「ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクト」のネタバレあらすじ結末

ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクトの紹介:2002年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第14弾。第二次世界大戦中に各国諜報部員が捜し求めていた秘伝の金属「クラム・オブ・ヘルメス」とその製法が記された錬金術書の争奪戦を軸に、ルパンファミリーの「ファーストコンタクト(最初の出会い)」のエピソードが明かされる。

ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトの主な出演者

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ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①女性記者・エリナは怪盗ルパン三世一味の出会いのルーツを調べており、次元大介に接触。出会いの話を聞き出す。ガルベス一派とクラブ・オブ・ヘルメスの宝がきっかけだった。 ②話をしていた次元はルパンの変装。それによりエリナは聞いた話が本当かどうか分からなくなった。真相は闇。

【起】- ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
場末のバーにいる次元に、若い女性記者・エリナが接触してルパンとの出会い「ファーストコンタクト」を聞きたがります。ルパンに聞くと正直に答えてくれそうにないので、次元を選んだそうです。
店を出て裏道を歩いた次元は、通りを横切る野良猫を見て「そういえば、あいつに最初にかけた言葉も『野良猫』だった…」と言って、エリナに当時のことを話し始めました…。

その当時、次元は早撃ちの腕を買われ、ガルベスというマフィアのドンの用心棒に雇われていました。
ある夜、ガルベスに近寄った絶世の美女がベッドに誘いますが、ガルベスを眠らせると額縁の裏の金庫を探ろうとします。
その現場に踏み込んだ次元が「野良猫か、じゃなきゃ、泥棒猫か」と言いますが、相手の女性は「いいのか? そのセリフ、高くつくぜ」と途中から男の声に変わります。
女はルパンの変装で、しかも次元が銃弾を撃ち込んだ時には変わり身の術を終えており、次元が撃ったのは空気人形でした。
次元はルパンのことを「すばしっこい野郎」と思い、ルパンは次元のことを「早撃ちだ」と思います。
ルパンは次元の弾をことごとくかわして立ち去りました。その時、もう1人の用心棒であり、次元を目の敵にするシェイドから、逃げる男がルパン三世と呼ぶ男だと次元は初めて知らされます。

逃げたルパンはガルベスの手下に追われて、カーチェイスを繰り広げました。地下鉄に車ごと乗り込んで追っ手を振り切ります。
同じ犯罪仲間で商売敵、兼、親友でもある赤毛の男性・ブラッドに「黒の帽子にコンバットマグナム」と特徴を言ったルパンは、次元大介という暗黒街で一、二を争う本物のガンマンだと教わりました。ブラッドは、ガルベスが次元を雇ったとなると手ごわいと言います。

【承】- ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトのあらすじ2

今回ルパンが狙っているのは、東洋に伝わる秘伝中の秘伝「クラム・オブ・ヘルメス」と呼ばれるものです。それはダイヤモンドより硬い金属の筒の中に、その金属の製法を記した錬金術の書が納められたものでした。ちょっとしたパラドックスです。
第二次世界大戦中、戦局を左右するといわれ、各国の諜報員が探し求めた幻のお宝ですが、それがどういった経緯かは不明ですが、現在ガルベスの手元にあるのです。
ブラッドもその宝を狙っていました。ブラッドは銃弾が刺さったコインのネックレス(注:劇中では語られないが、そのコインに銃弾が当たったことで命を救われた模様)を示して「自分に幸運の女神がついている(ネックレスであり、不二子である)」と言いながら立ち去ります。迎えに来たのはバイクに乗った女性・不二子でしたが、その時のルパンはヘルメットに隠された顔も知らず、ただブラッドに恋人ができたことのみ知ります。

ガルベスの用心棒・シェイドは次元の失態を責めますが、ガルベスは1度目は許します。シェイドはそれでも不服のようですが、次元は無視して去りました。自分を狙うチンピラ3人組を撃退しながらも、早撃ちの自分の腕をすり抜けて逃げて行ったルパンのことで頭がいっぱいです。
シェイドはルパンのところへ殴りこみに行きました。クラム・オブ・ヘルメスが盗まれたからです。シェイドをあっさり撃退したルパンは、ブラッドが盗んだことを知りました。
ルパンの行く先に次元が立ちはだかり、すれ違いざまに戦いますが、決着がつきません。
その足でブラッドの元へ行きましたが、部屋は荒らされてブラッドは撃たれて瀕死でした。貧困街で育ったブラッドは幼少期からニューヨークの夕焼けに憧れていたことを告げ、ルパンの腕の中で息絶えます。
親友・ブラッドの死に憤ったルパンは、ブラッドの恋人が殺したのだと思い、女性の潜伏先へ行きました。そこで絶世の美女・不二子と出会います。
不二子はブラッドからクラム・オブ・ヘルメスを奪っていましたが、殺しの犯人ではありませんでした。むしろブラッドの死に動揺する不二子を見て信用したルパンは、一旦部屋から取っていたクラム・オブ・ヘルメスを返却すると、その筒が特殊な鍵を使わないと開かない代物だと告げ、組織の連中が殺気立っているから早く立ち去った方がいいと助言して去ります。

