「ルパン三世ワルサーP38」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

ルパン三世 ワルサーP38の紹介:1997年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第9弾。謎の暗殺組織「タランチュラ」の保有する金と組織の秘密を探るべく、ルパンファミリーが奮闘すると共にルパンの過去とかつてルパンの使用していたシルバーメタリックの「ワルサーP38」の数奇な運命と行方についてが明らかになる。

この映画を無料で観る

ルパン三世ワルサーP38の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、ドクター(津嘉山正種)、エレン(篠原恵美)、ゴルドー(内海賢二)、ジャック(速水奨)、ホーク(天田益男)、ボマー(緒方賢一)、アレックス&ビッキー刑事(岩永哲哉)、ICPO長官(阪脩)

ルパン三世ワルサーP38のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①にせの予告状を知ったルパンが忍び込んだ会場で、かつてルパンが愛用していたワルサーP38を見たルパンは、その使い手の正体を素人暗殺組織タランチュラに潜入する。 ②ルパンを裏切って銃を奪ったのはドクター。ドクターへの復讐を果たすが、島内で協力してくれた女性・エレンは死に島の金塊は海に沈む。

【起】- ルパン三世ワルサーP38のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…アメイタリア国。
副大統領の誕生パーティーに出没したルパンは、銭形警部たちに囲まれます。
実は今回ルパンは予告状を出していなかったのですが、ルパンの予告状が出されたということを聞きつけて、罠の匂いを嗅ぎ取りつつも会場に潜入したのでした。
銭形警部と追いかけっこをしている最中に、爆発が起こると共に、謎の集団による襲撃が開始されます。
緑の髪の女性・エレンが副大統領を刺殺したのを皮切りに、パーティーに集まっていた人たちが次々に殺されました。
にせの予告状に加えて黒ずくめのマスクをした衣装の殺し屋集団に、ルパンは何か背後に大きな陰謀を感じます。
銭形警部がルパンに銃を向けますが、その銭形警部が別の誰かに撃たれました。撃った銃が一瞬見えますが、それは昔ルパンが愛用していた、シルバーメタリックのワルサーP38でした。
ルパンは殺し屋集団を追いますが、取り逃がします。

パーティー会場へ現れた殺し屋集団は、『タランチュラ』と呼ばれる世界最大の暗殺組織でした。 この映画を無料で観る

【承】- ルパン三世ワルサーP38のあらすじ2

タランチュラは、その歴史はもちろん存在までもが謎に包まれた殺し屋集団です。
世界を揺るがす要人暗殺には必ず彼らが動き、歴史を陰から操ってきました。
組織について分かっていることはほんのわずかで、かつて殺し屋を生きたまま捕らえたことがありますが、その殺し屋はマスクを外されると謎の死を遂げました。
手掛かりとなる所持品は何もなく、唯一分かっているのは「右手にタランチュラのイレズミをしていること」くらいです。
タランチュラのアジトの島に、ルパンは潜入することにしました。アジトの島は地図にも載っていません。つまりは、各国政府に黙認されている島ということです。
島へ入るには決められた航路からしか入れず、しかも一定期間で変わります。
島の上空に静止衛星レーザー砲が装備されており、その航路外に侵入者を発見すると、レーザービームが照射されるようになっていました。
ルパンと次元は島への貨物船に乗り込み、作業員として島へ入りこみました。

銭形警部は奇跡的に命を取り留めました。一度心肺停止の状態に陥りましたが、警視庁の警察手帳を胸ポケットに入れていたので、銃弾が心臓を貫くまでに至らなかったためです。
ICPOの長官は、銭形警部がルパンに撃たれたものと思い込んでいましたが、銭形警部は違うことを知っています。
銭形警部は捜査に参加したいのですが、瀕死の重傷を負っているので拒否されました。さらに表向きは助手という形で、銭形警部がきちんと療養するよう監視する青年ビッキー・フラナガンを見張り役につけられます。
ビッキーは悪気がないもののドジすぎました。銭形警部のケガは胸だけでしたが、ビッキーのせいで銭形警部は足を骨折するはめになります。まさしく足止め役でした。
それでも銭形警部は隙を見てはルパンの捜査を進め、ルパンがタランチュラという組織を追っていることを突き止めます。

