「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星の紹介:2010年に劇場公開されたアニメーション作品。テレビアニメ『機動戦士ガンダム』と同じ宇宙世紀を舞台に、「亡国のイージス」などで知られる作家・福井晴敏が「ガンダムエース」誌にて連載した同名小説を原作としている。監督は、テレビアニメ『るろうに剣心』などの古橋一浩。前作「episode 1 ユニコーンの日」の直後から始まる物語で、ガンダムシリーズ屈指の人気キャラクター「シャア・アズナブル」の再来と呼ばれる「赤い彗星」フル・フロンタルが登場し、ユニコーンガンダムと対決する。前作に続いて大ヒットを記録し、ブルーレイ・DVDともに記録的な売り上げとなった。また東京国際アニメフェア2011・第10回東京アニメアワードで OVA部門作品賞を受賞している。

予告動画

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星の主な出演者

バナージ・リンクス(内山昂輝)、オードリー・バーン/ミネバ・ラオ・ザビ(藤村歩)、フル・フロンタル(池田秀一)、タクヤ・イレイ(下野紘)、ミコット・バーチ(戸松遥)、スベロア・ジンネマン(手塚秀彰)、マリーダ・クルス(甲斐田裕子)、リディ・マーセナス(浪川大輔)、オットー・ミタス(内田直哉)、ダグザ・マックール(東地宏樹)、アルベルト・ビスト(高木渉)

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星のネタバレあらすじ

【起】- 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星のあらすじ1

変形したユニコーンガンダムはクシャトリヤに襲いかかると、その高性能で圧倒します。その姿は連邦の宇宙観「ネェルアーガマ」に収容されたオードリーやタクヤ、、ミコットにも目撃されました。
クシャトリヤの中で、マリーダは「ガンダム」に対して激しい敵意を向けます。しかし、ジンネマンから合図を受け、撤退していきました。
ガランシェールに帰還したジンネマンは、「袖付き」の指揮官であるフル・フロンタルに失態を報告します。しかしフロンタルは意に介さず、相手がガンダムだと聞くと興味を示しました。
一方、クシャトリヤを退けたユニコーンガンダムは、元の一本角の形態へと変形していきました。その機内の中でバナージは気を失い、ネェルアーガマに収容されました。
ネェルアーガマの艦内では、艦長のオットーや特殊部隊「エコーズ」の隊長ダグザ・マックールらが、状況を整理していました。彼らは「ラプラスの箱」の奪取を目的に派遣されてきたものの、それが何かまでは知らされていません。しかし、回収したユニコーンガンダムが「箱」の鍵だということは気づいていました。ネェルアーガマには軍事企業アナハイム・エレクトロニクスから派遣されてきたアルベルト・ビストも同乗していて、「箱」の処遇を巡って意見が対立し、ネェルアーガマは向かう先が決められない状態でした。
一方、連邦のMSパイロット、リディ・マーセナスは、オードリーやタクヤ、ミコットを連れ、ユニコーンガンダムのコクピットハッチが開くところに向かいました。リディはオードリーの美貌に興味を示していました。そんな中、ユニコーンのコクピットハッチが開き、一同は乗っているのが民間人のバナージであることに気づきます。
医務室に収容されたバナージが意識を取り戻したところに、ダグザたちがやってきて尋問しようとします。彼らは民間人のバナージが軍用兵器であるガンダムを持ち出したことで責任を問おうとしていました。
その頃、ネオジオン残党「袖付き」の母艦では、フロンタルの親衛隊が出撃の用意をしていました。フロンタルの親衛隊長のアンジェロ・ザウパーは、すべてをフロンタル一人で仕切るその戦いぶりに心酔し、期待していました。

【承】- 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星のあらすじ2

ダグザたちがバナージを尋問している最中、袖付きの襲撃が始まりました。フロンタルの乗る赤いMS「シナンジュ」は圧倒的な戦闘力をもち、たった一機でネェルアーガマを追いつめていきます。
混乱するネェルアーガマの艦内では、オードリーがバナージにユニコーンガンダムは危険な機体であると語り、この艦を出てどこかに隠すよう言いました。しかしそこにダグザが現れ、オードリーを連行していきます。ダグザはオードリーの正体に気づいたのです。
ネェルアーガマからはリディたちMS部隊が出撃していきましたが、シナンジュにはまるで歯が立ちません。ネェルアーガマの艦橋でアルベルト・ビストが、相手がシナンジュであり、シャアの亡霊ことフル・フロンタルであることを指摘、今の戦力では勝ち目がないと告げます。その言葉通り、ネェルアーガマ隊のMSは次々と撃破されていきました。
そこにダグザが通信でザビ家の遺児である「ミネバ・ザビ」を人質にしていると告げます。そのミネバ・ザビこそオードリー・バーンと名乗った少女でした。かつてのジオン公国の支配者ザビ家の最後の生き残りである彼女は、ジオン残党にとって最重要人物なのです。しかし、フロンタルはその交渉に応じず、あくまでも「箱」の鍵であるユニコーンガンダムの引き渡しを要求します。
オードリーは突きつけられた銃に怯まず、フロンタルがシャア本人であるのなら、親の敵であるザビ家の遺児である自分を顧みるはずがないと指摘します。そこにバナージが現れ、ダグザたちを責めました。ダグザは「箱」を奪われることで更なる災いが起こることを懸念し、その責任が取れるかと問いつめます。バナージは答えられず、艦橋から出て行きました。
一方、MS部隊が壊滅し、最後に残ったリディの機体が倒されようとした時、バナージが乗ったユニコーガンダムがネェルアーガマから出撃していきました。ユニコーンをシナンジュにぶつけ、破壊させようと目論んだアルベルトがバナージをユニコーンに乗せたのです。ビスト財団の一員であるアルベルトにとって、「箱」が失われた方が都合がいいのです。彼はユニコーンガンダムに「NT-D」と呼ばれるリミッター解除システムが搭載されていて、それが発動した時にユニコーンは姿を変えるのだとバナージに通信で説明しました。
出撃したユニコーンガンダムは、圧倒的な威力をもつビームライフルでシナンジュを攻撃します。しかしフロンタルはその攻撃をかわし、ユニコーンへと迫りました。
バナージが窮地に陥った時、NT-Dが発動、再びユニコーンガンダムは姿を変えました。リディの助けを借り、シナンジュを追いつめたユニコーンでしたが、待ち伏せていたクシャトリヤの攻撃を受けてバナージは気絶し、ユニコーンは捕獲されてしまいます。バナージが残した「ごめん、オードリー……」という言葉に、オードリーことミネバは無言でブリッジを出て行きました。

