「ルパン三世ロシアより愛をこめて」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

ルパン三世 ロシアより愛をこめての紹介:1992年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第4弾。旧ロシア帝国を支配していたロマノフ王朝の500トンもの金塊をめぐって、ルパンファミリーと怪僧ラスプーチンの孫にあたるラスプートンとの金塊争奪戦が展開する。

ルパン三世ロシアより愛をこめての主な出演者

ルパン三世(山田康雄)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、ジュディ・スコット(佐々木優子)、ラスプートン(大木民夫)、ドンビーノ(大塚明夫)、ラッキー・マクドナルド(石塚運昇)、ビッグマウス・ジョー(辻親八)、デューク・ブラウン(納谷六朗)、カルシオーネ(今西正男)、ブッチュ大統領(北村弘一)、ナレーター(谷口節)、女性図書館員&人形の音声(雨蘭咲木子)、酒場の女マスター&電話の声(達依久子)、保安隊主任&トラック運転手(稲葉実)、トラック運転手(秋元羊介)、トラック運転手(小形満)、トラック運転手&ヘリコプター操縦士(荒川太郎)

ルパン三世ロシアより愛をこめてのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ロマノフ王朝時代の金(きん)のインゴットが500tあると知ったルパンは宝探しを始める。不二子とジュディを入れてインゴット強奪計画をしたが、インゴットはラスプートンに奪われ、ジュディは不二子も裏切って去った。 ②ラスプートンはラスプーチンの孫、ジュディはロマノフ一家の生き残りの子孫だった。ラスプートンは死亡、奪い返したインゴットを祖国の者に使いたいというジュディの願いが聞き入れられ、ルパンたちは宝を放棄した。

【起】- ルパン三世ロシアより愛をこめてのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

1916年、ロシア革命前夜。旧ロシア帝国、ロマノフ王朝の皇帝・ニコライ二世は贅沢な暮らしをしていました。
その頃、ニコライ二世は大量の金(きん、ゴールド)を所有しており、その保有は1240t(トン)、アメリカに次いで世界2位で、全世界の実に2割に当たる金を所持していました。
ニコライ二世の所持していた金はインゴット(延べ棒)で、ニコライ王朝のマークが刻印されています。
ニコライ二世は自分の利益を重視し、国民の生活を鑑みなかったため、国内は崩壊寸前でした。
その年の暮れに怪僧・ラスプーチンが暗殺されます。
翌1917年3月にペテルスブルクで望楼が起きたのがきっかけで、ロシア革命が起こります。
15日の夜にロマノフ王朝は幕をおろし、ロマノフ一家は処刑されました…。

…アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク。
ニューヨーク市立図書館視聴覚室にてロマノフ王朝の歴史のVTRを見ていたルパンは、次元に「実はロマノフ一家は処刑されておらず、一芝居打っていた」ことを告げます。
そのいい例としてロマノフ一族の末娘・アナスタシアがアメリカに亡命したという説が残っています。アナスタシアは渡米の手伝いをした従者・ユノフスキーに500tの金のインゴットを贈ったとされました。つまり、500tのインゴットがどこかに残されているのです。 この映画を無料で観る

【承】- ルパン三世ロシアより愛をこめてのあらすじ2

ルパンは手がかりとなる図書を借りようとしますが、受付の女性司書に「その本は昨日貸し出された」と聞き、さらについ1時間前にも同じことを聞いてきた者がいると知ります。
女性司書を拝み倒して図書の貸出者を突き止めたルパンと次元ですが、そこへ銭形警部が乱入しました。ルパンと次元は逃げ、住所を頼りに貸出者の元へ行きます。

貸出者はジュディ・スコットという女性で、ダウンタウンのアパートを借りていました。ルパンはジュディを訪問し、30分間だけ図書を見せてもらいます。ルパンは図書の全ページを撮影しました。
問題の書籍は『The Ransom of King Romanov(ロマノフ王の身代金)』というもので、ジュディがいうには三流のミステリーとのことです。書籍も数百冊出たのみで、現在残っているのは市立図書館所蔵のものだけでした。
アナスタシアが渡米した時の従者がその書籍を記していると知るルパンは、書籍には信憑性があると思っています。
ジュディとルパン、次元がいる部屋を、2人の男性が襲撃しました。ルパンたちよりも1時間前に司書に本の貸し出し状況を聞いた2人組で、ラスプートン(後述)の手先です。
1人は細面に細いサングラスをかけたラッキー・マクドナルドと、マッチョでスキンヘッド、丸眼鏡のサングラスをかけたビックマウス・ジョーです。2人はフリーランスの殺し屋で、いつも組んで行動していました。
2人の襲撃をかわしたルパンと次元はジュディを連れてその場を逃げ、ジュディの希望で裁判所前にジュディを車からおろします。ジュディは会社の上司をセクハラで訴えており、裁判所に行く必要がありました。
ジュディは裁判所内で不二子と会います。裁判は本当ですが、今回ジュディは不二子と組んで、ルパンにインゴットを探させた後に横取りする計画でした。

