「ルパン三世theLastJob」のネタバレあらすじ結末

ルパン三世 the Last Jobの紹介:2010年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第21弾。風魔一族に伝わる風神の謎を解くため、ルパンや風魔一族の末裔、モルガーナが三つ巴の戦いを繰り広げる。

ルパン三世theLastJobの主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、神楽坂飛鳥(平野綾)、摩耶(朴璐美)、モルガーナ(津嘉山正種)、アンドレ(玄田哲章)、ラブレス(藤原啓治)、ヤコペッティ局長(永田博丈)、パゾリーニ警部(後藤哲夫)、レオーネ刑事(三上哲)、ベッカー班長(蓮池龍三)、老神父(山田敦彦)、忍者(皆木俊彦)、救急隊員(貴志昌文)、警官A(雨宮弘樹)、警官B(伊牟田大)、女(坂井恭子)

ルパン三世theLastJobのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①風魔一族に伝わる宝「風神」を得るために地獄如来像をルパンは盗む。しかし風神を狙っていたのはルパンだけでなく、モルガーナや風魔一族の末裔・摩耶と飛鳥もだった。 ②風神の正体はブラックホール製造機。モルガーナは吸い込まれて死亡。飛鳥と摩耶は相談し、風神を始末した。

【起】- ルパン三世theLastJobのあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…ドイツ北部にあるリゾート地、リューゲン島のプローラ。
季節外れの海に飛び込んだ五ェ門は「今回の仕事は何やら、よからぬ血の匂いがする」と言って、塩水で身体を清めたそうです。
それを聞いていた次元は「塩水ねえ(海水だから)」と呟きます。
プローラというのは、第二次世界大戦下にナチス・ドイツが計画した保養施設です。
最近、再開発が進む中で、そのプローラからヒトラーの遺産ともいうべき、数多くの財宝が発見されました。
東洋テレビの女性キャスター・神楽坂飛鳥(かぐらざか あすか)(注:本当の正体は別にあり)はニュースを報道しています。
数多くの財宝の中でも目玉となるのが、日本から流れてきたと思われる仏像「地獄如来像」でした。地獄如来像はかつて戦国大名が争奪戦を繰り返した代物です。
地獄如来像はプローラからベルリンへ輸送されるのですが、対テロ用のドイツ特殊部隊と銭形警部が警備を務めています。というのも、ルパンから犯行予告状が届いているからです。
厳重な警備の下で移送していましたが、橋を渡る時に救急車両がやってきました。銭形警部はルパンだと思います。
救急車両からは五ェ門が出てきました。ルパンは警備員の振りをして、銭形警部の横に乗っていました。
コンテナと橋を斬った五ェ門を、車に乗った次元が回収し、ボートで川に着地します。
宝はルパンが持って逃げますが、銭形警部が追跡をスタートしました。
それを、先の東洋テレビの飛鳥が生中継します。

【承】- ルパン三世theLastJobのあらすじ2

執拗に追いかけてくる銭形警部と追いかけっこしたルパンですが、上からモルガーナの戦闘ヘリに攻撃されました。容赦ないモルガーナの大攻撃に、ルパンは逃げ延びますが宝は奪われ、銭形警部が爆発に巻き込まれて死亡します。

銭形警部の葬儀が開かれました。飛鳥も参列しています。
飛鳥はICPO潜入捜査官であり、実は銭形警部には洗いざらい話しているのですが、忍者の風魔一族の末裔でした。
ルパンも樹木の影に隠れ、葬儀を見ています。そこへ犬が来て先導しました。ルパンは銭形警部の帽子を見つけます。
翌日、事件現場では次元と五ェ門が現場で線香をあげていました。ルパンはそのお手製墓(本当の墓は墓地にある。次元と五ェ門が作ったのは事故現場)に帽子を手向けます。
不二子も駆け付けて、なぜ声をかけてくれなかったと責めます。
ルパンたちは、弔い合戦のために宝を取り返そうと思いました。昨日の犬が来て、ルパンの足におしっこをひっかけて立ち去ります。

