「名探偵コナン世紀末の魔術師」のネタバレあらすじ結末

名探偵コナン 世紀末の魔術師の紹介:1999年公開の日本アニメ映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第3作目にあたる。ロマノフ王朝の財宝を巡って繰り広げられる謎解きと殺人事件に、おなじみ少年探偵・コナンが挑む。キャッチコピーは「世紀末最大の謎を解くのは誰だ!?」。

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名探偵コナン世紀末の魔術師の主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(神谷明)、工藤新一(山口勝平)、服部平次(堀川りょう)、遠山和葉(宮村優子)、鈴木園子(松井菜桜子)、阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)、吉田歩美(岩居由希子)。円谷光彦(大谷育江)、小嶋元太(高木渉)、目暮十三(茶風林)、白鳥任三郎(塩沢兼人)、高木刑事(高木渉)、鈴木史郎(松岡文雄)、茶木神太郎(田中信夫)、中森銀三(石塚運昇)、怪盗キッド(山口勝平)

名探偵コナン世紀末の魔術師のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ロシア、ロマノフ王朝時代のインペリアル・イースター・エッグが新たに見つかり、怪盗キッドが予告状を出す。エッグを狙ったキッドが狙撃された。エッグを東京へ運ぶ途中、コナンはエッグはもう1つあるのではないかと思う。 ②キッドを狙撃した犯人はスコーピオンというスナイパーで青蘭という女性。ラスプーチンの末裔でもあり、先祖の復讐が狙い。エッグをもう1つ見つけ、コナンは事件を解決した。

【起】- 名探偵コナン世紀末の魔術師のあらすじ1

高校生探偵・工藤新一は謎の組織に囚われ、服用された薬の副作用で小学生の体になりました。隠れて組織を追うため仮の名前・江戸川コナンと名乗ります。
探偵・毛利小五郎の娘で新一の幼馴染み・蘭の家に住みながら、便利グッズの発明家・阿笠博士の協力を得て事件を解決します。
ある夜、ドラキュラの映画を見ていた歩美は、寝る時に気配を感じてベランダに出ました。そこには怪盗キッドがおり、ハングライダーで立ち去ります。
8月19日、怪盗キッドから警視庁に予告状が届きました。警視庁では特別捜査会議を開きます。
〝予告状
黄昏の獅子から暁の乙女へ
秒針のない時計が12番目の文字を刻む時、光る天の楼閣からメモリーズ・エッグをいただきに参上する。
世紀末の魔術師 怪盗キッド〟
このメモリーズ・エッグというのは、鈴木財閥によって新たに発見されたロマノフ王朝時代の遺産とされるインペリアル・イースター・エッグのことです。過去に50個あり、今回発見されたのは51番目のものでした。
大阪城での展示が決まっており、エッグは大阪にあります。
予告状が8月22日から23日の夜明けまでを指すと読み解いた怪盗キッド担当の刑事・中森銀三ですが、詳しい時間までは分かりません。
大阪府警との合同捜査が決まり、鈴木財閥の会長から依頼された毛利小五郎は大阪に行きます。小五郎にくっついて、蘭とコナンも大阪へ行きました。
蘭の親友・鈴木園子の父である鈴木会長に会ったコナンは、そのエッグが非常に珍しく価値のあるものだと聞きます。1885年から1916年にかけて皇后への贈り物のためにエッグは50個作られています。
今回見つかったものは、当時のロシア皇帝が宝石の細工をするファベルジェに作らせた51番目のもので、コレクターからすると垂涎の品でした。
エッグにはからくりがなされており、専用の鍵をさすと卵の中にある彫刻の「父と子どもたち」が動きます。父が子どもたちのために絵本を繰るようになっていました。
会場にはロシア大使館のセルゲイ・オフチンニコフ、美術商をいとなむ乾将一、ロマノフ王朝時代について研究する研究家の浦思青蘭(ほし せいらん)、映像作家の寒川竜たちがいました。皆口を揃えて「欲しい。自分なら狙う」と言っています。
しかしコナンは不思議に思いました。エッグに使われているのはガラスで宝石ではなく、怪盗キッドは今まで宝石を狙うことが多かったので、おかしいと思います。また「世紀末の魔術師」と添えてあったのも気になりました。

