「ドラえもんのび太の創世日記」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太の創世日記の紹介:1995年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第16弾。のび太が作った夏休みの自由研究である、ミニ地球を舞台に、ドラえもんとその仲間たちの活躍を描いた作品。

ドラえもんのび太の創世日記の主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、のび太のママ(千々松幸子)、のび太のパパ(中庸助)、出木杉(白川澄子)、先生(田中亮一)、しずかのママ(松原雅子)、ノンビ&ノビ彦(林原めぐみ)、ヒメミコ(巴菁子)、王弟(加藤治)、野比奈(辻村真人)、スネ子(山田恭子)、源頼光(稲葉実)、野美のび秀(井上和彦)、出木松博士(速水奨)

ドラえもんのび太の創世日記のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①夏休みの自由研究として、のび太はドラえもんがデパートで取り寄せた『創世セット』で宇宙を作り、地球の歴史を観察することに。進化の途中で使用した進化退化放射線が小さな虫に当たり、独自の進化を遂げる。 ②昆虫たちは地底世界で進化していた。のび太は昆虫たちに別の創世セットを提供し、そちらへ移住するよう勧めた。

【起】- ドラえもんのび太の創世日記のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

『むかーし、むかし、神様が天と地をお作りになったあと、光あれとおっしゃいました。
すると彼をさして、昼と夜ができました。
神様は次々に空や海、草や木、魚やけもの、鳥や虫たちをお作りになりました。
そしていちばんおしまいに、人間の先祖、アダムとイヴが作られたのです。
2人はエデンの園に住むことになりました。
そこはなんの苦しみも悩みもない、楽しい世界でした。
食べ物もいっぱいありましたが、ただ1つ、知恵の木の実だけは食べてはいけないと、神様がおっしゃいました。
しかしアダムとイヴは言いつけにそむき、この2人が…』
本屋さんで立ち読みしていたのび太は、店主に注意されました。

夏休みの真っ最中です。
しかしのび太は自由研究が全く進まず、なにを研究すればよいのかすら決めていませんでした。
出木杉くんのところに行くと、川の水質の変化について調べています。
しずかちゃんは、あさがおの成長日記をつけていました。
ジャイアンにきくと、「思い出させやがって」と怒られます。ということは、ジャイアンもまだ手つかずのようです。
スネ夫は風船を飛ばし、落ちた場所から風向きの関係を調べるつもりでした。拾った人に届けてもらうように一筆書いていましたが、全く集まりません。
帰宅したのび太は夏休みの最終日までタイムマシンで見に行き、どんな研究を自分がしているか探ろうと考えますが、もし何もやっていなかったら…という心配もありました。
タイムマシンに乗っていたのび太は、タイムパトロール隊に止められます。なんでも密航タイムマシンを探しているそうです。
配達のタイムマシンからドラえもんへの注文の品を受け取ったのび太は、最終日まで見に行くのをやめて、戻ってきました。

【承】- ドラえもんのび太の創世日記のあらすじ2

ドラえもんは自由研究ができないのび太のために、未来デパートから『創世セット』を取り寄せていたのです。それを知ったのび太は喜びました。
ドラえもんはのび太に「少しでもいい世界を作ること」「毎日きちんと観察すること」「途中で投げ出さないこと」という3つの約束をさせ、早速、宇宙を作り始めます。
のび太の部屋のたたみにベースマットを敷き、その中で作ります。マットは収納も可能です。
宇宙の元となるガスとチリを撒いて、その日は終わりにしました。

次の日、宇宙には太陽ができていました。
根気よく地球を作ろうと言いますが、面倒くさがりののび太が目を離した隙に、失敗してしまいます。
ドラえもんは巻き戻しボタンを使い、今度は注意深く地球を作れと言いました。
ジャイアンはスネ夫に泣きつきますが、スネ夫の研究も上手に進みません。
ジャイアンは共同研究をしようと、夜にのび太の家を訪れようとした時、裏山に光を見つけました。光る大きなカマキリのようなものに追われますが、タイムパトロール隊がやってきたのでカマキリは消えます。
ジャイアンは何をしていたのか忘れ、その日は帰りました。