島に潜入したルパンと次元ですが、島の中にも監視カメラが多くあり、すぐに見つかって生け捕り命令が出されます。
島には不二子と五ェ門が先に入っていました。不二子の目当ては島の中にある、大量の金塊です。
ルパンも金塊を目当てに忍び込んだように装いますが、先に書いてしまうと「かつて自分の愛用の銃を盗んだ相手を見つけ出し、復讐を果たす」というのが真の目的でした(次元と五ェ門もそれを知っているらしき発言が見受けられる。不二子のみ、金塊が目当て)。
ルパンは丘の上に立つ墓に来ているエレンに話しかけます。そこで島の連中に囲まれ、連れて行かれました。
島の連中は全員、右手のひらにタランチュラのイレズミをしています。ボスのゴルドーは、スキンヘッドの額にタランチュラのイレズミを入れていました。
ゴルドーの命令で、ルパンと次元もイレズミを入れられます。

イレズミには誇り高き紋章という意味だけでなく、イレズミの成分に毒が入っていました。イレズミを入れられた者は、この島から噴き出ている特殊な亜硫酸ガスが毒性を抑えるので覚醒しませんが、島の外に出ると毒が回って死んでしまいます。
島の外へ出るには必ず島のガスを入れたガスボンベが必要で、ボンベの容量は最大でも24時間しかもちません。つまり脱走は死を意味するのです。

【転】- ルパン三世ワルサーP38のあらすじ3

普段は青いイレズミですが、毒が効き始めると赤くなります。毒がきくと血を吐いて死にます。
暗殺集団はボスのゴルドーも含め、皮肉なことに一生島から出られない宿命を背負っていました。各国の首脳たちはゴルドーらを顎でこき使い、要人暗殺を依頼しています。
殺し屋たちは死刑を宣告された凶悪犯たちで、世間で極刑に処されるか、この島で生きて殺し屋稼業をするかの選択にさらされている人たちばかりです。
島の中央には原子炉があり、そこで島の全ての電力を作っていました。
要塞である本部の中は、ボスのゴルドーと側近以外は立ち入り禁止です。
この島は、元はナチスの秘密軍実施説で、毒ガスや細菌兵器などの秘密研究所だったものと思われます。それを見つけたゴルドーが、開発途中だった毒を完成したのです。
ルパンに銀髪の男・ジャックが、ナイフでの対決を挑んできました。途中で観戦していた周りの人間も、対決に加わります。
それを見たエレンがジャックを気絶させ、ルパンをある場所へ連れて行きました。

そこには医療担当の男性・ドクターがいます。
ドクターとエレンと一部のメンバーは、解毒剤を開発して自分たちに打ち、島から脱出しようと考えていました。ルパンも仲間に加わります。
ドクターたちがアジトにしているのは、島の西側にある毒グモの群生地帯です。みんな近寄らない場所でした。
終戦後も眠っていた船を修理し、組織の金塊を盗み出して脱出するつもりでした。
解毒剤を作るには、ゴルドーが持っている毒の原液が必要で、ドクターはその盗みをルパンに頼みます。
ルパンは幹部のエレンの変装をして本部に忍び込みました。幹部のエレンなら、本部の中にまで入れるからです。
研究所に忍び込んで毒の成分表をカメラで撮影したルパンは、それをドクターに渡しました。
不二子と五ェ門は、金塊の場所を確認し、地下道を使って金塊を船に運び込む作戦を立てます。
静止衛星レーザー砲を自爆させるプログラムは、もうできていました。エレンの亡くなった弟・アレックスが寝る間を惜しんで作ったものです。アレックスは完成後に死んでいました。
ルパンはエレンになぜ殺し屋になったのか聞き、エレンは「父が飲み代欲しさに、自分と弟を売った」と話します。

ドクターが解毒剤を作ることに成功しました。ドクターが自分の身体で試してみると、てのひらのイレズミが消えます。
ドクターは急いで人数分作ると言いました。

新たな暗殺の依頼が来ました。ルパン、エレン、ジャックたちが作戦メンバーに選ばれます。
島の外に出るにはガスボンベが必要です。
その時ドクターがやってきて、ルパンとエレンにビタミン剤と周囲に偽りつつ、解毒剤を渡しました。ジャックは怒ってそれを奪って割りますが、ジャックが割ったのはルパンがすり替えたにせものです。
ルパンとエレンは解毒剤を打ちました。そして島の外の用意された作業小屋に行くと、薬が効いたのを確認します。
銭形警部はルパンについて調べ、ルパンがタランチュラという組織に接近していると知りました。そこへルパンが現れて予告状を置いていきます。
ルパンが予告状を置いて行ったことで、大義名分ができました。銭形警部は手下を連れ、島へ行くことにします。

