「名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサー」のネタバレあらすじ結末

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)の紹介:2009年公開の日本アニメーション映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第13作目にあたる。東京近県で起きた連続殺人事件をめぐり、コナンが因縁深き宿敵“黒ずくめの男たち”と対決!

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名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーの主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(神谷明)、工藤新一(山口勝平)、鈴木園子(松井菜桜子)、阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)、吉田歩美(岩居由希子)、円谷光彦(大谷育江)、小嶋元太(高木渉)、目暮十三(茶風林)、白鳥任三郎(井上和彦)、佐藤美和子(湯屋敦子)、高木刑事(高木渉)、コルン(木下浩之)、キャンティ(井上喜久子)、ベルモット(小山茉美)、ウォッカ(立木文彦)、ジン(堀之紀)、アイリッシュ(幹本雄之)、水谷浩介(DAIGO)、本上和樹(菅原正志)

名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①東京をはじめとする複数の都県で6人の連続殺人事件が発生。麻雀牌と、盗まれたものがあることから同一犯によるものと断定、警視庁に合同捜査本部が置かれる。 ②2年前にホテル火災で死んだ本上なな子の兄・本上和樹が犯人。和樹はなな子の恋人・水谷をそそのかし、罪を着せようとしていた。 ③黒の組織は被害者の盗まれた物の中にメモリーカードがあり、処分するためにアイリッシュを松本管理官に変装させ派遣していた。アイリッシュは組織に消された。

【起】- 名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーのあらすじ1

東京都米花市に住む高校生探偵・工藤新一は、幼馴染みで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃します。
取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に捕らえられ、毒薬を飲まされました。
ところが目が覚めると、小学生並みに身体が縮んでしまっていました。毒薬の副作用です。
「工藤新一が生きているとばれたら、また命を狙われ、周囲の人間にも危害が及ぶ」という阿笠博士の助言で、新一は正体を隠すことにし、江戸川コナンと名乗りました。そして情報を掴むために、蘭の家に転がり込みます。
蘭の父は探偵・毛利小五郎でした。ここぞというところで小五郎になりかわるコナンのおかげで、小五郎は名探偵と呼ばれます。
コナンは小学校に通い、クラスメートの歩美や元太、光彦に少年探偵団を結成させられました。
コナンの正体が新一だと知る者は、阿笠博士、新一の両親、怪盗キッド、大阪の高校生探偵・服部平次と、悪の組織の元一味で抜け出そうとして薬を飲み、新一同様幼児化した灰原哀です。
阿笠博士が作ってくれる便利メカを使って、コナンは事件を解決します…。
…コナンは自分を小さくした組織の、黒ずくめの男たち・ジンとウォッカに詰め寄られていました。四角い顔にサングラスをかけた男がウォッカで(取引していた方)、白い長髪の男がジンです(コナンを背後から殴った方)。
危機一髪と思いきや、それはコナンが見ていた夢でした。
実はその後、コナンは彼らの黒の組織について調べ続け、ベルモットやキャンティ、コルンという人物がいることは知っています。
さらにボスのメールアドレスを打ち込むと、ちょうど童謡『七つの子』のメロディのような音階になることまで知っていました。しかしそれはパンドラの箱で、決して開けてはならない、深入りするなと、灰原に言われて自粛しています。
…さて東京都、米花の森にやってきたコナンと少年探偵団、灰原と阿笠博士は、虫採りをしていました。カブトムシを見つけます。
捕まえたメスのカブトムシの背中にシールが貼られているのを、歩美が見つけました。子どもの手では剥がしにくいので、阿笠博士が剥がします。
そのシールはちょうど、弁当屋の蓋を留めているシールと一緒だと、阿笠博士は言いました。この発言により、阿笠博士がからあげ弁当を食べていたことが、博士のメタボ、もとい健康を気にする灰原に露見します。
…東京都・神奈川県・静岡県・長野県(群馬県との県境)で合計6人の人物が殺害されました。いずれの現場にも、アルファベットが刻まれた麻雀の牌(パイ)が残されていたこと、さらにその麻雀牌には縦に一つの線が入っていること、所持品のひとつが抜き取られていたことという共通項がきっかけで、同一犯または同一の組織による犯行だとみなされます。

