「名探偵コナン11人目のストライカー」のネタバレあらすじ結末

名探偵コナン 11人目のストライカーの紹介:2012年公開の日本アニメーション映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第16作目にあたる。Jリーグ設立20周年記念プロジェクトの一環として、ガンバ大阪をはじめとする実在のチームや選手が続々登場。臨場感あふれるサッカーシーンを織り交ぜながら、謎めいた脅迫事件の真相に迫る。

予告動画

名探偵コナン11人目のストライカーの主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(神谷明)、工藤新一(山口勝平)、鈴木園子(松井菜桜子)、阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)、吉田歩美(岩居由希子)、円谷光彦(大谷育江)、小嶋元太(高木渉)、目暮十三(茶風林)、白鳥任三郎(井上和彦)、佐藤美和子(湯屋敦子)、高木刑事(高木渉)、山森慎三(千葉繁)、香田薫(桐谷美玲)、榊良輔(中村大樹)、本浦圭一郎(井上倫宏)

名探偵コナン11人目のストライカーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①毛利探偵事務所に爆破予告の電話がかかる。1度目の爆破は阻止したが、2度目はもっと大掛かりな爆破の予告状が届く。 ②死んだ少年・本浦知史を可愛がっていた中岡が犯人。小五郎たちが知史の乗った救急車を止めたことを逆恨みに思ってだが、小五郎側にも理由があった。コナンは爆破を阻止した。

【起】- 名探偵コナン11人目のストライカーのあらすじ1

東京都米花市に住む高校生探偵・工藤新一は、幼馴染みで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃します。
取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に捕らえられ、毒薬を飲まされました。
ところが目が覚めると、小学生並みに身体が縮んでしまっていました。毒薬の副作用です。
「工藤新一が生きているとばれたら、また命を狙われ、周囲の人間にも危害が及ぶ」という阿笠博士の助言で、新一は正体を隠すことにし、江戸川コナンと名乗りました。そして情報を掴むために、蘭の家に転がり込みます。
蘭の父は探偵・毛利小五郎でした。ここぞというところで小五郎になりかわるコナンのおかげで、小五郎は名探偵と呼ばれます。
コナンは小学校に通い、クラスメートの歩美や元太、光彦に少年探偵団を結成させられました。
コナンの正体が新一だと知る者は、阿笠博士、新一の両親、怪盗キッド、大阪の高校生探偵・服部平次と、悪の組織の元一味で抜け出そうとして薬を飲み、新一同様幼児化した灰原哀です。
阿笠博士が作ってくれる便利メカを使って、コナンは事件を解決します…。
…毛利探偵事務所に脅迫電話がかかってきました。その電話はボイスチェンジャーを使った声で「ある場所に爆弾を仕掛けた。15時に爆発する。暗号を解け」と言い、狂言ではない証拠に外の通りに駐車してあった車が爆破されます…(後に続く)。
…約2週間前。
米花スポーツランドでJリーグ選手によるサッカー教室が開かれました。コナン、灰原、歩美、元太、光彦は参加します。
サッカーが得意なコナンは後に加わるとして、普段あまり上手ではない4人もプロの選手に教わって、あっという間に上達します。
そのサッカー教室で小五郎は大学時代の後輩・榊良輔と再会しました。
榊は約10年前の大事な試合の時にオウンゴールを決めてしまい、優勝を逃すきっかけになった張本人で、小五郎はそれを話題に出してからかいます。榊は現在は少年サッカーチームの監督をしているとのことでした。
会場には視聴率アップを狙う日売テレビ勤務の山森慎三と、スクープをものにしたい日売新聞のカメラマン・香田薫という女性が来ていました。コナンはそこで香田の手帳に「杉並運動公園 午前6時 K・K」と書かれていたのを見ます。
会場には他に、本浦圭一郎という町工場を経営する男性が来ており、小五郎は榊に紹介されました。本浦には知史という病気がちの息子がいましたが、小4の時に一度だけサッカーの試合に出たのが思い出で、3か月前に亡くなったそうです。
またプロ入りが決まっていましたが、バイクの交通事故でJリーガーを断念した中岡一雅も来ていました。
…2週間後。
(冒頭の爆発の後)『青い少年と青いシマウマ、上からの雨、下から人が左の手でそのまま示すのは左の木』というヒントが示され、小五郎がメモに手間取っている時に「ハンドリングのハンドの手だ」と言います。実はこの言葉は2週間前のサッカー教室で、出た言葉でもありました。最後に犯人は『次は米花、ネクスト米花』と言って電話を切ります。
小五郎は杯戸にある噴水だと思って目暮警部らと一緒に行きますが、公園にあったのはシマウマではなくロバでした。小五郎はロバとシマウマを犯人が間違えたのだと主張しますが、公園に爆弾は仕掛けられていません。
小五郎と一緒にいた蘭は、新一にすがる思いで電話をかけました。