次元と五ェ門は、外の世界に脱出してもやっていけるか心配するボマーという男と共に、地下を掘り進めて金塊を運び出します。

【結】- ルパン三世ワルサーP38のあらすじ4

金塊を運び終えた後、みんなは解毒剤を打ちました。
ルパンとエレンは島に戻って打ち合わせ通り基地本部を爆破し、静止衛星レーザー砲の爆破プログラムも作動させます。
しかし自爆しません。見ると、爆破時間が1時間先に設定されていました。コンピューターを操作しても、何も受け付けません。
このままだと1時間より前に島を出ると、レーザー砲でやられてしまいます。
建物の爆破が始まりますが、みんなの予想よりも爆発の規模が大きいものでした。
船を発進させたドクターたちのところへ、ボスのゴルドーとジャック、ホークがやってきます。戦ったボマーはボスに殺されました。

解毒剤を打ったはずなのに、またイレズミが浮き出てきました。ルパンとエレンはおかしいと思い、一旦島を離れていたのですが、また島の中に入ります。毒が回るからです。
ほかのメンバーも同様で、一度消えたはずのイレズミが出てきていました。しかも積み込んだ金塊は偽物にすりかえられていました。
ドクターはにせの解毒剤をみんなに渡していたのです。
その頃ボスのゴルドーは各国首相に連絡を取っていましたが、その時、シルバーのワルサーP38で眉間を撃たれて死にました。要塞も爆破を始めます。
画面越しに各国首相もそれを見て、秘密組織タランチュラの証拠を隠滅するのにちょうどいいと思い、静止衛星レーザー砲のスイッチを切りました。
ゴルドーが死んだのはうそで、ドクターとゴルドーが組んで各国首相をだましていたのです。静止衛星レーザー砲のスイッチを消させるのが目的でした。
宝を独り占めするためにゴルドーはドクターを殺そうとしますが、ドクターが先にゴルドーを殺します。
そこへドクターが裏切ったと知ったルパンが現れました。ワルサーP38を見てドクターが復讐相手とルパンは知ります。
それはまだルパンが次元と知り合うよりも前のことです。ルパンが初めてコンビを組んだ相手がドクターでした。
しかしルパンは相手に裏切られ、自分の銃まで奪われたのです。シルバーメタリックの銃ワルサーP38は、裏切った相手を示すものでした。
ドクターはエレンを人質にして、巨大な飛行船で金塊を積んだ逃亡を図ろうとします。エレンは、弟・アレックスがドクターに殺されたと知りました。
バイクで船に飛び移ったルパンは、飛行船内にはガスが充満しているので(飛行船の動力源)殴り合いとナイフで戦います。
埒が明かないと思ったドクターは途中で銃を使います。巨大飛行船は半分に割れ、ルパンをかばってエレンが撃たれました。
ガスが届かない島の外のエリアに出ます。形勢が不利になったドクターは、本物の解毒剤を盾に助けを乞いますが、ルパンもエレンも解毒剤より復讐を選びました。
ルパンとエレンは同じ銃を2人で持ち、ドクターの眉間に1発の銃弾を撃ちこみました。ドクターは死に海に落ちますが、それと共に金塊も落ちていきました。
撃たれたエレンはルパンの腕の中で息を引き取ります。
その頃原子炉の爆弾は五ェ門が解除し、ことなきを得ます。
銭形警部はICPOの長官命令を無視し、島へ突入しました。
ルパンは島のアレックスの墓の横に、エレンの墓を作ってネックレスを十字架にかけます。
(エンド途中)ルパンはシルバーメタリックのワルサーP38を取り返したが、ワルサーP38は2つもいらないとして、それを海中に捨てた。

関連する映画

アニメ映画

みんなの感想

ライターの感想

シリーズちゅう、珍しく殺人シーンが多くハードボイルド仕立て。
銭形警部は今回、残念ながらあまり活躍できていない。でも描かれていないわけではなく、途中ちょいちょい出てきては、助手にさんざんな目に遭わされている(笑)。
シルバーメタリックのワルサーP38という、今作品のカギとなる大事な小道具が終盤の見どころのメインとなっていた。
エンディングで話題になっているんだけど、飛行船にあるだけのガスを吸いきった後の毒の対処法はどうするんだろう…。

映画の感想を投稿する

映画「ルパン三世ワルサーP38」の商品はこちら