「ルパン三世バイバイリバティー危機一発」のネタバレあらすじ結末

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ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!の紹介:1989年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第1弾。自由の女神像に隠された、世界最大のダイヤモンド『スーパーエッグ』とコンピューター・ウイルスをめぐり、ルパンたちが活躍する。

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ルパン三世バイバイリバティー危機一発の主な出演者

ルパン三世(山田康雄)、峰不二子(増山江威子)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、銭形警部(納谷悟朗)、マイケル(田中真弓)、イザベル(駒塚由衣)、ジミー・カンツ(津嘉山正種)、シルバーマン(前沢迪雄)、エド(緒方賢一)、ジョーンズ(石塚運昇)、ルースター(大木民夫)、ジュディ(幸田直子)、パリ市警本部係員(星野充昭)、保安官(伊井篤史)、TVアナウンサー(稲葉実)、タクシー運転手(秋元羊介)、コンピュータ(堀内賢雄)

ルパン三世バイバイリバティー危機一発のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①自由の女神に隠されたダイヤ『スーパーエッグ』を取り出そうと次元が話を持ちかける。厭世感にとらわれ一度は断ったルパンだが泥棒稼業に復帰を決め協力。マイケル少年がルパンにコンピューターウイルスを盗んでくれと依頼する。 ②ウイルスで全警察のデータが消去できると踏んだルパンは協力する。ダイヤもウイルスもスリーメイソンのNO.2イザベルが関与していた。イザベルは死にウイルスは広まる前にビル倒壊でなくなった。

【起】- ルパン三世バイバイリバティー危機一発のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…時代は20世紀も終わりに近づきました。世界ではコンピューター化が進み、高度情報化社会のただなかにあります。
ルパンの犯罪歴は『広域Aランク犯罪者記号・P26号』として保管されていました。
ルパンは銭形警部に変装してICPOに乗り込み、資料を盗んでいこうとしますが、エレベーター内で本物の銭形警部と鉢合わせし、ばれてしまいます。
資料を盗んで立ち去ったものの、データはコンピューターに入力されています。そこにはルパンの盗んだものだけでなく、行動パターンまで保管されているありさまです。
ルパンのデータは全世界の警察に保管されており、それら全てを盗み出そうとすると実に50年の歳月が必要だと計算したルパンは、がっくり落胆しました。
犯罪する気が起きなくなったルパンは引退を宣言し、アメリカ・ニューヨークでジュディという女性と暮らします。これからは愛に生きるそうです。
次元がルパンを訪問して復帰を勧めますが、ルパンはやる気が起きないと言いました。次元は五ェ門にも断られたそうです。五ェ門はアラスカへ修行の旅に出ていました。

【承】- ルパン三世バイバイリバティー危機一発のあらすじ2

次元は仕方なくルパンの元を去り、昔からの知人の初老男性・ルースターと組んで仕事をすることにします。

次元が着手しようとした仕事は、世界最大のダイヤモンド『スーパーエッグ』を取り出すことでした。これはルースターが手に入れた当初、自由の女神に隠したものです。
次元とルースターは『スーパーエッグ』を狙う、スリーメイソンの秘密結社に追われて倉庫に隠れました。スリーメイソンは16世紀から活動する謎の結社です。
次元の元へルパンが現れると、引退宣言を撤回しました。なんでも恋人のジュディが自分のクレジットカードで買い物三昧したあげく、別の男性と共に逃げたのだそうです。
ジュディが使った金額は3億ドルにものぼり、その借金を返すため、ルパンは金が必要になったのでした。
ルパンは自らがおとりとなって、その場から次元とルースターを逃がします。
ところが地下下水道で逃亡中、銃撃されたルースターは次元の腕の中で息絶えました。ルースターから自由の女神のどこに隠したか、聞き出せないままです。
ルパンと次元は、自由の女神があるリバティー島に行くことにしました。ボートで移動していると、スリーメイソンは潜水艦とヘリで執拗に攻撃してきます。
ひよこの形をした爆弾で潜水艦を撃沈し、ターボジェットに乗り込んだルパンたちは、超巨大風船で自由の女神をまるごと盗んで立ち去りました。
ところがルパンの計算外のことが、1つだけありました。その自由の女神像の中には、金髪の少年・マイケルが乗り込んでいたのです。
マイケルは天才的な頭脳とコンピューターを操る能力を持つ少年で、ルパンと会って依頼をするために自由の女神に潜伏していました。
マイケルはコンピューターで自由の女神像を隠す最適な場所を検索し、ルパンにアドバイスします。
ルパンはマイケルの指示に従い、コロラド州のグランド・キャニオンの中に隠しました。偵察用のヘリなどが通ると、長いリボンを大量に上から垂らし、保護色で隠すようにします。

