「ルパン三世ルパン暗殺指令」のネタバレあらすじ結末

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ルパン三世 ルパン暗殺指令の紹介:1993年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第5弾。武器密売組織・ショットシェルの金と組織の壊滅作戦を狙うルパンファミリーとショットシェルの駆け引きに加え、銭形警部解任後のICPOルパン三世専従捜査官で、ルパン暗殺を狙う傭兵あがりのキースも入り混じり大混戦を展開する。

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ルパン三世ルパン暗殺指令の主な出演者

ルパン三世(山田康雄)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、カレン・クオリスキー(田中敦子)、ジョン・クローズ(野沢那智)、キース・ヘイドン(石塚運昇)、ブラッド(銀河万丈)、マローン(飛田展男)

ルパン三世ルパン暗殺指令のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①銭形警部がルパン専従捜査から外れ傭兵上がりのキースが着任。ルパン、次元、五ェ門、不二子の暗殺を命ぜられる。銭形の新任務が武器密売組織・ショットシェルの壊滅と知ったルパンたちは、銭形に協力がてらショットシェルの現金を奪おうと考える。 ②キースは五ェ門、次元、ルパンを暗殺したつもりだったがことごとく失敗していた。ルパンはショットシェルのアジトを破壊しボス・ジョンも仕留めた。

【起】- ルパン三世ルパン暗殺指令のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…7月24日未明(深夜)。
盗みの際にミスをして多数のパトカーに追われる身となったルパンと次元は、こっそりとアジトに逃げ込みました。外を見守りますがパトカーに包囲され、絶体絶命です。
そこへ銭形警部が現れると、パトカーを帰して単身乗り込んできました。
「俺ひとりだ。開けてくれ」という銭形警部に、何か作戦があるのかと訝りながらルパンと次元はドアを開けますが、入り込んできた銭形警部は、机の上にいきなりたくさんの酒瓶を置き、そのうちの1本を煽ります。
どうしたのかと思ったルパンに、銭形警部は一枚の用紙を見せました。そこには今朝、というか昨日の昼間をもって、銭形警部がルパン三世の専従捜査の任務を解任されたことが書かれていました。なので、銭形警部はもうルパンの敵ではないのです(そう簡単なことでもないと思うが)。
ルパンと次元は喜んで祝杯をあげようと言いますが、銭形警部にとってはやけ酒です。
銭形警部は、自分の後任として傭兵あがりの銀髪猛者のキース・ヘイドンが着任したということを告げました。

【承】- ルパン三世ルパン暗殺指令のあらすじ2

その頃、ICPOに呼び出されたキースは、長官から「逮捕はあくまで建前、生死は問わず、標的はルパン、次元、五ェ門、不二子の4人」と告げられます。

翌日。
二日酔いで眠っている銭形警部を車の後部座席に乗せたルパンと次元は、改めて書類を見直して、銭形警部が新たに命ぜられた任務が「武器密輸組織・ショットシェルの壊滅捜査」と知ります。
ショットシェルといえば武器密売で大儲けして、現金をかなり貯め込んでいるだろうと思ったルパンと次元は「ショットシェルを襲って現金を奪えば、自分たちは大儲け。ショットシェルは元手の金がなくなって活動できなくなり、壊滅状態に陥って銭形警部の任務も完了。一石二鳥」と考えました。
早速、銭形警部にそれを告げますが「現金を奪って大儲け」のところは省きます。銭形警部は長年の追いつ追われつの関係が結実した友情かと感激し、喜びました。
途中、ショットシェルとは無関係の武器売買エリアに立ち寄ったルパンは、いろんな武器を見ましたが、どれも威力のあるものではなく、どちらかというと「アイデア商品」といったものでした。それでもルパンは次元に内緒で購入しています。
ルパンは五ェ門と不二子にも声をかけました。

