「ルパン三世セブンデイズラプソディ」のネタバレあらすじ結末

ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディの紹介:2006年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第18弾。巨大なダイヤモンド「女神の涙」をめぐり、競馬場の売上金の強奪計画までの7日間にルパン・ファミリーが奮闘する姿を描く。

ルパン三世セブンデイズラプソディの主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、ミシェル・キューイック(伊瀬茉莉也)、ガズ・キューイック(津嘉山正種)、ライアット(立木文彦)、副社長(玄田哲章)、ダノン(秋元羊介)、ファイヤー(咲野俊介)、ジェニー(安藤麻吹)、競馬アナウンサー(小林皓正)、トゥクトゥクの運転手(岩崎ひろし)、僧侶(松尾まつお)、デイモン(姫野惠二)、コックス(斉藤瑞樹)、コリアーノ(川鍋雅樹)、フロントマン(奥田啓人)、警官A(伊丸岡篤)、警官B(後藤淳一)、警官C(呉本圭崇)、マフィアA(雨宮弘樹)、マフィアB(伊牟田大)、マフィアC(皆木俊彦)、売り子(木川絵理子)

ルパン三世セブンデイズラプソディのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①次の日曜に行なわれる競馬で万馬券を出し、ヤミの馬券を扱うマフィアから大金をせしめようという計画を立てたルパンと次元。日曜までの1週間別行動することに。ルパンはミシェルという少女に頼まれ、父ガズの仕事を阻止することに。次元は元同僚のライアットに誘われ、ガズの警備の仕事に。 ②ガズはダイヤの形をした爆弾で大統領を脅すつもりだった。企みを暴いたルパンたちは阻止し、ミシェルとガズ父娘も仲直りした。

【起】- ルパン三世セブンデイズラプソディのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
銭形警部は競馬場を見張っていました。ルパンが関わっていると知ったからです。
現金が奪われることを想定して、警官隊を張り込ませていましたが、全くの無駄骨に終わりました。
ルパンは今回、騎手(ジョッキー)になっていたのです。そしてルパンが狙っていたのは競馬場の現金ではなく、別のところでした。
ワシントン号という馬に乗り、他の馬の騎手を麻酔銃で眠らせてレースで優勝したルパンは、いわゆる大穴馬券でヤミの馬券を扱うマフィアから大金をせしめました。
10万ドル(約1100万円)が5億ドル(約569億円)に化けたのです。
銭形警部はルパンを追いますが、ルパンはワシントン号に乗って逃げ、橋でワシントン号と別れた後、次元が操縦するクルーザーに乗って逃げました。
…という、マンハッタン・ステイツは1週間後にあります。上記のはすべて、ルパンの想像、シミュレーションです。まだ実際に行なっていません(笑)。

〔Westend NY Monday〕
計画は1週間後でした。その日に向けての計画を練ったルパンと次元は別れます。
ルパンは酒に入れる氷を買いに行きますが、そこで銀髪の男・ファイヤーに追われる16歳の少女ミシェル・キューイックを助けます。
次元は旧知の知り合い・ライアットというスキンヘッドの男性と会いました。
ライアットとは南アフリカで仲間でした。ともに南アフリカの某国の王族を守る用心棒として働いていましたが、反乱軍が迫っており、同盟国の支援も遅く、しかも逃亡したジープの車に爆薬が仕込まれており、その国の若い姫・ジェニーは命を落としました。

【承】- ルパン三世セブンデイズラプソディのあらすじ2

ライアットも次元も、そのことは悔やみきれない過去です。次元はライアットが失敗しなければ…と思っていました(が実のところライアットが失敗しなくともジープの爆薬でジェニーは死んだと思われる)。
ライアットは仲直りのために金儲けの話を持ってきたと、次元に言います。
次元は来週、ルパンと大きなヤマを踏むつもりなので断りましたが、ライアットが「金曜までの仕事だ」と言ったので受けることにしました。

ミシェルを助けたルパンはホテルまで送っていきます。ミシェルがブラックカードで1泊8000ドルの部屋を取るのを見たルパンは、部屋に通されて「ボディガードとして雇う」と小切手を渡されました。
ルパンは断るつもりでしたが、ミシェルはルパンの正体を愛用の銃で見破っていました。
しかも仕事内容は「パパのやっていることをやめさせるのが仕事」と言われて興味を持ち、極めつけは1週間後の犯行計画のメモを取り上げられていたので、引き受けます。
ミシェルはルパンに「あるダイヤモンドを回収してほしい」と言われました。
ルパンと次元は土曜の夜に会おうと電話で約束し、互いに別行動をすることにします。

