「ドラえもんのび太と緑の巨人伝」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太と緑の巨人伝の紹介:2008年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第28弾。植物が支配する緑の星を舞台に、ふとしたことでそこへまぎれこんだドラえもんたちが、大冒険を繰り広げる。掘北真希がゲスト声優で登場。

予告動画

ドラえもんのび太と緑の巨人伝の主な出演者

ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、のび太のママ(三石琴乃)、のび太のパパ(松本保典)、ドラミ(千秋)、出木杉(萩野志保子)、キー坊(吉越拓矢)、リーレ(堀北真希)、長老ジイ(三宅裕司)、シラー(大塚周夫)

ドラえもんのび太と緑の巨人伝のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①裏山で見つけた植物を持ち帰ったのび太は庭に埋めるのを禁止され、植物自動化液で自由に動けるようにした。キー坊と名付け、家族みんなで可愛がる。ある日緑の星にみんなは手違いでワープした。 ②緑の星には植物星人が集まっており、緑が減る地球を改善するため巨人を復活させる。緑の巨人は何もかもを破壊するものだった。生き物が互いに支え合うことが大事と知り、地球は見守られることに。

【起】- ドラえもんのび太と緑の巨人伝のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…宇宙から地球を見守るある一族は、地球の極点の氷の面積が激減し、わずか数百年で緑が減り、海水面が上昇していることを示します。
それを知った一族は「緑の怒りを!」と一斉に叫びました…。

…裏山の森で昼寝をしていたのび太は、風で0点の答案用紙が飛んだのを、必死で回収します。
その時にごみ捨て場を見つけました。住民がいらなくなった家具や家電製品を、捨てに来ているのです。
二槽式洗濯機の上に置かれた小さな植物に、0点の答案用紙がひっかかっていました。
ごみ捨て場の森の奥には、木を倒すショベルカーが入り込んでいますが、のび太は知りません。
まだ0点の答案が2枚見つかっていませんが、小さな植物が気になったのび太は、それを持ち帰りました。庭に埋めようとすると、ママに変なものを植えるなと叱られます。
ドラえもんは押し入れの中にひみつ道具を出して、修理するものと使えるものとに分けていました。
ドラえもんに相談すると「植えなければいいんだ」と、植物自動化液を出して植物にかけます。その液体をかけると、自由に動けるようになるそうです。明日になれば分かると言いました。
夕食の時、ママに「あの木どうしたの?」と聞かれますが、のび太は「植えてない」と答えます。

翌朝、のび太が起きると植物はおらず、部屋が散らかっていました。蛍光灯の上に、手足の生えた植物がいます。
嬉しくなったのび太は、植物に「キー坊」という名をつけました。水がご飯です。
キー坊はのび太と一緒になって図鑑を見て、勉強したがりました。
ママがキー坊を見ておどろきます。のび太はキー坊をパパにも紹介しました。
パパは置いておいてもいいんじゃないかと助言します。
最初はこわがっていたママですが、のび太が学校へ行った後、キー坊がお手伝いをしてくれるので、のび太が帰宅する頃にはすっかりキー坊にめろめろになっていました。お使いの時、肥料を買って来いとママが言います。

キー坊を加えての、楽しい時間が過ぎました。のび太が外出時にくつをはくのを見て、キー坊も欲しがります。のび太は古いくつを出してキー坊に履かせました。
ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんにも紹介します。
ドラえもんたちは、みんなで裏山の森へ遊びに行きました。キー坊は喜び、森と会話をしているようです。

【承】- ドラえもんのび太と緑の巨人伝のあらすじ2

ごみ捨て場まで案内したのび太は、みんなにキー坊が捨てられていた場所を教えました。ジャイアンがその裏手に、木が抜かれてぽっかり穴が空いた場所を見つけます。
さらにその先には、住宅地を作る建設現場がありました。その森も住宅街になりそうです。
みんなが帰り、のび太も帰ろうとした時、キー坊が紫色の筒のところで騒いでいました。その筒の下敷きになっている木があったからなのですが、のび太は気付かずにキー坊を連れて帰ります。