そもそも今回ルパンが宝を狙ったのはただの仏像ではありませんでした。
地獄如来像には秘密があり、それで戦国武将が狙ったのです。その謎を解いてみたくて、ルパンも狙ったのでした。
宝を持ち去ったモルガーナは謎の忍者集団を率い、宝を手に入れるためには大量殺人も厭わない乱暴な人物で、ICPOでも問題視されている人物です。
地獄如来像には、忍者・風魔一族に伝わる幻のお宝「風神(ふうじん)」のありかを示す手がかりが残されているとされました。
風神を手に入れれば天下をとれるという言い伝えがあり、そのため戦国時代の武将・小田信長や豊臣秀吉、ヒトラーなどが持っていたのです。
風魔一族の秘密を守るため、飛鳥もこれを狙っていました。
ローマで神父に忍者用具を手配してもらった飛鳥は、神父がルパンの変装と知り驚きます。
ルパンの方も、自分につきまとっていた犬・虎太郎(こたろう)が、飛鳥の手下の忍者犬と知り、驚きました。
飛鳥もルパンも互いに同じ宝を狙っていると知ります。

アジトでモルガーナは地獄如来像を解析し、パソコンで分析しました。
『(北条)影虎の宝刀が如来を開き、六角の石がありかに導く』と読み解いたモルガーナは、北条影虎の宝刀を盗みだすために、フリードリッヒ博物館へ潜入します。
そこへルパンたちも飛鳥たちも乱入しました。モルガーナは生体反応が消えたら爆発を起こす腕輪を示します。
不二子も加わり争奪戦を繰り広げますが、結局モルガーナがヘリで持ち去りました。五ェ門の斬鉄剣が腕輪を斬ってしまい、フリードリッヒ博物館は大爆発を起こします。
モルガーナは影虎の宝刀で地獄如来像を斬ろうとしますが、呪いの力で刀を手にした者は死んでしまいます。
成功したのは、飛鳥同様に風魔一族の血を引く女性忍者・摩耶でした。実は摩耶は飛鳥の姉で、こっそり潜入しています。
斬れた地獄如来像の中から、ピンク色の六角の石が出てきました。それを犬の虎太郎が奪って逃げます。

【転】- ルパン三世theLastJobのあらすじ3

モルガーナの追っ手に追われた飛鳥と虎太郎は、モルガーナアジトへ侵入しようとしたものの、車の不調で立ち往生した(修理は済んだところ)ルパンたちの車の横を通ります。
五ェ門が影虎の鎧兜を着た人物と斬り合い、相手が女性・摩耶と知りました。
ルパンと次元は飛鳥たちを追いますが、次元と因縁がある殺し屋アンドレと出会いました。次元はアンドレと戦うために車を降ります。
アンドレの武器は巨大なヨーヨーのような武器でした。次元は海に追いつめられ、一時退却します。

飛鳥を取り逃がしたモルガーナは、戻ってきた摩耶を疑いました。飛鳥はICPOの人物で忍術の心得があると指摘するモルガーナに、摩耶は自分が倒すと宣言します。
(でも本当は先述の通り、摩耶と飛鳥は組んでいる)
逃げおおせた飛鳥は変装して街を移動しますが、モルガーナの手先に見つかりました。ルパンが飛鳥を助けます。その矢先、六角の石は不二子が横からかすめ取っていきました。
ルパンと飛鳥は、手を組む約束をします。

飛鳥たち風魔一族の末裔も、実のところ風神の正体を知らされずにいました。ただ代々それを守れとのみ、伝えられています。銭形警部にも事情を全て話し、理解してもらっていたと飛鳥は言いました。
不二子は六角の石をモルガーナのところへ持ち込みます。レーザー光線でモルガーナは解析しました。
16世紀当時にレーザー光線などあったのかと、不二子が問います。
「風魔」とは元々日本の山賊でした。ヨーロッパで弾圧を受けたローマの科学者たちが日本へ渡り、日本の山賊と手を組んで忍者組織を結成し、「風魔(ふうま)」と名付けたのです。ローマとふうま…語呂合わせ、ダジャレです。
その当時の科学者たちはすでにレーザー光線を開発していました。
解析結果が出た瞬間、五ェ門と次元が外からヘリに乗って乱入し、ルパンと飛鳥は内側から邪魔します。
ルパンはその一瞬の映像を風船に取りこんでいました。古代ローマ金貨に描かれた紋章だと知り、ヴェスヴィオ火山の近くだと知ります。

