「LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇」のネタバレあらすじ結末

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 後篇の紹介:2014年公開の日本アニメーション映画。アニメ『ルパン三世』の劇場版第7弾で、前篇後篇の二部作で連続公開された。2012年放送のテレビシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の流れをくむスピンオフシリーズ「Lupin the Thirdシリーズ」の第2弾で、ルパンと相棒を組むようになるまでの次元の活躍を描く。

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予告動画

LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、峰不二子(沢城みゆき)、銭形警部(山寺宏一)、クイーン=マルタ(皆瀬まりか)、ヤエル奥崎(広瀬彰勇)、マモー(尾花かんじ)、大使館員(家中宏)、マランダ共和国大使(高岡瓶々)、ロンドのオーナー(髙階俊嗣)、係員(竹本和正)、新人警官(星野健一)、コンサート会場・女性客(長尾明希)、ピエル・マキャベリ(及川ナオキ)、カフェのウェイター(長谷川敦央)、ピアノマン(藤巻大悟)

LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①不二子を助け『カラミティファイル』を盗みだしたルパンは、2人とも狙われることに。ヤエル奥崎がルパンを狙撃するが当たらず、ヤエル奥崎が生きていた次元に撃たれた。ルパンはヤエル奥崎のからくりを看破した。 ②『カラミティファイル』は東ドロア政府が秘密裏に遂行する暗殺指令書。次元は再びのガンマン対決でヤエル奥崎の腕を仕留める。マスコミにファイルが暴かれ東ドロア政府は解体決定。

【起】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇のあらすじ1

中世に東ドロアに落ちたとされる彗星のかけら『リトルコメット』を狙ったルパンと次元は、中立の立場を保っている国・マランダ共和国の大使と運転手を装って、東ドロアに潜入しました。
『リトルコメット』の盗み出しには成功したものの、直後から次元が狙われ始めます。
次元を狙うのは、標的の墓をあらかじめ用意し、サイコロの出目で殺す弾数を決めるという噂の殺し屋・ヤエル奥崎でした。
ヤエル奥崎は私怨で標的を狙うことはなく、必ず依頼主がほかにいます。
『リトルコメット』を狙ったことで命を狙われたのかと考えたルパンは、腑に落ちません。だとした場合、ルパンも狙われておかしくないからです。
同じ頃、『カラミティファイル』を狙って会員制クラブにショーガールとして潜入した峰不二子は、金庫を開けたものの、気づかれて捕らわれました。全裸にされて、客たちに見せものになります。
ヤエル奥崎に次元殺害を依頼したのが誰か、ルパンは考えますが、そうしているうちにルパンの目の前で次元が狙撃されました(映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 前篇』参照)…。

…全裸にされ、巨大水槽に入れられた不二子の前に、奇妙な赤い巨大なロボット人形が現れました。ロボット人形は変化し、股間にドリルが出てきます。
それを会員制クラブ『ロンド』で見ている男性客たちは喜びました。
そこへルパンが助けに現れます。全裸の不二子を見て「まぶしいお姿で」と言ったルパンは、巨大水槽を割り、ロボットを破壊しました。
不二子はとっさに『カラミティファイル』を奪ってバイクに乗り、逃走します。もちろんライダースーツも入手しましたので、全裸ではありません。
ルパンは護衛の者と戦っていましたが、不二子の乗るバイクが相手を轢きました。ルパンは不二子のバイクの後部座席に乗って逃げます。

不二子の狙っていた『カラミティファイル』の正体は、東ドロア政府が秘密裏に遂行している暗殺書のことでした。そのリストには、東ドロアにとって不利益な外国人スパイや、政財界の要人がその名を連ねています。
これがもし表ざたになった場合、東ドロアは国際的に窮地に立たされて、国が滅びるとされました。そのくらい重要で最悪な極秘文書なのです。 この映画を無料で観る

【承】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇のあらすじ2

ルパンはその『カラミティファイル』に、次元の名が載っているのを見つけました。
つまり、次元を殺せと命令した依頼主は、東ドロア政府だということです。
そして、それを遂行するのはヤエル奥崎だということも判明しました。
ある予感を持ったルパンは、不二子を連れて墓場へ行きます。
すると、次元の墓の横に、ルパンと不二子の名を刻んだ墓が増えていました。ルパンと不二子も、『カラミティファイル』を盗んだ一件で、狙われることになったのです。

ヤエル奥崎に、ルパンと不二子を狙うよう仕事依頼が舞い込みました。
順番を問うたヤエル奥崎は「まずルパン、その次に不二子」の順と知り、さらに不二子を殺害した折には『カラミティファイル』の回収も指示されます。

…8日前。
次元は東ドロアの世界的女性歌手・クイーン=マルタに、個人的に用心棒として雇われました。マルタはまだ若く、美しい女性です。
マルタは母国・東ドロアと、敵対する西ドロアとの間の緊張を解くために、平和のためのコンサートを開こうとしていました。
東と西に分かれてしまった二国を歌で救い、ひとつにしたいと考えるマルタは、本心で平和を望んでいました。それを次元は感じ取ります。
ところがコンサート当日になり、マルタの付き人が次元を追い払います。次元に解雇だと言い渡し、追い出しました。
マルタの意思ではないと知った次元は、せめて前払いでもらった料金分は働こうと考え、ひそかに会場に潜りこみます。
ところがその矢先、コンサートの最中にマルタが狙撃されて殺されました。マルタの遺体にかけよった次元は、狙撃された特殊な銃弾を見ます。
次元が「守れるはずの命だった」と言った(前篇参照)のは、自分が用心棒として仕事に就いていたならば、守ってみせたという悔恨の情が言わせたことばでした。
そしてこれがきっかけで、次元が狙われることになります。

