「ドラえもんのび太とふしぎ風使い」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太とふしぎ風使いの紹介:2003年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第24弾。台風の翌朝、のび太が出会って育てた風の子・フー子をめぐる冒険と戦いが、壮大なスケールで展開する。人気アーティスト、ゆずの2人が声優に初挑戦。

予告動画

ドラえもんのび太とふしぎ風使いの主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、のび太のママ(千々松幸子)、ジャイアンのママ(青木和代)、フー子(かないみか)、テムジン(愛河里花子)、スン(西原久美子)、テムジンとスンの母(山口奈々)、トムジン(佐藤ゆうこ)、ヤムジン(北川悠仁)、クンジン(岩沢厚治)、ストーム(屋良有作)

ドラえもんのび太とふしぎ風使いのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①台風の翌朝、のび太は台風の子ども・フー子と出会う。フー子の遊び場として草原に出かけたドラえもんたちは風の谷の一族と出会うが、敵対する嵐族がおり、フー子は拉致される。 ②嵐族の先祖が世界を陥れるために作ったマフーガという怪物、それが3つに分かれたものの1つがフー子だった。嵐族のストームは22世紀からやってきた人間で、予言を実現させようとしていた。フー子は嵐をなくすため犠牲になり、ストームはTP隊に逮捕された。

【起】- ドラえもんのび太とふしぎ風使いのあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…地球のある大陸の山々に、嵐族が聖地である場所へ入りこみます。
神の眠る場所だとリーダーのストームが言い、岩をこじ開けて奥へ進み、中にある棺を開きます。
その瞬間、中から黄色と青の光が飛んでいきました。残ったところには幽霊のようなもの・ウランダーがおり、オオカミに乗り移って鳴きます。

…日本。
台風一過でよく晴れた空き地で、スネ夫がラジコンを使って遊んでいました。
そこへボールが庭のしげみから出てきます。
スネ夫はそれをサッカーボールだと思いましたが、違いました。目の前で割れて、おたまじゃくしのような、つむじ風の妖精みたいなものが出てきます。
スネ夫はそれを捕まえようとしますが、しがみつくと飛んでしまいます。
その黄色いおたまじゃくしは、のび太の買ったソフトクリームを奪って立ち去りました。途中でジャイアンの頭の上に落としてしまいます。
のび太は無罪なのに、ジャイアンに叱られました。その様子を見た黄色いおたまじゃくしは、ジャイアンを倒すとのび太になつきます。
のび太は、この変な生き物はきっと、ドラえもんが出したひみつ道具だろうと思います。

家に連れて帰ると、ドラえもんは否定しました。なんでも分析機で調べて、知能を持った小さい台風だと知ります。
のび太は「フー子」と名付けました。
フー子はいたずらが好きで、やかんに入って戻ってきます。ママがやかんを取りに来て、火にかけました。のび太は急いで回収します。
ドラえもんは漫画に描かれている、可愛らしいピンクの恐竜のキャラクターを選び、フリーサイズぬいぐるみカメラで恐竜の着ぐるみを作りました。中にフー子が入ります。

【承】- ドラえもんのび太とふしぎ風使いのあらすじ2

フー子は一瞬でのび太の部屋の本を片付けるなど、賢い生き物でした。
のび太は早速、フー子をしずかちゃんに見せに行きます。

しずかちゃんは喜びますが、しずかちゃんが持つコアラの人形をのび太が可愛がったことから、嫉妬したフー子がしずかちゃんのスカートをめくり、のび太は怒りました。
叱られたフー子は去っていきます。
ドラえもんとしずかちゃんに説得されたのび太は、フー子を探しに行きました。
あちこち探しまわり、疲れた頃、河原でしょんぼりしているのび太のところへ、フー子が戻ってきたので仲直りします。
その様子をスネ夫が見つけました。スネ夫は、フー子を見つけたのは自分だから、取り戻したいと考えます。
帰宅したのび太は、フー子が小さくなっているのに気付きました。
台風のご飯はあったかい空気だと知り、ドラえもんが「ふつうのドライヤー」を出します。
ドライヤーの風を吸うと、フー子は元気になりました。
ドラえもんとのび太は、フー子が思い切り遊べる、砂漠や大草原のようなところへ放しにいこうという話をして、眠りにつきます。
スネ夫は夜、ジャイアンも味方につけてフー子を取り戻そうと考えました。

