「王様の剣」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画,ファンタジー映画

王様の剣の紹介:イギリスの名高き古代史であるアーサー王伝説をディズニーがアニメ化した冒険ファンタジー作。T・H・ホワイトの小説『永遠の王』・第1部『石に刺さった剣』を題材に製作された。1963年公開のアメリカ映画で、日本での公開当初は『王さまの剣』と表記されていたが、のちに現在のタイトルに改題された。

予告動画

王様の剣の主な出演者

ワート<アーサー>(リッキー・ソレンセン、リチャード・ライザーマン、ロバート・ライザーマン)、マーリン(カール・スウェンソン)、マダム・ミム(マーサ・ウェントワース)、若いリス(ジニー・タイラー、ケイ(ノーマン・アーデン)、エクター(セバスチャン・キャボット)

王様の剣のネタバレあらすじ

【起】- 王様の剣のあらすじ1

中世のイギリスで良き王が亡くなりますが王冠を継ぐ者が現れず、国は戦いばかりで荒れていました。ある日王の剣に奇跡が起こります。教会の庭にある石に王の剣が刺さり、その剣を抜いた人間が王の後継者であると神が定めたのです。剣には “この石から剣を抜く者が真のイギリス王だ”と文字が刻まれていました。人々はこぞって剣を抜こうとしますが成功する人はおらず、次第に剣の存在も忘れられていきます。国は法も秩序もない暗黒且つ弱肉強食の時代に突入していきました。

みなしごのアーサー(通称:ワート)は、彼を見下す厳しいエクター卿の古びた城で働いています。ある日エクターの息子・ケイが放った弓を拾いに森の中に入り込んだワートは、誤ってある家の屋根を突き破って中に落ちました。この家の主はワートが来るのを予言していた魔法使いのおじいさん・マーリン。遥か先の未来を見ることができるマーリンは、ワートの将来を見据えて彼を宿命に導くと意気込んでいました。一方マーリンの相棒で気難しいふくろうのアルキメデスは、そんなマーリンを冷めた目で見ています。
従者になるための修業をしているというワートに、マーリンは本当の教育が必要だと説きます。巷では頭を使わず力で解決しようとする者ばかりだけど、知識や知恵こそが本当の力。正しい教育なしには立派な大人になれないと断言するマーリンは、自分こそがワートに教育を施そうと、エクターの城に住むと決断し魔法で家中の荷物を小さな鞄に詰め込みました。

【承】- 王様の剣のあらすじ2

城へ戻ったワートは遅刻した罰として厨房の仕事を4時間追加されます。エクターはワートに付いてきたマーリンをいぶかしがり追い出そうとしますが、彼の魔法に戦いてしぶしぶ城に住まわせることにしました。エクターは城の中にあるボロボロでゴミだらけの塔にマーリンを追いやります。雨漏りだらけで今にも崩れそうな部屋ですが、あの子には未来があるのだとマーリンはここに居座る決意をしました。

エクターの知人・ペリノ―卿が大きなニュースを届けに城にやって来ます。元日に武芸大会があり優勝者が王になれると言うのです。それを聞いたエクターはケイを大会に出場させるため、騎士になるための特訓を始めました。またエクターは真面目に働けばワートを従者にしてやると言い、ワートも必死に練習の手伝いに励みだします。
親のない子は騎士にはなれないため、せめて従者になりたいとワクワクしているワートに、マーリンは知恵を与えようと魚に姿を変える魔法をかけます。小さな魚になったワートはうまく泳げませんでしたが、徐々に要領を得ていきます。共に魚になったマーリンは、水の中では強い者が残り、人間の世界でも同じだとワートに教えました。実際にワートは大きな魚に狙われ、早く魔法をかけてとマーリンに乞いますが、頭を使えば勝てると言ってマーリンは手を貸しません。ワートは工夫して何とか逃げようとしますが窮地に立たされ、その時助けてくれたのはアルキメデスでした。