さらに翌日。地球ができました。
できたばかりの地球は厚い雲に覆われており、やがて地球最初の雨が降り始めます。この雨が地球にたまり、海になるのです。
自由研究を思い出したジャイアンがのび太に電話をかけますが、ドラえもんが出て留守だと言います。
作った地球は一面海になりました。陸地はまだできていません。
ドラえもんとのび太は新しい地球を覗きにいきました。そこには原核細胞という最初の生命体ができています。
やがて森もできてのび太は喜びました。新しい地球には魚もできましたが、早く上陸する生き物が欲しいとのび太が言ったので、ドラえもんが適当な魚を捕まえて進化退化放射線を浴びせます。進化を促す光線を出すのですが、その時に光線の前を小さな虫が通過していました。その虫が独自の進化を遂げます。

さらに翌日。
魚が上陸したので、少し時間をゆるめることにしました。
そろそろ新地球では恐竜が出る頃です。
新地球に行ったドラえもんとのび太は、小惑星の衝突で大津波がきたのを見ました。恐竜はほろびてしまいますが、ドラえもんはそれも地球の歴史の過程だとのび太に言います。

次の日。
ジャイアンはのび太と共同研究をすることを、諦めていませんでした。
何日か前にのび太を殴ってしまったので、お詫びの印としてマンガを持ってきます。
ドラえもんがジャイアンに返しに行きますが、誤ってトラックの上に落としてしまいました。トラックはそのまま去り、ドラえもんは返却できなくなります。
そのマンガはスネ夫のものでした。返せなくなったドラえもんは、やむなくジャイアンとスネ夫を仲間に引き入れます。

【転】- ドラえもんのび太の創世日記のあらすじ3

そこまで引き込んだのならばと、のび太はしずかちゃんを連れてきました。
そろそろ新地球では人類ができる頃でした。みんなで見に行きます。

新地球では実際の地球よりも太陽の直径が小さいので、実際の地球より寒くなっていました。
人類の祖先として、ジャイアンとスネ夫、のび太によく似た先祖がいます。なまりがありますが、会話からジモ、スモ、ノンビという名だと分かりました。
オオカミに怯えて道に迷っている3人の少年を見たドラえもんたちは、伝書バットで彼らの村のところまで案内させます。
3人の少年は村まで帰ると、ドラえもんたちのことを神様だと言いました。
その日は観察をおしまいにし、みんな地球に戻ります。
4人の共同研究なので、それまではのび太が文章も絵も描いていたのですが、スネ夫が絵を描き、しずかちゃんが文章を書くことにしました。
翌日また集まることを約束し、みんな別れます。
帰り道にジャイアンが「人類を救った」という話をするのを、カマキリ2匹が隠れて聞きました。

翌日。
新地球はさらに2万年が経過しています。
しずかちゃんが部屋に来ましたが、スネ夫とジャイアンがなかなか来ないので、ドラえもん、のび太、しずかちゃんだけ先に新地球へ行くことにしました。
新地球は文明が発達して田んぼができていますが、太陽が小さいからか米の出来具合はよくありません。
村では「ヒメミコ」と呼ばれる女王が、神の怒りを鎮める踊りを踊っていました。その年は冷夏だったとかで、生贄をささげないと国がほろびるといいます。
矢を放ち、落ちた場所を探せということになりました。ドラえもんはバショー扇で跳ね返しますが、矢は家の屋根に刺さってしまいます。その家の娘が生贄になりました。
洞窟の入り口に娘を置き、村人たちは見張りの男・ノビ彦だけを残して立ち去ります。
洞窟の奥から出てきたのは、巨大な2匹のむかででした。ドラえもんとのび太は2匹のむかでをこんがらがせます。
ノビ彦と娘は助かりました。娘はジャイアンのような顔をしています。
お尻にちくっと感じたのび太は、小さな矢が刺さっていることに気付きました。極小の矢です。人間以外にも知能のある存在がいそうです。
ジャイアンとスネ夫は、スネ夫の別荘に遊びに来ていました。悪気もなく電話をかけてきます。
ジャイアンを追って、カマキリのような2匹の生き物もついてきていました。しかしジャイアンは気付きません。