そこでルパンはマイケルの話を聞きます。
マイケルはルパンに「コンピューター・ウイルスを自由に操るプログラムを盗んでほしい」と言いました。そのプログラムを使うとデータを破壊するだけでなく、自分の好きなように書き換えられるそうです。『ニューウイルス』という名のプログラムでした。
それを聞いたルパンは、マイケルの依頼を受けます。ニューウイルスを使えば、全警察内部に保管されている自分のデータを消せるかもしれないと思ったからでした。
こうして、ルパンと次元はマイケルを連れて行動します。
夜になると明かりを反射して、右手のたいまつがまばゆく光りました。ルパンと次元は『スーパーエッグ』を見つけて手に入れます。

【転】- ルパン三世バイバイリバティー危機一発のあらすじ3

少し話は遡ります。
修行の旅に出た五ェ門は、アラスカへ向かう列車の中でひとりの上品な貴婦人・イザベルを助けました。
イザベルは五ェ門に用心棒になって欲しいと頼み、品のあるイザベルに心惹かれた五ェ門は承諾します。
そのイザベルがグランド・キャニオンを見たがりました。そこで五ェ門とイザベルはアメリカ・コロラド州へ行きます。

ルパンと次元はダイヤを手に入れましたが、スリーメイソンの一団がなだれ込みました。次元はボディスーツの男と銃撃戦になります。
タクシーで乗り付けた銭形警部の執念が実り、ルパンは銭形警部に逮捕されました。
ルパンは保安官詰所に留置され、ルパン逮捕に喜んだ銭形警部は、少年・マイケルを連れて向かい側のカフェに食事に行きます(ルパンとマイケルはここからしばし別行動)。
次元は五ェ門とイザベルに助けられました。ルパンはヒヨコ型爆弾で留置所を爆破し、次元らと合流します。
ルパンたちはニュー・オーリンズまで移動し、ホテルで一泊しました。
バーで話を聞いたイザベルは宝石商だと名乗り、そのダイヤを買い取りたいと言い出します。
そのバーでピアノを弾いていた男性が、イザベルを狙って銃を連射しました。そこでイザベルを狙う相手がスリーメイソンだと判明します。

ところで今回、不二子はスリーメイソンのNO.3である大富豪ジミー・カンツに接近していました。
スリーメイソンにはNO.1に長らく君臨している老人・シルバーマンがいます。123歳の長寿を誇るシルバーマンは、秘密結社を裏切って姿を消したNO.2を探すようジミーに命令しました。
不二子はスリーメイソン経由で『スーパーエッグ』を狙っています。
それがばれた不二子はスリーメイソンの秘密の儀式に参加させられ、怪しげな呪術で操り人形にさせられました。

発見された自由の女神は、ニューヨークのリバティー島に戻されています。
ルパンはマイケル少年に居場所が分かる風船ガムを渡し、そのガムで居場所を突き止めてニューヨークに移動しました。
銭形警部に連れられてニューヨーク・グランドセントラル駅に降り立ったマイケルは、モヒカン頭の男に変装したルパンと合流します。何も知らない銭形警部は、トイレに行くと言って消えたマイケルを待ち、夜まで駅のベンチで過ごしました。
『スーパーエッグ』はマイケルがラグビーボールに入れて持っていました。
操られている不二子が五ェ門とイザベルに接近し、『スーパーエッグ』と金を交換する時に豹変してイザベルを襲います。
さらにスリーメイソンの軍団がなだれ込みました。
ヘリで逃げようとした不二子を取り戻しますが、イザベルは連れ去られます。イザベルが連れ去られる姿を見て、マイケルが「ママ!」と叫びました。
五ェ門はイザベルを追って、ひそかに移動します。さらに五ェ門を目撃した銭形警部もあとを追いました。
実はマイケルの「ニューウイルスを探してほしい」というのは表向きの依頼で、真の目的は自分の母親を探すことでした。マイケルの母がイザベルです。 この映画を無料で観る