モルガーナもヴェスヴィオ火山へやってきていました。ルパンと飛鳥もです。
ルパンは風魔の紋章を見つけ、地下室を見つけました。天井にはダ・ヴィンチの一番弟子ミロ・ガリバルディが描かれています。
隠し部屋を見つけたルパンは、「風神は神の子エルフによって目覚める」という文字が書かれた小さな置物を見つけました。獅子のような動物をかたどった置物です。
次々と解読して進むルパンに感心した飛鳥ですが、目的物を見つけて、つい考えなしに取ってしまいました。罠が作動しますが、ルパンはなんとか助かります。
ところが宝を得て逃げている際に、飛鳥がモルガーナに連れ去られました。
虎太郎が風神を咥えて、ルパンのところへ持ってきます。

病院で奪ったMRI装置で解読すると、置物には振動装置がありました。またその置物に描かれているマークが、モルガーナの額にもあったことをルパンは思い出します。

【結】- ルパン三世theLastJobのあらすじ4

五ェ門のスマホ(五ェ門がガラケーからスマホへ誰よりも先に機種変更)に不二子から電話がかかり、モルガーナの人質になったと告げました。
ルパンたちは罠と知りつつも、出かけていきます。

その頃、墓の中で銭形警部が目覚めました。モルガーナの無茶な攻撃を知る飛鳥は、銭形警部に「死人(しびと)の術」という忍法をかけていました。銭形警部も知っています。
爆破によって死んだかと思われた銭形警部は、生きていました。
墓参りに来たICPOのパゾリーニ警部とレオーネ刑事に生きていることを土下から訴え、2人はびびりながらも銭形警部を救助します。

ルパンは虎太郎をMRI装置に結び、ついてこないようにしました。
銭形警部は虎太郎を見つけ、市民病院から盗難届が出ているMRIを見てルパンが解読したのだと知ります。
行き先を知った銭形警部は、ひとりで出かけて行きました。虎太郎もついていきます。

モルガーナは、自分の名の由来を「元は16世紀ローマから世界を統一しようとした秘密結社の名前だ」と言い、額の紋章はその結社のものだと言います。
その当時日本に渡った科学者たちは風神を作ったものの、所有権をめぐって争っていました。風魔のものかモルガーナのものかで揉めていたのです。
ルパンは風神を持ってモルガーナのアジトへ行きました。摩耶と飛鳥と交換しようとします。
しかしモルガーナは2人を解放する気がありませんでした。というのも、風魔一族の中の誰かの声で風神の装置が起動すると思っていたからです。摩耶と飛鳥にしゃべらせますが、風神は起動しません。
銭形警部も乱入しました。一緒についてきた虎太郎が、捕縛された飛鳥を見て遠吠えをすると、装置が起動しました。風神の起動は、忍者犬・虎太郎の声で、虎太郎こそがエルフだったのです。

装置の正体を知るのはモルガーナのみでした。
風神は「超電導小型粒子加速器」つまり、一種のブラックホールを作る機械でした。
追ったルパンは、そんな宝に価値はないと言います。
目当てのものを手に入れたモルガーナは、アジトを爆破するつもりでした。
早速使おうとするモルガーナの邪魔をしたルパンが風神の口をモルガーナに向けると、モルガーナはブラックホールに吸い込まれました。ルパンの足元も少し闇に包まれます。
起動後、風神はルパンの手元で再び静まりました。
ブラックホールが一瞬発生した後、アジトの周辺は綺麗に晴れ渡りました。
上空から落ちてきたルパンを見て、銭形警部が「ルパン、生きてたか」と声をかけます。ルパンは「おいおい、こっちのセリフだぜ」と銭形警部に返しました。

(エンドロール)モルガーナのアジトの財宝を得てヘリで立ち去る不二子。しかしヘリの爆破装置を虎太郎が持ってきた。
爆破装置が起動し、不二子は墜落。宝は手に入れられず。
摩耶と飛鳥の姉妹が五ェ門に依頼し、風神を斬ってもらう。これでブラックホールはもう作動しない。
ルパンの足元ははだし。靴下と靴はブラックホール発生時に取りこまれた模様。

(エンド後)銭形警部が飛鳥に今後の身の振り方を質問。飛鳥はルパンを追うと宣言。
海上に墜落した不二子からルパンに着信あり。迎えに来てくれと頼む不二子だが、ルパンは銭形警部と追っかけっこしていて無視される。

みんなの感想

ライターの感想

ルパンが死んだかパターンは割にみられるのだが、今回は銭形警部が死んだかパターン。
墓からの復活シーンはけっこう笑えた。
トレジャーハンター的な要素が大きい。お決まりのパターンが続いている結果、マンネリともいえる。
忍者犬・虎太郎という動物がキーパーソン(キードッグ?)になっているところが興味深かった。

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