翌日。
スネ夫はジャイアンを味方につけ、のび太宅を訪問します。
しかしのび太、ドラえもん、しずかちゃんは、すでにフー子を連れてどこでもドアで、広い原っぱのあるところへ移動していました。出た瞬間、突風に吹き飛ばされます。
出た先は、風車がある風の強い村でした。そこで少女が悪そうな黒ずくめの男2人に追われているのを見て、助けます。
さらにジャイアンとスネ夫が悪い男たちの上に落ちてきたため、男2人は退治できました。
少女のところに、少年がやってきます。
ほんやくコンニャクを使うと、少女はスンで、あとできた少年がスンの兄・テムジンだと分かりました。
テムジンたちは風の村というところに住んでおり、風使いの一族で、代々風を操って生活しています。風を使う技術はすばらしいものでした。
外界とは完全に隔離されており、この村だけで継承してきた技術だろうと、ドラえもんは思います。

スンやテムジンと仲良くなったドラえもんたちは、村を案内してもらいました。
風を使うカゼスビーという円盤に乗って移動し、ブンブンというてのひらサイズのおもちゃを使い、風を操ります。
のび太はブンブンを的に当てるゲームで、地元の子たちよりも上手に使いこなせました。
スネ夫はドラえもんに、最初にフー子を見つけたのは自分だと言います。そこでドラえもんは、フー子が卵の状態で運ばれたと知りました。
この村に置いておくのが一番だと考えたドラえもんたちは、どこでもドアを置いてフー子に何かあればこれで戻って来いと言い、立ち去ります。

【転】- ドラえもんのび太とふしぎ風使いのあらすじ3

夜、テムジンは地下に青い卵のようなものを見つけました。中から水色の、フー子に似たものが出てくると、どこかに行きます。
ドラえもんたちの様子を見ていた、オオカミの中にいるウランダーは、どこでもドアを使って日本へ移動すると、スネ夫に乗り移りました。
そして忘れ物をしたと言ってのび太の2階にあがりこみ、どこでもドアで風の村へ帰っていきます。
悪スネ夫・ウランダーは青いフー子に似た風・ゴラド(注:映画では名前までは呼ばれない)を捕まえました。

さらに翌日。
ジャイアンが、スネ夫が帰ってこなかったらしいと言いに来ました。ドラえもんたちは風の村に探しに行きます。
風の村では、嵐族とその酋長・ストームが悪スネ夫・ウランダーの言うことを聞き、フー子を寄越せと詰め寄っていました。
悪スネ夫・ウランダーは竜の岩のところから霧のようなものを出して、ドラえもんたちの視界を奪います。ドラえもんはねずみの幻影を見せられ、嵐族の酋長・ストームにポケットを盗まれました。
どこでもドアが壊されているので、元の世界に戻ることもできません(戻ればスペアポケットがある)。
さらにフー子まで奪われました。ジャイアンはこっそり嵐族にまぎれてついていきます。
テムジンがやってきて事情を聞くと、明日案内すると言いました。今行くと、捕まりに行くようなものだという言葉を聞き、ドラえもんたちは納得します。

夜になりました。
悪スネ夫・ウランダーは宴会を開いています。そこへドラえもんたちは、ドラ・で・カイトという巨大な凧で接近し、忍びこみます。
侵入がばれて追いかけられた時、のび太だけ穴に落ちました。のび太はフー子が監禁されている場所まで落ちていきます。
フー子は地下の機械の中に入れられていました。
ドラえもんたちは、手下の1人に紛れこんだジャイアンに助けられ、逃がしてもらいます。
さらにジャイアンはのび太とフー子のところまで来て、出口を知らせました。
しかしのび太は迷ってしまい、寒い場所に出てしまいます。フー子は寒さに弱いのでのび太は困りますが、のび太自身も寒さで眠りそうになってしまいました。
そこへ巨大なヤクに似た動物・ヤークがやってきました。
ヤークは眠るのび太を手下に毛皮で温めさせると、この地域の歴史を語ります。
この地域は昔から、風の力を利用して生きる風の谷族と、風を悪用する嵐族との戦いがありました。
ある時、嵐族が風を悪用する怪物・マフーガを作りだします。しかし風の谷の一族がそれを3つに分けて、棺に入れて封印したそうです。
その話を聞きながら目覚めたのび太は、風の谷まで送ってもらいました。しかし悪スネ夫・ウランダーが来てフー子を奪い、立ち去ります。