ライアットは次元に計画を話しました。本当はライアットは、ルパンにも計画を手伝ってほしかったのですが、ルパンに用事があるようなので次元にだけ話をします。
次元とライアットがつらい目に遭った例の南アフリカ某国の件には、ガズ・ギューイックという傭兵の大佐が絡んでいました。
ガズはその後、MIXという警備会社を作って成功しています。アメリカのネオコン(新保守主義陣営)と組んで、敵対国に傭兵や民兵を送りこんで大儲けしているのです。
MIXは最近、超秘密兵器を開発しました。それを奪うのがライアットの計画です。

〔Tuesday〕
ダイヤの展示会にバイヤーとして、不二子が潜りこんでいました。五ェ門は不二子の用心棒として雇われています。
不二子にはダノンという中年男性がぴったりと張り付き、ダイヤの説明をしていました。
ダノンは実はガズの手下で、不二子に『女神の涙』を狙わせようと考えています。
同じ会場でルパンと次元も顔を合わせました。ルパンは次元に、16歳の娘をパパと仲直りする作戦を手伝わないかと説明し、それを横で聞いていた五ェ門が心を動かされます。
五ェ門はルパンの手伝いをしたいと言いました。
展示会の目玉商品は、『女神の涙』と呼ばれるダイヤモンドでした。
このダイヤはアメリカ大統領が競り落としたという世界最大のダイヤの原石で、それが研磨されて特別展示されるそうです。

その頃、ミシェルのチェックインしたホテルには、警察を騙ったファイヤーが忍びこみますが、ルパンと次元、五ェ門が戻ってきたので、ミシェルを拉致したファイヤーは爆弾を使って逃亡しようとしました。
五ェ門がヘリを斬って逃げ道をふさぎますが、ファイヤーは工事現場用のクレーンを伝って逃げました。
銭形警部もホテルにやってきますが、別のエレベーターでルパンたちは逃亡します。

【転】- ルパン三世セブンデイズラプソディのあらすじ3

ルパンはバーで情報屋と接触し、ミシェルの父・ガズがタイにいるという情報を得ました。ミシェルは現在家出しているので、父親の居場所が分からなかったのです。
ミシェルを奪還すべく、ルパンはタイへ行きます。

〔Donmuang Airport Wednesday〕
タイのドンムアン空港。
ルパンはタイのことをよく知りませんが、五ェ門が詳しいと言います。
ところが当の五ェ門は不二子から携帯を持たされており、すぐ戻ってらっしゃいと命令されました。五ェ門は不二子に逆らえない事情があるようで、立ち去ります。
ルパンはわざと追っ手に捕まり、ガズのところへ連行されました。
自白剤をのまされたルパンは、「狙いはあんたのやってることだ」と答えます。と同時に、次元も同じ件で動いていると知りました。
ルパンは牢屋の看守に自白剤を飲ませ(つまり上記の時点ではルパンは飲んでいなかった)、ガズが『女神の涙』を狙っていることを知ります。

〔Dunmuang Air Port Thursday〕
銭形警部がやってきました。入れ代わりに、ルパンは同じ空港のヘリで去ります。
ミシェルは館に閉じ込められていました。父・ガズと口論になっています。
ミシェルは病気の母が亡くなった時にまで、父が仕事でアフリカに行き、留守にしていたのが不満でした。戻ることは無理だったと父が言っても聞き入れません。
バズが経営する警備会社MIXの要は、金庫の形をした世界最小のスーパーコンピューターの中に、開発から生産管理などのすべてのデータが入っていました。
土曜の夜にアメリカ国務官とガズが会い、作戦が成功すればMIXは世界を操ることになります。
次元はライアットと共にガズと契約を結び、用心棒の役目をしていました。
ルパンはその館に忍び込みます。
ガズはNDW(ニトロ・ダイヤ・ウェポン)というダイヤモンドの形をした新兵器を開発していました。
人工ダイヤの中に、圧縮したニトログリセリンが注入してあるのです。爆発力は調整でき、もっと強力にすることも可能でした。
『女神の涙』という世界最大の原石から研磨されたダイヤモンドと、それそっくりに作ったNDWをすり替えるのが、今回のガズの計画です。
ミシェルの部屋に忍び込んだルパンは、不二子に付き添っていたダノンがガズの手下だと、壁の写真で知りました。
ルパンはミシェルを連れて、バイクで逃げます。その後、ヘリで遺跡に飛びました。

その頃アメリカでは、ダノンが不二子に盗みの協力をすると持ちかけていました。
不二子は五ェ門に偽物を作ってもらいますが、大きいのでどうしてもダイヤではないとばれてしまいます。

