「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」のネタバレあらすじ結末

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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-の紹介:大ヒット作『君の名は。』の新海誠が1999年に制作した短編アニメを、坂本一也監督ら豪華スタッフ陣で新たにテレビアニメーションとして蘇らせた。2016年3月に放送され、5月に発売されたDVD&Blu-rayには、新規カットが加えられている。短大生の“彼女”の日常を、飼い猫の“僕”の目線で綴る、詩的感覚あふれる物語。

予告動画

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-の主な出演者

美優<彼女>(花澤香菜)、ダル<僕>(浅沼晋太郎)、知歌<友人>(矢作紗友里)、美優の母(平松晶子)、チョビ<僕>(新海誠)

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-のネタバレあらすじ

【起】- 彼女と彼女の猫 -Everything Flows-のあらすじ1

Sec.1【彼女と彼女の部屋】
夏の一番暑い日。彼女(美優)と暮らしていた友人(知歌)が、部屋を出て行き、黒猫の僕(ダル)と彼女の二人の暮らしが始まりました。
いつも同じ時間に起き、僕に食事を与えてくれる彼女。毛並(髪)を整えた彼女が、誰よりもきれいだと僕は思っています。就職活動中の短大生の彼女は、いつも朝の光の中に消えていき、僕は部屋で彼女の帰りを待っているのです。
彼女は就職活動がうまくいっておらず、志望もしていない企業の面接練習をしては顔が引きつり、辛い現実に迷い始めていました。彼女の抱えた痛みが僕の体に伝わるけど、僕にはどうすることもできません。
彼女は今朝も笑顔で背筋を伸ばし、重い扉を開けます。扉の向こうの不完全で、少し残酷な世界を好きになろうとしている彼女が、僕はとても好きなのです。 この映画を無料で観る

【承】- 彼女と彼女の猫 -Everything Flows-のあらすじ2

Sec.2【彼女と彼女の空】
僕に彼女の言葉は分からないけど、きれいな夕日を見た時、きっと同じことを考えていると思っています。僕が彼女と出会った夕焼けの日のことを。

彼女は幼き頃母娘二人での暮らしとなり、転校してから友達もできずにいました。家に一人でいる娘を想い、彼女の母親はある日僕を家に連れていきました。ところが彼女は僕にかまう母親を見てやきもちを妬きます。僕は彼女が心に大きな隙間を抱えていると感じました。
ある時僕は、彼女が父親から貰った大切なマグカップを割ってしまいます。ごめんねの代わりにトカゲを差し出すと、彼女は悲鳴をあげました。
彼女はある日、河原へ僕を置き去ろうとしますが、結局できませんでした。僕はきれいな景色を見せに来てくれたのだと呑気に思っていました…。
僕を抱え公園にいた彼女に女の子(知歌)が話しかけてきて、二人は友達になりました。

僕等はそれぞれの時間を生きていて、二人の時間が交錯する時が一番大切なのです。

【転】- 彼女と彼女の猫 -Everything Flows-のあらすじ3

Sec.3【彼女と彼女のまなざし】
影が長くなり、僕の毛皮が役立つ季節。僕は長く眠るようになり、体もうまく動かなくなりました。僕にはやさしい母や兄弟がいたけど、離れ離れになりよく覚えていません。僕の母も彼女の母親のように子供を想っていてくれたのだろうか…。

彼女が家を出た訳は、母親と恋人を再婚させるためでした。本当はずっと母親といたかったけど、僕を連れ実家を離れたのです。

彼女は最近帰りも遅く、疲れ果てています。就職も決まらず、留守電の伝言も放置したまま。僕は彼女の力になりたいと思っていました。
深夜娘からの電話に出た母親は、応答のない彼女を心配し駆けつけます。彼女は寝ていただけで、きっと僕が電話の短縮ボタンを押したのだろうと母娘は笑い合いました。そんな二人を見て僕はもう大丈夫だと思い、彼女の腕の中で永い眠りにつきました。
僕の一生は幸せで満ちていたけど、少しだけ心配。彼女は決して強い人ではないから…。
落込む彼女の背中に僕が触れると、彼女は僕の感触を思い出し涙を零しました。

僕が居なくなり一年。彼女は就職も決まり、元気でいます。 この映画を無料で観る

【結】- 彼女と彼女の猫 -Everything Flows-のあらすじ4

Sec.0【 Everything Flows】
季節は春の初め、その日は雨でした。
僕は決して思い出せない長い旅のことを考え、旅の果てにここにつきました。いろんなことを忘れたけど、彼女の匂いは覚えています。僕も彼女も星を巡り、もう一度出会うためにここにやってきました。
段ボールに入っていた僕は、その日彼女に拾われました。だから僕は彼女の猫です。

※Sec.0は、原作に繋がる設定になっています。出会った白い猫は原作でチョビと名付けられています。

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みんなの感想

ライターの感想

窓から零れる夕焼けや、扉の外の光がとても美しく、実写作品を観ている感覚でした。
主人公に自分を重ねる人も多いと思います。筆者は猫を飼った経験はありませんが、亡くなった“僕”が彼女の背中に触れるシーンは、何度観ても涙が出ました。一方近年のアニメ作品は、とても現実的だなとも感じました。この作品も素晴らしいと思いますが、若い方々には、想像性に富んだ作品も鑑賞してほしいと思ってしまうのは、老婆心でしょうか。

通常あらすじは客観的な視点で書かれると思うのですが、この作品の雰囲気を伝えたくて、あえて“僕”視線のまま書いてみました。

    一蔵さんの感想

    彼女と彼女の猫(初代)
    から見ていますが、この作品は蛇足だと思いました。
    キャラクターの名前、顔、背景を鮮明にしないことで、見る側が意識して広げる世界観が無くなってしまったからです。

    別作品、と思えばいいのかもしれませんが、それだとあまりに狙いすぎていて。

    ですので、若い世代であって、新海誠作品をあまり見たことのない方が見るのであればいいのかな、と思います。

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