「ドラえもんのび太の太陽王伝説」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太の太陽王伝説の紹介:2000年公開の日本アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第21弾。ドラえもん誕生30周年記念作品。タイムホールを使ったことで時空が乱れ、のび太の部屋と古代の太陽の国・マヤナ国が繋がったことで起こる騒動を描く。

予告動画

ドラえもんのび太の太陽王伝説の主な出演者

ドラえもん(大山のぶ代)、野比のび太(小原乃梨子)、源静香〔しずか〕(野村道子)、剛田武〔ジャイアン〕(たてかべ和也)、骨川スネ夫(肝付兼太)、野比玉子(千々松幸子)、先生(田中亮一)、ミニドラ(佐久間レイ)、ティオ(緒方恵美)、クク(飯塚雅弓)、ポポル(杉山佳寿子)、イシュマル(中田浩二)、カカオ(保志総一朗)、モカ(江川央生)、女王(鈴木弘子)

ドラえもんのび太の太陽王伝説のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ジャイアンに奪われたひみつ道具を取り返そうとタイムホールを使った際、時空が乱れた。マヤナ国に行ったのび太は、自分とそっくりのティオと出会う。入れ代わりを頼まれて承諾し、のび太とティオはしばらく交代することに。 ②マヤナ国に呪いをかけたレディナは王子の身体の乗っ取りをたくらむ。ドラえもんたちは協力してレディナを撃退。ティオは王位を継承した。

【起】- ドラえもんのび太の太陽王伝説のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットです。
大人になったのび太が、社会に出た後にも数多くの不運に見舞われて、その子孫にまで迷惑をかけていました。
それを迷惑に思ったのび太の孫の孫のセワシが、元凶をなんとかしようと考えて、ドラえもんをのび太のところへ派遣したのです。
ドラえもんは、のび太の部屋の机にあるタイムマシンで時代を移動してきました。ふだんはのび太の部屋の押し入れで寝起きしています。
青い色の2等身で、どら焼きが大好物のドラえもんは、のび太の家族にも受け入れられています。
お腹には四次元ポケットがあり、そこから多種多様の「ひみつ道具」を出して、のび太に降りかかる災難に対応します。
のび太は東京都に住む、小学4年生(後に5年生になる)のメガネをかけた男の子です。
勉強もスポーツも駄目で、何をさせても失敗ばかりの少年ですが、ドラえもんのひみつ道具にすぐ頼ろうとします。
それでも時々、勇気がある行動を取ることもあります。
のび太には、同級生のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんなどの友だちがいます…。

ジャングルを走る影があります。部族がそれを追います。
雷の中、神殿で拝む部族の女性は、水晶玉を見て呪いをかけました…。

…のび太たちは今度学校で行なわれる『白雪姫』の劇の練習を、ドラえもんの便利道具「万能舞台セット」でしていました。
しずかちゃんが白雪姫、小人役はドラえもんとミニドラえもん、王子役はジャイアンです。
のび太は樹木の役でした。
ジャイアンが家の店の手伝いを、スネ夫は塾の時間になり、帰ります。
ドラえもん、のび太、しずかちゃんの3人だけでも練習の続きをしようと思いましたが、ジャイアンが「万能舞台セット」を持ち帰りました。ジャイアンは家で、コンサートをしたいのです。
取り戻そうと考えたのび太は、とりかえっこふろしきを使いましたが、ジャイアンと交換してしまいました。ジャイアンは警戒します。
これは絶対に返してもらえないと思ったのび太は、タイムホールとタイムトリモチを使って取り戻そうとしますが、ジャイアンも意地になっています。
失敗してタイムホールの時空が乱れてしまいました。
しずかちゃんはあきらめて家に帰り、のび太はママに言われて風呂に入ります。

無人の部屋に、朱色の不思議な生き物が出てきました。引き出しを開け、のび太の0点の答案をあさります。
のび太はその生き物を追いかけて、タイムホールに入りました。ジャングルと繋がっています。
それを聞いたドラえもんも入ってきました。のび太は生き物を追いかけて、現地の人間と出くわします。