【結】- ルパン三世バイバイリバティー危機一発のあらすじ4

イザベルは世界で一、二を争う優秀な科学者でしたが、マイケルを生んで実家に預けた後に家を出て、スリーメイソンに入ってニューウイルスを作ったのでした。さらにその後、スリーメイソンを裏切って姿を消します。つまり、イザベルこそが結社のNO.2でした。
ニューウイルスを探せばいずれ実の母に辿り着けると思ったマイケルは、それでルパンに話を持ちかけたのです(「実の母を探してくれ」という依頼ではルパンが動いてくれない可能性があったため、犯罪歴が抹消できるニューウイルスを餌にしてルパンをその気にさせた)。
ルパンたちはイザベルを盾に、『スーパーエッグ』をスリーメイソンの本部に持ってこいという電話を受けました。電話の後、不二子の洗脳は解けます。
イザベルがスリーメイソンのNO.2と知らないルパンたちは、スリーメイソンに乗り込むことを決めました。

不二子とマイケルは留守番で、ルパンと次元がダイヤを持ち、スリーメイソンの本部に行きます。
本部ではイザベルとジミーが結託し、NO.1のシルバーマンを殺していました。その現場を五ェ門が目撃し、イザベルの正体を知って失望します。
五ェ門と銭形警部は見つかって、地下に幽閉されました。
乗り込んだルパンと次元はシルバーマンの遺体を見て驚き、落とし穴で地下に落とされます。五ェ門と銭形警部と同じ場所に落ち、さらに上からシルバーマンの遺体も落とされました。
ルパンは靴の裏に仕掛けたジェットで飛び、ひとりで脱出します(ひとり分のパワーしかない)。
イザベルがNO.1になり、ジミーはNO.2になっていました。ジミーをエレベーターで拉致したルパンは、ダイヤが元々スリーメイソンのもので、ニューウイルス完成時にイザベルが盗んで逃げたことを知ります。
ダイヤ『スーパーエッグ』を掲げたイザベルは、自己催眠により潜在意識の底からニューウイルスのデータを呼び出しました。スーパーエッグとイザベルが揃わないと、ニューウイルスが呼び出せないようにしていたのです。
ウイルスを書き込み終えた時、イザベルはNO.2のジミーに刺されました。ルパンがイザベルを連れて逃げます。
地下には不二子とマイケルが来て、銭形警部以外を助けていました。銭形警部も必死で追いすがり、逃げます。
一同は途中のエレベーターで合流し、屋上のヘリで逃亡します。五ェ門がジミーを剣で斬りました。
ヘリの中でイザベルとマイケルは母子の再会をします。
斬られたジミーは瀕死ながら、アメリカとソビエト(現在のロシア)のコンピューターに侵入し、核ミサイルを発射する指令を出していました。
発射装置を起動させたことを、マイケルが自分のコンピューターの緊急信号で知ります。もし両国の核ミサイルが本当に発射されると、人類の生存確率は0.0018%です。かぎりなく絶滅に近い状態です。
マイケルを連れてルパンが本部に戻り、マイケルはビル内のコンピューターを操って発射をぎりぎり阻止しました。
自爆装置が作動して、スリーメイソン本部のビルが倒壊します。ジミーは死に、ルパンとマイケルはヘリに乗りました。銭形警部もヘリの後ろにくっついて逃げます。
ヘリの中でイザベルはマイケルを置いて去ったことを詫び、五ェ門に「マイケルの父に似ている。私の初恋の人に」と好意を抱いていたことを告げた後、息絶えました。

五ェ門は修行のやり直しと言って、再びアラスカへ旅立ちます。
ルパンは「やってやれないことはない」と言い、ニューウイルスを作って警察のデータを消去しようと考えていますが、どうやらまだまだ無理なようです。

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みんなの感想

ライターの感想

今回は「ルパン&次元&マイケル少年」「五ェ門&イザベル」「不二子&ジミー」と、3つの立場から話が展開していく。
いずれも目的はクロスしており、しかもイザベルがキーパーソンであるのだが、それがはっきりと判るのはかなり終盤になってから。
三つの立場から描かれるため、混乱しそうになるかというと、そうでもない。
むしろドタバタ感がテンポよく展開されるので、飽きることなく最後まで見られる。
ルパンが自分の犯罪歴を気にしてICPOに乗り込むくだりは「そんな瑣末なこと、気にするかな」と思わないでもないが、話がすぐ動き始めるので違和感もなし。
しかもその全警察のデータうんぬんは、マイケル少年に関係するエピソードなので納得もする。
ところで…ダイヤは? ビルは爆破倒壊したけど、ダイヤはあるんじゃないかな。

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