「ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎」のネタバレあらすじ結末

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ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎の紹介:1989年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第2弾。泥棒業界での最大の謎とされる、ヘミングウェイの未完成原稿『ヘミングウェイ・ペーパー』をめぐる、ルパンとコンサノ派とカルロス派、三つ巴の争奪戦を描く。

ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎の主な出演者

ルパン三世(山田康雄)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、マリア(佐々木優子)、コンサノ(富田耕生)、カルロス大統領(小林修)、マルセス(筈見純)、クレイジー・マッシュ(立木文彦)、ロペス(島香裕)、リベラ(谷口節)、高僧(峰恵研)、アントニオ(塚田正昭)、メンゲル(村松康雄)、ヘリコプター操縦士(星野充昭)、カルロス大統領軍兵士(秋元羊介)

ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①泥棒業界での有名な謎『ヘミングウェイ・ペーパー』ヘミングウェイは他殺で最後に執筆した原稿があるというもの。手がかりを入手したルパンは宝があるとされるコルカカ島へ行く。五ェ門や次元、不二子もそれぞれ別の立場から潜入していた。 ②ヘミングウェイ・ペーパーと宝は存在したが、高濃度の放射能を放つウランでルパンはあきらめる。地元女性マリアの仇も討った。

【起】- ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…スペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリアで、ルパンはある日、ヘミングウェイ・ペーパーについての情報を得ます。ガセネタが殆どで真実は0.5%もあればいいと思いながらも、情報料を払ってルパンはその話を聞きました。
「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」とは、泥棒稼業の仲間内では有名な謎です。
作家であるアーネスト・ヘミングウェイは猟銃自殺したのですが、実はそれは自殺に見せかけた他殺であって、その当時に執筆中であった最後の原稿に、財宝のありかが書かれているという話が、まことしやかに流れていました。
その財宝は地中海のコルカカ島にあり、ミサイルでも壊せない箱に入っていて、箱には鍵が必要だと聞いたルパンは、鍵が保存されているというドイツの没落貴族の城に潜入しますが、クレイジー・マッシュという傭兵に先を越されました。黄金の鍵はマッシュに盗まれます。
いずれ鍵はコルカカ島へ行きつくと踏んだルパンは、島へ渡りました。

【承】- ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎のあらすじ2

同時期。
次元は腕の立つ殺し屋としてスカウトされ、コンサノという目の下にクマがあり関西弁を話す人物の手下になっています。
五ェ門は修行の最中、斬鉄剣でも切れない箱があると高僧から聞き、それを確かめにコルカカ島へ行きました。
不二子は武器商人Mr.マルセスの秘書として働いています。

コルカカ島には長らく紛争が続いていました。
コルカカ島はカルロス大統領が統率する島です。もともとは地元民が住む島だったのですが、7年前に宝探しに来た人たちが跋扈して島を牛耳り、地元民たちは「解放戦線」と呼ばれカルロス大統領によって全滅に追いやられました。
今回は主に3つの軸、派があります。

・カルロス大統領の一派(カルロス軍)…コルカカ島の大統領であり、「パンドラの箱」を持っています。カルロスは先述の通り、宝探しにやってきて大統領になった人物。「パンドラの箱」が斬鉄剣で斬れないという噂を聞き、五ェ門が試すために潜入しています。

・コンサノ軍…もとはカルロス大統領の相棒をしていた、旧知の間柄。次元はここに、用心棒として潜入していますが、その理由は後に述べます。コンサノは金にものをいわせて島の次期大統領の座を狙っています。

・マルセス商会…本来はアメリカを拠点とする会社なので、コルカカ島とは無関係ですが、コンサノに資金を提供して「コンサノを島の大統領にする代わりに、島の宮殿の奥にある美術品をもらう」契約をしています。クレイジー・マッシュという腕利きの傭兵がおり、彼がパンドラの箱の鍵を手に入れます。不二子はマルセスの秘書として潜入しています。

