「ドラえもん新のび太の日本誕生」のネタバレあらすじ結末

ドラえもん 新・のび太の日本誕生の紹介:2016年3月公開の日本長編アニメーション映画。映画ドラえもんシリーズ第36弾。1989年のリメイク作。7万年前の日本へタイムワープしたドラえもんたちが、原始人の戦いに巻き込まれる。

予告動画

ドラえもん新のび太の日本誕生の主な出演者

ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、のび太のママ(三石琴乃)、のび太のパパ(松本保典)、ドラミ(千秋)、ジャイアンの母ちゃん(竹内都子)、ククル(白石涼子)、タジカラ(石井康嗣)、コイヤメ(久川綾)、ギガゾンビ(大塚芳忠)、ツチダマ(家中宏)

ドラえもん新のび太の日本誕生のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①算数のテストで0点を取って叱られたのび太は家出を決意。ジャイアン、スネ夫、しずか、ドラえもんと共に日本人が住んでいない原始時代の日本へタイムワープする。途中、現代にいる中国在住の原始人ククルを見つけ、ヒカリ族を追うことに。 ②ヒカリ族と戦うクラヤミ族の精霊王ギガゾンビは23世紀から来た未来人で、タイムパトロールに捕まった。ククルたちは日本へ住むことに。

【起】- ドラえもん新のび太の日本誕生のあらすじ1

ドラえもんは22世紀の未来から来た猫型ロボットで、のび太の家に住んでいます。
いつも駄目なのび太のために、便利グッズを出します…。

…原始時代。
ククルという少年が川で魚を捕って帰ると、自分のいるヒカリ族の集落が燃え落ち、家族がいなくなっていました。
動転して両親を探すククルの横に大きな黒い穴が発生し、ククルはそれに呑みこまれます。
その後ククルは21世紀の日本に飛ばされていました。驚いたククルは一夜をのび太の屋根の上で過ごし、その後、ドラえもんたちと合流するのですが、それは少し先の話です(後に記載)。

…のび太が算数のテストで0点を取り、母に叱られました。母は0点を取りながら、テスト容姿の裏にペガサスの落書きを、テスト中にのび太が描いていることを怒ります。
「今日から、外出、昼寝、マンガ、テレビ、すべて禁止」と言われたのび太は、学校でも叱られ家でも叱られてウンザリしました。家出する宣言をします。
「誰にも頼らず自分の力で生きて行く!」と言った次の瞬間に、ドラえもんに家出のために「きせかえカメラ」「グルメテーブルかけ」「キャンピングカプセル」の便利道具を出してもらったのび太は、近所の空き地に家出しました。それを見たジャイアン、スネ夫、しずかは、最初はのび太の家出を笑います。
その後、のび太は空き地の所有者から出て行ってくれと言われました。裏山に移動すると、工事の業者から「ここは私有地」と言われます。
どこでもドアで田舎へ家出したのび太ですが、その田舎もダムの底に沈んでしまいました。
持ち主のない場所に行きたいと訴えるのび太ですが、ドラえもんは「今ある領土は個人化国の所有地だ」と言います。
のび太の家出を笑った仲間たちですが、ジャイアンは店の手伝いをさせられるのが嫌で、スネ夫は母に英語、中国語、フランス語のすべてを勉強しろと言われて、しずかちゃんはママのピアノへの期待がプレッシャーとなって、3人とも家出してきました。
ドラえもんも、のび太の家にハムスターがやってきたことで家出を決意します。のび太の父の会社の部長が家族旅行に出かける間、世話を頼まれたのです。
こうして全員が家出を決意しましたが、行き先が問題でした。土地の所有者が決まるよりも前の時代に行けばいいと考えたドラえもんたちは、タイムマシンに乗ります。
時代設定を悩んでいる時に、時空乱流が発生しました。しかしすぐに元に戻ります。
日本人が現れるのが6万年前だろうと見当をつけ、それよりさらに前の7万年前にワープさせました。
そこは一面が緑豊かな世界でした。みんなは気に入りますが、少し寒いと言います。
7万年前の日本は第四期更新世で、ヴェルム氷期が始まったあたりです。氷河が広がって地球全体が寒くなる時期でした。
ドラえもんは周囲が水のようになるドンブラ粉で、タイムマシンを隠します(ドンブラ粉は後に重要な役割を果たす)。
原始生活セットで温度センサーの服を着たみんなは、寒くなくなりました。
自分たちが生活するために、みんな行動を始めます。ジャイアンはすみかのほら穴を作る建設大臣に、しずかちゃんは花畑を作る環境大臣に、スネ夫は作物を作る農林大臣に任命されました。のび太も大臣になりたいと言い、ペット大臣を言い渡されます。
川のそばに移動したのび太は、2本の樹木が絡まっているのを見て、複数の動物を組み合わせて新たなペットを作ろうと考えました。