【結】- ドラえもんのび太とふしぎ風使いのあらすじ4

ドラえもんたちもジャイアンに助けられ、一足先に風の谷に戻っていました。
のび太は話を聞いて、スネ夫にはウランダーが取り憑いていると知っています。
その話をすると、ドラえもんは「ノアの大洪水を再び起こそうとしているのではないか」と言いました。ノアの大洪水はただの言い伝えではなく、実際に起きた痕跡もあるそうです。
もしマフーガが復活したら、大洪水が起こるかもしれないと言いました。
それを聞いた風の谷の長老が場所を知っていると言い、村人たちは協力して風の船を取り出します。船は村の底に隠されていました。

悪スネ夫・ウランダーを追跡し、ドラえもんたちは赤道の無風地帯で降りました。
のび太は、嵐族のひとりがドラえもんのポケットをかぶっているのに気付きます。これは前夜、宴会で酔っ払った時にかぶったものです。
のび太がポケットを回収し、マフーガ復活の儀式をする悪スネ夫・ウランダーを止めようとします。
しかしマフーガは復活してしまいました。大きな大きな竜の形をしています。
その頃日本ののび太ママやジャイアンママらは、赤道付近に現れた超大型の台風のニュースを見ていました。
争っている時にドラえもんは、嵐族の船が22世紀のタイムマシンだと気付きます。
そのとおりで、嵐族の酋長・ストームは22世紀から来た考古学者でした。
ストームは22世紀の古文書を読んで、21世紀に起きたかもしれない大洪水の予言が、実際には実現されなかったために、実現させにやってきたのでした。21世紀でマフーガのことを知り、復活させたのもストームの仕業でした。
のび太はドラえもんにポケットを渡して、ドラえもんはべんり道具を出そうとします。
ドラえもんは空気砲とビッグライトを出して、自分を大きくするよう指示しました。空気砲を手に付けたまま巨大化したドラえもんは、空気の砲弾を撃ってマフーガを消そうとします。
マフーガは一度は消えたものの再生してしまい、方策がありません。

剣を見たのび太は、ヤークから聞いた昔の話から、剣でマフーガを3つに分けるのが封印の方法だと思い出しました。テムジンと共にマフーガに近づき、剣でマフーガを断ちます。
マフーガは3つに分かれたものの、フー子以外のウランガーとゴラドが合体しました。
フー子はマフーガに対抗し、時計回りに回って嵐を消滅させようとします。
フー子が勝ち、マフーガが消えました。しかしそれは、フー子の消滅も意味します。
のび太はフー子がいなくなったのを悲しんで、泣きました。
ストームはタイムパトロール隊に逮捕され、22世紀に連行されました。
風の船で風の谷に戻ったドラえもんたちは、風の谷の住民と別れを告げ、日本に戻ります。
フー子は去ってしまったけれども、いつも風はそばにいるからさびしくない…そう、のび太は思いました。

みんなの感想

ライターの感想

フー子、最初は見た目が微妙な感じだったけど、徐々に可愛いと思えてくるからおかしなもの。
恐竜のキャラの着ぐるみに入ったバージョンもあり、それも楽しい。
内容的には可もなく不可もなくといったところ。無難な仕上がり。あとは個人の好みが関係すると思う。
私はこの次の作品『のび太のワンニャン時空伝』のほうが、テンポよくて好き。
ヤークとか風の谷とか、なんか微妙にジブリっぽいキャラが今回は登場。ある程度意識してるのかも。
そうそう、ジャイアンの「暴力に飽きた」には、笑わせてもらった。
  • Miyu×2さんの感想

    本作品の舞台となる『風の村』はモンゴルを思わせる所です。ゲストキャラの名前も「テムジン」だし(笑)。(モンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーンの幼名) 取り憑かれたせいとはいえスネ夫の悪堕ちにはちょっとビックリ

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