【承】- ドラえもんのび太の太陽王伝説のあらすじ2

仮面を外すと、それはのび太にそっくりな少年でした。ドラえもんがほんやくコンニャクを使い、言葉が通じるようにします。
相手の少年は、のび太とドラえもんを「魔物」と思い込み、信じてくれません。
しかし川に落ちたのび太と少年をドラえもんが救い、やってきた朱色の生き物がのび太の顔をなめるのを見て、敵ではないと警戒を解きました。

少年はティオという、太陽の王国・マヤナ国の王子です。朱色の不思議な生き物は、ポポルというティオのペットでした。
ティオは王子として遇されることに不満を持っていました。ちょっぴりえらそうです。
ドラえもんとのび太をマヤナ国に案内すると、ティオは交代に日本へ行ってしまいました。ティオにはドラえもんがついていきます。
のび太はしばらくこの国を探検しようと思います。
まずは、ポポルが隠した0点の答案用紙を回収していると、王子を探す大人たちに見つかり、間違って連れていかれました。王子の立派な服を着せられます。
のび太はぜいたくな待遇をされて、満足しました。楽しい時間を過ごします。
同じ頃、ティオはテレビを見て妖術使いかと混乱しますが、ドラえもんがフォローしました。テレビや風呂、冷蔵庫など近代的なものを珍しそうに見て、カップラーメンを食べて喜びます。

ティオはレディナという魔法使いに呪いをかけられていました。ティオの母はそのために眠りについてしまっています。
ティオはレディナの呪いを解くために、誰も寄せ付けない闇の神殿にいるという魔法使いのところへ行きたいのですが、従者が見張っていて、なかなか抜け出せないのです。
王子ということで自由を満喫できないティオは、ストレスがたまっています。
母を魔法から解きたいと思うティオは、のび太にまた入れ代わってもらいたいと頼みました。
のび太は快く引き受け、明日もまた来ると言って別れます。

翌日。
また王国へ行ったのび太はティオと入れ代わり、王子の振りをします。
ティオはドラえもんと共に、自由を満喫するために、日本の世界を探検することになりました。ドラえもんはのび太に、いざという時のためにスペアポケットを渡します。
ティオはしずかちゃんと出くわし、冷たい態度を取りました。しずかちゃんは気を悪くして帰ります。
タケコプターで空を飛んでみますが、先生宅に落ちました。
家に帰ったティオは、ママにもえらそうな態度を取ります。
しかし野比家ではママが最強でした。さしものティオもママには太刀打ちできず、草むしりをさせられます。

【転】- ドラえもんのび太の太陽王伝説のあらすじ3

いっぽう、王子の振りをしたのび太は、棒術の先生・イシュマルに引き立てられて、練習をする羽目になりました。あっけなく気絶し、ティオのお付きの少女でありイシュマルの娘・ククに介抱されます。
ククは王子のティオのために、お守りのネックレスを作っていました。それを受け取ったのび太はお礼を言い、いつもの王子らしくないと言われます。
村へ行ったのび太は、子どもたちがひもで遊んでいるのを見て、あやとりを教えました。最初は王子に恐れをなしていた子どもたちも、見たことのない遊びに興味を持って近づいてきます。
雨が降らないので生贄を捧げると聞いたのび太は、慌ててお天気ボックスで雨を降らせ、儀式を止めました。その姿をレディナに見られます。
夕方、またのび太とティオは入れ代わります。
先ほどまで大事にしていたネックレスを邪険に扱うティオを見て、ククは悲しく思いました。