ドラミがやってくると、ドラえもんのひみつ道具を持ち帰りました。ドラえもんは仕分けしていたのに、修理する方と使える方、両方とも渡してしまいます。
タイムマシンも車検でした。しばらくタイムマシンもひみつ道具も使えなくなります。
(なので今作品は、ひみつ道具が少なめ)
裏山がすべて開拓され、住宅街になってしまうという新聞記事を見て心配したのび太ですが、出木杉くんに聞くと、緑地として保全されることが決まったとのことです。
「人間は過ちを犯すけれども、その過ちから学べるのが人間なんだって」と出木杉くんは言いました。
キー坊を連れて裏山に行ったのび太たちは、キー坊に示されて、紫色の筒の下敷きになっている木を見つけました。筒をどかせます。
ほかにも下敷きになっている木があるかもとしずかちゃんが言い、みんなはごみ捨て場を掃除することにしました。ドラえもんが「かたづけラッカーDX(デラックス)」を出します。
そのラッカーをかけると、ごみが捨てた人を見つけて戻るのだそうです。裏山のふもとまでいくと、ワープしてみんな持ち主のところへ移動しました。のび太の0点の答案用紙も戻ってきます。
ドラえもんが緑色の、タケコプターに似た芽のような道具を出しました。しかしドラえもんも、その道具がなんだったのか覚えていません。
ところで、ラッカーをかけても移動しなかったものがありました。紫色の筒です。
ドラえもんがもう1回ラッカーをかけると、その筒は逃げました。奥の木が抜かれたエリアまで移動した紫色の筒は急に増えます。
空から黒い雷のようなものが落ちて来ると、その筒のようなものは緑色の粘着質な液体になり、みるみる周囲を呑みこみ始めました。ドラえもんたちも巻き込まれます。
緑のどろどろは急速な勢いで増殖し、裏山から一気に街全体を呑みこみました…。

目覚めたのび太たち(キー坊除く)は、かなたに地球が見えるので驚きます。ということは、そこは地球ではない場所です。
そこは、緑が豊かな場所でした。移動していたドラえもんたちは、茶色い木のような兵隊に囲まれます。
兵隊の後ろから白いひげを生やした、シラーと名乗る者が出てきました。シラーは、間違ってドラえもんたちを連れて来てしまったことを詫び、自分たちの星の城まで連れていきます。
キー坊はくつをなくしたので、探していました。そこでリーレというこの星の姫と出会います。
リーレに追いかけられたキー坊は、茶色くて太い樹木(ふっといマツタケにも見える)のようなところに隠れました。それはジィという長老で、リーレをきのこの胞子のようなもので追い払います。
この星は「緑の星」で、植物型の宇宙人が集まっていました。とりあえずは、ドラえもんたちは歓迎されます。

【転】- ドラえもんのび太と緑の巨人伝のあらすじ3

植物星人が集まる会議では、植物議会が開かれました。今回の議題は、地球のことです。
植物星人は緑の星にも住んでいますが、あちこちの星でも暮らしており、ほかの星では動物たちを生かす重要な役割を担っていました。
ところが地球では人類という動物が発展しすぎています。結果、植物はしゃべることも動くこともできなくなり、植物の数が激減していると、会議で話題になりました。
リーレはその議会の中心人物ですが、大臣のシラーが助言を与えていました。シラーは、緑の巨人を再生して戦うことを主張します。
そこへキー坊を連れたジィが現れ、反対しました。「私から奪ったものを返せ」とジィは言います。
キー坊が地球からやってきた者だと知り、壇上に乗せました。しかしキー坊が「キー」しか言えないので、植物星人は大笑いして、やはり地球の緑は退化していると問題視します。
ジィは緑の巨人を復活させると、却ってよくないことになると指摘しますが、会議では「緑のために!」という言葉のもと、地球に緑の巨人を蘇らせると決まりました。
ドラえもんたちは地球人なので、地球を排除すると決まった会議の後は監禁されます。

緑の巨人を復活させる儀式のため、キー坊は連れて行かれました。
監禁されたドラえもんたちは、相手になりきることができる「やくしゃダイコン」を使い、脱走を図ります。途中でキー坊を見つけて回収し、船を見つけて乗りますが、リーレ姫が見つけて捕まえようとし、5人とキー坊、リーレ姫は星の町のふもとに落ちました。
ジャイアンがリーレに「うちに帰してくれ」と土下座して頼みます。リーレ姫は快諾し、その代わり疲れたから明日だと答えますが、口先だけの嘘でした。リーレ姫もドラえもんたちを地球へ帰す方法を知らないのです。

翌日、リーレを先頭に移動を開始しますが、キー坊が疲れて弱りました。
のび太たちも空腹でしたが、地球へ帰るまでのがまんだと思っています。
キー坊を復活させるために水が欲しいとのび太は言いますが、リーレは自分の飲み水を分けてくれません。
そこへ土の中から、森の民のロクとヤマが出てきました。ジャイアンのことをモヤと呼びます。
彼らが水汲みをしていたと知ると、ジャイアンが水を汲んでくると言いました。穴の中に入ったジャイアンは、水をくつに汲んできます。
水を吸うと、キー坊は復活しました。元気になります。
森の民の住む場所に案内された一同は、フンコロガシに似たドロムシが大樹にのぼる記念のお祭りを見学しました。
星の姫のリーレは、今まで星に住む住民たちのことを、よく見ていなかったことに気付きます。