モスクワ大学、核物理学研究所。
カレン・クオリスキー教授は若い女性ながら、ロシアで三本の指に入る核物理学者です。
黒ずくめの男性に研究所から拉致されたカレンですが、五ェ門が車を縦に切り、不二子がカレンを略取しました。黒ずくめの男性たちはカレンを取り逃します。
表向きは合法的な企業を装ってはいるものの、ショットシェルは一筋縄ではいかないと考えたルパンは、餌としてショットシェルが欲しがるであろう、原子力潜水艦『イワノフ』を奪おうと考えていました。
潜水艦イワノフを盗みさえすれば、あとはショットシェルの方から連絡を取って来るだろうと考えたルパンと次元と銭形は、イワノフの積み荷に紛れこんで操縦士たちを気絶させ、強奪します。
カレンを連れてきたのは、潜水艦の操縦を教えてもらうためでした。
五ェ門と不二子とカレンはテレビクルーの変装をして入り込もうとしますが、カレンが門で邪魔したため、荒っぽく乱入して潜水艦に乗り込みます。
カレンは次元を見た瞬間、意味ありげな表情を浮かべました。次元もそれに気づきます。
カレンは条件を呑み、潜水艦の操舵をおこなって発進させました。ソナーを見るのは不二子、ルパンはエンジンルームを担当します。
発進した後に、ルパンは操縦方法を教えてくれとカレンに頼み、カレンは「潜水艦に積載されているミサイルの核弾頭を外すこと」を条件に、引き受けました。ルパンと次元にとっては、真の目的は「ショットシェルを壊滅に追いやること」なので、核弾頭を外しても支障はないわけです。
全員がカレンに教わって、操縦方法を覚えます。

イワノフが盗まれたことは、ただちに先進国の知るところとなりました。
アメリカ国防総省、KGB本部らはイワノフを探す一方、なんとかイワノフを手に入れようと考えます。
北極圏でひと息つこうと浮上したルパンたちは外に出て、艦内には次元とカレンが残りました。カレンは次元に銃を向けると、10年前に次元が自分の父親を殺したことを指摘します。

【転】- ルパン三世ルパン暗殺指令のあらすじ3

しかしその時にICPOのキースが軍用ヘリで急襲しました。ミサイルは五ェ門が斬り、潜水艦を急速潜航させます。
潜水艦の専用チャンネルに、各国からのコンタクトが入り始めました。どの国も自分の国に潜水艦を持って来て欲しいと言います。
そのうちに本命のショットシェルからコンタクトがありました。
ショットシェルのボスであるジョン・クローズが買いたいと言い、待ち合わせ場所を指定します。
ルパンは途中、マウイ島近郊で銭形、カレン、五ェ門をおろし、ルパンと次元と不二子の3人で待ち合わせ場所に行きました。

ミクロネシア海域。
待ち合わせ場所にはジョンの手下・ブラッドとマローンが待ち受けていました。実はこの2人は黒ずくめの格好をしてカレンを拉致しようとした人物です。
ショットシェルのアジトは島ひとつまるごとでした。グアム島近辺にある島です。
滝の中を通ると巨大な空洞になっており、潜水艦でも悠々通れました。そこには世界各地の軍用機や武器が置かれています。
ルパンを招いたジョンは、これからは核関連兵器を扱いたいと言い、潜水艦イワノフだけではなくルパンたちもスカウトしたいと言いました。手始めに、ロシアのウラジオストックに沈めてある廃棄処分になった潜水艦と、スライスされて処分する予定の原子炉を盗んで来て欲しいと頼みます。
ルパンはジョンの信頼を得るためと、金庫のありかを探るための時間稼ぎのために、その依頼を受けました。カレンのことを聞かれたルパンは、聞きたかったのは操縦方法だったから途中でおろしたと告げます。
アメリカ、アリゾナ州に行ってスライスされた原子炉を盗み、続いてロシアのウラジオストックに潜水艦イワノフで乗り付けたルパンは、潜水艦をすべてイワノフで曳いていきました。手際良くあっという間に盗みます。
その間に不二子がジョンに近づいて、色仕掛けで金庫のありかを探りました。

その頃、マウイにキースが現れてカレンを人質に取り、五ェ門がナイフで心臓を貫かれて崖から転落します。先に崖から落ちていた銭形警部は、それを目撃してショックを受けました。
カレンはキースに連れられて、ジョンのアジトに連れられます。実は、キースはICPOに所属する振りをして、ショットシェルの秘密社員でもありました。核の扱いにカレンが必要なので連れて来いと言われており、カレンを連れていったのです。
一方で、キースは暗殺指令を受けた4人の暗殺も実行するつもりでした。五ェ門は片付けたので、あとの3人を探します。

廃棄処分された潜水艦を盗んで帰って来たルパンに、不二子は「建物全てが金庫で、現金はパイプを通じて出し入れしている」と告げました。
ルパンと次元はパイプ管に穴を開け、現金を吸い出すことを考えます。
ジョンはキースと会い、ルパンと次元はもう用済みなので引き渡すと言いました。しかし不二子に未練があるジョンは、不二子だけはキースの暗殺対象から外したいと考えます。
ルパンと次元は現金を吸い出しました。作業の途中でジョンの目を引きつけたルパンは次元と別行動をし、キースの急襲を受けます。
カレンと会った次元は、10年前の事件の真相を話しました。 この映画を無料で観る