【承】- ドラえもん新のび太の日本誕生のあらすじ2

「白鳥と馬のアンプルで作ったペガサス」「ワシとライオンで作ったグリフィン」「ワニとシカとコウモリで作ったドラゴン」を作り、それぞれ「ペガ」「グリ」「ドラコ」と名付けます。
最初はてのひらサイズだったペットたちですが、ペットフードをやると次の日には大きく成長しました。みんな空を飛べます。
スネ夫の作った作物は、形は大根のようでしたが、収穫して横から真っ二つに割ると、みんなが食べたいメニューになりました(カツ丼やスパゲッティなど)。
夜、オーロラを見ながらのびのび自由を満喫した一同ですが、少し里ごころがつきます。
家出をやめるわけではなく「中断」と言って、一度現代に戻ることにしました。
夜に帰ったみんなは、また明日家出しようと言って分かれます。
のび太の帰りが遅いのを怒ろうとした母ですが、父がハムスターを遊ばせながら「いつもカゴの中じゃ窮屈だよな」と言っていたのを思い出し、叱るのをやめました。
しかししずかちゃんやジャイアンは叱られます。スネ夫はお稽古ごとはフランス語だけですむようになったそうです。
その夜、ドラえもんはオオカミのような声を聞きました。実際にはククル(冒頭の少年)がのび太の家の屋根の上で叫ぶ声でした。

翌日、学校からのび太が帰宅すると、ドラえもんが泣いています。大好物のどら焼きを、ハムスターに食べられたのだそうです。
そこへジャイアン、スネ夫、しずかちゃんがやってきました。のび太とドラえもんは一度1階へおります。
ジャイアンとスネ夫としずかちゃんは、押し入れに隠れていたククルを見つけました。その騒ぎでドラえもんとのび太も戻ってきます。
ククルが原始人の格好をしていたので、とっさにククルも連れて、またみんなで家出しようとタイムワープしました。
なぜククルのような原始人が21世紀の東京にいたのかと話題になり、ドラえもんが昨日の時空の乱れを思い出します。ブラックホールのような穴ができて、飛ばされたのではないかと言いました。
人が突然消えるのは昔からあるようで、「神かくし」という言い伝えで伝わっているとドラえもんは言います。

ククルがいつどこから来たのか正確に調べると、北緯31度7分、東経118度2分の場所にいたと判明しました。21世紀で言うところの、中国大陸・和県(ホーシェン)の辺りです。
ほんやくコンニャクで会話を始めると、ククルはヒカリ族の父・タジカラ、母・コイヤメの息子だと言い、村に帰ったら空の穴に吸い込まれたと言いました。ドラえもんの言う通り、時空蘭流に巻き込まれたようです。
他のヒカリ族はクラヤミ族に連れて行かれたそうです。クラヤミ族はヒカリ族の対抗勢力で、不死身の精霊王・ギガゾンビがついているとククルは言います。
昔は少しでも占いが当たると精霊ともてはやされたことから、ギガゾンビとは昔のまじない師のことではないかとドラえもんは思います。
ククルと共に中国大陸に渡り、ヒカリ族を助けようということに決まりました。
夜、ククルはギガゾンビを警戒して寝ません。説得に失敗したのび太は、毛布の差し入れをしました。ククルはみんなをやさしい人たちだと思います。

