「東京ゴッドファーザーズ」のネタバレあらすじ結末

東京ゴッドファーザーズの紹介:2003年公開。捨てられた赤ん坊の親探しに頑張るホームレス3人に起こる奇跡の連続を描いた作品。監督は「千年女優」「パプリカ」の今敏。第58回毎日映画コンクールアニメーション映画賞など数々の賞を受賞した。自称元競輪選手のギン、元ドラッグ・クイーンのハナ、家出高校生のミユキの3人のホームレスはクリスマスに捨てられた赤ん坊を発見する。両親を探すために旅に出る3人に様々な奇跡が起こり始める。

東京ゴッドファーザーズの主な出演者

ギン(江守徹)、ハナ(梅垣義明)、ミユキ(岡本綾)、清子(こおろぎさとみ)、幸子(寺瀬今日子)、太田(飯塚昭三)、母さん(加藤精三)、ギンの娘(能登麻美子)

東京ゴッドファーザーズのネタバレあらすじ

【起】- 東京ゴッドファーザーズのあらすじ1

東京に自称元競輪選手で本当は自転車屋の親父のギンと、元ドラッグ・クイーンでオカマのハナ、猫がいなくなって激怒して警官の父を刺したミユキの3人のホームレスがいました。
今日はクリスマスでハナがミユキにプレゼントがあると、本を探しにゴミステーションに行きます。すると、そこで捨てられた赤ん坊を見つけます。赤ちゃんが欲しかったハナは段ボールハウスに連れて帰ろうとします。
警察に届けようと言う二人でしたが、ハナは強情で明日届けることになります。段ボールハウスに帰ってミルクを作って、おしめも替えてあげます。ホームレスから育児本と廃棄された食べ物を交換するミユキでした。
翌朝、ハナは赤ちゃんの両親を探すと言い出します。赤ちゃんは清子と名付けられます。清子と一緒にあったコインロッカーの鍵を使って中身を取り出します。
ロッカーの中には両親の写真と思われるものや店の名刺が入っていました。名刺に書かれている店に向かうため、電車に乗ります。
周りの人は3人の臭いに耐えられないでいました。雪で電車が止まると、反対側の電車に父が乗っていることにミユキは気づきます。電車を降りて徒歩で向かいます。

【承】- 東京ゴッドファーザーズのあらすじ2

道に迷った4人は坂から落ちそうになっている車の後ろで、車に潰されそうになっている男性を見つけて助けます。彼は太田といってヤクザの親分でした。
ハナは太田に店の場所を聞きます。その店は太田の管轄だったのです。太田は命の恩人の4人を娘の披露宴に連れて行きます。
披露宴の会場でギンは借金取りのヤクザを見つけます。そのヤクザが原因で妻と娘と別れることになったというギンでした。最初は死別したと言っていました。
ギンが殴りかかろうとすると、メイドで外人の殺し屋が太田を狙って銃を撃ちます。借金取りのヤクザが太田をかばって重傷を負います。外人はミユキと清子を人質に取ってタクシーで逃げます。
ギンとハナは追いかけますが、途中で追いつけなくなります。ギンは諦めます。ハナはギンを置いて一人でタクシーを見つけます。披露宴で起こった事件がラジオで放送されて、運転手はビビります。
ギンは道端に倒れている老人のホームレスを見つけて家まで運んであげます。そして袋を手渡されて、最後に酒を飲ませてあげます。老人は息を引き取ります。
するとホームレス狩りのガキ共がやってきて、ギンはボコボコにされます。コツコツ貯めていた3万円を盗られて取り返しますが、重傷を負います。

【転】- 東京ゴッドファーザーズのあらすじ3

一方、ミユキは外人の奥さんと仲良くなり、清子は乳をもらいます。するとハナがすごい剣幕でやってきて合流します。
清子を野宿させられないので、ハナは昔世話になっていた母さんのスナックに行きます。ハナは暴れて客をボコボコにしてしまって、スナックに帰れないでいたのです。
母さんは暖かく歓迎します。ハナの恋人が死んだことを知って悲しみます。そのスナックには救助されたギンが運び込まれていて合流します。
母さんからお年玉をもらって、清子の両親の写真を手がかりに家を探しに行きます。解体現場に到着して写真を眺めると、解体されているのが清子の両親の家であることに気づきます。
近所のおばちゃん達に行き先を聞きますが、はっきりしません。解体されている家を捜索すると、ギンは行き先が書かれたメモを見つけます。ミユキはそこにあった新聞で、猫が帰ってきていることを伝える父からのメッセージを発見します。
コンビニでたむろしていると客が絡んできます。外で喧嘩していると救急車がコンビニに突っ込んできます。救急隊員が重傷で、救急車を頼んできます。
するとハナが体が弱っていて血を吐いて倒れます。病院に連れて行くと、そこにはギンを探していた娘が看護師として働いていました。
ギンは貯めていた3万円をハナの治療費として払います。娘と話しているのを聞いて、ギンが競輪選手でなく自転車屋であること、博打で借金を背負って逃げ出したことが分かります。

【結】- 東京ゴッドファーザーズのあらすじ4

ハナはワザと激怒して病院を後にします。ギンは娘から会えるようになったら連絡を頂戴と、住所と連絡先のメモを渡されます。
ミユキがハナを追いかけていくと、写真に写っていた清子の母、幸子が自殺しているのを見つけます。慌てて止めて清子を返します。幸子から夫が勝手に清子を捨てたのだと聞きます。
ギンは解体現場のメモから幸子の夫のアパートに向かいます。そこで幸子が赤ん坊を盗んだことを聞きます。幸子は流産していて、その悲しみから逃れるため盗んだのです。
自転車に乗って急いで清子の元へ向かうギンでした。神社にいたハナとミユキに事情を説明して、幸子から清子を奪い返しに行きます。
気づいた幸子はトラックを奪って逃走します。ハナはあの時のタクシー運転手を見つけて追うように指示します。トラックがビルに突っ込んで、自転車で追いかけていたギンが清子をかばいます。
幸子は清子を連れて屋上に行って自殺しようとします。ミユキが止めに向かいます。その様子がテレビで放送されて、気づいた幸子の夫が大声で説得します。
幸子が自殺をやめますが、ビルの下に落ちかけます。追いついたギンが受け止めます。しかし、清子だけ落ちてハナが受け止めます。ビルから垂れていた弾幕につかまり、落下しかけると風が吹いて、ゆっくりと着地します。
清子の本当の両親がギン達に名付け親になって欲しいと、警察官と病室に頼みに向かいます。その警察官はミユキの父で、ミユキは再会を果たします。また、老人からもらっていた袋には一等があたっている宝くじが入っていました。夜の東京をバックにエンディングです。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は次々と偶然が重なって奇跡が起きていきます。人と人との線が結ばれていくことで起こるドタバタ劇が何よりも見所です。
その見所を盛り上げているのが登場人物達のコミカルな動きや言葉です。ミユキの思春期のひねくれた喋り方や動作、ハナが病院でギンにワザと怒るシーンの表情はコミカルで製作者達の愛が感じ取れます。
また、ギンが慌てて自転車で向かい、神社でハナとミユキと再会するシーンは面白いです。息が上がって喋れない顔真っ赤のギンがジェスチャーで伝えようとする場面は非常に笑ってしまいます。
他にもギンがスナックに運び込まれて、服を女性用に替えられていたのも面白かったです。あの場面のギンのリアクションには笑えます。
この映画を通して、親子が一緒にいることの大切さや人の命を重んじる心の重要性、人が人を助ける素晴らしさを学ぶことができました。ぜひ多くの人に見ていただきたい作品です。

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