「プリンスオブエジプト」のネタバレあらすじ結末

プリンス・オブ・エジプトの紹介:旧約聖書の出エジプト記に記されているヘブライ人のエジプト脱出を描いたアニメーション映画。スティーブン・スピルバーグが率いるドリームワークスが設立以来暖め続けていたプロットを元に、4年の歳月をかけて制作された。ドリームワークス2作目の長編アニメーション作品であり、興行収入2億ドルを越えるヒットを記録。主題歌はホイットニー・ヒューストンとマライア・キャリーのデュエットによる『When You Believe』で、98年度アカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞。

 

映画「プリンスオブエジプト」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「プリンスオブエジプト」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

プリンスオブエジプトの主な出演者

ヴァル・キルマー(モーゼ)、レイフ・ファインズ(ラムセス)、ミシェル・ファイファー(ツィッポラ)、サンドラ・ブロック(ミリアム)、ジェフ・ゴールドブラム(アロン)、ダニー・グローヴァー(エトロ)

プリンスオブエジプトのネタバレあらすじ

【起】- プリンスオブエジプトのあらすじ1

はるか昔、エジプトでは長年ヘブライの民は奴隷として扱われ、王家の建物を建設する為に過酷な労働を強いられていました。
そんな中でも人々は自分達の神が救いに現れ、約束の地へ導いてくれるのをひたすら待ち望んでいました。
ある日、ヘブライ人の増加と反乱を恐れたエジプト王ファラオは、間引き行うことを決定します。
兵士達が次々とヘブライ人の母親達から赤ん坊を奪っていく混乱の最中、ある母親と二人の子供、ミリアムとアロンの三人は兵士達の目を必死で掻い潜り、まだ赤ん坊である末の息子を助けるべくパピルスの籠に息子を乗せ、ナイル川に流します。
涙を流しながら見送る母親。
船のオールやワニによって危機に晒されながらも、何とか籠は王宮へと辿り着きます。
王宮の水辺には女王とその息子ラムセスがいました。
女王は籠の中の赤ん坊を見つけ、以来モーゼと名付け自分の息子として育てることにします。
そしてエジプトの王子として成長したモーゼとラムセスはやんちゃしてばかり。
二人は父親であるファラオに叱られます。ファラオは長男であるラムセスに王家を継がせたいが為、特に厳しく当たります。
落ち込むラムセスをモーゼは慰めます。
お前がいつも何か悪さを始めて、結局いつもこっちがトラブルを負うことになるとラムセスは文句を言います。
兄さんは考えすぎるところが良くないとあっけらかんと言うモーゼ。
お前は考えなさ過ぎだと言い返すラムセス。