その頃、ニューヨークの空港に銭形警部が降り立っていました。銭形警部は警視庁からの出向で、指名手配中の峰不二子がニューヨークにいるという情報を得て渡米しました。
ニューヨーク市警察へ行く途中に、タクシーからチャイナタウンのヤクの取引を見た銭形警部は、悪をみすごせずに乱入して逮捕しますが、それは市警察が派遣した潜入捜査官でした。内偵がパアになったことにクロフォード市警本部長は怒り、銭形警部を資料室に追いやると、老人の相棒ジョージ・マクフライ刑事を助手につけます。
確かに逃亡犯の情報を得るなら、この資料室が一番でした。そこにはルパンの指名手配のビラもあるのですが、銭形警部はまだ知りません。
五ェ門は斬鉄剣を探し求めていました。わずかな手がかりを元に刀を手に入れては試し斬りをしますが、刃こぼればかり起こします。
確かな噂を聞きつけた五ェ門は、小舟に乗ってアメリカへ渡りました。

クラム・オブ・ヘルメスを持つ不二子がシェイドに捕まり、ガルベスの元へ連れていかれます。
筒を手にしたガルベスは、それが偽物と知ります。本物は不二子宅に潜入したルパンが、持ち去ったのでした。

【転】- ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトのあらすじ3

ルパンが筒と鍵を手にしたところで横取りする条件で、ガルベスは不二子と手を組みます。
不二子は乱暴された振りをしてルパンの元へ駆け込み、背広の裏に発信器とマイクをつけてルパン宅へ留まりました。スパイとして活動します。
ルパンは鍵の持ち主を知っていました。所有者はハンス・ダラハイドという大富豪で、表向きは貿易会社の社長ですが、裏では密輸組織と繋がりがあり、美術品のコレクターでもあります。
ダラハイド社のパソコンをハッキングして、ルパンは派手な予告状を出しました。盗みの予告状は市警察本部にも送られてきます。この時点では分かりませんが、マスコミにも送られていました。
『明日夜9時、ダラハイド貿易会社より幻のお宝をいただく ルパン三世』という予告状を目にした銭形警部は、ルパン三世という怪盗の存在を知って興味を持ちます。

ガルベスはルパンが盗みの予告状を出したのを知って喜びますが、次元は他人を利用して宝を手に入れようとするガルベスのやり口が気に入らず、用心棒をおりると言いました。
その次元の行動もまたシェイドの反感を買い、ガルベスも「このままルパンから逃げるのか」と次元に言います。
流儀に合わない仕事のやり方に疑問を持つ次元は、自分の車にルパンが忍び込んでいるのを知りました。ルパンは次元を評価しており、マフィアの手先、組織の一員には向いていない一匹狼であることを指摘します。
次元はルパンを撃とうとしますが、その時にはもうルパンは車中にいませんでした。次元はルパンの言葉に揺らぎます。
不二子が次元に接近し、手を組もうと次元を誘惑しようとしますが、次元はなびきませんでした。
五ェ門もニューヨークに到着します。

銭形警部は資料室の情報で、不二子とルパンの繋がりを知りました(注:明らかにされないがブラッド経由での繋がりという意味だと思われる)。ダラハイド社に潜伏して極秘作戦を決行しようとします。
ところがルパンがマスコミにも予告状を出していたことで、否が応でもダラハイドのビルは注目されていました。
時間が来ても鉄板の厚み20インチ(約50cm)の金庫に異変はありません。ただ、夜9時に停電が起きて「お宝はいただいた」という声がビル内に響きます。
ダラハイドが確認のため金庫を開け、クロフォード市警本部長がその鍵、厳密には「斬鉄剣」を鑑識に回すと言いました。内偵をダメにしたことで自分に怒っているはずのクロフォード本部長が、自分に優しいことから、銭形警部はクロフォード本部長が偽者だと指摘します。
実際はその通りでクロフォード本部長はルパンの変装でしたが、極秘作戦のため下水道から侵入してきた銭形警部の方が怪しいとルパンが切り返し、逃げます。
空を飛ぶ気球はダミーで、ルパンは警官を装って逃げました。ところが銭形警部がパトカーに乗り込んできます。再び見抜かれたルパンは、銭形警部を置いて立ち去りました。
鍵を手に入れたルパンのパトカーにガルベスたちが乱入してきますが、ルパンは発信器とマイクの存在に気づいていました。車を爆破し、その隙にクルーザーで逃亡します。
次元が先回りして、川岸でルパンと決着をつけようとします。次元は得意の早撃ちをしますが、ルパンは閃光弾で対抗しました(自分が評価している次元を殺したくない)。
そこへ不二子がセスナで乗り付けて、宝を横取りして去ります。しかし不二子の元へシェイドが来て捕まえました。
ルパンと次元は先に捕まっています。そこへ不二子を連れたガルベスが現れ、ルパンに次元を撃つよう命令しました。そうすればルパンの命は助けるという意味です。
しかしルパンは次元の縄も解きました。ルパンと次元が手を組みます。
そこへ灯りを消して五ェ門が乱入しました。鍵である斬鉄剣を手に入れます。