翌日。みんなを巻き込みたくないと思ったククルは、ひとりで行こうとしました。

【転】- ドラえもん新のび太の日本誕生のあらすじ3

ククルを説得するために、ドラえもんがタケコプターを見せて、自分は精霊のドラゾンビだと言います。そしてみんなで移動し始めました。
ペガ・グリ・ドラコの3頭に乗って移動します。10万年前にできたばかりの富士山で昼ご飯を食べ、夕方に中国大陸に行きました。
焼けた集落を発見したみんなは、翌日から捜索を開始しようとします。
のび太はさびしがるペガ・グリ・ドラコと一緒に寝ました。

さらに翌日。北北西にヒカリ族が移動したと知ったドラえもんは、ペガたちで移動すると目立つので、ペットたちはフードを置いてその場に留め、タケコプターで探すことにします。
クラヤミ族のヤリを見つけたみんなは、ヒカリ族の長老とククルの父・タジカラ、おみこしのような形の中に隠されたツチダマを見つけました。ドラえもんがドラゾンビと名乗り、雷が出るステッキで撃退します。
残されたみこしの中から、土偶のようなものが出てきました。ツチダマの正体です。
ツチダマ(土偶)は超音波のようなものを出して攻撃してきましたが、ドラえもんが返り討ちにしました。ツチダマは粉砕されますが、気になったドラえもんはそのかけらを拾っておきます。
ヒカリ族と再会したみんなは、クラヤミ族の手の届かない日本へ連れていったらどうかという案を出します。
ヒカリ族の集落へ戻ると、ペットたちはいなくなっていました。のび太は心配します。

ヒカリ族を日本へ連れて行くと、彼らはその場所を気に入り、早速住居を作り始めました。ジャイアンとスネ夫が便利道具を貸し出せとドラえもんに言いますが、歴史が変わるのを恐れてドラえもんは拒否します。
しずかちゃんが農作業の手伝いをしているのを見て、ジャイアンとスネ夫も手伝いを始めました。この時代の子どもたちはよく働くなあと、自分たちの日ごろの行ないを反省します。
ペガたちがいなくなったのを悲しむのび太に、ククルがイヌ笛を渡しました。
それは昔、ククルが飼っていたオオカミ・ローを呼ぶ時に使っていた笛です。
マンモスの群れを見つけて狩りをしている時にローを見失ったククルでしたが、1か月後、ローが戻ってきた話をのび太にして、「けものには、飼い主を探す野生のカンがある」と励まします。

このへんで一度また現代に戻ろうということになりました。叱られると嫌なので、家出した直後の時間に戻ることにします。
ヒカリ族に、一時留守にすることを告げたドラえもんたちは、現代に戻りました。

その頃、ギガゾンビはドラゾンビの報告を受け、怒っていました。ドラゾンビに負けたツチダマ(注:ツチダマは5体くらいいる)を見せしめに溶かし、ほかのツチダマに「なんとしてもドラゾンビを連れて来い」と命令します。

現代に戻ったドラえもんは、ツチダマの成分を調べて、それが見たことがないことに気づきました。妹のドラミに詳しい調査を依頼します。
それと同時に、ギガゾンビはただのまじない師ではない可能性もあると考えました。

ドラえもんたちがまた原始時代に来ると、ヒカリ族はとらわれの身となっており、「トコヤミの宮へ来い」というギガゾンビのメッセージを伝えるための幻(ホログラム)が残されていました。ドラえもんたちは、ヒカリ族を助けに行きます。

