「ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズ」のネタバレあらすじ結末

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ルパン三世 1$(ワンダラー)マネーウォーズの紹介:2000年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第12弾。持つと世界の王になれるという幸運のブローチをめぐり、ルパンと銀行頭取・シンシアとの争奪戦が展開される。

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ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズの主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、サンディ・フィッシュバーン(松本梨香)、シンシア・F・クレイモフ(小山茉美)、アレクセイ・ナビコフ(中田譲治)

ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①マルケスの指輪を落札しようとしたルパンは1ドルの差で負け、盗む。指輪には「手に入れると世界の王になれるブローチ」のありかが書かれていた。落札した相手・シンシアもブローチ目当て。 ②シンシアは戦争を起こして経済界の王になろうと企んでいた。ルパンはブローチを手に入れた後、シンシアを破産に追いやった。シンシアは逮捕される。ブローチの元の持ち主・サンディにルパンは返し、サンディはトップ歌手になる。

【起】- ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
オークション会場でマルケスの記念指輪が出品されました。この指輪は本来は1カラットもない安い指輪で、しかも宝石の表面に傷が入っていることから、出品者たちはなぜこんなものを出品するのかと半信半疑で1万ドル(約112万円)からスタートします。
ところがいきなり30万ドル(約3370万円)の値がつきました。しかも電話でも入札がかかり、競り合います。
そのオークション会場にはルパンの予告状が届いていたため、銭形警部が乱入します。何を盗むかはお楽しみというルパンのメッセージで、銭形警部はその指輪の次、20時ちょうどに始まるピカソの絵が本命だと思いました。
ところがマルケスの指輪が競り合ったため、20時を過ぎてしまいます。早めに切り上げろと言われた時には、指輪は100万1ドル(約1億1230万円)まで値段が吊りあがっていました。そこで終了時間を迎えたので、会場にいた男性はまだ入札する気だったのに、電話の相手に1ドルの差で負けます。
入札できなかった男こそがルパンでした。ルパンは煙幕を張ってマルケスの指輪を盗みだしました。次元が運転する車に乗り込みます。 この映画を無料で観る

【承】- ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズのあらすじ2

電話でルパンと入札を競っていたのは、バンク・オブ・ワールド(BOW)の女頭取シンシア・F・クレイモフでした。
シンシアは会場に手下を贈りこんでおり、傭兵の男性アレクセイ・ナビコフが車でルパンを追います。
ルパンは盗んだ指輪を、場末のシンガー(歌手)・サンディにプレゼントして気を引こうとしましたが、サンディに振られました。がっくりと肩を落とします。
しかしこれは芝居で、ルパンは本当にこの指輪を手に入れたかったのです。ナビコフに指輪を盗まれましたが、これも計算づくでした。指輪を狙う奴らの黒幕を、ルパンは突き止めたかったのです。
尾行したルパンは、同じ宝を狙う相手がバンク・オブ・ワールドと知りました。バンク・オブ・ワールドはここ数年で急成長した、新興の投資銀行です。

あるところに、手に入れた者は「世界の王」になれるといういわくつきのブローチがあります。そのブローチはそれまでにも、権力者の手から手に渡ってきました。
たとえばアドルフ・ヒトラー、その前はレーニン大統領、もっと古くはナポレオンもそのブローチを手に入れたとされています。
そのブローチを手に入れるためには、マルケスの指輪が必要でした。ブローチの存在は有名なのですが、入手に指輪が必要だという情報はあまり知られていません。
ブローチが最後に見かけられたのは、冷戦時代のベルリン陥落時でした。とある革命家が手に入れようとしていたブローチを、その寸前に襲われて命を落とし、兵士の手によって偶然、娘が生まれたお祝いとして歴史学者の手に渡りました。
ブローチの価値を知っていた歴史学者は、二度と独裁者が出ないことを願い、ブローチを封印してしまったのです。そしてマルケスの記念指輪にその秘密を書き残したのでした。
ルパンはブローチを手に入れたいわけではなく、単に「一度見てみたいだけ」です。天下を手に入れようという野望は持っていません。

バンク・オブ・ワールドのシンシアが指輪を手に入れたのは、それをルパンが手に入れようとしていたからです。つまりシンシアはその指輪の価値を、この時点ではまだ知りませんでした。しかし銭形警部にルパンの情報を聞き、世界の王になれるブローチの手がかりが指輪に記されていると知ります。

