「LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世」のネタバレあらすじ結末

LUPIN the Third -峰不二子という女- vol.1の紹介:2012年放送のテレビアニメ。アニメ『ルパン三世』の放送開始40周年を記念して作られたスピンオフ作品の第1弾の第1巻(全4巻)。深夜の放送にもかかわらず好評を博し、第2弾は次元、第3弾は五ェ門を据えて劇場アニメーション化もされた。

予告動画

LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、峰不二子(沢城みゆき)、銭形警部(山寺宏一)、オスカー警部補(梶裕貴)、ルイス・勇・アルメイダ伯爵(古舘寛治)、梟頭/ミネルバの梟(長克巳、橋本一子)、Dr.フリッツ・カイザー(高岡瓶々)、アイシャ(小林沙苗)、教祖(チョー)、チッチョリーナ(田中敦子)、マッケローネ(内田直哉)、ペンネ(勝杏里)、林沈々(多田野曜平)、トランク・ゲオルブ(立川三貴)、フランク(牛山茂)、マルコ(小林由美子)、ルイーズ(武田華)、グレース(津村まこと)、シュメイト男爵(野中秀哲)、シュメイト夫人(山崎美貴)

LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①第1話…ルパンとの出会い、第2話…次元との出会い、第3話…五ェ門との出会い

【起】- LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世のあらすじ1

〝さあ すべてのことをやめ
胸だけをときめかせながら
アタシのことを見つめて
盗むこと それは壊すことでも 奪うことでもない
特別に甘い悪徳
秘密と重罪と 悪戯と恐怖のアマルガム
嵐が丘のヒースクリフのように
盗み続けることは人生を賭けた最高の官能
永遠に出られないセクシーな牢獄
心理的根拠は 不明
誰が奴隷なのか 誰が主人なのか
神が見ているのか 神に見捨てられているのか
盗むことだけが全てを忘れさせ
かすかに思いださせる
しゃべらないで逃げて 逃げないで隠して
見つけたら罰して 罰したら殺して
アタシを救って
でも やわな坊や
アナタからもう盗むものはないの
アナタはとっくに もぬけの殻
このアタシと同じように
だからアタシの事を見つめたいならば
すべてのことをやめ
心臓だけを動かしながらにしなさい〟(『新・嵐が丘』)


〔第1話 大泥棒VS女怪盗〕
峰不二子という女は、スタイル抜群で絶世の美女の、年齢不詳の謎の女です。自分の欲望のためならば悪をも厭わず、必要であらば殺人も行ないます。
しかし時折、不二子の脳内では謎の映像が展開されていました。不二子自身、それを不思議に思います。
謎の映像はフクロウの顔をした男が出てくるものと、幼少期の自分がそのフクロウに何かをされている映像でした。断片的にフラッシュバックするので、不二子自身、それが何なのかが分かりません…。

〝峰不二子 むしり取られた愛の尾羽
君の馥郁たる香りは、3人のならず者を引き寄せ
乱痴気持の物語を刻む。
だが、忘れてはならない。
君の見あげる曇天は、私の持つパレットのうちに。
L.Y.A.記す〟

カルト教団のフロイライン・オイレでは、教組・フラフラ様が皆にちやほやされていました。
謎の力を持つとされる教組は、その身体から白い粉、通称:フラフラの粉を発するのですが、その粉に浴すると快感を得るのです。そのため、教団の信者は教祖様の粉にあやかろうと必死でした。
その教組の結婚式が行なわれます。結婚相手は峰不二子です。
世界的な大怪盗ルパン三世は、緑の背広を着た男でした。フロイライン・オイレの持つ秘密フロイライン・オイレを手に入れようと、銭形警部に予告状を出して、教団に潜入します。
そこで不二子を見たルパンは、その美しさに驚きました。
教団では粛々と結婚式が進められます。
誓いのキスの際に不二子は口中に睡眠薬をひそませ、教組を眠らせようとしました。
不二子もルパン同様にフロイライン・オイレを狙っており、特別な祭事の折にしか出されないペンダントを奪おうと考えて、花嫁になったのです。
ペンダントが精製工場の鍵になっていることを不二子は知っていました。

眠らせたつもりの不二子でしたが、教組には睡眠薬が効きませんでした。ルパンも不二子も捕らえられ、明朝、処刑が決まります。
フロイライン・オイレとは一種の麻薬でした。教団の本部が建設されている孤島の地下でひそかに作られています。
教組は水に溶けやすいフロイライン・オイレと酢酸ナトリウムを混ぜて自分の身体に塗りつけ、刺激を与えると結晶化しやすくなる性質を利用して、自らの身体から出ているように見せかけていただけでした。