【結】- ドラえもん新のび太の日本誕生のあらすじ4

タケコプターも寒さで壊れてしまい、リニアモーターカーごっこという、電車ごっこのような紐の道具で移動したみんなは、進むにつれ寒さが増したので、洞窟に一時避難します。
そこでのび太がいないことに気づいたドドラえもんは、レスキューボトルに捜索させました。
のび太はその頃、雪に埋もれて凍死しかかっていました。凍えながらイヌ笛を吹くと、ペガたちが飛んで助けにきます。
のび太を心配して洞窟で待っていたドラえもんたちは、洞窟の奥に階段があり、地下室があるのを見つけました。下へおりると、ヒカリ族が奴隷になって働かされています。
時間を止めてみんなを脱出させようと考えたドラえもんは、まず脱出ルートを確保しようとして、ギガゾンビと出会いました。

ギガゾンビはドラえもんが途中からうすうす想像していたとおり、未来から来た人物でした。
ギガゾンビは古代の世界ならば自分で征服できそうだと思い、タイムパトロールに悟られないように、地下に基地を作っています。
そして時空乱流装置を作り、タイムトンネルを破壊してこの時代へワープできなくなるようにするつもりでした。タイムパトロールが来られなくなれば、あとは自分の天下です。
ギガゾンビとドラえもんは戦いますが、ドラえもんの武器が通用しません。
ドラえもんの道具は22世紀のものですが、ギガゾンビは23世紀からやってきた人間だったのです。それで太刀打ちできないのです。

ペガたちに助けられたのび太は、捕まったドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんを助けに現れました。ククルたちヒカリ族も一斉に蜂起します。
ツチダマはドラえもんたちが倒し、逃げようとするギガゾンビをのび太とドラえもんが追いかけました。
ギガゾンビは巨大なマンモスの形のツチダマを2人に向かわせて、その隙に亜空間破壊装置を起動させるつもりです。
のび太はドンブラ粉(タイムマシンを隠す時に使用した)を思い出してドラえもんに出してもらい、マンモスを沈めました。
亜空間破壊装置を起動させようとするギガゾンビに、ドラえもんが「それを使うと、この世界も消えるかもしれない」と指摘しますが、ギガゾンビは構わず作動させようとします。
エネルギー源を断ち切るためにククルが近づき、中心の棒を破壊しました。
ギガゾンビにドラえもんが立ち向かい、この時代のククルが作った、本物の石ヤリでギガゾンビの仮面を破壊します。
タイムパトロール隊とドラミが現れて、ギガゾンビは逮捕されました。ドラミはツチダマが23世紀で作られたものと突き止めて、タイムパトロールに通報して駆け付けたのです。
ギガゾンビの基地はタイムパトロール隊が歴史に残らぬよう、破壊しました。
ヒカリ族は改めて、日本で新たな生活を送ることになります。
のび太はククルにイヌ笛を返そうとしましたが、「あげる。僕のこと忘れないで」と言われ、もらうことにしました。
ペガたちは空想サファリパークへ引き取られることが決まります。のび太は3頭との別れを惜しみますが、3頭の幸せを考えて手放す決断をしました。
パトロール隊員たちは去りました。

現代に戻ったのび太たちに、日常が戻ります。
のび太の父はハムスターのケージを持って、タクシーで会社に出勤しました。
早く用意しないと学校へ遅刻すると言いに来た母は、のび太が机に向かって居眠りしているのを見つけます。
のび太は0点の答案用紙を前に、解き直しをしていました。勉強しながら眠ったようです。
そのデスクライトにはイヌ笛が飾られてありました。

みんなの感想

ライターの感想

リメイク作品。旧作のほうを知らないので、比較ができず申し訳ないが、おおむね好評の模様。
面白いだけでなく、教養もすこーしつくようになっているのがミソ。
更新世なんてひさびさに聞いた!(笑)
そういえば昔は中国大陸と日本が地つづきだったというのも、久しぶりの知識。
こうやって、さりげなく知識をしのばせてくれる配慮は、保護者にとっては嬉しいことだよな。
ペガたちが可愛い! なので別れのシーンはさびしいけれど、また会えるという希望もあってよかった。

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