「ドラえもんのび太の大魔境」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太の大魔境の紹介:1982年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第3弾。2014年にリメイクもされた。春休みを使ってアフリカの秘境を探検しようと考えたのび太たちと、バウワンコ王国の王子ペコたちの冒険を描く。

ドラえもんのび太の大魔境の主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、出木杉(白川澄子)、のび太のママ(千々松幸子)、のび太のパパ(加藤正之)、ペコ〔クンタック王子〕(清水マリ)、チッポ(杉山佳寿子)、ブルスス(村瀬正彦)、スピアナ姫(栗葉子)、ダブランダー大臣(滝口順平)、コス博士(永井一郎)、サベール隊長(柴田秀勝)

ドラえもんのび太の大魔境のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①春休みを迎え、探検に行きたいと言い出したジャイアン。ドラえもんとのび太は未開の土地を探すためアフリカに衛星を飛ばす。同じ頃、のび太は白い犬・ペコを拾った。アフリカに石像を見つけたドラえもんたちは探検しに行く。 ②ペコはその石像のあるバウワンコ王国の王子で、クーデターの騒動で日本へ逃げて来ていた。バウワンコ王国の平和を取り戻したドラえもんたちは日本へ戻った。

【起】- ドラえもんのび太の大魔境のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

…ある雨の日。1匹の白い犬がのび太の家の近所の空き地に現れます。
白い犬は大きな茶色い犬に脅されますが、毅然とした態度で撃退しました。

のび太たちの学校が春休みになりました。
ジャイアンが、ジャングルなど人間の手の入っていない未開の土地への探検を希望します。
ドラえもんの便利道具を使って、秘境の地を探してくれとのび太は言われました。
それを、空き地の土管で白い犬が聞いています。

話を聞いたドラえもんは、やるだけやってみると言い、自家用衛星を打ち上げてアフリカ上空から撮影した写真をチェックし始めました。しかし膨大な量の写真を見なければなりません。
その頃、ママに頼まれてお使いに出たのび太は、汚い野良犬を見つけました。帰りにソーセージをやりますが、犬はのび太についてきます。
家では飼えないとのび太は犬に言いますが、ママのなくした通帳と印鑑入りのバッグを犬が見つけたお手柄を買い、特別にママが飼うことを許しました。
のび太が犬を洗うと、白くて綺麗な品のある犬になりました。のび太はペコと名付け、壁紙犬小屋で部屋の中で飼います。

ペコは優秀な犬でした。朝は自分で顔を洗い、食べ方も上品です。

【承】- ドラえもんのび太の大魔境のあらすじ2

ペコは散歩もしたがらず、その代わりドラえもんが出した自家用衛星の写真を見たがりました。
ドラえもんとのび太が戻ってくると、部屋は写真でいっぱいになっていました。その中からペコは人工的にできた石像の写真を見つけ出します。
こんなものが今までなぜ見つからなかったのだろうと思ったのび太は、出木杉くんのところへ行って話を聞きました。
出木杉くんは、アフリカ大陸ザイールのコンゴ盆地の奥に、ヘビー・スモーカーズ・フォレストと呼ばれる地域があることをのび太に話します。「たばこ好きの森」という意味で、NASAが名付けた名称でした。いつもそのエリアには雲がかかっており、森が写らないからです(雲をたばこの煙に見立てた)。アメリカもソ連も衛星を打ち上げているのですが、その森については詳細が分かっていません。
それを聞いたドラえもんは、自家用衛星は雲を透過して撮影するからなのだと納得しました。
石像のある場所を目指し、探検をすることにします。

ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんに話し、ドラえもんとのび太、それにペコを加えて探検チームを作りました。どこでもドアでジャングルに移動します。
目的地まで100kmのところへ出たのですが、移動を始めて3kmでのび太がばてます。
しかも机の上に写真を置き忘れたことに気付き、のび太がどこでもドアで戻っていきました。
続いてトイレをしに、しずかちゃんがどこでもドアで家に戻ります。
探検のムードを味わえないとジャイアンが怒りますが、そのジャイアンも母親に呼ばれて一時帰っていきました。
もっと探検気分を味わいたいといったジャイアンが猛獣さそいよせマントを使ったため、ジャイアンはヒョウやヘビ、サイ、ゴリラなどに襲われます。
初日の探検は終わりました。どこでもドアで一時帰宅します。
ジャイアンは気分を悪くして、もう探検をやめようと言い出しました。
その日の夜、ジャイアンの夢に「魔境探検を続けよ。お宝が隠されている。宝の地図をさずけよう」という声が聞こえ、目を覚ますと本当に地図が落ちていました。
ジャイアンは再び探検する気分になります。