【承】- プリンスオブエジプトのあらすじ2

やがてラムセスはファラオから次期国王の権限を与えられ、張り切ります。
一方モーゼはラムセスの推薦で建設現場の担当者に。
そのセレモニーの時、ラムセスからモーゼへの献上物として一人の女性が連れてこられます。
モーゼがその女性と戯れようと近づきますが、悪ふざけが過ぎて女性は池の中に落ちてずぶ濡れになってしまいます。
その夜モーゼが自分の部屋のベッドで待っているはずの彼女に会いに行くと、見張りの男が縛られており、彼女の姿はありません。
窓の外を見ると、女性が脱走を図っているのが見えました。
危うく兵士達に見つかりそうになる彼女でしたが、モーゼが機転を利かせて逃します。
興味本位から彼女の後を追うモーゼは、街中でたまたま二人の奴隷と出くわします。
彼等こそモーゼの実の兄と姉であるアロンとミリアムでした。
ミリアムは喜びますが、モーゼは何のことだか分かりません。
アロンが止めるのを聞かず、感極まってしまったミリアムはモーゼに真実を話してしまいます。
自分が奴隷の子であるとのたまう彼女に怒りをあらわにしながらも、いたたまれなくなりその場から逃げ出すモーゼ。
自分の居場所はこの王宮だと自身に言い聞かせながらうたた寝をしたモーゼは、次々と赤ん坊が殺されていく中に自分も混じっている夢を見て飛び起きます。
王宮の回廊にてモーゼは、その時の様子が記録として描かれた壁画を見つけてしまい、自分の父親によって過去自分が殺されかけたことが真実であることへの絶望感にがっくりと肩を落としてしまいます。
そこへファラオがやって来て、偉大なる神は時折犠牲を作るものなのだと言います。
その時ファラオが言った「息子よ気にすることは無い、彼等は所詮奴隷だ」という言葉にモーゼはショックを受けます。
翌日、建設現場ではラムセスが指揮を取り、奴隷達がいつものように過酷な労働を強いられています。
そこへモーゼがやって来ますが、もうモーゼは以前のような気持ちでその光景を見ることが出来ません。
一人の兵士が、もう動けない年老いたヘブライ人をムチで激しく打ちつけているのを見たモーゼは、いても経ってもいられなくなり、やめろと叫びながら止めようとしますが、誤って兵士を突き落とし殺してしまいます。
傍で目撃していたミリアムが声を掛けようとしますが、その場から逃げ出し王宮から出て行こうとするモーゼ。
一連の光景を見ていたラムセスは混乱しながらもモーゼを追いかけ、引きとめようとします。
自分が何とかする、お前を無実にしてやる、だから行かないでくれとラムセスは懇願しますが、自分が信じていたことは全て嘘だった、もうここにはいられないとモーゼは言い放ち、兄の叫ぶ声を背後に聞きながらも振り返らずに走って行ってしまいます。

【転】- プリンスオブエジプトのあらすじ3

砂漠や荒野を当ても無くひたすら歩いて行くモーゼ。
行き倒れていたところをラクダに引きずられていってしまい、着いた所は遊牧民ミディアン族の集落。
ラクダの持ち主である男達から集落の女の子達を助けたまではよかったものの、疲れ果てていたモーゼは傍らの井戸に誤って落ちてしまいます。
そこへ現れたのはなんと王宮で献上物となっていたあの女性でした。
女性の名はツィッポラ、ミディアン族の族長エトロの娘です。女の子たちはツィッポラの姉妹でした。
ツィッポラはエトロ達の元へモーゼを連れていき、その夜モーゼは集落で歓迎されます。
お礼を言うエトロにモーゼは、よしてください、自分は人生で何も成していないと言います。
するとエトロは言います。タペストリーの輝く一本の糸は、自分がどれだけ素晴らしい模様の為に使われているかを知らない、天の目を持って自身の人生を見つめるのだと。
やがてモーゼはツィッポラと愛を育み、結婚して集落の一員として暮らします。
ある日、脱走した一匹の羊を追いかけて山に登って行ったモーゼは、そこで青白く光る不思議な火を見つけます。
すると、火はモーゼに語りかけます。
私はヘブライの神である、エジプトに囚われている私の民を救う為に舞い降りた、お前にはそれを担う使命があるのだと。
そして神はモーゼに一本の杖を託します。
モーゼは同胞達の自由を取り戻す決意を固め、ツィッポラと共にエジプトへ向かいます。