【結】- ルパン三世EPISODE0ゼロファーストコンタクトのあらすじ4

これこそ長年探し求めていたものだと確信した五ェ門は、ガルベスの部下の銃弾を刀で弾き、撃退しました。その混乱に乗じてルパン、次元、不二子もガルベス一味と戦います。
五ェ門が天井を斬って、4人で逃亡しました。不二子はバイクで逃げ、ルパンが次元を車に乗せて逃げました。五ェ門は単独で去ります。
左腕を負傷した次元を助手席に乗せたルパンは、いつか連邦準備銀行を襲うのが夢なのだと次元に語って聞かせ「お前とならやれる」と言います(注:ここ大事!!)。

銭形警部は発奮します。もともとは不二子を逮捕するために渡米したわけですが、ルパンを逮捕すれば不二子も芋づる式に逮捕できると踏み(以後の展開を考えると逆になっているのだが…)、ルパン逮捕に血眼になります。
相棒のジョージ刑事は、なぜそこまで必死になって捜査するのか、もっと手を抜いてもいいのではないかと思いますが、銭形警部の熱意に心打たれるものがありました。

ルパン宅に「果し状」が届きます。
『明朝 日の出の刻 貴殿の所有する錬金術の書と斬鉄剣を賭けて勝負されたし 十三代目石川五ェ門』
次元は「次に会う時は決闘だ」と言ってルパンの元を去りました。
その後、ルパンのアジトを見つけた銭形警部が十手を持って突入しますが、さがったレバーを引いたところ部屋ごと斜めに傾いて落ちます。その際「果し状」を見つけました。
問題ばかり起こす銭形警部をクロフォード本部長は強制送還しようとします。「果し状」を見せて銭形警部は訴えますが、「果し状」もねつ造したのではないかと疑われ、受け入れられません。銭形警部は留め置かれます。
銭形警部の熱意にほだされたジョージ刑事は、こっそりと銭形警部を逃がしました。
五ェ門のところへ次元がやってきて「ルパンをやるのは俺だ」と主張します。次元と五ェ門は戦いますが、決着がつきません。
そこへルパンが大量の刀を落としてからかいました。愚弄されたとむきになった五ェ門はルパンを追い、その隙を見てルパンは五ェ門の斬鉄剣にクラム・オブ・ヘルメスを斬らせます。
そこへガルベス一派が取り囲み、銃撃戦が始まりました。
次元と五ェ門が組み、2人で一派を倒します。ルパンの持つ筒は不二子が持ち去りました。それを銭形警部が見つけて追いますが、ルパンがノックダウンします。
不二子はシェイドと組んでいました。ルパンは不二子に、ブラッドを殺したのはほかならぬシェイドだと指摘します。
その通りでした。シェイドはブラッドに不二子の居場所を聞こうと拷問したのですが、ブラッドは口を割りませんでした。そのために殺したとシェイドは言います。
真相を知った不二子がシェイドを撃ちました。命はここまでと思ったシェイドは、クラム・オブ・ヘルメスを抱えたまま自分の胸に提げた複数の手榴弾のピンを抜き、みんなを道連れにしようとします。
ルパン、不二子は無事でしたが、巻物は燃えてなくなります。
ガルベスの手下は銭形警部が逮捕しました。ついでにルパンも逮捕したつもりでしたが、ルパンだと思った人物はガルベスでした。
ジョージ刑事が、ルパンを逮捕するのだったら、日本の警視庁に所属するのではなくICPOに志願すればよいとアドバイスします。
ルパンは次元と共に、車で立ち去りました…。

…話し終わった次元とエリナの元に、五ェ門と不二子が道の暗がりから姿を現します。
続いて顔を出したのは、次元でした。エリナは混乱します。
今まで話を聞いていた相手は次元ではなく、ルパンの変装でした。
エリナのインタビューは、待ち合わせ時間までのルパンの時間つぶし…どこからどこまでが本当のことか分からない話でした。
だまされたことに驚くエリナを残し、ルパンたち4人は立ち去ります。どこへ行ったのかとエリナが振り向くと、そこには連邦準備銀行のビルが立っていました。
(エンドロール)ルパンの長年の夢であった「連邦準備銀行を襲う」プラン決行。4人で銀行に忍び込む。
大量の金を盗んだルパンだが、金は盛大にビルの屋上からばらまいた。
本命は…「クラム・オブ・ヘルメス」の書物が入っていた筒。エリナに高々と掲げてみせるルパン。

みんなの感想

ライターの感想

ルパンシリーズの中で最高評価をつけたい~!! かっこいい!!
今回はみんなの出会いのエピソードということで、全員がかっこよく描かれている。しびれた!
意外だったのは、銭形警部がもともとは不二子の逮捕のために動いてて、その過程でルパンの存在を知る、というもの。
ラストもうまい。ほんとかどうか判りませんけどね~みたいな終わりかた。
しかも、回想の途中で次元に言っていた「連邦準備銀行を襲うのが夢」というのがちゃんと活かされている。
オープニングのカーチェイスは、ふだんどおりの出来なんだけど、本編がとにかくかっこいい。
DVD買おうかな…(笑)。

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