この3つの勢力に加え、ルパンがヘミングウェイ・ペーパーの謎を解くために島へ入りました。全員が示し合わせたわけではないのですが、ルパン一味は島で再会します。

コルカカ島は内戦状態が続いているということで、本来は入ることを許可されていません。
観光用のヘリに乗ったルパンは、上空でおりて島に入りますが、戦車に囲まれて逃げました。途中、拾ってくれたのは金髪の豊かな髪の若い女性・マリアです。
マリアは廃墟と化した町に『マリアズ・バー』という店を開いていました。宿泊するホテルがないので、ルパンはマリアの馬小屋に泊めてもらいます。
いっぽう、銭形警部はマルセスについてスイス・ジュネーブにあるスイス銀行に入る不二子の姿を見つけ、不二子をたどればルパンに行きつくと考えて尾行しました。
マルセスは銀行の貸金庫に、マッシュに奪わせた鍵を保管します。貸金庫を開けるにはマルセスの掌紋が必要だと、不二子は知りました。

島で再会したルパン、次元、五ェ門は、マリアの店で会います。
ルパンは次元と五ェ門に話を持ちかけますが、2人とも話に乗ってきません。
五ェ門の目的は「斬鉄剣でパンドラの箱が斬れるか試したい」というもので、次元の目的は、クレイジー・マッシュでした。マルセス商会の傭兵のマッシュです。

【転】- ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎のあらすじ3

次元とマッシュはチームを組んで5年前、アラスカでアメリカ陸軍の給料輸送車を襲撃しました。作戦は成功しましたが、山分けという段になってマッシュが裏切り、仲間たちを撃ち殺したのが次元は許せません。マッシュに復讐することが次元の目的で、宝よりも優先すべき事項なのでした。

コンサノとマルセスが手を組み、その場で次元はやっと復讐相手のマッシュに会います。
コンサノとマルセスが手を組んだ知らせが、カルロス大統領の耳に入りました。
その日もまたルパンと次元、五ェ門は店で会います。次元はマッシュと片をつける宣言をし、ルパンと五ェ門は手助けすると言いますが、次元は辞退して去りました。去り際に、鍵はマルセスが持っているとルパンに告げます。
次元はマッシュと決闘しますが邪魔が入り、次元は牢屋に入れられます。
そこには、不二子を追って島へ潜入した銭形警部がすでに入っていました

ルパンと五ェ門は、カルロス大統領の屋敷の地下へ忍び込みました。パンドラの箱を見つけた五ェ門は斬鉄剣で斬ろうとしますが、何度刃をふるっても本当に斬れません。
五ェ門はショックを受けました。しかも警報が鳴り、五ェ門は捕まります。

マリアはコンサノを狙撃しようとしましたが、コンサノ軍にばれました。
山鳥を狩っていたとマリアは嘘をつきますが、マリアがもともと島にいた地元の解放戦線・サソリの生き残りであるということも露見します。
マリアの兄は解放戦線・サソリのリーダーでした。兄のかたきを討つために、マリアは島の廃墟に残っていたのです。
ルパンと不二子が結託し、パンドラの箱を盗みました。不二子はスイスのジュネーブに鍵があると言い、ルパンを連れていきます。
不二子の着ていた服に付着した掌紋で型をとり、ルパンがマルセスに変装して銀行の貸金庫へ入り、鍵を入手しました。
その銀行へマッシュが現れますが、ルパンは先に箱を開け、中の資料をネクタイピン型のカメラですべて撮影した後、マッシュの手に渡します。この時点で情報はルパンの手に入りました。

マッシュはパンドラの箱と鍵を入手しましたが、カルロス大統領を裏切ってコンサノ側についていました。マッシュはマルセス商人を殺します。
コンサノが箱を手に入れたと知ったカルロス大統領は、コンサノへ攻撃を仕掛けました。
しかし互いに被害が甚大になることを恐れ、コンサノとカルロス大統領は裏で話し合い、互いのエースのカード(一番優秀な奴)を出して戦って決めようと話し合います。
コンサノ側からは次元、カルロス側からは五ェ門が出て戦うことになりました。裏では仲間同士の2人は、戦うふりをして逃亡を図ります。