その後ニューヨークの渋滞に巻き込まれていたルパンと次元の元へ、大きなトレーラーに乗って渋滞の車を破壊しながら接近するラッキーとジョーの2人組に追われます。
ルパンと次元は橋から川にダイブし、ルパンたちの乗った車は爆発しました。ラッキーは本を手に入れます。

その頃、五ェ門は修行の最中で、ラスプートンの館に身を寄せていました。
ラスプートンは、怪僧・ラスプーチンの孫にあたります。人の心を読むテレパシー能力を持っており(これは事実)、それを利用して教団の教祖となっています。
ラスプートンの予知の的中率の高さは、各界の著名人にもあまねく知られていました。合衆国大統領専用機で、アメリカのブッチュ大統領がアドバイスを乞いに訪れるほどです。
五ェ門はラスプートンに秘蔵の斬鉄剣を奪われ、護衛となるよう強要されました。
ラスプートンは五ェ門を護衛につけ、ブッチュ大統領の専用機に乗り込んでアメリカ入りします。

ルパンは書籍から謎を読み解き、テキサス州のサンアントロシティにある〝バンク・オブ・リバティ〟に金塊が隠されていると睨みます。
問題の銀行は田舎のちっぽけなものですが、その銀行は1885年創立の老舗で、設立当時はアメリカ開拓時代でした。その後、街に次々に建物が建築されましたが、街の地価はほとんど銀行の金庫になっているのです。

【転】- ルパン三世ロシアより愛をこめてのあらすじ3

アナスタシアの従者から奪った悪党たちは他の悪事で忙しく、金塊を使う間もなく故人になってしまいました。金のインゴットはまだ地下金庫に眠っています。
そこへ不二子も合流しました。

ルパンは銀行の2つ隣にある倉庫を借り、床下に穴を掘り進めます。
ルパン、次元、不二子のいるところへジュディが現れ、「裁判には勝ったが会社は辞めた」ことを告げました。ルパンは仲間に引き入れます。
不二子はドライバー運転手がつどう最寄りのカフェに行き、日給300ドル(約34000円)
そしてある時、ルパンと次元は〝バンク・オブ・リバティ〟に銀行強盗に入りました。
次元が表の警官たちをひきつけ、その間にルパンは地下金庫に入り、金のインゴットを2軒隣の倉庫に移動させます。
騒動を聞きつけ、銭形警部も駆け付けます。
銀行の支配人は、インゴットの所有権が現在ニューヨークマフィアのボス・カルシオーネのものになっていることを告げ、危ないから手を出すなと言いますが、ルパンにとっては瑣末なことです。
ルパンたちの強奪計画を、ラッキーとジョーは見張っていました。ラッキーとジョーの雇い主はラスプートンで、ラスプートンもまたインゴットを狙っていたのです。
ちょうどニューヨークマフィアのボス・カルシオーネが占ってもらいに、ラスプートンのところへ来ていました。ラスプートンはカルシオーネがアメリカ南方に宝を隠していることを言い当てた後、そのインゴットが盗まれる予知をします。
そして「以前の持ち主の深い怨念がこもっているので、むしろ手放した方が幸せだ」と助言しました。
カルシオーネが追跡しない措置を取った後、ラスプートンはラッキーとジョーにインゴットを盗むよう命令しますが、インゴットはルパンたちが盗んだ後でした。ラスプートンは「奪い返せ」と指示します。
ラスプートンの言いなりになっているカルシオーネを見た幹部・ドンビーノは「老いぼれた」という理由でカルシオーネを殺し、自分がマフィアのトップの座に就きます。
ルパンは地下からインゴットを倉庫に移し、倉庫で木箱に詰めた不二子たちはトラック運転手に配達を頼み、あとはアメリカ西南部のユタ州からアリゾナ州に広がるモニュメントバレーで落ち合う約束をしました。
しかし不二子とジュディは裏切る予定でした。途中でトラック運転手に行き先変更を告げて、ハンギンネックのヒル牧場へインゴットを運ばせます。

モニュメントバレーで待ったルパンと次元は、不二子の裏切りに気づきました。ルパンは不二子のイヤリングに発信機をつけており、居場所はすぐ分かります。
不二子とジュディのいる場所に、ラッキーとジョーが現れました。
そこへ『ツンドラの帝王』と呼ばれるロシアの軍用機がやってきて、サイロの形をした建物ごとインゴットを奪っていきます。ひそかに追って来ていた銭形警部は、この建物に入りこんでいたため、一緒に連れ去られました。
ツンドラの帝王はさらに戻って来て爆弾を投下しました。ジョーは建物の下敷きになって死亡します。
ラッキーは自分たちがいるのを知っていながら攻撃を仕掛けたラスプートンに怒り、自身も銃弾で負傷しながらもジョーの復讐を誓います。
駆け付けたルパンと次元は、ラスプートン側に五ェ門がついていることに気づきました。ルパンと次元の処分を命ぜられた五ェ門は「事情はあとで話す」と言って、2人を倒した芝居を打ちます。 この映画を無料で観る