【承】- 名探偵コナン世紀末の魔術師のあらすじ2

大阪城には偽物を展示し、本物は別の場所に隠すことに決まりました。しかしそれも怪盗キッドが読んでおり、ハトにつけた盗聴器で会話は聞かれています。
中森刑事は犯行時刻を午前3時と読み取っていました。
大阪での知り合いの高校生探偵・服部平次と、その幼馴染み・遠山和葉に連れられて、コナンは大阪観光をします。平次は、コナンが工藤新一だと知る数少ない人物の1人です。
予告状にあった「暁の乙女へ」の「へ」の字が予告状の12番目の文字であることと、通天閣のてっぺん部分が光の天気予報を示す塔だと知ったコナンは、犯行時刻は時計で「へ」を示す19時20分で、「光る天の楼閣」が通天閣を意味すると読み解きます。
しかし気づいた時には犯行時刻が迫っていました。19時20分に大阪城に花火があがります。これは、通天閣から目をそらすための罠です。
それと共に、大阪の街が停電になりました。しばらくすると停電は復旧しましたが、怪盗キッドはその間に通天閣から観察し、病院などの公共施設以外に、いち早く自家発電で電気を復旧させた場所をチェックして、そこにエッグがあると見抜いて盗みに現れます。
通天閣から飛ぶハングライダーを見たコナンは、平次のバイクの後部座席に乗せてもらって追跡しました。平次は追跡途中にバイクで転倒し、幸いと軽傷で済んだのでコナンに「追え」と言います。
コナンはキッドを追いますが、その時何者かが怪盗キッドを狙撃しました。ハングライダーは海に落ち、現場にはエッグと右目用のモノクル(片眼鏡)と、ケガをした白いハトが残されます。
8月23日。
エッグは取り戻せましたが、傷がないか鑑定してもらうため、急遽、鈴木財閥は専用の豪華客船で東京に運ぶことにします。コナンはケガをした白いハトを手当てして、客船の部屋に置きます。
その船の中には、パティシエール(菓子職人)の女性・高坂夏実が乗っていました。夏実は両親を5歳の時に亡くし、祖母に育てられていたのですが、曾祖父が細工職人でした。
コナンは、もともとエッグは2つあったのではないかと考えます。
コナンがエッグを見せてもらうと、床部分に鏡がついていました。あとからはめこまれたものとのことです。
コナンの指示で灯りを消すと、ガラスの反射で壁に横須賀の城の映像が映し出されます。魔鏡といって、日本と中国の技術を使ったものでした。これでエッグの製作者は夏実の曽祖父・喜市と判明します。
エッグは2つ存在し、その2つは夏実の曽祖父が作ったものではないかと考えたコナンは、夏実が育った祖母の家・横須賀にあるお城に案内してもらうよう頼みました。

【転】- 名探偵コナン世紀末の魔術師のあらすじ3

その日の夕方、寒川が右目を撃たれて部屋で死んでいました。現場は羽毛布団の羽毛が飛散し、指輪とペンダントと寒川が撮影したビデオテープがなくなっており、警視庁の目暮警部と白鳥刑事がヘリで捜査に乗り込みます。
現場に西野真人のペンが残されていたことから、西野が疑われます。しかも西野の部屋に指輪がありました。
コナンは阿笠博士に電話をして、右目を撃つスナイパーについて調べるよう頼むと、スコーピオンという年齢・性別不詳の殺し屋がICPO(国際刑事警察機構)で国際指名手配されていると知ります。
コナンは西野の仕業ではないと読み取ります。ハトがいると知って西野がコナンの部屋に入るのを拒否したことをあげて西野が羽毛アレルギーだと指摘し、もし西野が犯人であれば部屋の羽毛を散らさなかったろうと言います。
むしろ「寒川が西野をはめようとして指輪を自分で隠し、部屋に戻ったところで寒川がスナイパーのスコーピオンに殺害された」可能性を挙げました。
そして寒川が殺害されたのは、寒川がスコーピオンに不利なものを撮影してしまったからではないかと思います。
8月24日、東京。
陸に着いたコナンたちは、夏実の家に案内してもらいます。途中、阿笠博士に頼んでいた特注の眼鏡をコナンは受け取りました。
阿笠博士にくっついて少年探偵団も城にやってきており、城の外から地下室に入りこみます。
城に入った乾は財宝を盗もうとして、城にある罠にかかってばれます。
城には曽祖父・喜市の写真はありますが、曾祖母の写真がありませんでした。夏実も見たことがないと言います。
小五郎のタバコの煙で秘密の地下通路を見つけたコナンは、夏実が幼い頃から聞かされていた言葉をパスワードにして地下室に入りました。パスワードはロシア語で「秘密の魔術師」という意味でした。
地下室の途中で、コナンたちと少年探偵団たちは合流します。
奥の行きどまりには双頭の鷲が描かれており、王冠に光を当てると、さらに下への通路が出てきました。地下室には棺があり、夏実が持っていた鍵で開きます。
棺には曽祖母と思われるガイコツと、52番目のエッグがありました。エッグの中身は空っぽです。
マトリョーシカの原理だと歩美が指摘し、持ってきた51番目のエッグを52番目の中に入れて地下室の台に置くと、部屋の天井に皇帝一家の写真が映し出されました。
そこには、夏実の曽祖父と曽祖母が一緒に写っている写真もあります。
暗闇の中、小五郎や蘭が狙撃され始めました。皆伏せたのでなんとか無事です。 この映画を無料で観る