タイ、ワット・ヤイ・チャイ・モンコン。
この古代遺跡まで案内したミシェルは、ルパンにダイヤを盗んでくれと頼みます。
上から見た限りではただの遺跡ですが、地下には工場があるそうです。
地下室への入り口を見つけて潜入したルパンとミシェルは、地雷などが作られているのを見ました。
NDWと同じ形のダイヤを作っていたミシェルは、自分の母よりもNDWを使った世界征服の方が父にとって大事だったのかと知り、落胆します。
ルパンとミシェルはNDWのダイヤを盗み、逃亡しようとしますが、銭形警部と出くわしました。

【結】- ルパン三世セブンデイズラプソディのあらすじ4

ミシェルを人質にして、ライアットがダイヤの入ったケースを要求します。ライアットもNDWのダイヤが目的でした。
ダイヤを爆破させ、ミシェルを連れてライアットは去ると、ガズのところへ行ってNDWのデータを要求しました。その際揉み合いになり、ガズはライアットに撃たれます。
爆破されたルパン、次元、銭形警部ですが、なんとか助かりました。ガズのところへ行ったルパンは、ガズが撃たれ、娘のミシェルの首にはダイヤの爆弾がはめられ、金庫が爆破されてデータが盗まれたのを知ります。

〔JFK Air Port Friday〕
今回のことは、ライアットが仕組んでいたことでした。
ファイヤーの協力を得たライアットは金が欲しくてやったことです。
アフラ・ミライというインテリ風の男性は、警備会社MIXの副社長ですが、社長になりたくてダイヤのデータを盗み出しました。

午後からダイヤが搬入されることになっています。
不二子と五ェ門とダノンは、その時を狙うつもりでした。
警備会社のMIXはアフラ・ミライが社長に就任していました。ニューヨーク警察とMIXの警備の下で、『女神の涙』はNDWにすり替えられ、大統領の執務室に置かれます。
この爆弾の存在を後で大統領に知らせ、脅して裏でアメリカを操るのがMIXの狙いでした。

ルパンと次元は五ェ門をこっそり呼び出し、配送業者の振りを装って侵入しました。

〔MSG Saturday〕
マディソン・スクエア・ガーデン。
警備員は眠らされ、不二子は五ェ門を連れてダイヤを盗みに行きます。五ェ門は掃除機で宝石を吸いこんでいました。
ダノンは不二子と五ェ門を隠れ蓑にし、警官隊に2人を追わせて、その間に『女神の涙』を盗もうと計画しています。
警備員に追われた不二子と五ェ門は逃げますが、掃除機に穴が開いており、宝石はすべて落としてしまいました。

パラシュートで降下するルパンのところへ銭形警部がやってきてしがみつきますが、ルパンはズボンのベルトを外して銭形警部を振り落とします。
銭形警部は追い払えましたが、日曜日に計画している犯行メモを銭形警部がルパンのポケットから見つけました。日曜の犯行を知られます。
MIXには次元が対峙していました。そこへ不二子と五ェ門、ルパンが合流し、4人でMIXに立ち向かいます。
シェルターに逃げた新社長アフラ・ミライとライアットはダイヤを爆破させようとしますが、NDWはファイヤーからすり替えていました。
偽のダイヤとすり替えられていたことで、アフラ・ミライ、ライアット、ダノンは爆死します。

今回得るものがなかったと、不二子は嘆きます。
父が死んだと思っていたミシェルは、ルパンからバンコク国際病院の707号室に父が入院したと聞かされて、バンコクへ行くことにしました。
不二子も同行すると言い出したのは、ブラックカードを持つミシェルにつきそって、買い物させまくろうと考えたからです。

大統領執務室には、五ェ門が作った力作が飾られていました。
式典の際に大統領が手にし、「ダイヤは冷たい」と言います。それもそのはず、氷で作られたダイヤなので、一同は「ダイヤが溶け始めた」と大騒ぎしました。
本物の『女神の涙』は、自由の女神の炎の部分に落ちましたが、ルパンは内緒にしています。

(エンドロール)ロックのウイスキーを映している。

(エンド後)〔Sunday〕
いよいよルパンと次元の作戦が決行される日です…が、ハリケーン・キャンディの到来で大雨に見舞われ、競馬は休みになっていました。
がっくりするルパンを銭形警部が逮捕し、次元と五ェ門は2人の追いかけっこを半ばあきれぎみで見ながら「天気ととっつあんにはかなわねえ」と言いました。
Finマーク。

みんなの感想

ライターの感想

オープニングが、まさかの「ぜんぶ空想でした」というのには、ちょっと吃驚した。
内容としては地味なんだけど、娯楽要素はふんだんにある。
おなじみのダイヤ、おなじみの世界征服、そして本物のダイヤは手に入れられるところにあるのに手に入れない。
…ん? そう考えると若干マンネリ気味か?
タイトルにあるとおり、1週間をそれぞれ見せる試みは新しくてよかった。

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