さらにまた翌日、のび太とティオは入れ代わります。
ティオはのび太の世界でジャイアンと互角の戦いをしました。それを見たしずかちゃんが、「そんなのび太さんなんか大嫌い」と言い出したので、ドラえもんは仕方なく別人なのだと、これまでの経緯を説明します。
ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんも王国に招待しようという話になりました。
のび太と合流した一行は現地人の格好をしますが、のび太は見た目がティオと区別がつかないので、女装します。
しずかちゃんはククと親しくなり、ジャイアンは棒術の先生・イシュマルに気に入られました。
ティオは自分の悪口を言っていた家臣2人と、サッカーに似た競技・サカディをすると言います。サッカーとの違いは、命をかけた決闘ということです。
2対1で苦戦するティオにのび太が加勢しました。加勢はいらないと言うティオに「1たす1は、1より少なくなると思えない」と言い、自分は戦力にはならないけど協力するとのび太は言います。
サカディにティオは勝ちました。のび太はティオに、許してあげてと言います。
「だって楽しかったじゃない」という言葉を聞き、ティオは家臣たちを許しました。命をとられず、家臣たちはほっとします。
夜、ククはティオにあやとりを見せますが、冷たい言葉をかけられて立ち去りました。しずかちゃんも自分の言葉に傷ついたことを思い出し、ティオは胸が痛みます。
ククは川べりでレディナに襲われて拉致されました。ククの悲鳴を聞いてティオが駆け付けますが、レディナは1人で来いと言うと立ち去ります。

【結】- ドラえもんのび太の太陽王伝説のあらすじ4

ククがさらわれた様子は、昼間にサカディで戦った臣下2人も目撃していました。
しかしティオは、1人で来いというレディナの言葉に従うと言い、単身で闇の神殿へ行きます。
翌朝、それを聞いたドラえもんたちは身分を明かし、ククの父・イシュマルも連れてティオを追いかけました。神殿の手前でティオに追いつきます。
ティオはひとりで行くと言い張りますが、のび太は「友だちじゃないか」と言って協力を申し出ました。
神殿の近くまで行きましたが、白いヘビがたくさん出てきて、イシュマルがガケから落ちます。
残りのメンバーは夜明けを待って神殿へ行くことにしました。

翌日。
神殿に近づくと鳥たちが襲ってきました。
神殿の頂上にある台には、日食の儀式の生贄として、ククが祀られています。
ティオは鳥に捕まって、ジャングルに落ちて気絶していました。のび太が代わりをつとめようとします。
そこへペットのポポルがやってきて、起こしました。ティオとポポルは神殿をめざします。
レディナは幻を使って、ドラえもんたちを攻撃しました。お香で幻覚を見ているのだと気付いたドラえもんたちは、鼻をつまんで幻影を見ないようにし、対抗します。
日食が始まろうとしていました。
ドラえもんはレディナと戦い、とりかえっこふろしきでククと石の顔の彫刻を交換します。
ジャイアンはレディナの手下たちと戦いました。
ガケに落ちたククの父・イシュマルは無事で、駆け付けると手下を一掃します。

そこへティオが現れました。のび太がティオと思っていたレディナは、王子が2人いるので混乱します。
日食の瞬間、ククが作ったペンダントが光を反射し、レディナの目がくらみました。すかさずのび太とティオがサカディで攻撃します。
そうこうしているうちに、日食が終わりました。レディナは日食を利用して王子に乗り移るつもりでしたが、それができず、老体になってしまいます。
落胆したレディナは神殿を崩壊させました。きびだんごを食べさせた鳥を使い、みんなは避難します。
レディナを倒したことで平和が戻り、ティオの母は目覚めました。
ティオはこれからは王として、マヤナ国を治めることになります。

タイムホールの時空が乱れ始めました。
のび太たちは急いで帰ります。その際、のび太はペットのポポルにネックレスを託しました。
ティオはドラえもんたちに別れを告げようとタイムホールの場所に来ましたが、もう穴がないことに気付きます。
ポポルが持つネックレスを見て、ククはティオとのび太が入れ代わっていたと知りました。
元の世界に戻ったドラえもんたちの間で、しばらく王子さまごっこがはやります。

みんなの感想

ライターの感想

見た目はのび太とそっくりなんだけど、まるきり性格が異なるティオ…この設定は面白かった。
今回主に活躍するのは、のび太の回。「1たす1は、1より小さくなるとは思えない」、なんかかっこいい科白じゃん(笑)。
ジャイアンもイシュマルと意気投合するし、最後まで楽しめた。
互いにお別れを言い合うシーンがない、珍しい回でもある。
生贄の儀式などは、子どもは怖いのかな。サカディも、命を賭けねばならないし。
のび太に感化されて徐々にティオが「勇敢ななかにも持つ優しさ」を得て行くのが、丁寧に描かれている良作。

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