探検を続けると言い出したジャイアンですが、探検気分を味わいたいために、昨日使った便利道具は空地へ置いて行くと言います。

【転】- ドラえもんのび太の大魔境のあらすじ3

どこでもドアでジャングルの昨日の地点まで戻ると、川がありました。ジャイアンの持つ地図では、その皮をさかのぼると辿り着くそうです。
舟で移動した一同ですが、座礁してしまいました。しかもワニにどこでもドアを食べられ、ピンチに陥ります。
ペコが泳いで岸まで渡り、原住民を呼んできてくれました。ほんやくコンニャクを酋長に食べさせ、意志疎通を図ります。
夜、ドラえもんたちは原住民の祭りに参加します。それは『聖なる祭り』と呼ばれ、遠くにある石像をあがめるものでした。
そこへ行こうとしているとジャイアンが言うと、原住民に怒られます。
キャンピングハットでその夜は寝ますが、ジャイアンがわがままばかり言うので孤立しました。

翌日。
ドラえもんたちはライオンに襲われますが、ペコが走っていくとライオンの前に石像の幻が見え、ライオンは去っていきます。
夕方まで歩き、またキャンプをしました。
夜、鳴き声のようなものが聞こえます。

さらに翌日。
石像の近くまで接近したドラえもんたちは、雪エリアに入ります。ヘビー・スモーカーズ・フォレストの地域に入ったらしく、霧も立ち込めていました。
崖を降りる時、頑固になったジャイアンが最初に降り始めたものの、崖が崩れて危ない目に遭います。
火山帯に近づくと、鳴き声のようなものが聞こえました。昨夜聞こえた音は、火山帯で共鳴していた音だと判明します。
ライオンを撃退した幻は、この地域にいる光るバクテリアだと思いました。
そこでいきなりペコが二足歩行になり、しゃべり始めたのでみんなびっくりします。
ペコは自分が石像のところにあるバウワンコ王国の王子・クンタック王子だと自己紹介しました。
なんでも昔、地殻変動で「地表に住む世界」と「地底に住む世界」が分かれたらしく、その後、地上では人間が栄えましたが、地底では犬が発達し、帝国を作っていました。
ペコはバウワンコ王国の王族ですが、悪い大臣・ダブランダーがクーデターを起こし、混乱が起きました。村人たちは連れていかれ、ペコは死んだとされましたが、こっそり日本の貨物船にのって逃げ延びたのです。
ライオンを撃退したのは、ペコが首からさげているペンダントのホログラムでした。

【結】- ドラえもんのび太の大魔境のあらすじ4

ここまで案内してくれたことへのお礼を、ペコはジャイアンやドラえもんたちに言います。
ドラえもんたちは、ペコの国を救おうと決意しました。

バウワンコ王国では昔ながらの争いのない平和な生活を送っていました。ところがクーデターを起こしたダブランダー大臣は、古代に軍事兵器が盛んだったことを知り、軍備を拡大しようと考えています。
バウワンコ王国では、いつか王国がピンチになった時、10人の外国人が王国を救うという言い伝えが5000年前からありました。
しかしドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんだと5人だけです。
お腹が空いたドラえもんたちは、先取り約束機で「明日お腹いっぱい食べる」と言い、満腹感を得ました。この機械は「明日そのとおり実現させないとならない」ことが条件です。
お風呂に入りたいしずかちゃんが、ドラえもんから先取り約束機を借りました。お風呂に入ったつもりになり、さらにこっそり何かに使います。

夜、こっそり移動して石像、もとい、巨神に近づいたドラえもんたちですが、動きは読まれており敵に囲まれました。
親衛隊長のブルススがそれを阻止し、ドラえもんたちを逃がします。
ペコは自分が敵に投降することで、ドラえもんたちを逃がそうと考えますが、ジャイアンがペコのあとをついていきました。ドラえもんたちもついていきます。
しずかちゃんが、探検を言い出したジャイアンが責任を感じていたのだと指摘します。
ドラえもんたちは敵と戦いますが、ピンチに陥りました。便利道具をすべて空き地に置いてきたからです。
すると、タケコプターをつけたドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんがやってきました。みんなびっくりします。
しずかちゃんが先取り約束機で、前もってピンチの時に現れるよう約束していたのでした。
未来の自分たちが、タイムマシンを使って助太刀に現れたのです。
こうして10人になったドラえもんたちは、石像の巨神を動かしてダブランダー大臣を倒しました。
未来のドラえもんたちは、新しいどこでもドアを置いて立ち去ります。

こうしてバウワンコ王国に平和が戻りました。
祝福のパレードを見たドラえもんたちは、見送られながらどこでもドアで日本へ戻ります。
しかしまだ冒険の余韻は残っていました。
ドラえもんたちは、約束を果たしに行くために、便利道具を持ってすぐさま、先ほどまでいたバウワンコ王国へ向かいます…。

みんなの感想

ライターの感想

リメイクもされた作品。今作品のほうは、ジャイアンのわがまま度合いが激しい。
しかし自分が言い出した探検によって、みんながたいへんな目に遭っていることに対しての自責の念はきちんと描かれており、その分、好感度アップ。
ペコを助けるといちばんに名乗り出るところなど、ジャイアンが活躍する回といってもいいと思う。
先取り約束機が伏線となっていることは、最初に出て来た時点からなんとなく判る。この回のように、必ず何かが伏線になっているというのは、ドラえもんシリーズによくある。

映画の感想を投稿する

映画「ドラえもんのび太の大魔境」の商品はこちら