【承】- LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世のあらすじ2

教組はもともと、薬のきかない体質の人間です。だから身体にフロイライン・オイレを塗っても自分だけは効かず、不二子が飲ませた睡眠薬も効果がなかったのです。
牢に閉じ込められたルパンと不二子は、どちらが先に盗み出すかで勝負することにします。
不二子は警報を鳴らして警備員を呼び、自分が暴行されそうになったと見せかけて、ルパンを撃退しました。その後、警備員を色仕掛けで籠絡し、自分の身代わりにします。

夜明けに処刑が行なわれました。処刑台に運ばれた人物は、顔が隠されていました。
処刑後の顔が見たいと教組が言い出し、手下が運びますが、不二子だと思った顔は警備員のものでした。ルパンの方は、はりぼてです。
不二子は地下から麻薬精製施設に入って盗みだそうとしますが、上空から侵入したルパンが先に辿りつきます。
麻薬は巨大な仏像の形をしていました。不二子は銃に口紅を入れ、ルパンの頬に当てます。
その口紅は暗闇でも発光するものでした。停電が起きてもルパンの居場所を突き止めるために当てていました。

その頃、孤島に銭形警部と部下のオスカー警部補が到着します。
銭形警部はルパンをずっと追う人物で、スペシャル・ポリスに所属する刑事でした。
オスカー警部補はすらっとした若い男で、銭形警部に盲信的なまでに信奉する部下です。
ルパンが予告状を出したのは、この教団の不正を暴く意味合いもありました。銭形警部は警官を率い、孤島を囲みます。
ところが教組の方も考えがありました。洋上プラントの上に作っている孤島は、すぐさま爆発で島ごと消せるのです。

教組は銭形警部に逮捕されますが、証拠を消そうと島を爆破しました。そこへ、仏像の形をした麻薬を盗みだそうと空中からルパンが逃げます。
不二子はそれを追って銃を発射しました。2人の攻防の結果、仏像は海中に落ちます。
水溶性があだになり、麻薬は海に溶けました。ルパンは教団の信者たちに「ごきげんになろうぜ」と声をかけ、海に飛び込む信者にまぎれて銭形警部から逃亡します。
不二子もバイクで逃亡しました。
逃亡する不二子は、自分の左ふとももに『峰不二子をいただきます ルパン三世』という文字が書かれていることに気づき、ルパンを食えない男だと思います。
ルパンのほうは不二子を見て「この退屈な人生をまぎらせてくれるいい女だ」と思っていました。

(エンディングが「幼い不二子」らしきショット。最初は度肝を抜かれるが、本編で出てくるフラッシュバックの幼少時不二子、エンディングの幼少期不二子の謎は、最終回にて明らかになる)


〔第2話 .357マグナム〕
カジノでルーレットの勝負をしていた不二子は、勝ちを続けていました。イヤリングでルーレットを操作していたのです。
オーナーにしてイタリアン・マフィアの女ボスのチッチョリーナから、「カジノ全部」と「不二子自身、その美しさ」を賭けて勝負を挑まれた不二子は、イヤリングで操作しようとしますが、勝負に負けました。
負けた不二子は全裸にされ、椅子に拘束されます。

【転】- LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世のあらすじ3

チッチョリーナは2つの条件を出し、それを実行すれば自由にすると言いました。その条件は「1.ある男から拳銃を盗むこと」「2.最期を見届けること」です。
ある男とは、「.357マグナム」を操り、0.3秒の早撃ちをするガンマン・次元大介でした。
チッチョリーナは次元のことを、自分の夫・マッケローニを殺し、敵の組織に寝返った男と言います…。

チッチョリーナの依頼を果たすために、不二子は次元が用心棒をしているチャイニーズ・マフィアのボス・林沈々(リンチンチン)の愛人のオーディションに赴き、愛人になりました。ボス不在の際、不二子は次元に色仕掛けをします。
ところが次元に色仕掛けは通用せず、ナイフを隠し持っていたことで、不二子はむしろ次元に警戒されてしまいました。
改めて今度は全裸で近づいた不二子は、次元に雇い主を裏切っただろうと言いますが、次元は何も答えません。

チッチョリーナの言ったことは本当は嘘でした。
チッチョリーナはマッケローネが次元を雇った頃から、幾度となく自殺未遂を繰り返す女性でした。
ある時チッチョリーナの自殺未遂現場を見つけた次元は、医者を呼んで助けます。なぜ助けたのかと聞くチッチョリーナに「本当に死にたがっているように見えなかった」と答えました。
チッチョリーナは夫のある身ながら次元に惹かれます。夫・マッケローニの許可を得て用心棒の次元を借り、デートまがいのこともしました。
チッチョリーナが次元を愛したことが夫に知れ、揉み合いになります。その際、はずみでチッチョリーナが夫・マッケローニを銃殺してしまいました。
駆け付けた次元はそれを知り、自分のせいにしろと罪をかぶり、逃亡したのでした。

