「ルパン三世ナポレオンの辞書を奪え」のネタバレあらすじ結末

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ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪えの紹介:1991年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第3弾。ルパン帝国のありかが書かれたナポレオンの辞書をめぐり、ルパン一味と多国籍軍の争奪戦を描く。

ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えの主な出演者

ルパン三世(山田康雄)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、木戸千恵子(戸田恵子)、ヘーカー(大平透)、ロバート・ホーク(吉水慶)、マッカラム(大塚明夫)、エリック(速水奨)、ハマー(田原アルノ)、マルチンベック(大木民夫)、老学者(北村弘一)、ホテルの職員(星野充昭)、海辺首相(秋元羊介)、日本代表(小形満)、イギリス代表(塚田正昭)、フランス代表(池水通洋)、ドイツ代表(島香裕)

ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①湾岸戦争後、経済が悪化した先進国の各首脳は、ルパン帝国の財宝を狙って再び多国籍軍を組む。ルパン帝国の財宝のありかを知るルパン三世を血眼になって捜す。その頃ルパンはルパン帝国の財宝のありかが書かれた『ナポレオンの辞書』を取り戻そうともくろむ。 ②宝のありかを読み解いたルパンはニプル城へ行くが、宝は現在は全くの役立たずだった。ルパンたちは多国籍軍の攻撃を受けながら、再び城から逃亡する。

【起】- ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク。
折しもそこではG7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ 、日本、イタリア、カナダの7つの先進国)の首脳会議が開かれていました。各国首脳は、マスコミの前ではしかつめらしい顔を気取っていますが、記者団がいなくなると態度が豹変し、みんな湾岸戦争が終わって以降の、世界的な不景気について嘆きます。本音を言いたい放題です。
同じ頃、ニューヨーク近代美術館にルパン三世の犯行予告状があったので、ニューヨーク市警に招集をかけた銭形警部は、やってきた警官がたった4人であることを怒りました。あとの警備はみんな、先のG7の警護に駆り出されているのです。

さて先のG7では非常に重大な話がなされていました。ある学者が、興味深い話を各国首脳の前で行なったのです。
その学者は「世界の経済を立て直すには、ルパン帝国の財宝しかない」と言い、説明を始めました。

【承】- ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えのあらすじ2

中世のフランスで栄華を誇っていたルパン帝国は、その当時膨大な富を保有していまsた。しかし帝国の崩壊後、財宝はどこかに持ち去られて保管されているそうです。
その財宝は現在の価値にしておよそ2000億ドル(約23兆円)…そしてその財宝の場所を知っているのは、ルパン一族の末裔…つまりルパン三世です。
それを聞いた瞬間、アメリカはCIAを、フランスやドイツ、イギリスも軍を出し、みんな必死でルパンを捕らえようと必死になりました。
予告どおり午後3時にルパンは盗みに入り、1908年製のクラシックカー・緑のパッカードという車を盗み出しました。
金髪女性がデートにはクラシックカーをと所望したからですが、動機はそれだけではありません。
「新車の方がよくなった」という理由でデートに振られたルパンは、パトカーに囲まれてヘリをリモコンで操縦し、車ごと空中に抱えて逃げ去ります。

次元と合流したルパンは貨物船に乗り、車ごとイギリス・スコットランドの田舎へ移動します。
その田舎でルパンはパッカードにさまざまな改造を加えました。
銭形は呼ばれて東京の新東京国際空港に降り立ちます。そこに待っていたのは、国家保安局の女性捜査員・木戸千恵子でした。千恵子は銭形を海辺首相のいる首相官邸へ案内します。
海辺首相は銭形の月給を質問しました。現在は18万285円の銭形ですが、「ルパンを逮捕すれば月給を手取りで100万に引き上げる」という首相の発言を聞いて、銭形は発奮しました。千恵子がサポートにつきます。
五ェ門は任侠映画を見て、任侠映画にはまっています。義理と人情のために動こうと、イギリスへ渡りました…。

ルパンは次元に、マルチンベック財団が主催するクラシックカーレースに参加すると言いました。レースはスペインのマドリードからスタートし、途中、フランス南西部の都市・ボルドーをチェックポイントに、ゴールはフランスのパリです。ボルドーのチェックポイントさえ通過すれば、あとはどのルート(行程)でも構いません。
そのレースの優勝賞品は『ナポレオンの辞書』でした。
『ナポレオンの辞書』は、初代ナポレオンの辞書です。ナポレオン三世時代に盗まれて、初代ルパン(ルパンの祖父)の家宝となっていました。
厳密には…ナポレオン三世時代の侍女が『ナポレオンの辞書』を盗んだのですが、その二女がルパン一世と結婚したのです。
ルパン一世はルパン帝国を築き上げましたが、夫の放蕩ぶりに怒った妻が財宝を隠し、その隠し場所を『ナポレオンの辞書』に記しました。

【転】- ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えのあらすじ3

その後辞書はルパン二世(ルパンの父)へ受け継がれましたが、ルパン二世も遊び人で、『ナポレオンの辞書』は飲み代のカタに取られてしまいました。その後、長らく辞書は行方不明になっていたのです。ルパン帝国の財宝のありかを知るために、ルパンはカーレースに出ようと計画しています。
ここで大事なのは「ルパンは『ナポレオンの辞書』を得るためにカーレースに出る」ということで、だからもし盗めればカーレースで優勝しなくてもかまいません。また「ルパンは財宝のありかが辞書に書かれていることを知っていますが、みんなはルパン三世を捕まえればありかが分かる」と思っています。

