「ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネット」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)の紹介:1990年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第11弾。平穏に暮らす動物たちの惑星「アニマル星」を侵略しにやってきた地球人型宇宙人「ニムゲ」による秘密犯罪結社「ニムゲ同盟」と、ドラえもん、のび太ら5人の戦いを描いた作品。

ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットの主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、のび太のママ(千々松幸子)、チッポ(田中真弓)、チッポのパパ(キートン山田)、チッポのママ(佐々木るん)、ロミ(西原久美子)、ウータン(川久保潔)、ゴリ郎の父(広瀬正志)、ゴリ郎(峰あつ子)、ペリカン(茶風林)

ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①裏山に発生したピンクのもやの先は動物のアニマル星。環境がよく平和で理想的なアニマル星に、ドラえもんたちは感心する。犬のチッポと仲良くなったのび太たちだが、ある日アニマル星にニムゲが攻めて来た。 ②戦いがないアニマル星には武器が存在せず、無抵抗で叩かれる。ドラえもんたちが行き助太刀、連邦警察にニムゲのコックローチ団は捕まる。

【起】- ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットのあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…パジャマを着たのび太は、ピンク色のもやの中を歩いていました。これは夢だと思いながら頭を叩き、痛いのに目が覚めないと思います。
話し声のするほうを見ると、人間そっくりの身体つきをした犬、クマ、ブタが人語を話していました。3人が持っていたのは光る花です。
彼らが去った後の花を持ったのび太は、中にホタルが入っているから光っていたのだと気付きました…という夢を見ます。
ドラえもんに起こされたのび太は、変な夢を見たと言ってドラえもんに笑われました。でも妙にリアリティのある夢だったのです。
学校でも話すと、ジャイアンとスネ夫は「幼稚」と笑いました。しずかちゃんだけが「うらやましい」と言います。
帰宅したのび太は、夢で見た花がテレビの上に飾られているのを見て、驚きました。ママは、のび太の部屋の前で拾ったと言います。
ママたちは裏山を切り崩してゴルフ場が建設されるという開発計画を聞き、反対運動をしようと話していました。裏山は、昔はホタルがいるような美しい山だったそうです。

その日の夜、トイレに行ったのび太は、またピンクのもやが部屋の前にあるのに気づきました。着替えて、夢の正体を突き止めてやると考えます。
嵐の中、必死で進もうとしているとドラえもんが助けてくれました。
ドラえもんは夢だと笑ったものの、おかしいと思ってのび太のあとをつけていたそうです。
夢ではなかったことを詫びたドラえもんは、のび太と共に嵐を進みました。台風のおめめをつけると、そこだけ嵐が静まります。
裏山の向こう側には大きな川があり、そこで犬の頭をした少年・チッポが流されていました。のび太とドラえもんはチッポを助けます。

【承】- ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットのあらすじ2

送っていくと、そこには人間と同じ二足歩行をし、手足の指の数も5本であるものの、顔は動物という町がありました。
その日はチッポのお宅でお茶をごちそうになり、また来ると約束してお別れします。
大きな月を見たドラえもんは、地球ではないのだろうと話しました。ピンクのもやが、動物たちの世界・アニマル星と地球とを結ぶ出入口です。
もやが小さくなっているのを見たドラえもんは、ジェットモグラで穴を大きくして帰りました。

