボをスターにしようと考えた。長い耳を活かして飛ぶ練習をしたダンボは人気者になって、母・ジャンボと暮らせるようになった。

【起】- ダンボのあらすじ1

雪もみぞれもくぐり抜け、雨が降ろうが雷鳴もなんのその、コウノトリが赤ん坊を運んできます。待ち続けていれば、誰にでも平等に。
…アメリカ、フロリダ州にあるサーカス会場にも、コウノトリの群れは赤ちゃんを運んできました。
クマのお母さんには2頭の赤ちゃんを、カンガルーのお母さんには1頭の赤ちゃん、カバには1頭、トラには5頭、キリンには1頭…。
ピンクの帽子をかぶったゾウのお母さん・ジャンボは赤ちゃんを待ちあぐねていましたが、ジャンボのところには赤ちゃんが届かなくて、がっかりします。
ゾウのジャンボが暮らしているのは、移動サーカスです。サーカスは専用の列車を所持しており、街でサーカスをした後は列車に動物たちを乗せて移動をし、次の街でまたサーカスを開く…といったことをしていました。
サーカスには動物たちがたくさんいます。ゾウもジャンボだけでなく、ゾウ仲間が数頭いました。
その夜、フロリダ州で興行を終えたサーカスの一団は、列車に乗り込んで次の街へ移動を開始します。
遅れてやってきたコウノトリは、ジャンボの赤ちゃんを配達する予定でした。雲の上で休憩をしていると、ゾウの赤ん坊を包んだ袋が雲から落ちそうになり、慌てます。
サーカスの現在地を確認したコウノトリは、フロリダ州から北上している列車を見つけて「あれだ」と思いました。
列車の中にいるジャンボを訪ねると、赤ちゃんのお届けものをします。受け取りのサインを書いてもらい、ついでにハッピーバースデーの曲も歌うサービスをすると、立ち去りました。
ジャンボは赤ちゃんの名前をもう決めていました。自分の名前を使って「ジャンボ・ジュニア」と名付けるつもりです。
いそいそと赤ん坊を包んだ白い袋を開くと、中から青い瞳の赤ちゃんゾウが現れます。
ジャンボの仲間のゾウたちも「天使のような赤ちゃん」ともてはやしました。
ところが、幸福な時間はそこまででした。
赤ちゃんがくしゃみをした拍子に、それまで丸まっていた耳が開きます。身体の割に耳は異様に大きいので、ついさっきまで可愛いと褒めていたゾウの仲間たちは、一転して「変な耳」とバカにし始めました。

【承】- ダンボのあらすじ2

ついには「ジャンボというより、ダンボね」と言って笑い、ゾウの仲間たちは赤ちゃんゾウをダンボと呼び始めます。
気分を害したジャンボは別の場所に移動すると、ダンボの耳を産着のように身体に巻いて寝かせつけました。ジャンボにとっては赤ん坊を鼻を長くして待ちかねていましたので(嘘、本当は「首を長くして」)、ダンボがどんな形状だろうが、大事な大事なわが子です。ジャンボのダンボに寄せる愛情が、変わることはありませんでした。
サーカスの一団は次の街へ移動しました。天候はあいにくの雨でしたが、それをものともせず早速、テントを設営し始めます。
力仕事には人間だけでなく、ゾウやラクダなどの大型動物も手伝いました。ダンボも幼いながら、ジャンボのしっぽに捕まって外に出て、作業を手伝います。
新たな街でサーカスの興行が始まりました。ビラが撒かれて派手な宣伝パフォーマンスをし、客を呼び寄せます。
ダンボは母・ジャンボの愛情を一身に受けてすくすくと育ちました。ジャンボに構ってもらいたい時には尻尾をひっぱり、一緒に遊んでもらいます。
ところがゾウの仲間たちだけでなく、ダンボは人間の子どもたちにも大きな耳をバカにされました。
ある時、少年たちがダンボの耳を指さしてからかったため、母・ジャンボは怒って暴れます。
止めに入ったサーカスの団長を水の中に落としたので、ジャンボは『危険 凶暴なゾウ』という扱いを受けて、鉄の檻の中に隔離されてしまいました。お仕置き小屋です。
ゾウの仲間たちは、ここぞとばかりに心ない噂をします。もともとジャンボが暴れたのは、子どものダンボがあんな耳だから…とダンボはゾウ仲間から意地悪されました。
それを小屋の片隅で見ていたネズミのティモシーは、意地悪をするゾウたちを不満に思います。誇り高い種族だと自分たちのことを言いながら、していることは仲間のイジメ…最悪だと思ったティモシーは、ゾウたちに食ってかかりました。ゾウはネズミのティモシーを怖がって逃げます。
ティモシーはダンボと友だちになりました。ダンボは初めてできた友人だと喜びます。