【承】- 名探偵コナン11人目のストライカーのあらすじ2

その頃コナンは東都スタジアムでガンバ大阪と東京スピリッツの試合を観戦していました。前半と後半のハーフタイムの時だったので、コナンは新一の声で電話に出ます。
ヒントを聞いたコナンは「青い少年と青いシマウマ」=「サッカーのマスコットキャラクター」「上からの雨」=「あめかんむり」「下から人が」=「ひとあし」「左の手で」=「てへん」「そのまま示すのは」=「(そのまんま)示すという文字」「左の木」=「きへん」、つまりサッカー場の「電光掲示板」に爆弾が仕掛けられていると気づきました。しかもそのキャラクターは東都スタジアムで試合中の2つのチームのキャラクターたちです。
スケートボードで電光掲示板の裏に移動したコナンは、柱にびっしりと設置された爆発物を発見しました。
目暮警部に新一の声で電話したコナンは、スピリッツ側(に電光掲示板がある)の観客を避難させるよう頼みます。
電光掲示板を落とすのが爆発の目的だと踏んだコナンは、すべての爆弾の解除に間に合わないと考え、1つの柱を重点的に解除していき、伸縮サスペンダーで固定しました。
時間が来て爆発が起こりますが、観客の避難がスムーズにいったのと、電光掲示板が反対側に倒れたのとで、事なきを得ます。
山森は視聴率アップ、香田はスクープの匂いをかぎつけました。
コナンは新一の存在を隠しておいてくれと頼んだので、情報番組ミヤネ屋では小五郎が活躍したことになりました。
ところでその後の話で「ハンドリングのハンド」という言葉が出てきたことが取りざたされ、犯人はサッカー教室で阿笠博士のダジャレクイズを聞いていた人物5人に絞られると思われます。
視聴率を狙う山森、スクープを狙う香田、小五郎の大学時代の後輩・榊、本浦、中岡です。最初の3人は動機が薄そうですが、着目すべきは本浦と中岡です。
本浦は息子・知史が東都スタジアムで行われたJリーグの試合の後、救急搬送されて死んでおり、中岡もスピリッツから内定をもらっていた3年前の2月にバイク事故を起こして、プロ入りが駄目になっています。
中岡を徹底マークしようと決め、佐藤刑事と高木刑事が尾行しました。尾行されたと気づいた中岡が怒って暴力を振るったので、暴行容疑で逮捕します。
すると取り調べで意外なことが判明しました。プロ入りは中岡の方から辞退したのだそうです。
負傷した中岡に対し、スピリッツ側は手術代とリハビリの費用を負担しました。そして「フォワードの切り札」として、ピンチヒッターでもいいから、在籍してほしいと言っていたのだそうです。
しかし中岡はフルの試合に立てない者はプロになる資格がないと思い、それでスピリッツへの入団を辞退しました。
香田のメモを思い出したコナンは、杉並運動公園に午前6時に行き、キング・カズとして有名な日本サッカー界のスーパースター・三浦知良に会います。香田は自主トレをしているのを知って、写真を撮らせてくれと言ってきたそうです。
カズとドリブルの練習をしたコナンは、別れ際に赤いリストバンドを貰いました。カズが渡すのは「ぼうやで2人目、1人目は14~15年前だ」と聞きます。
さてその頃、蘭が1階の郵便受けにメール便を取りに行った際に、予告状を見つけました。メール便には横にノリがはみ出しており、ねちゃねちゃしています。