翌日。のび太はしずかちゃんを誘い、また遊びに行きます。
裏山へ行こうとすると、のび太のママのところへ電話がかかってきました。開発業者が裏山に下見に来たそうです。
それを聞いたドラえもんは、植物操り機で樹木をしゃべらせ、業者を帰しました。
そして動物の星へ行こうとします。
ドラえもんたちが移動するのを見て、ジャイアンとスネ夫もあとをつけてきました。
ドラえもんは移動しながら、ピンク色のもやが22世紀のどこかにあったような気がすると、考えます。
もやを抜けて町に入った3人は、ドラえもんはネコ耳を、のび太はクマの耳を、しずかちゃんはうさぎの耳をつけました。遊びに行きます。
チッポの家を訪問しますが、みんな留守でした。チッポだけでなく町全体が無人です。
町を見て回ったドラえもんは、チッポたちの惑星に環境問題がなくパーフェクトだと思いました。
その日は「おおごもり」と呼ばれる日で、日が暮れるまで外に出てはならないという決まりがありました。日没後、住民たちは出てきます。
アニマル星の住人は信心深く、日没後にみんなはお参りをしていました。
古文書に昔の神話があり、そこには光の階段と星の舟の話があったそうです。
昔、チップたち動物族はニムゲと呼ばれる悪魔族に奴隷のような扱いを受けていましたが、神様が救ってくれ、この惑星へ逃げて来たのです。
以来、アニマル星の人たちは信仰を持ち、神様をあがめていました。
裏山は禁断の森と呼ばれておりますが、チッポは探検したいと思っていました。
のび太が最初の夢で見たのもチッポたちで(犬とクマとブタ)、チッポが川で溺れていたのも「台風の中でいかだに帆をつけたらどれだけスピードを出せるか」挑戦していたのでした。警官のパパは、チッポの無謀さに困っていました。

ドラえもんたちを追ってもやの中に入ったジャイアンとスネ夫は、すっかり迷っていました。一度はもやの外に出たものの、怪しい謎の影(後に判明、ニムゲの影)を見て驚いて2人は逃げます。
森を抜けて喜んだ2人は川に落ち、ジャイアンはゴリラの船に助けられました。しかし船の持ち主・ゴリ郎の父に、息子のゴリ郎と間違われます。
スネ夫は溺れますが、魚たちが見つけて海上まで運んでくれました。

【転】- ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットのあらすじ3

「まいごが2人おぼれかけた」という知らせが、警官のチッポのパパに入り、ドラえもんたちはジャイアンとスネ夫と再会します。
ドラえもんたちはチッポに森の探検を誘われました。チッポの持つ古文書には、裏山の中に伝説の舟があるというのです。
ドラえもんはみんなに『探検セット』を配布しますが、チッポのパパに反対されました。チッポが思いを寄せる、従姉妹のロミも反対したので、チッポは思いとどまります。
ドラえもんたちは一度、元の世界に戻ることにしました。

帰ることにしたものの、ピンクのもやを見るとジャイアンがおじけづき、絶対にそこを通らないと言います。ドラえもんたちは先に行ったふりをしてジャイアンを待ちますが、ジャイアンは頑固にその場を動きません。
先に気にかかっていた「このガスを22世紀の世界で見たことがある」ということを、ドラえもんが思い出しました。これは『どこでもガス』と呼ばれた製品だったのですが、欠陥だらけで発売中止に追いやられた便利道具でした。
ということは、アニマル星の人たちが移住したのも、神様の仕業ではなく、未来からやってきたすぐれた科学者である可能性もあります。
そんなことを考えているうちに、地球への入り口が消えてしまいました。スネ夫がダイヤルをいじったからです。もやも小さくなっていたので、タイム虫めがねで元の状態に戻し、ジャイアンも連れて全員で地球に戻りました。
もやは薄くなっているので、もうチッポたちに会えないかもしれませんが、いい思い出をもらったと思うことにします。

その頃、ニムゲの国では、美しい豊かな国を見つけたということで、侵略して奪おうと決めていました。ニムゲ族は貧しい環境で暮らしており、動物の国を攻撃して占領しようと思います。
のび太のママはのび太の机に座り、環境問題や砂漠化について本格的に勉強を始めていました。裏山の開発問題に反対するためです。
のび太はアニマル星の花が枯れたのを見て、不吉に思いました。外へ出ると、ジャイアンが部屋の中でチッポの声を聞いたと言います。
帰宅するとママものび太に「声が聞こえた」と言いました。
声はみんなに配布した『探検セット』の糸なし糸電話からの、チッポが助けを呼ぶ声でした。チッポはアニマル星が攻撃を受けていると告げますが、通話は途中で切れます。
チッポたちを助けに行こうと考えたドラえもんですが、行き方を思いつきません。
しおれた星の花を見つけ、『宇宙救命ボート』を使ってみんなは移動します。