先の不二子救出の際に右目を殴られ、青あざができたルパンは、右目に眼帯をつけてカフェに行きます。コーヒーを頼むと、店の軒先で優雅に飲み始めました。

【転】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇のあらすじ3

ヤエル奥崎はルパンを観察しながら、遠方で狙撃の準備を始めます。サイコロを振ると出目は1で「運のない男だ」と呟きました。
風を読んで撃ったヤエル奥崎ですが、ルパンには当たりませんでした。むしろ右肩を被弾したヤエル奥崎は、事態が呑みこめずに動転します。
さらに左ひざを撃ち抜かれたヤエル奥崎は、次元が生きていたことに驚きました。
ヤエル奥崎の使っている無線の周波を合わせ、ルパンが説明します。

ルパンは次元と逃げながら、「なぜ建物の陰から陰へと移動する次元を攻撃できるのか」と考えていました。さらにヤエル奥崎が逃走経路を先読みできる理由も考えます。
東ドロアの防犯率の異様な高さに思いが及んだ時、ルパンはそのからくりに気づきました。
ヤエル奥崎は右目に眼帯をしていますが、それは目が見えないからではありません。むしろ「見えすぎる」ほどなのです。
東ドロアの監視システムは、徹底していました。町の至るところに監視カメラが設置されてあります。
そして、ヤエル奥崎の右目の網膜神経に映像回線を直結して、市内全域に設置した監視カメラの映像を無線で転送していたのです。
死角でもヤエル奥崎が確認できたのは、そのためでした。
そう気づいたルパンは、先に次元と共に逃げている最中に、監視カメラ映像をコンマ5秒遅らせることにより、狙撃をかわしていました。次元が倒れた時に出したのは、血のりでした。
殺し屋の自信により「絶対に頭部を狙う」と思った次元は、頭に血のりを仕掛けたのです。そしてその読みは当たりました。

ルパンはヤエル奥崎のアジトの部品を拝借し、右目の眼帯の下でヤエル奥崎と同じように、網膜神経に映像回路を直結して、監視カメラ映像を転送しています。
『カラミティファイル』は、この町じゅうを監視しているカメラによって集められたデータを元にして、スパイや要人の情報を得ていました。暗殺するか、監視カメラで決められていました。
クラブ『ロンド』のオーナーはヤエル奥崎と連絡を取るための、単なる仲介役であって、黒幕は東ドロア政府だと、ルパンはヤエル奥崎に言います。

【結】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世後篇のあらすじ4

今回マルタを殺したのも東ドロア政府で、要は戦争を起こすためのマッチポンプ(自作自演の火つけ)だったのです。だから黒幕を悟られまいとして、東ドロア政府は次元を始末しようとしたのでした。

ヤエル奥崎と次元が、再びガンマン対決をすることになります。見届け人はルパンです。
「次の風がやんだとき、それが合図だ」とルパンが言いました。両者ともに、風がやんだときに銃を抜きます。
早撃ちでは、どうあがいても次元には分が悪いことになります。次元の持つ銃の方が重いからです。次元は考えました。
…早撃ち勝負はほぼ互角でした。
ヤエル奥崎の銃は小さい22口径のものなので、当たっても次元の頬をかすめただけです。
ところが重量級の次元の放った銃弾は、ヤエル奥崎の左腕を砕きました。肉をそぎ、骨まで出ています。
「22口径は軽くて使いやすい。だが、俺に言わせりゃ、ロマンがねえな」
そう言うと次元は立ち去りました。
とどめをささないのかとルパンが聞きますが「ガンマンとしての奴は死んだ。行くぞ」と次元は答えます。

ルパンの手元にあった『カラミティファイル』を、不二子が盗んでいきました。次元は「いいのか」と聞きますが、不二子が盗んだファイルはにせものでした。
不二子は悔しがりますが、ちゃっかり『リトルコメット』も盗みだしていました。不二子は宝を得ます。
『カラミティファイル』は次元の手によって、マスコミ各社に送られます。マスコミはこぞって取り上げました。東ドロア政府の寿命は残りわずかなものとなります。
『カラミティファイル』の原本を焼いた次元は、ほかに使い道があったろうにと指摘するルパンに対し「俺はただ、うまい煙草が吸いてえだけだ」と言い、ルパンも「別に俺たちは正義の味方じゃねえ」と答えます。
一介の泥棒と、一介のガンマンにすぎないと思った2人は、そうして『カラミティファイル』を燃やした炎で煙草に火をつけ、吸い始めました。

世界各国が東ドロアへの軍事介入を決めます。

(エンド後)マモーが「禁断の果実を口にしたな」と言う。
銭形警部が次元、ルパン、不二子の墓(先の、予告で作られた墓)を見て「忙しくなりそうだ」と呟く。
『終劇』の文字。

みんなの感想

ライターの感想

前篇、後篇あわせて50分あまりなのに、すごく凝縮されて密度の濃い作品だった。
満足度は高い。
今回は、盗みはあるものの、タイトルどおりにやはり主人公は次元。ルパンも活躍をみせるが。
次元の根本ともいえる考え方が伺い知れて、非常に興味深いし、とにかく面白い。

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