【転】- 王様の剣のあらすじ3

武芸の訓練に遅刻したワートは魚になった話をエクターやケイにしますが、ホラ話と遅刻という理由でまたもや罰を与えられます。黙々と罰の厨房の掃除をしていたワートのもとにマーリンがやって来て、魔法で自動清掃を施し、今度は何かと大変なリスになってみようと誘いました。
リスになったマーリンはワートにジャンプの練習をさせ、引力の存在を学ばせます。木に登ったワートはそこで出会ったメスリスに気に入られました。メスリスがそばを離れず戸惑うワートに「リスは選んだ相手から一生離れず、恋は魔法でも解決できない」とマーリンが微笑ましく語ります。この気持ちは説明できないと話すマーリンでしたが、自身も年増のリスに好かれてしまいます…。メスリスから逃げようとしたワートは、鳥につつかれ落ちた木の下でオオカミに食べられそうになりますが、メスリスが小さい体で懸命に助けようとしました。マーリンの呪文で人間に戻ったワートはピンチを脱しますが、突然想い人を失ったメスリスがしくしくと泣き悲しむ姿を見て罪悪感に苛まれます。「恋の力は地上で最大の力」とマーリンが感慨深げに諭しました。

厨房にかけられた魔法に怒ったエクターとケイがマーリンを悪者扱いしたためワートは、彼はいい人だと訴えます。しかし口答えをしたということを理由に、ワートは罰を追加されたうえ従者の仕事も奪われました。落胆するワートにマーリンは、頭を使って這い上がる時だと奮起させ、字も書けないワートにABCを教えました。

【結】- 王様の剣のあらすじ4

未来では人間も飛べると知らせたマーリンは、ワートを小鳥に変身させました。今度は鷹に襲われたワートは頭を使い鷹には通れない煙突に潜り込むと、人の不幸が大好きな黒魔術師のマダム・ミムの暗い家に落っこちます。ミムの前でマーリンを褒めたワートは、彼女を怒らせ命を狙われます。間一髪マーリンが助けに来てくれ、彼はミムと魔法で決闘することになりました。消えることや架空の生物に姿を変えることは違反というルールのもと、2人は様々な生き物に変身して戦います。激高したミムはルール違反のピンク色の龍になり止めを刺そうとしますが、一枚上手のマーリンは菌になってミムの体の中に入り、彼女を弱らせて勝負に勝ちました。知恵こそが力だとワートも実感します。

冬。ケイの従者役がおたふく風邪になり、急遽ワートが抜擢されます。喜んだワートはマーリンに報告に行きますが、ケイの家来で満足なのかとマーリンは不服でした。
元日。競技会が始まりますが、剣を宿に忘れてしまったワートは慌てて取りに戻ります。ところが宿の人も競技会の観覧に出掛けてしまい、中に入ることができませんでした。困ったワートは教会の前で石に刺さった剣を見つけて引き抜き、それをケイに渡そうとします。ところがそれが王の剣だということが判明し、ワートは本当に剣を抜くことができるか観衆の前で証明させられることになりました。さもしいケイはワートを差し置き、剣を抜こうとしますがびくともしません。代わってワートが再び試すと剣が抜け、観衆から「アーサー王万歳!」と喝采を浴びました。

王の椅子に座ったアーサーですが、国を治めるのは無理だとアルキメデスと共に城を逃げ出そうとします。そこへ未来に行っていたマーリンが戻って来て「お前はこの先何百年も語り継がれる伝説の王になる」と説き伏せます。ワートを席につかせたマーリンは、映画にもなるよと付け加えました。

みんなの感想

ライターの感想

1960年代の作品とは思えないほど色鮮やかで、CGなど使用しなくても疾走感が抜群の作品で見ごたえがありました。
コミカルな場面は大人でも笑えるし、音楽も素晴らしい!主要テーマも深いので老若男女問わず楽しめる作品だと思います。シンデレラの少年版という印象でしょうか。
あまのじゃくなアルキメデスのキャラが憎めなくて、とても可愛いです。劇中でマーリンが発する「恋の力は地上で最大の力」という言葉が胸に響きました。名言ですね。

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