【転】- 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星のあらすじ3

艦内に監禁されたオードリーのもとにリディが訪れ、仲間を失った憤りをぶつけます。しかしオードリーは毅然とした態度を崩さず、連邦が軍備維持のためジオン残党の存在を容認してきたと語り、この一件もすぐに隠蔽されてしまうと語ります。そしてその閉塞した状況を崩す存在こそが「ラプラスの箱」なのです。オードリーことミネバは、かつて地球圏を戦乱に巻き込んだジオンの遺児として、これ以上の戦禍の拡大を防ぐ義務があると語ります。リディはそんな彼女の姿に感銘を受け、密かにある決意を固めました。
その頃、バナージは「袖付き」が拠点とする宇宙鉱山「パラオ」にあるフロンタルの執務室に連行されていました。フロンタルは紳士的な態度を崩さず、バナージに紅茶を振る舞います。バナージはフロンタルがつけている仮面を取ることを要求しました。傍らのアンジェロは憤然としますが、フロンタルは意に介さず仮面をとって素顔をさらしました。
フロンタルはバナージに、スペースノイド(宇宙移民)が連邦政府によって迫害されていることを告げ、それを止めるために「ラプラスの箱」が必要であると語ります。バナージはそのための戦いを否定しますが、アンジェロは彼が撃ったビームで仲間が殺されたと指摘します。そしてフロンタルは再びジンネマンを呼び、バナージを連行させました。その際、バナージはフロンタルに「あなたはシャア・アズナブルなんですか!?」と声をかけます。フロンタルは「皆がそう望むのなら」と言い、再び仮面を被るのでした。

【結】- 機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)episode2赤い彗星のあらすじ4

補給と増援を受けたネェルアーガマは、ユニコーンガンダム奪還のためパラオへの攻撃を計画していました。しかし敵の拠点への攻撃のためには、圧倒的に戦力が足りません。しかも「箱」の情報を隠匿するため隠密作戦を命じられていました。艦長のオットーはその理不尽さに激怒していましたが、ダグザはこの作戦を人質救出のものだと言い、バナージに借りがあることを指摘します。
バナージはガランシェール隊の一員であるギルボアの家に招かれ、マリーダやギルボアの家族とともに食卓を囲んでいました。ギルボアの息子ティクバは、バナージを捕虜と言って挑発し、ジオンの正当性を訴えます。バナージは正しい戦争なんてないと言い、自分に言い聞かせるように人を殺してしまったのではないとつぶやきました。
マリーダはそんな彼を連れ出し、パラオの鉱山の中にある教会へと導きます。そこは初期の宇宙移民たちが絶望的な状況の中で、神というわずかな光を求めて作った場所でした。そしてかつてのジオンもまたその光であったと言います。バナージはかつて父から聞かされた「人間だけが神をもつ」という言葉をつぶやきました。マリーダは戦いの中で起きたことは気にするなと言い、ミネバのために行動したことについてバナージに感謝しました。
その頃、ネェルアーガマの艦内ではリディが監禁されていたオードリーを連れだし、地球へ降りると告げていました。
一方、マリーダとともにギルボアの家に戻ろうとしていたバナージは、酔っぱらいを装った連邦のスパイから、救出作戦についてのメモを受けとります。バナージは次にここが戦場になるのかと戦慄したのでした。

みんなの感想

ライターの感想

この話の見所は、なんといっても「赤い彗星」の再来ことフル・フロンタル駆る赤いモビルスーツ「シナンジュ」の暴れっぷり。たった一人で宇宙艦を追いつめ、片っ端から連邦のMS部隊を撃墜していくその迫力で、一気にファンの心を掴ました。おかげでシナンジュのプラモは本家シャアのMSにも匹敵するぐらいの人気を博しています。
派手な戦闘シーンが前半に集中し、後半は会話劇になってしまってるのは一本の映画としていささかバランスが悪い感じではありますが、この辺は原作つきの続き物である限界でしょうかね。公開当時に映画館で見た時は、続きが待ち遠しくて仕方がありませんでした。

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