【結】- 名探偵コナン世紀末の魔術師のあらすじ4

エッグが持ち去られました。追跡している最中、コナンは乾の死体を見つけます。
犯人は地下室のドアを閉め、城に火をつけると立ち去ろうとしました。このままだと地下室にいる皆は焼死してしまいます。
1か所だけ形の違うレンガを発見して追跡したコナンと白鳥刑事は、犯人が青蘭だと見抜いていました。青蘭をロシア語読みすると、プース・チェランになるからです。
青蘭はグレゴリー・ラスプーチンの末裔でした。ラスプーチンは皇帝夫妻と親交が深かったものの、いろんな逸話があり、怪僧・怪物などと呼ばれています。最終的にラスプーチンはロマノフ王朝を滅ぼしたと言われており、青蘭は先祖の復讐のために、青蘭はスナイパーのスコーピオンとして動いていました。
寒川を殺したのは、客船の部屋にラスプーチンの写真を飾っていたのを撮られたからで、乾を殺したのは、サイレンサーを拳銃につけているところを目撃されていたからでした。さらに小五郎はラスプーチンの悪口を言ったから狙われたのでした。
他のメンバーはその間に、少年探偵団が見つけた別の出口から、外へ脱出していました。
青蘭はコナンの右目を撃ちますが、コナンは狙撃に備えて眼鏡を防弾用にしていました。阿笠博士に持ってきてもらったのは、このためです。
青蘭に麻酔銃を撃ち込んだところへ白鳥刑事があらわれ、青蘭を抱えて燃え盛る城から逃げ出します。青蘭は逮捕されました。
ところでこの白鳥刑事は、怪盗キッドの変装でした。後に、本当の白鳥は軽井沢に行っていたことが判明しますが、コナンは怪盗キッドの変装だと知っていました。事件は解決します。
夜、雨が降り始めました。蘭はつねづねコナンが新一ではないかと疑う時があり、探偵事務所に戻ってからコナンに「新一なのか」と問い詰めます。
その時、新一が現れました。コナンがいる時に新一が現れたので蘭の疑いは晴れ、蘭は雨にぬれた新一に、拭くものを持って来ると部屋を去ります。
新一の変装も怪盗キッドのものでした。自分の白いハトを手当てしてくれたお礼に、新一の振りをしてくれたのです。
怪盗キッドが予告状を出したのは、夏実のためでした。夏実の曽祖父・喜市の妻・マリアはロシア皇帝一家の生き残り(三女)でした。
当時はロシアと日本の仲が悪かったため、地下室に妻を埋葬せざるをえませんでした。怪盗キッドは、19世紀の「世紀の魔術師」とされる喜市への敬意を表して、それらを明るみにするのが狙いでした。
それが功を奏し、新たに見つかった2つのエッグは夏実の元へ返されました。
(エンド後)新一が再びいなくなったと蘭が知り、コナンに「なぜ引き止めてくれなかった」と怒る。「今度帰ってきたら…」と言って、蘭がタオルを手剣で真っ二つに!

みんなの感想

ライターの感想

この回から、コナンのストーリーが二転三転し始め、難解になってきた!?
私、大人ですが、正直けっこう難しいと感じました。
もちろんすべてを理解する必要はないのでしょうが、「げげー、これを小学生が理解できるのか」と思うことがらが多かった。
難解だと感じたのは、普段の謎解きに加えて、歴史的背景まで加わったからだと思う。
テンポはよいので、飽きることなく最後まで一気に見られた。羽毛アレルギーや光度計など、扱っている内容も興味深かった。

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