【結】- ルパン三世ルパン暗殺指令のあらすじ4

次元とカレンの父は組んで仕事をしていたのですが、カレンの父が裏切り者となっており、次元を殺そうとしていたのです。次元はいわば正当防衛でカレンの父を殺していました。
それを話したうえで次元はカレンに自分の銃を渡し、「(復讐を)やりたきゃやれ」と言います。そこへキースが現れ、丸腰の次元に連射した後、手榴弾を投げました。次元はそばの建物ごと吹き飛びます。

潜水艦イワノフにたてこもったルパンに、ジョンが次元の死を告げます。潜水艦を襲われたルパンはミサイルで逃げましたが、キースはこれでルパンも死んだと思います。宇宙空間でミサイルから離脱したルパンは、ハワイ島に降り立ちます。
そこでは五ェ門が死んだと嘆く銭形警部が、教会で祈りを捧げていました。パラシュートつきのルパンが落ちてきます。
ルパンと銭形警部は地元の少年に連れられて、生きていた五ェ門のところへ案内してもらいました。
五ェ門の胸には確かにキースのナイフが刺さりました。ところがその前に斬鉄剣の刀にナイフが当たったことで勢いが殺がれ、さらにナイフの先端も欠けたため、傷は思ったよりも浅かったのです。海に落ちた五ェ門は、地元の漁師(少年の父)に助けられました。
ルパンと銭形警部は喜びます。

キースはジョンに不二子を差し出せと言いますが、ジョンは不二子を隠していました。さらにその場所へカレンも入れて監禁します。
不二子とカレンの2人は協力して逃走しました。そこへルパン、五ェ門、銭形警部の乗ったヘリが到着し、上空からドラム缶爆弾を落とします。
キースがルパンの元へやってきますが、生きていた次元がキースをマシンガンで真正面から撃ちました。
次元は手榴弾の爆発の時、そばにあった建物の地下室に咄嗟に隠れ、爆風から身を守っていました。次元も生きていたのです。
カレンは次元に向けて銃を構えますが、カレンが撃ったのは、次元の背後で起き上がりざま銃撃しようとしたキースでした。カレンもキースの銃弾を受け、倒れます。
キースは何発も弾を受けてもしぶとく動きますが、最後にルパンが眉間に銃弾を撃ち込んで死にました。
瀕死のカレンは潜水艦イワノフの起爆装置のスイッチを次元に渡し、息絶えます。

ジョンの私設兵団に囲まれたルパンは、これまでの経緯は水に流して手を組まないかと言われますが、断りました。
不二子がジョンに助けを乞う振りをして近づき、銃を奪って向けます。
ジョンは後ろに下がって潜水艦イワノフに乗り込んで逃亡しようとしますが、次元が爆破装置を起動させ、ジョンは潜水艦イワノフと共に海に沈みました。
ルパンと次元がパイプから吸い出した多額の現金は、潜水艦イワノフに詰み込んでいたため、現金もパアになります。

カレンの葬儀がしめやかに営まれました。次元は参列します。
キースの死とショットシェルの壊滅成功により、銭形警部は元の任務・ルパン三世の専従捜査に再び就きました。喜んだ銭形警部は早速ルパンを逮捕しようとしますが、逃げられます。
ショットシェルの隠し金が別の場所にあることが発覚しました。
(エンドロール)スペースシャトルに乗り込むルパン、次元、五ェ門、不二子。宇宙空間へ。
隠し金は宇宙空間のショットシェルの格納庫にしまわれていた。不二子1人が船外活動で確認し、大喜び。男性3人は不二子の現金への執着ぶりを見て、ちょっとひいている。

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みんなの感想

ライターの感想

今回は次元とカレンの、少しだけ恋風味。
前作品の『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』の視聴率がいまいちで、今作品をもってテレビスペシャルは打ち切りのつもりだったらしい。
しかし思いのほか視聴率がよかったために、続投を決めたとか…確かにこのタイトル『ルパン暗殺指令』なんてつけられたら、見たくなる!!!
おちゃらけモードだったルパンシリーズが、またハードボイルド風味になっているのもよかった。
普段はずっと敵対モードのはずの銭形とルパンが、オープニングから手を組むというのも異色。

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