ロケットの形をした宇宙救命ボートで行くと、アニマル星は連星でした。同じくらいの大きさの惑星が近くにあるのです。
片方がアニマル星で、もう片方が悪魔と呼ばれているニムゲの星でした。アニマル星は攻撃を受け、がれきの山になっています。

【結】- ドラえもんのび太とアニマル惑星プラネットのあらすじ4

がれきに埋まっているチッポを発見して話を聞くと、突然、お皿みたいな宇宙船がやってきて攻撃を始めたと言いました。アニマル星は平和な星なので、迎え討つ武器がないのです。
そこへニムゲが姿を現すと「次に来る時には容赦しない。降伏しろ」と言い、人質を連れて去りました。人質はチッポの従姉妹のロミです。
ロミを連れ返したいものの、方法が見つからないドラえもんたちは、裏山でゴリ郎のパパと会いました。大人たちは裏山に逃げ込んでいました。
チッポは両親と再会し、ドラえもんたちもそこで一晩過ごすことにします。

裏山に埋まっているとされる、伝説の舟を探そうと決めましたが、土を掘り返すジェットモグラはエネルギーが少なく、あと1回しか使えません。また山のどこに埋まっているのか見当もつきません。
飲むとツキまくる『ツキの月』という薬をドラえもんが出しました。その薬は運がない人ほどツキまくるそうで、満場一致でのび太が飲むと決まります。効き目は3時間です。
のび太は星の舟を掘りあてましたが、ジャイアンが背中を叩いた拍子にのび太がひとりで舟に乗りこんでしまいました。のび太ひとりを乗せた舟が発進していきます。
ドラえもんたちは、のび太に任せるしかありません。
残ったドラえもんは、せめて何か武器になるものをと思い、ショックガンと空気砲をできるだけ多く作っておこうと考えます。

ニムゲの星・地獄星に着いたのび太は、敵に見つかりますが、ツキまくっているので相手が勝手に気絶しました。相手の服を着て、のび他は潜入します。
相手は人間と同じ姿かたちをしていました。
相手が着ていたのは防護服でした。確かに地獄星は環境が悪く、空気も汚染されています。
防護服のメンバーと合流したのび太ですが、気絶した男が意識を取り戻し、スパイが紛れこんでいると上司に言いました。一列に並ばされ、1人ずつマスクを取るよう指示されます。
見つかると思ったのび太ですが、のび太の前の人が連邦警察のスパイでした。
のび太がスパイの男性を連行する役になり、牢屋に行くと、そこにロミが捕らわれていました。のび太は連邦警察といっしょに警備の者を倒し、ロミを救います。
のび太はロミを連れ、アニマル星へ戻りました。

日の出と共に、アニマル星をニムゲが攻めてきます。
ドラえもんたちはショックガンと空気砲で迎え討ちました。しかしこれらの武器では歯が立ちません。
しかし『植物操り機』が思った以上に効果があり、その間に連邦警察の人たちがやってきました。ニムゲを捕まえます。
アニマル星への夢を捨てきれない、コックローチ団のしわざでした。コックローチ団は連邦警察に連行されます。
こうしてアニマル星は助かりました。
宇宙救命ボートはゴリ郎のパパが川底から引き揚げてくれ、ドラえもんたちは地球へ帰ることにします。
チッポたちと別れて地球に戻ったドラえもんとのび太は、近所の裏山の土地開発問題が白紙になったと知りました。

みんなの感想

ライターの感想

動物が人間のように二足歩行し、しゃべるという、なんとも夢のある話。劇中でしずかちゃんが喜んでいたが、確かに女の子が喜びそう。
『鉄人兵団』が少年向けとしたら、今作品は少女向けに作られたものではないか。
とはいうものの、メッセージ性は色濃く感じられる。「環境破壊」…アニマル星だけでなく実際ののび太の世界でも裏山にゴルフ場建設問題が勃発している。
やや露骨にそのメッセージが込められているのだが、嫌味に感じられないのはこの作品の質ゆえか。

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