【転】- ダンボのあらすじ3

ダンボと母・ジャンボが離れて暮らすのを見かねたティモシーは、なにかいい策はないかと考えました。
そして、ダンボをスターにするような出し物をすればよいのだと思い付きますが、具体的な策が思い浮かびません。
その頃、サーカスの団長は新たな出し物を考えていました。ゾウの背中に別のゾウを積み重ねて、ゾウのピラミッドを作るというものです。
それを聞いたティモシーは、ゾウのピラミッドのいちばん上で旗を振る役目をダンボにすればいいと、寝ている団長の耳元で囁きました。団長はその気になります。
しかし子ゾウのダンボがゾウのピラミッドのいちばん上まであがるのは大変です。6頭まで積み重なったゾウの上に乗るために、踏み切り台でジャンプする手筈をつけられました。
ところが5頭も乗せたいちばん下のゾウは重さで限界で、ダンボは跳ぶのをミスします。ゾウたちは派手に転倒し、サーカスのテントの支柱は壊れて客は退散し、新たな出し物は失敗に終わりました。
サーカスはまた新たな街へ列車で移動します。
ダンボのせいばかりではないのに、ゾウたちは出し物の失敗をダンボに押し付けて恨みました。もうあの子はゾウとは認めないとまで言います。
ダンボは見せしめに顔に白い粉をつけられ、ピエロ役(道化役)をすることになりました。火の手があがる建物からジャンプして飛び降りる役目です。
この出し物は成功しましたが、皆の笑い物になるダンボは複雑な気持ちになりました。出来がよかったとティモシーが褒めますが、それでも悲しむダンボを慰めるために、ティモシーはダンボを夜に連れだして、母・ジャンボの檻まで連れていきます。
母・ジャンボは鎖で繋がれているので、顔を出すことができません。それでも鼻と鼻でコンタクトを取ったダンボは、慰められました。母・ジャンボは鼻でダンボをブランコして、子守唄をうたいます。
名残を惜しみつつ帰ったダンボは、打ち上げで酔っ払った団長たちが飛ばしたシャンパン入りの水を飲み、酔っ払ってしまいました。異変に気づいたティモシーも水を飲み、酔います。

【結】- ダンボのあらすじ4

ダンボはピンクのゾウの行進と、ダンスの夢を見ました。
翌朝、目覚めたダンボとティモシーは、樹木の上にいることに気づきます。驚いたダンボは地上に落ちましたが、どうやって樹木の上にのぼったのかティモシーは不思議に思いました。
カラスたちが「空を飛んだのかもしれない」と言い、ティモシーは「それだ!」と思います。ところがカラスたちは冗談で言ったので、「ゾウが空を飛ぶわけがない。見たことがない。あるわけがない。ホラ話だ」とさんざんバカにしました。
では飛べるようになればいいのだと思ったティモシーは、ダンボを励まして飛ぶ特訓をします。
最初はバカにしていたカラスたちですが、ダンボの耳が大きいがために仲間たちからいじめられており、母親とも別々に暮らしていることを知って、協力する気になりました。
カラスは「魔法の羽根だ。これを持っていれば空を飛べる」と言って、自分たちの黒い羽根を渡します。
ダンボはその気になり、翼のように大きな耳を上下に動かして、飛ぶことに成功しました。
ティモシーとカラスたちが見守るなか、ダンボは練習を積み重ね、かなりの距離を飛べるようになります。
サーカスでまたピエロ役をすることになったダンボに、ティモシーが「飛び降りるのではなく、飛べ」と指示しました。
頑張るぞと決意したダンボですが、ここぞという段になって魔法の羽根を落としてしまいます。魔法の羽根がないと飛べない…そう意気消沈するダンボに、ティモシーは「あれは嘘だ。ダンボは飛べる」と勇気づけました。
一大決心したダンボは大きな耳をはばたかせて、飛ぶことに成功しました。サーカスのテント内を飛び回るゾウを見て、観客たちは大喜びします。
これが大ヒットとなり、新聞はこぞってダンボの記事を載せました。ダンボは一躍スターの仲間入りを果たし、その耳には100万ドルの保険がかけられるまでになります。
ネズミのティモシーはダンボのマネージャーとして活躍します。
そしてダンボは念願かなって、再び母・ジャンボと一緒に暮らせるようになりました。

関連する映画

アニメ映画

みんなの感想

ライターの感想

いまでは王道の「悲惨な境遇にあった主人公が、一転してスターに」というモチーフ。この時代からあったのだなあ。
その愛らしい造形とは裏腹に、内容的にはけっこう重たいです。
特に仲間から意地悪を受けるシーンは容赦なく、可哀想…。
だからこそ、ラストでダンボが飛べたときに嬉しく思うし、その倖せが引き立つんですけど。
それにしてもゾウが空飛ぶって発想、だれが思い付いたんだろうな。奇想天外このうえない。
いま見ても決して色あせない名作。

映画の感想を投稿する

映画「ダンボ」の商品はこちら