【結】- ルパン三世ロシアより愛をこめてのあらすじ4

不二子は念のため、トランクにインゴットを10個積んでいました。不二子はジュディに山分け(厳密には不二子:ジュディ=7:3)を提案しますが、ジュディが不二子に銃を向けて「1本たりともあげることはできない」と言い、奪って去ります。
それを持ってジュディはラスプートンの本拠地に行き、ロマノフ家の紋章入りのインゴットを献上して入信を願いました。ジュディは受け入れられます。

ニューメキシコ州。
ルパン、次元、不二子、それに負傷したラッキーは、五ェ門からの電話を待っていました。ラッキーは復讐のため、ルパンに同行を頼んでいます。
ルパンの携帯電話に五ェ門から着信がありますが、五ェ門は酷寒の地にある公衆電話を使って話しており、長蛇の列ができているので長話ができません。
ロシア、シベリア地域の奥地の小さなコサック村に金のインゴットが運び込まれたと知りました。ラッキーはそこがラスプートンの本拠地だと言います。
ルパンたちは早速、移動します。

インゴットを500t分すべて手に入れたラスプートンは、満足していました。
ジュディは入信した振りをして、インゴットのありかを探しています。その途中に五ェ門に「斬鉄剣を探してほしい」と頼まれ、互いに約束をかわしました。
ルパンたちは『ツンドラの帝王』を見つけ、ラスプートンのアジトも知ります。銭形警部はそこにひそかに潜伏していました。

インゴットを探していたジュディが、ラスプートンに見つかります。
ラスプートンはジュディの心を読み、ジュディがロマノフ王朝の末娘・アナスタシアの孫娘だと指摘しました。ラスプートンも、ラスプーチンが娼婦に産ませた子の息子(ラスプーチンの孫)だと告白します。
ニューヨークマフィアのボスになったドンビーノがラスプートンの本拠地に乗り込み、屋敷のあちこちにダイナマイトを仕掛けます。ダイナマイトの爆破を脅迫材料にして、インゴットを返してもらうのが目的です。
ラスプートンは教団だけでなく、ほかにコカインの取引にも手を染めていました。ラスプートンはドンビーノに連れ去られます。
残ったジュディはコカインの袋と共に隠された斬鉄剣を見つけ、取り戻しました。五ェ門は律儀でけなげなジュディに、淡い恋心を抱きます。
インゴットは大聖堂の中にあると、ジュディが情報を流しました。

五ェ門のところへルパン、次元、不二子、ラッキーついでに銭形警部も合流しました。
ルパンたちはツンドラの帝王に乗り込んで、根こそぎ作戦をやり返そうとします(サイロのような建物ごとインゴットを奪われたので、大聖堂ごと持ち去ろうと考えた)。
その頃ラスプートンはドンビーノの一派と戦い、勝利していました。相手の心が読めるので、攻撃の手も分かるのです。
ドンビーノが大聖堂を爆破したために、建物がなくなりました。
ジュディがこの時、取り戻しておいた斬鉄剣を五ェ門に渡します。
ラッキーは相棒・ジョーの仇を討とうとしますが、動きを読まれて殺されました。
ラスプートンが人の心を読めると聞いたルパンは、何も考えずに撃ち、銃弾はラスプートンの眉間に当たり、ラスプートンは死にます。
金のインゴットは、ツンドラの帝王に運び込まれていました。ツンドラの帝王も燃えますが、インゴットは溶けるだけで金(きん)としての価値が減るわけではありません。
ジュディはアナスタシアの子孫であることをルパンたちに告げ、貧しい祖国の人たちにその金塊を使いたいと言います。
ジュディの熱意にほだされたルパンは、了承しました。
ルパンと次元、不二子と五ェ門はそのまま立ち去りました。銭形警部は最後まで置いてけぼりを食らいました。

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ライターの感想

前回までのオープニングとは一転して、軟派なスタート。これにまず驚いた。ちゃらちゃらした感じのオープニング。
本編に入るとそうでもない、というかむしろシリアスな展開が続く。
ジュディが出て来た時点で、ある程度アナスタシアとの関連性は読めていたので、招待を知らされたところで意外性はあまりなし。
むしろ「五ェ門、なぜそんな場所(ラスプートンの本拠地)に修行に行ってたの? んで、なぜ斬鉄剣とられてるの?」
この疑問が頭を占拠してた。銭形が徹底的に端役(おまけ、添え物)に徹してるのもかわいそう…。

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