【結】- ルパン三世ヘミングウェイペーパーの謎のあらすじ4

次元と五ェ門がいなくなった後、さらに話し合いで宝は「コンサノ:カルロス=8:2」で話がつきました。コンサノ軍とカルロス軍は兵隊を出し、宝のありかをめざします。

ルパンらも集まり、宝の場所へ行きました。スイス銀行で書類を撮影していたので、解読可能です。ヘミングウェイ・ペーパーは実在しました。
『私と友人は旅に出たのだ。二か月分の食糧を詰み込んだ小さな船で、地中海をさまよった。第一次大戦の頃、従軍した先でその話を耳にした。その友人の話…マルセイユから南へ3日、東へ10日、さらに海流に乗って北上すること7日、霧に包まれた絶海の孤島に、宝で作られた巨大な宮殿があるというのだ。』
これが、コルカカ島のことです。
『私にとって、これは最後の旅だという予感がした。道もない森林を進み、切り立った崖の途中でビバークし、最後は母なる胎内へと私たちは降りていった。』
この「母なる胎内」とは洞窟のことで、ヘミングウェイと友人は地底へもぐったと推測されます。
『私たちは宮殿を見つけた。すばらしい光景が私たちの目の前に広がる。最後の旅にふさわしい、すばらしい光景だった。だが私の友人は4日目に死んだ。私はさらに3日、その宮殿に滞在してから、この事実を作品にするために、アイダホへ帰ることにした。』
マリアもその宮殿の話は幼い頃から聞いていたと、ルパンに話します。南の谷の地底に、宮殿があるという伝説が伝わっていました。
しかし地元の人たちは誰も行きませんでした。それどころか別名・死の谷と言い伝えられていました。マリアは止めますが、ルパンたちは行きます。

カルロス軍とコンサノ軍の目を盗み、ルパンたちも洞窟へ入りました。
ルパンたちを見つけた軍隊は一斉射撃しましたが、鉄砲水が発生して軍の大半が流されます。カルロス大統領もコンサノも流されました。
ルパン、次元、五ェ門、不二子らは高台にいたため、助かりました。さらに奥に進みますが、行きどまりです。
行きどまりの壁を触ってみると、鉛の壁がありました。そこにヘミングウェイの文字で『割れここに幻の宮殿を閉じ込めたり。眠りなさい、美しきものよ。もう誰もお前を起こしたりはしない。 アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ』と書かれています。
五ェ門の斬鉄剣で斬って中に入ると、そこには4日目で死んだとされるヘミングウェイの友人の墓と共に、光る塊が大量にありました。
ルパンはそれがウラン238だと気づきます。強い放射能が出て、ガイガーカウンター(放射能測定器)つきの時計が狂っていました。
その洞窟の奥全体がすべてウランの塊です。これだけあると核兵器が作り放題でした。
しかしルパンは趣味に合わないとし、宝をあきらめます。そこへ生きのびたマッシュと一部の手下がやってきました。
マッシュと戦った次元は、眉間に銃弾を当てて復讐を果たします。
宮殿が崩れ始め、一行は逃げました。

マリアのバーに戻ったルパンは、兄の仇を討ったことを告げました。マリアはお礼のキスをルパンにします。
五ェ門はパンドラの箱に斬鉄剣で挑んでいました。あきらめかけた頃、あっけなく箱は割れます。
ルパンたちがセスナで島をあとにしようとした時、牢屋から執念で脱獄した銭形警部が追ってきました。

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みんなの感想

ライターの感想

なんだかんだ言いながらマリアの店に集まって来る次元と五ェ門が、なんか好き!
悪人は今回、悪人~という顔してます。その最たる人物がコンサノとマッシュ。
コンサノ…へんな関西弁だったのだけど、厳密にはたぶん外国語だよね。
悪い奴らは一掃されるという、この手の話の展開はベタだけど、やっぱり見ていてすがすがしい気持ちになれる。

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