ルパンと次元はブローチを手に入れようと考え、不二子に声をかけますが断られます。
不二子は今ハリウッド映画に投資をしており「これからの時代は確実に儲かるところへ出資するのが賢明だ」と言います。
五ェ門にも断られました。五ェ門は導師様と呼ばれる白装束の女性に傾倒しています。
やむなくルパンは次元と2人でバンク・オブ・ワールドの地下道を掘ろうとしますが、そこへ五ェ門がやってきました。導師様の新興宗教の浄財が集まらないので、資金を得るために協力するそうです。
ルパンはバンク・オブ・ワールドの金庫から指輪を取り返しますが、次元がエレベーター上部に乗る時に、自分の愛用のマグナム銃を落としてしまいました。ルパンが代わりにワルサーを貸します。
ルパンから借りたものの、いつもの銃と勝手が違うと、次元はルパンに銃を返しました。
屋上で囲まれたルパンは頭取のシンシアを人質に取りますが、ナビコフに女は撃たないと見抜かれ、ルパンは胸に銃弾を受けて落ちます。折しもマフィアの葬儀をしていた教会の中に落ちたルパンの死体を確認し、ナビコフは指輪を盗んで去りました。

【転】- ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズのあらすじ3

埋葬されるルパンを、次元、五ェ門、銭形警部らが見守ります。銭形警部はまたルパンの芝居だろうと言いますが、死体が死体だと知って大泣きします。不二子もタクシーに乗って駆け付けました。
ダイナー(軽食喫茶店)に入った次元と五ェ門、不二子は復讐のためにルパンの遺志を継ぐことにします。ルパンを追いかける生きがいを失った銭形警部は放心し、辞表を書いて五ェ門に文字が合っているか確認しますが、字が汚いから習字を習えと五ェ門に指導されました。
不二子はプリンス・ボンドという男に詐欺被害に遭ってしまい、投資した金8000万ドル(約90億円)を失ってしまいました。不二子もルパンの復讐に立ち上がります。
次元は愛用のコンバットマグナムの替わりを手に入れますが、使い慣れたマグナムを取り返したいと思っていました。3人はバンク・オブ・ワールドに忍び込みます。
次元にはナビコフが立ちはだかり、不二子には鉤爪を持った緑の髪の男がたちはだかりますが、五ェ門が助太刀します。
次元はナビコフから愛用の銃を取り返しますが、その場には地雷と時限爆弾が仕掛けられていました。ナビコフと緑の髪の男は立ち去ります。
そこへ神父の姿をした男が車で来て、3人を乗せます。ルパンの変装でした。
狙撃された時、胸に次元から返してもらったワルサーP38があったため、弾は銃に当たってルパンは助かっていました。ちょうどマフィアの葬儀の教会に落ちたため、葬儀の死体を自分に変装させてナビコフの目を欺いたのです。
ルパンの復讐という目的はなくなりましたが、次元はナビコフと決着をつけたく、不二子は投資して損した分を取り戻したく、五ェ門は浄財ゲットのために動きます。
辞表を提出してJFK空港へ行こうとヒッチハイクする銭形警部にルパンが声をかけ、銭形警部はルパンの生存を知って喜びました。あまりの喜びぶりに銭形警部は、辞表を提出したことを忘れます(あとでこれが災難の元に)。

ルパンたちは1日前に石油を掘り当てたのに、2日前から出なくなったというカリ島を安値で買い取りました。油田が出なくなったのは、海底で五ェ門が邪魔しているからです。
シンシアは「世界の王」になれるブローチを手に入れて、経済界のトップになろうともくろんでいました。先に油田を買いあさり、その後に戦争をわざと起こして独裁者になろうと考えています。
シンシアは指輪の職人に指輪を見せに行きました。指輪の傷部分を映写機で確認すると、3世紀から栄えた古代マヤ文字が描かれています。
シンシアはその写真を手に入れて帰りますが、指輪職人に化けていたのはルパンでした。ルパンも古代マヤ文字を入手し、パソコンに取り込んで翻訳ソフトで解読します。
『人類の欲と醜さを象徴し、破滅と混乱をこの世にもたらしたシンボルが、再び私たちの歴史に現れぬことを祈りつつ、ここに封印せん 1958年9月22日 カリにて ビッグ・フィッシュバーン』
文字はそう書かれていました。