お祭りの途中、シラーが迎えにきました。緑を移し替えるだけではなく、地球人を絶滅させる計画を、シラーが練っていることを聞かされます。
森の民とまざっていたジィが、「力で緑は守れない」と訴えます。この星はわし自身だとも言いますが、シラーはきかずにリーレとキー坊を連れて帰りました。
ジィはドラえもんたちに協力すると言い、自分の胞子で包むと上空へあがり、ここを抜ければ地球へ行けるという洞窟まで連れていきます。
「ここからが大変だぞ」と言われたドラえもんたちは、あっという間に地球に戻りますが、地球は緑色のどろどろで覆われていました。
ショックを受けたドラえもんは「壊れてお詫びします」と自分を壊そうとしますが、のび太は止めます。

【結】- ドラえもんのび太と緑の巨人伝のあらすじ4

しずかちゃんが上空の飛行機に気付きました。飛行機は上空でじっと静止しています。
つまり…地球全部の時間が止まっているのです。ドラえもんのひみつ道具「タンマウォッチ」がどこかにあり、何かの拍子でスイッチが入ったになっていました。
時間が止まったままなので、まだ人間を助けるチャンスはあります。

連れていかれたリーレは、他に何か道があるのではないかと大臣のシラーに言いますが、シラーは儀式を始めました。
儀式により生贄となったキー坊はカラカラに干からび、地球では緑の試写と呼ばれるねばねばのかたまりがたくさんできます。
ドラえもんたちはねばねばに取りこまれないよう、ドラえもん気球で上空に避難しました。
巨人の復活が始まります。その勢いにシラーやリーレも呑みこまれ、急速に超巨大な樹木ができます。樹木の上部に銃口のようなものがいくつもできると、地球を攻撃し始めました。
リーレを見つけた保護したのび太は、リーレが巨人を見て「敵だ」と発言したのを聞き、「どうして言うことをきかないとすぐ敵になっちゃうの? 正義のためなら武力を使ってもいいの?」と言いました。

超巨大な樹木の巨人は地球全体を攻撃し、緑の星も攻撃します。
その勢いは猛烈で、植物星人の兵隊も制御できないものでした。
リーレとのび太は樹木の内部に入ります。
中央で干からびたキー坊を見つけたのび太は、キー坊を助けようと、落ちていたバケツで水を汲んで運ぼうとします。
それを見たリーレが「水をかけると(魔法、儀式が)解けるのか?」と聞きますが「知らないよ、これしかできないんだ」とのび太が答えます。
のび太が必死でキー坊を助けようとする姿を見たリーレは、一緒になって協力し、キー坊の足元に水をかけました。
キー坊が復活すると、樹木は攻撃をやめました。

この様子は、緑のねばねばに取りこまれていたほかのみんなに、見えていました。
植物星人たちは、植物が地球人に救われるとはと感動します。
ジィがみんなに「緑の危機は内なるもの」と言いました。そして過去に、巨人の力に頼った結果、駄目になった星があることを示します。
「生命の力が互いに支え合うことこそが大事だ」とジィは言いました。
ドラえもんは緑のタケコプターのようなものが、「緑アンテナ」だったことを思い出します。緑アンテナを回転させると、花だらけの豊かな土地に戻りました。

植物議会が再び開かれます。
地球には今しばらくの猶予を与えて、地球人がどう変化していくか見守ろうという結論になりました。
キー坊が「美しい自然を取り戻す」と発言します。キー坊がしゃべれるようになったのではなく、みんながそれを聞き取れるようになったのです。
ドラえもんたちは、地球に戻されました。
キー坊は、もっと勉強するために宇宙へ行くと言います。
のび太は寂しいと思いつつも、キー坊の意志を尊重しました。涙の別れをします。
キー坊が去った後、片方のくつが落ちてきました。
タンマウォッチのスイッチが切れ、地球はなにごともなかったように元に戻ります。

帰宅したドラえもんとのび太は、パパとママにキー坊のことを聞かれ、言葉に詰まりました。
何か事情があるのだと察したパパとママは、2人を迎え入れると抱きしめます。

(エンドロール)出演者みんなの笑顔。

みんなの感想

ライターの感想

…この作品は未消化なまま、世に出てきてしまった、という感じ。
物語のアウトラインは見えるものの、後半がはっきりいってカオス状態。
どこまでが事実でどこからが幻想なのかとか、そのへんの収束がきちんと向かわず、お茶を濁された感じがする。
若干ジブリ色。
リーレの成長を描きたかったのだろうが中途半端だし、のび太やジャイアンに活躍させたかったのだろうが、それも中途半端。
ジィの正体もけっきょく謎のまま。「生命が互いに支え合う」ということで話が終わったけど、「??」な作品。

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