【転】- 名探偵コナン11人目のストライカーのあらすじ3

犯人からの予告状には『毛利探偵へ あれで終わったと思うな。次は、前回よりもっと多くの人たちがその場で爆発を目の当たりにし、恐怖の時間を共有するハメになるだろう。詳しい指示は後日。では、健闘を祈る』とありました。
前回の東都スタジアムの観客数は8万人なので、それ以上収容できる場所に爆弾を仕掛けたと推察します。
12月3日に汐留アリーナで10万人を集めての音楽コンサートが開かれる予定でした。小五郎が好きなアイドル・沖野ヨーコも出るコンサートです。
最初に容疑者から外した、視聴率を狙っての山森の犯行とも思え、また香田が個人的に沖野ヨーコを恨んでいた情報も入り、誰が容疑者か分からなくなりました。
郵便には切手が貼られておらず、直接郵便受けに入れられていました。前日の夕方に覗いた時にはなく、今朝蘭がメール便を取った時に入っていたことから、前日の夕方以降今朝までに投函されたとして、留置所にいた中岡は容疑者から外されます。
しかしコナンは妙に気になっていました。
ところで12月3日の音楽コンサートと同じ日には、国立競技場でサッカーの試合が行なわれています。この日はJリーグの最終節の日に当たっており、Jリーグ全部で10試合が同時にキックオフします。
コナンは前回の爆破が失敗したことによる「言葉のミスリード」ではないかと考えました。爆発の直前まで捜査をかく乱するのが目的だと思ったのです。
12月3日が来ました。小五郎や目暮警部らは汐留アリーナに警備を回していましたが、コナンはサッカー場の可能性も指摘します。
園子と蘭は映画と偽って、国立競技場にサッカーの試合を観戦しに行きました。
毛利探偵事務所の真下の喫茶店・ポワロの店員が顔を出し、変な声で電話がかかってきて「2丁目の電話ボックスに毛利宛のメッセージを残した」と言ったそうです。
そこには脅迫状が置かれていました。
『警告する。J1リーグの10のスタジアムに爆弾を仕掛けた。試合が終了した時刻に、爆弾は爆発する。ロスタイムはなしだ。
だが、ノーチャンスというのも面白味に欠けるから、一つだけチャンスをやろう。
後半、ホーム側のゴールを攻めるチームが指示されたプレーを行なった時、爆発は止めることができる。
止まった証として、電光掲示板を二度点滅させよう。』というものでした。やはりコンサートではなくサッカースタジアムでした。
「11人目のストライカーとなって私のところへ来い」「ヒントはこの警告文に既に示されている」とも書かれています。
脅迫状を見たコナンは、ホッチキスの上に赤い文字「警告する」の「す」の文字がかかっており、文章には枠線が囲ってありました。
枠をサッカーグラウンドと見立て、ホチキスをゴールポストだと思ったコナンは、『ゴールポストのクロスバーの中央にシュートを当てろ』という意味だと読み取ります。
今回は決まりが多く、客を避難させるとただちに爆破させることや、指示するプレーは監督とエースストライカーにしか知らせてはならず、エースストライカーには赤いリストバンドをさせろとありました。
警視庁はただちに各サッカースタジアムに連絡を取り、指示された内容のプレーをさせます。