翌日、ドラえもんとのび太としずかちゃんは、また新地球を見にいきます。
しずかちゃんとドラえもんは外国へ行き、のび太はノビ彦の子孫を探ってみます。

【結】- ドラえもんのび太の創世日記のあらすじ4

日本には都ができていました。スネ夫に似た長者がおり、ノビ彦の子孫は薬草売りの老人・野比奈になっています。
野比奈は山でケガをした大きなカブト虫を見つけ、手当てをすると、虫嫌いなおばあさんにないしょで納屋に隠します。
チュンコと名付けて飼い始めた野比奈ですが、おばあさんに放されました。
後日、野比奈はチュンコのお宿に案内されます。地底世界には大きな館ができていました。
もてなしを受けた野比奈は、土産ももらって帰宅しました。
地底世界では「人間にもいい人がいるのだ」と虫たちは思っています。
しかし一方で、スネ夫の長者の娘・スネ子が山で行方不明になります。人間たちは村に鬼がいると信じており、鬼を退治するために山へ火をつけようとしました。
虫たちは怒り、鬼の幻を見せます。
戻ってきたのび太、ドラえもん、しずかちゃんは、新地球では国は違えど「小さな羽のあるものを神様と信じ、地底世界がある」という共通認識に気付きました。

翌日は機械文明になっています。
出木杉によく似た出木松博士が南極圏に到達し、巨大な穴を発見したという話でもちきりでした。出木松博士には、野美コンツェルンの社長・野美のび秀が資金援助しているそうです。
のび秀は秘書の源しず代を南極探検隊に推薦しました。ドラえもんたちも見に行きます。
日本は飛行船を出しますが、外国も南極征服に向かっています。
南極付近では夜なのに明るい光がさし、巨大な神様の姿をした者が現れると「聖域に足を踏み入れるな」と言いました。
それは新種の虫の出した幻でした。のび秀たちは翌日、南極にある大きな穴におりていきます。
ずっと地下まで降りると、地下にも太陽があり、重力が逆転しました。地底世界があったのです。しかも地底世界は人間世界よりも、はるかに進化していました。
のび秀は昆虫世界の大統領に会います。虫の世界の大統領は、地上の世界の征服をすると言って、地上を攻撃した場合の幻を、のび秀に見せます。

それと同じ頃。
のび秀とともにこっそり地底に降りたドラえもんたちは、そこでジャイアンとスネ夫に会います。
ジャイアンとスネ夫はスネ夫の別荘にいましたが、巨大カマキリに拉致されて、地底世界に連れてこられていました。
ジャイアンとスネ夫を連れて来たビタノという昆虫は、古生物学を研究していました。
そして5億年の昔に何か「神様のいたずら」というものがあったことを突き止めていました。ドラえもんに酷似した緑色のロボット・エモドランや22世紀のイモムシ型タイムマシンも見ます。

大統領のところへのび太が行くと、解決法を示します。創世セットを提供し、その新たな世界への移住を提案したのです。
大統領はそれを受け、解決しました。
こうして人間の地球、昆虫の地球ができ、平和に暮らします。
のび太たちも元の世界に戻っていきました。

(エンドロール)4人の共同研究。その日記内容。「たいへんよくできました」をもらっている。

みんなの感想

ライターの感想

けっこう考え始めると矛盾が多い作品ではある。現実世界とパラレルワールドがタイムマシンのところでいっしょになってる、とか。
(いちおう劇中で「超空間には支流がある」という説明がなされていたものの、あれれと悩んでしまう)
おのおののキャラの先祖が出てくるところは面白いんだけど、夏休みの自由研究でそんな気軽に地球を作って観察しないでほしい…そのあとどうするの?
夢がある内容ではあるんだが、いまひとつしっくりこないラストでもある。

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