カーレースに参加するためにチューンアップしたルパンのアジトを、衛星画像でCIAが捕捉しました。アジトを軍隊が囲みます。
しかしルパンは次元を乗せて囲みを突破すると、レースのスタート会場である、スペインのマドリードへ行きました。
同じカーレースに不二子も参加します。不二子の目当ては「金持ちの男」で、会場でエリックという男性に目星をつけて取り入ろうとしました。
エリックは不二子にいい顔をしますが、エリックはCIA特務班班長の男ロバート・ホークと組んでおり、不二子を人質にしてルパンに財宝のありかを吐かせようと考えています。
ルパンと次元は、カーレースに不二子が参加していることを知りました。
追尾型ミサイルを撃たれたルパンと次元は、車ごと水中に潜ってかわしますが、水上に出たところでCIAに囲まれます。
銭形が追いつくと、車しか残っていませんでした。ルパンと次元はCIAに連れて行かれています。
銭形は千恵子が邪魔だと言い、置いて行きました。千恵子は交通手段に困り、ルパンが残した車に乗ります。
CIAの車を狙い、イスラエルのモサドとフランスの外人部隊がやってきました。睨み合っている隙にルパンがパッカードを呼び寄せ、そこへ任侠にはまった五ェ門がやってきて縄を切ります。
ルパンと五ェ門はパッカードで逃げますが、車中に千恵子が乗っているのでルパンは早速口説きます。

各国首相は論議し、結局日本以外の各国が多国籍軍を結成して、ルパンを捕らえようということになりました。日本には金のみ出させればよいだろうという判断です。
パッカードを修理しているルパンの元へ、銭形がやってきてルパンは逮捕されます。次元と千恵子はガソリンを調達しに行って、留守でした。
調達先で次元は、千恵子が国家保安局の捜査員であることを知ります。

【結】- ルパン三世ナポレオンの辞書を奪えのあらすじ4

銭形はルパン逮捕に喜び、フランス・ボルドーのホテルのスウィートを取りました。自分とルパンに手錠をかけ、いっしょに行動します。
薬を盛って銭形を寝かせたルパンは、銭形警部に変装して逃げました。それを知らない次元と五ェ門が、ルパンの変装をした銭形警部を奪取して逃げます。
安心できる場所まで移動して銭形の扮装を解こうとしたルパンは、銭形だと思って近づいてきた千恵子の手前、扮装を解けなくなりました。仕方なく銭形として行動し、最終地点のパリまで列車で移動します。
移動の車中、千恵子はルパンと銭形の確執を聞きました。そのうちに、千恵子は本当にルパンは悪い奴なのかと疑問に思います。むしろ自由闊達なルパンと、それを追いかける銭形が楽しそうだという印象を受け、任務遂行がいいことなのか考え始めました。
パリへ到着したルパンは千恵子と別れ、優勝賞品を運ぶ運転手に化けて『ナポレオンの辞書』を盗み出します。
起きた銭形警部は、自分がルパン一味と行動を共にしていることに驚き、自分がルパンの扮装をさせられていることにも戸惑います。話を合わせたものの、途中で銭形であることがばれ、置いていかれました。
その後、次元と五ェ門は辞書を手にしたというルパンの知らせを受けますが、ルパンをCIA特務班班長のロバート・ホークが襲い、ルパンと辞書を奪います。
レースの優勝者は不二子が目をつけたエリックでした。エリックはロバートから知らせを受け、不二子を連れてルパンを捕らえた列車倉庫へ行きます。
ルパンと会った不二子は、2000億ドルの財宝があることを聞きました。そこへ銭形警部が乱入します。
銭形の乱入騒ぎのどさくさで、ルパンと不二子は銭形の車に乗って逃げます。ロバートとエリックは列車に乗って銭形の車を追い、車を押す形になります。
そこへ向かい側から次元と五ェ門のパッカードがやってきました。ルパン、不二子、銭形は車を乗り換え、次元が早撃ちでロバートを仕留めます。
『ナポレオンの辞書』を手に入れたルパンは、ルパン一世のサインの下にあぶりだしで、フランス北西部のノルマンディー地方のニプル城に財宝があると知りました。
銭形を置いて、ルパン一味は城へ行きます。
ルパンたちは城の地下で宝を手に入れました。
それは真空管を使ったラジオと特許申請用紙でした。その当時は財宝だったのでしょうが、いま現在は残念ですが、全くの無価値です。
ルパンを追ってやってきた多国籍軍は、城を攻撃します。彼らは当然、宝が全くの無価値だと知りません。
ルパンは五ェ門に攻撃されたミサイルを三枚におろすよう頼み、それを城の塔の1つに取りつけて爆破させ、塔をロケットのようにして脱出しました。
銭形と会った千恵子は、列車の中で話した銭形がルパンの変装だと知らないので告白し、キスをします。銭形はこの世の春かと思います。
千恵子は戦闘ヘリでルパンたちの味方をしました(銭形から話を聞き、ルパンと銭形の関係がいつまでも良好であるべきと思った)。
逃げるルパンが吐いた言葉で、ルパンがあの時に変装していたと知った千恵子は、ショックを受けます。
ルパンは千恵子に「まだ財宝は城にあると知らせてくれ」と頼み、逃げました。銭形は千恵子の思いが自分にあると思っていますが、たぶんこの後、振られます。
ルパンたちはその隙に逃げました。

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ライターの感想

時事問題を取り入れて現代風に…と思ったのか、冒頭からG7の会議や海辺首相(時期的に海部首相あたりを意識か)を登場させている。
しかも銭形の給料が今回発覚!
それを月給100万に報酬アップするという条件をちらつかせて…なのだが、月給アップにつられてだと銭形が俗っぽくなってしまって悲しい…。
クラシックカーレースなど、見どころもあるにはあるが、いまひとつ盛り上がりに欠けるのが残念。

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