【結】- 名探偵コナン11人目のストライカーのあらすじ4

本浦宅を警察が訪問し事情聴取をしますが、その際に小五郎が思い出したことがありました。
サッカースタジアムで興奮したサポーターによって救急車の進路妨害があったのですが、煽動していたのは、ほかならぬ小五郎自身です。
進路妨害された救急車に乗っていたのは本浦知史でした。妨害は2分ほどだったので死んだ原因とは限りません。
但し小五郎側にも事情がありました。同じ日、熱中症で倒れた老人がいて救急車の要請をしたところ、知史を乗せた救急車がやってきたので、呼んだ救急車が道を間違えているのだと早合点したのです。
本浦はそこでやっと警察に犯人と思われていると勘付きました。しかし本浦は犯人ではないとコナンは指摘します。聴取の間、一度も腕時計を見ず、爆破の時間を気にしていないからです。
コナンは本浦の部屋にあったビデオを見せてもらいます…。
残りは国立競技場だけになります。そこではビッグ大阪の期待の新人・真田貴大が何度も当てようとしていましたが、できませんでした。そのまま終了時間を迎えます。
しかし爆発は起きませんでした。誤作動だろうかとコナンは一瞬考えますが、トリックが読めます。
阿笠博士に頼んで東都スタジアムに運んでもらったコナンは、真犯人と対峙しました。
真犯人は中岡でした。
中岡は子ども好きで、知史とも面識があったのです。
中岡が高校3年生の時、自主トレをしていた時に知史と知り合ったのです。ちょうどカズに中岡が声をかけた時のように(14~15年前の少年は中岡だった)。
その年の冬まで知史と自主トレをした中岡は、赤いリストバンドをプレゼントしました。その後中岡は事故に遭い、半年のリハビリを経てアフリカに渡っていましたが、今年帰国して知史と再会します。
知史は唯一出た試合でゴールを決め、それを見た中岡はやり直そうと決意しますが、知史は死にました。小五郎たちサポーターを恨んだ中岡は、小五郎に復讐してやろうと思って脅迫状を送っていたのです。
暴行事件で逮捕されたのはアリバイ作りのためでした。脅迫状は先に郵便受けの奥に入れており、メール便のノリで手前に落ちるよう細工していたのです。このトリックで中岡は容疑者から外されました。
コナンは「フル出場できなければプロとして意味がないのか。だとすれば身体が弱い知史が出るのは意味がないだろう。15分しか立てないならそれを活かすプレーをすればいい」と言い、小五郎の事情(救急車の勘違い)も話します。
コナンは10つめに仕掛けたのは東都スタジアムで、国立競技場はサッカー選手にとっての聖地だから避けたのだろうと思いましたが、国立競技場にも仕掛けられていました。
東都スタジアムにも爆弾が仕掛けられており(つまり11のスタジアムに仕掛けられていた)、サッカーの試合終了後、東都スタジアムの爆弾が1分おきに爆破していく最後の瞬間に、国立競技場でも連動して爆発が起きるようにしていました。
コナンは東都スタジアムの爆弾を解除しようとして、クロスバーの真ん中にベルトから出したボールを当てようとします。
ところが爆破が始まり、ガレキが障害となって当てられません。しかもボールもありません。
元太がボールをメンバーに回し、最後に灰原がコナンに届けました。コナンはサッカー教室で教わった方法でクロスバーに当て、最後の爆発(&国立競技場の爆発)は阻止されました。
中岡は、11人目のストライカーはコナンだったと言いました。
(エンド後)蹴りそこなったボールが足元に転がったのを見て、蹴り返した蘭。スカートを履いていたので、コナンは思わず「白だ(下着の色)」と言う。蘭はエロガキと怒るが、コナンは蹴るんじゃなくてヘディングで返せと思う。

みんなの感想

ライターの感想

サッカーのルールを知らなくてもじゅうぶんついていける内容。
そういえば2つ前の作品『天空の難破船』に続き、殺人事件が起きていない。
Jリーグ20周年記念プロジェクトのコラボレーションなので、本当に現役のプロサッカー選手が声をあてている。
(…が、棒読みがひどすぎる、あまりのひどさに苦笑してしまった。カズのみ上手)
サッカーの要素も入れつつ爆発事件も起こすのだが、この爆発事件が派手。
派手すぎて「それ設置大変だよね」とまたもや非現実的な作りになっちゃってる。そういうの無視して娯楽性を楽しむべきか。

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