平成狸合戦ぽんぽこ

「平成狸合戦ぽんぽこ」のネタバレあらすじ結末

アニメ映画

平成狸合戦ぽんぽこの紹介:1994年公開のスタジオジブリ制作の日本長編アニメーション映画。原作・監督・脚本は高畑勲。開発が進む多摩ニュータウンの一帯の狸が、生存を賭け人間に抵抗を試みる様子を描いた作品である。

映画「平成狸合戦ぽんぽこ」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「平成狸合戦ぽんぽこ」のネタバレあらすじに注意ください。

平成狸合戦ぽんぽこの主な出演者

語り(3代目古今亭志ん朝)、正吉(野々村真)、おキヨ(石田ゆり子)、鶴亀和尚(5代目柳家小さん)、おろく婆(清川虹子)、権太(泉谷しげる)、青左衛門(三木のり平)、ぽん吉(林家こぶ平 現・林家正蔵9代目)、六代目金長(3代目桂米朝)、隠神刑部(芦屋雁之助)

平成狸合戦ぽんぽこのネタバレあらすじ

【起】- 平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ1

東京都の多摩地域南部。自然の多く残るこの地域で静かに暮らしていた狸たちを襲ったのは、人間たちによる自然破壊でした。戦後の人口増加に伴い宅地が必要となった人間は、多摩ニュータウンを開発するために、山を切り開き始めたのです。住む場所が狭まり、とうとうえさ場争いまでするようになった狸たちは、狸同士の戦いを一時休戦し、人間たちを多摩から追い出す作戦を練ることにしました。狸たちには先祖代々伝わる「化学(ばけがく)」という、変化する能力が備わっています。この能力を復興させて最大限活用し、人間たちを撤退させようと試みます。

【承】- 平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ2

多摩の狸たちは四国と佐渡の長老狸の協力を仰ぐため、使者を派遣します。長老を待つ間、一部の過激派狸たちは工事現場のトラックを事故に遭わせたり、重機をひっくり返して使えなくしたりしました。また工事現場に怪談話を流行させます。一時は工事を遅れさせることに成功したのですが、少し間の抜けている狸たちのすることですので、あまり大きな効果は得られません。現場には補充の人員がすぐに派遣され、工事は再開されます。そんなとき待望の長老狸たち3匹が四国からやってきました。長老狸たちは多摩の狸を訓練し、「妖怪大作戦」を決行します。

【転】- 平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ3

狸たちの総力を集結しておこなわれた妖怪大作戦は成功しました。狸たちが化けた妖怪の百鬼夜行に人間界は騒然となりますが、人間を恐怖に陥れたいと願う狸たちの思惑とは異なる受け止められ方でした。人間たちは不思議な光景をエンターテイメント満載のイリュージョンとして、喜んだのです。また狸たちの一世一代の大勝負を自分たちの手柄にし、レジャーランドの宣伝だと吹聴する人間まで現れる始末です。打つ手なしの狸たちに声をかけたのは、狐一族でした。狐たちは変化の術を施し人間になりすまして、人間社会で適合していました。狸たちにも同じことをしろと狐は助言します。

【結】- 平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ4

それは、変化を使いこなせない一部の狸たちを切り捨てることでもありました。敗北を確信した狸たちは、最後のせめてもの抵抗として、残った力を集結し、まだ自然が豊かで人間と狸たちが共存できていた、ありし日の日本の原風景を再現します。そののち狸たちは解散したのでした。皮肉にも最後の作戦が功を奏し、多摩ニュータウンにはわずかながら緑を残す配慮が施されます。変化できない狸たちは、残った緑の敷地で生活し、変化できる狸たちは人間の姿に身をかえ、狐と同様に人間社会で暮らすことにしました。いずれも厳しい暮らしではありますが、そこはお気楽な狸のこと、現状を嘆くことなく、仲間と今日も宴会を開くのです。

みんなの感想

ライターの感想

ラストシーン近くの人間に化けたたぬきが、ひょいと路地裏の原っぱで月夜に踊るたぬきたちを見つけて、懐かしく思い自分もその原っぱに飛び込んでいくシーンがとても印象に残ったシーンです。切ないシーンです。うまく人間社会で生きていく術と本能との狭間で見るもの心をぐっと掴む印象的なシーンでした。
そして同時に、人間として動物とは、自然とはと考えさせられるシーンでもありました。コメディタッチの作品ですが最初から最後までどこか切ない映画でした。

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