【承】- 名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーのあらすじ2

警視庁では各県警の刑事を集め、異例の合同捜査本部を設置しました。小五郎も特別顧問として呼ばれたので、コナンも同行します。
一番最近に殺されたのは竜崎努という6人目の被害者で、自動車のブレーキが壊された時による、交通事故死でした。発見された時にはまだ息があり「たなばた、きょう」と言ったそうです。
会議の後、群馬県警の山村警部(警部にこのたび昇進した)が七つの子の歌をうたっていたことに、コナンは気にかかりました。今回の捜査に、黒の組織が関係しているのではないかと疑ったのです。
山村警部がその曲を聞いたのはトイレの中だそうなので、警視庁内に入りこんでいる可能性が大でした。
コナンは灰原に連絡を取り、互いにしばらく行動に気をつけようと言います。
1年前に被害者のひとり・陣野修平を口論の末に刺して現在も逃走中の容疑者・深瀬稔が、都内に現れる情報が寄せられました。コナンたちは現場へ向かいます。
深瀬は人質をとって逃げようとしますが、コナンが捕らえました。しかし人質だった女性がいつのまにか消えています。
その女性は闇の組織のベルモットという幹部でした。右足首に銃を隠したふくらみがあることと、ナイフが当たったはずの頬から血が出ないことで、マスクをかぶっていることに気づいたのです。
ベルモットが人質にわざとなったのは、深瀬が真犯人か確かめるためでした。深瀬は右肩を痛めていて、犯行を行なえないと判断したとベルモットはコナンに言います。
今回闇の組織が関わっているのは、犯人がそれと知らず、闇の組織にとって非常に厄介な「スパイ(NOC)リスト」が納められた、メモリーカードを持ち去ってしまったことが原因でした。闇の組織はそのメモリーカードを始末するために追っています。
また捜査員の中にアイリッシュという名の組織の者が入りこんでいることも告げて、ベルモットは立ち去りました。
八王子に住む新堂すみれという画家が情報を知っているという連絡を受け、高木刑事と佐藤刑事が向かいますが、ジンに車のタイヤをパンクさせられます。確かに警視庁に内通者がいるようです。
すみれのアトリエに行くと、既に犯人に拉致された後でした。踏まれた絵の具があるにもかかわわらず、現場に絵の具の足跡がないことから、犯人に拉致された後に別のグループ(闇の組織)が訪ねてきたことも分かります。
その頃コナンの学校では、工作の時間に作った粘土細工が壊されることがありました。

【転】- 名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーのあらすじ3

気になったコナンが聞くと、新一が使った黒衣の騎士の甲冑も高校から壊されたそうです。
2つの指紋でコナンが新一だと気づかれた可能性もありました。
7人目の被害者・新堂すみれの遺体が発見されました。
コナンは大阪の高校生探偵・服部に電話して、七夕と京都の関連性を聞きます。そこで、一昨年のみたらし七夕祭にあるホテルで大火事があったと知りました。火事について調べます。
ホテル火災で亡くなったのは本上なな子という女性で、恋人の水谷浩介とホテルに宿泊していましたが、水谷は火災時に京都の友人に会いに行っていたため、難を逃れていました。
水谷となな子は駆け落ち同然で同棲していました。水谷の住むアパートに行ったコナンは、隣家の男性・沢村から、なな子には本上和樹という兄がいたことを聞き、本上和樹の名刺を見せてもらいます。
火災で焼けたホテル『Hotel VEGA』にはエレベーターは1基しかなく、定員は7名でした。それに対し、なな子が泊まった6階の宿泊客はほかに7人いました。
それは今回の殺人事件の被害者と一致します。
エレベーターになな子が乗られず、そのために逃げ遅れて死んだ可能性を考えたコナンは、水谷が復讐のために犯行を行なっているかもしれないと考えました。
コナンは亡くなったなな子の兄・本上和樹に会いに行きました。なな子の命日には花が届いていたそうで、和樹はそれを几帳面な字でメモ帳に控えていました。
さらに和樹は、水谷が「許せない人間が8人いる」と言っていたことも、コナンに告げます。
警視庁もコナンも遺体が発見された場所を地図上で確認し、その意味を考えます。
コナンはそれが水谷の好きだった星「北極星と北斗七星」の位置だと気づき、残りの場所が芝公園だとすぐに分かりました。
さらに星に近い場所として、東都タワーを割り出します。コナンが東都タワーに入るところがちょうどテレビ中継の天気予報で流れ、園子から蘭に連絡がいきました。
…時間は少しさかのぼって。同じ頃、バスに乗った歩美、元太、光彦は、乗客の男性の肩にシールつきのカブトムシを見つけます。阿笠博士のところへ持っていきました。
阿笠博士はシールがV字型に貼られていることを指摘し、「カブトムシ」=「ビートル(ズ)」、「V」=「5」=「HELP(助けて)(ビートルズの5枚目のアルバム名)」と読み解きます。
それを聞いた歩美たちは、米花の森のどこかに助けを求めている人がいるのではないかと考え、見に行きました。 この映画を無料で観る