シンシアは戦争を起こすために、原油をかき集めます。
銭形警部は島を売ったじいさんに写真を見せ、ルパンたちが島にいること知ります。

【結】- ルパン三世1$ワンダラーマネーウォーズのあらすじ4

サンディが島の歌手としてやってきました。実はサンディの母はフィッシュバーン家の人間で、1975年にクーデターがあってから家が没落してしまい、サンディの母はサンディを連れてアメリカへ亡命したのですが、元はカリ島の人間だったのです。
フィッシュバーン家が現在は陸軍の病院になっていることを知ったルパンは、ちょうど乱入してきた銭形警部にわざと殴られてけが人を装い、病院へ入りこみました。
銭形警部は逮捕され、ICPOだと主張しても辞表が受理されているため、牢屋で途方に暮れます。
病院内部の飾りタイルから情報を得たルパンは、当時の主寝室(MAINBED)で現在は手術室になっているところに、ブローチが隠されていると突き止めました。
同じ頃、不二子は油田を買いに来たシンシアと交渉します。
そこへわざとルパンが顔を現わし、油田を1千億ドル(約11兆2360億円)で共同出資で買ってもらう代わりに、ブローチをおまけにつけると言いました。シンシアはその額で受けます。
立ち去るシンシアを見て、不二子が「シンシアはルパンに惹かれている」と指摘しました。
しかしそのシンシアを手に入れたいと思っているのは、傭兵のナビコフでした。ナビコフはシンシアの作戦に協力して金を手に入れるだけでなく、シンシアも自分の女にしようと考えています。
銭形警部経由でルパンの生存を知ったナビコフは、ケリをつけようと思います。シンシアとルパンが共同出資でカリ島の油田を経営すると知ったナビコフは、シンシアがルパンと組んだと思います。
ところがシンシアとルパンは組んだわけではありませんでした。シンシアが入金しますが、契約した会社は架空のものです。しかも不二子が金を横取りし、ネットで別の口座にすぐ移し替えました。
ルパンは陸軍病院に忍び込み、ブローチを手に入れました。

シンシアが戦争を始めようとしていることを知ったルパンは、武器庫に忍び込んで爆発させます。これで戦争を始められなくなります。
五ェ門と緑の髪の男が戦いますが、倒したのは不二子でした。
ナビコフは爆発に巻き込まれ、武器庫の下敷きになって死亡します。
ルパンと次元は、爆発に巻き込まれながらも無事でした。ブローチのおかげかと思います。

ルパンはさらにシンシアを追いつめます。
宝石職人に代金を払う際にシンシアが使った小切手を偽造し、シンシアを破産に追いやりました。
さらにバンク・オブ・ワールオの企みをネットでばらし、株も暴落させます。
「ブローチにこだわりすぎたからだ」とルパンは言いますが、シンシアはこだわった理由を話します。
シンシアの父はドイツの革命時に暗殺された人物でした。その父が欲しがっていたブローチなので、シンシアは父の後を継ごうと考えていました。経済の独裁ならば可能だと思ったと、シンシアは言います。
シンシアの父の形見の1$コインで、ルパンとシンシアは賭けをします。いっぱいに入った酒にコインを入れていき、酒をあふれさせたほうが負けです。
賭けはシンシアが負けました。背を向けて去るルパンにシンシアが銃を向けますが、銃の撃鉄に1$コインを挟み、止めました。シンシアの完敗です。
銭形警部が入って来ると、シンシアをテロの容疑で逮捕しました。

今回儲けたのは不二子だけでした。五ェ門は、導師さまと名乗る女性が浄財を持って逃げた(導師さまも詐欺師だった)と知り、ショックを受けます。
(エンドロール)ルパンはブローチを元の持ち主であるサンディにプレゼント。
サンディは大手芸能プロダクションに見出され、大スターにのぼりつめている。
不二子は手に入れた大金を株に投資し、またもや無一文に。

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みんなの感想

ライターの感想

ルパンが劇中で嘆いたとおり。最近はハイテクだから翻訳ソフトであっという間に解読できて、醍醐味がないとのこと。
とはいうものの、パソコンに画像を取り込んで古代マヤ文字の翻訳ソフトで翻訳させるって、なんか面白くて笑った。
実際には翻訳の結果現れたのは数字で、26までしかないということからアルファベットだとあたりをつけてます。
そのうえでの解読。なので翻訳ソフトで即、解読というわけではなかった。
損得勘定ぬきで、今回はただそのブローチを見たいという理由でお宝さがし。
動機が薄いものの、テンポよく話が進むので楽しめた。

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