【結】- プリンスオブエジプトのあらすじ4

エジプトではラムセスが王になっており、子供が生まれていました。
王宮に戻ってきたモーゼを見てラムセスは心底喜びますが、モーゼは自分が戻ってきたのは王家に戻る為ではなく、自分達の神の名の元に同胞を自由にする為だと言います。
モーゼがおもむろに杖をかざすと、杖は蛇に姿を変えます。
ラムセスにとってはただの奴隷達でも、自分にとっては同胞達だ、このままにしておくわけにはいかないとモーゼは説得を試みます。
ラムセスは悲しそうな顔をし、心底がっかりした様子を見せますが、次の瞬間モーゼに対し敵として接するようになります。
断固として奴隷を解放するわけにはいかないと言い、モーゼの訴えを突っぱねます。
始めアロン達はモーゼを批判しましたが、ミリアムはモーゼの帰還を喜びます。
その時、ラムセス一行の乗った船がナイル川を進んでいるところに出くわします。
モーゼの訴えを断り続けるラムセスの目の前で、モーゼは神の声に従いながら杖を使い、川の水を全て血液に変えてしまいます。
それを間近で見ていたアロン達は、神の意思、そしてモーゼが神の使いであることを信じ始めます。
その後エジプト全土に様々な災難が起こり、ラムセス達や民は苦しめられますが、ラムセスは頑なに奴隷達を解放しようとしません。
モーゼは悲しそうな顔でエジプトの街を、民を、そして兄を見つめます。
モーゼは辛い立場にありました。本心ではこのようなことを望んでいないものの、自分の力ではどうすることも出来ないのです。
ある夜、モーゼは王宮のラムセスを尋ねます。
以前ラムセスは落ち込んでいる時いつも一人で座っていた場所がありました。モーゼがその場所にいくと、やはりラムセスはそこにいます。
ラムセスお願いだ、話し合おう、いつもここで何でも話したじゃないか。モーゼはそう言って、昔ラムセスがいたずらをした時の思い出話を始めます。
すると黙っていたラムセスが口を開き、あれは確かお前も一緒にやったんだ、お前はいつも俺にトラブルを持ち込んでくる!と言いますが、次の瞬間顔を綻ばせ、でもいつもお前がそのトラブルを解決してくれたと言うラムセス。
どうして前のようにはなれないんだろう・・・
モーゼに近付き、ラムセスがそう呟いたその時、眠れないと言ってラムセスの息子が起きてきます。
その瞬間ラムセスは自分の立場を思い出し、我に返ります。
再び頑なにモーゼを突っぱねるラムセス。
モーゼは、もっと悪いことが起ころうとしている、息子のことを考えろ!と訴えますが、ラムセスは信じません。
その夜、モーゼは再び神からの声を受け、戸口に羊の血を塗るよう同胞達に伝えます。
夜になると、空から不思議な光が現れ、街中を駆け抜けていきます。
その光が触れていった子供は次々と死んでいきますが、戸口に血を塗った家は避けていきます。
こうしてエジプト人の子供達は大勢亡くなってしまい、ラムセスの息子までも死んでしまいました。
遺体を前に悲しみに暮れるラムセスは、搾り出すような声でモーゼに「お前と奴隷達を解放する」と言います。
慰めようとするモーゼに、放っておいてくれと叫ぶラムセス。
悲しみに暮れるエジプトの人々の泣き声を聞きながら、モーゼは一人咽び泣きます。
希望にあふれながらエジプトを脱出したヘブライ人達は長い距離を歩き続け、やがて海に辿り着きます。
その時です。
背後からラムセス率いる兵士達が追いかけて来たのです。
皆殺しにしろ!と叫ぶラムセス。
その時、天から火の塊が降ってきて、ラムセス一行の前で竜巻になって立ちはだかります。
しかしながら目の前は海。
八方塞です。
するとモーゼは一人海に入っていき、神の声に従い杖を海面に突き刺します。
その瞬間海は大きく割れ、人々はその割れ目を通って向こうの陸地へ逃げます。
その頃ラムセス達を立ち往生させていた火の竜巻が消え、ラムセス一行も海を渡って追いかけてきます。
すると、海はたちまち元の姿に戻っていき、兵士達は飲み込まれてしまいます。
ラムセスも波の力で元の陸地へと吹き飛ばされます。
安堵するヘブライの人々。
モーゼ、ミリアム、アロン、ツィッポラは固く抱きしめ合います。
そしてモーゼは海の向こうで自分の名を叫び続ける兄の声を聞きます。
さようなら兄さん・・・
モーゼは民の元へ戻り、やがて辿り着いた地にて、神から十戒が記された石版を持って山から下りてくるところで物語は終わります。

みんなの感想

    Miyu×2さんの感想

    「モーセと十戒」の神話をモチーフにしたアニメ映画です。
    『神の遣い』となりヘブライ人を率いる「神話としてのモーセ」の姿の中に、兄との葛藤と確執を中心とした「人間としてのモーセ」の姿を取り合わせて描かれています。双方とも『何かを成し遂げる為に大切な何かを捨てた』者同士なのだという部分が強調されている所は見て頂きたい。
    クライマックスの海が割れるシーンは本当に壮大です。

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