【結】- 名探偵コナン漆黒の追跡者チェイサーのあらすじ4

そして夜にくぬぎの木を探した歩美たちは、またシールが貼られているカブトムシを見つけ、さらに灯りのついた小屋を見つけます。そこに監禁されていたのは、警視庁の松本管理官でした。
阿笠博士は警視庁に連絡を取りますが、入れ違いで目暮警部らは出動した後でした。
…コナンは東都タワーの受付嬢に聞き、水谷がタワーの展望台へ上がっていったと知ります。追って行ったコナンは「許せない者が8人」の最後の1人は水谷自身だろうと目測をつけていました。
ただしコナンは、犯人は別にいると水谷に指摘します。水谷はその犯人の罪をかぶって犯人になろうとしていました。水谷は動揺します。
コナンは「星を愛する者ならば、大好きな星をけがすようなことをしない」と言い、ほかにも犯人は几帳面な性格だと指摘しました。
花を送ってきた人物をきちんと控えておく、なな子の兄・本上和樹こそが犯人でした。水谷は認めます。
さらに、本当はなな子はエレベーターに乗り損ねたわけではなく、なな子が他の者に譲っていたことが分かりました。殺された被害者たちは、「自分たちのためにエレベーターを譲ってくれてありがとう」という意味も込めて、花を贈っていたのです。
水谷は自殺を思いとどまりました。そこへ警視庁の管理官・松本がやってきます。
黒の組織の刺客・アイリッシュは管理官・松本に変装していました。
警視庁もコナンより少し後になりますが、現場が北極星と北斗七星の位置に当たると気づき、東都タワーにやってきていました。
ところがタワーに入った途中で、アイリッシュが他のメンバーを気絶させ、ひとりで展望台にやってきたのです。
アイリッシュは水谷が持っていた証拠品(罪をかぶるため、殺人の被害者から持ち去ったもの)の中からメモリーカードを奪います。
そこへさらにコナンが東都タワーに行ったという連絡を、園子から聞いた蘭が駆け付けました。
蘭とアイリッシュは戦いますが、蘭は気絶させられました。
タワーにヘリコプターがやってきて、メモリーカードとアイリッシュを撃ちます。証拠隠滅のためです。
アイリッシュはコナンと新一が同一人物だと見抜いていましたが(指紋を調べたのはアイリッシュ)まだ誰にも洩らしていませんでした。アイリッシュはコナンをかばい、死にました。
狙われたコナンは左腕を負傷しながらも、ライトを伸縮するサスペンダーでヘリコプターに当てて撃墜させました。
(エンド後)ヘリには誰も発見されず、つまり全員脱出したこと、アイリッシュの正体も不明。
松本管理官は10日間も監禁されていた。
黒の組織と対決してやろうと決意を新たにするコナン。

みんなの感想

ライターの感想

ちなみに~。メモリーカードが入っていたのはお守り袋の中で、それを所持していたのは「岡倉政明」です。
…しかし、今回はテンポが早すぎなのに加えて被害者が多すぎて、大変だった。黒の組織の大事なリストを持っているんだから、岡倉なる人物についてきちんと掘り下げて描くべきなのではないか。
少なくとも今作品では、岡倉についてはほとんど描かれず終わった。
麻雀牌もどうやら北斗七星の意味があったようだが、振り返って考えればそうか程度。
あと、牌の真ん中に線が入っているのは、エレベーターに見立てているというわけ。
…って、難しい!
敵方のアイリッシュが最後にコナンをかばうのは、ちょっとうるっときた。

    Miyu×2さんの感想

    今回の事件の背景としては犯人もアイリッシュも「兄(妹)を殺された」という共通項がある事でしょうか。そして黒の組織の内部事情がちょっとだけ浮き彫りになった作品でもあります。同じく『コナンの正体を知っていながら誰にも話していない』ベルモットを登場させたのもいい演出です。

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