性の秘伝のツボを押し、次元の唇と銃を奪った不二子は、チッチョリーナの元へ戻ります。
次元は不二子の言葉を聞き、チッチョリーナと関係を持った教会へ行きました。
そこへ待ちかまえていたのは、マッケローネの部下・ペンネです。
ペンネとチッチョリーナは愛人関係で、「次元に罪を着せて立ち去らせる」というのはペンネの描いた筋書きでした。
その後、マッケローネの妻であるチッチョリーナがボスになり、ペンネはその側近として働き続けていました。次元を呼び出したのは、口封じのために始末するためです。
ペンネは次元に返り討ちに遭い、銃殺されました。チッチョリーナも撃たれます。
しかし、それはチッチョリーナの本望であり「最後の願い」でもありました。チッチョリーナはペンネに指示されながらも、本当に次元を愛していたのです。
愛していたがゆえに、次元に殺されるのを望んでいました。

その一部始終を見ていた不二子は、チッチョリーナが出した2つめの条件が、次元の最期ではなくチッチョリーナの最期だという意味だと気づきます。
チッチョリーナは過去にとらわれ、過去に殺されました。しかし自分はそうはならない、逃げ延びてみせると、不二子は決意します。

【結】- LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世のあらすじ4

チッチョリーナの墓参りに来た次元に今後のことを聞くと、次元は殺し屋稼業はやめて泥棒になろうかと言いました。
不二子は自分を誘っているのかと思いましたが、「お前と組むことはない」と次元に言われます。
不二子が立ち去った後、次元は空へ銃を撃ちました(軍隊の葬儀などでみられるのと同じ。敬意の意を表するための弔砲)。


〔第3話 淑女とサムライ〕
アストリア公国のシュメイト男爵が五ェ門に殺しの依頼をします。殺すのはトランク・ゲオルブ国王です。
五ェ門は石川五右衛門を先祖に持つ、駆け出しの暗殺者でした。なんでも斬れる斬鉄剣を使う、和装姿の男です。
トランク国王はパリのルーブル美術館で美術品を展示した後、列車に乗ってアストリア公国へ帰るところでした。マルコ、ルイーズ、グレースという3人の孫と、その教育係のマリアと共にいます。
マリアというのは不二子の変装でした。不二子は美術品が狙いで、教育係として忍び込んでいます。

マルコたち3人の両親は、3年前の交通事故で他界していました。マルコの父が次期国王候補だったのですが、亡くなったため現在の次期国王後継者は、まだ幼い男の子のマルコです。
シュメイト男爵はマルコの父の弟(つまり叔父)でした。自分が国王の座に就きたいために、国王ともどもマルコも消してもらいたいのでした。

列車に乗り込んだ五ェ門は、マルコと出会います。マルコは日本画を見てサムライに憧れており、五ェ門の服装を見て「サムライ・フレンド」と言います。
五ェ門はとっさに大道芸人だと嘘をつきました。
マルコの世話を焼くマリア(不二子)を見た五ェ門は「可憐だ」と思いますが、不二子の方は五ェ門はただの大道芸人ではないと看破します。

シュメイト男爵はダブルで保険をかけていました。五ェ門に国王暗殺依頼をしつつ、その五ェ門の口封じに刺客も刺し向けます。
刺客はアストリア手前で列車の運転士を殺し、列車を暴走させました。
シュメイト男爵が悪者と知った五ェ門は、列車の暴走を知って乗客を最後尾車両へ移動させ、客車を斬って停めさせます。
美術品はトンネルを抜けた後、崖の下に落ちました。
五ェ門は報酬の金を斬ってシュメイト男爵の元へ返し、男爵の企みを国王にばらします。
アストリア公国で解放された五ェ門は、同じく任務を解かれた教育係の不二子に何者か聞きました。不二子は「ただの女よ」と言います。
銃を向けようとする不二子の服を斬った五ェ門は(ほかに武装しているかもしれないから服を斬った)、その下に国王のベルトがつけられているのを知り、不二子の本物の狙いが国王のベルトだった、不二子が女泥棒だったと知ります。
不二子は五ェ門にキスをして、全裸のままバイクにまたがって去りました。その後ろ姿を見ながら五ェ門は「本当のガールフレンドだ」と五ェ門は思いました。
屋根の上で展開された2人の騒動を聞いて駆け付けた護衛の男性の服を斬った五ェ門は、そのまま立ち去ります。

みんなの感想

ライターの感想

とにかくハードボイルド! かっこいい!
深夜枠だからこそ、できる業なのかな。
私は女性なのだが、このシリーズは好感を持って見ることが出来た。
ルパンシリーズで初の女性監督ということも関係あるのかな。
シリーズで新たに出て来たオスカー警部補のキャラが濃い。
濃すぎて後半は銭形警部を食ってしまった感じ。

映画の感想を投稿する

映画「LUPINtheThird峰不二子という女vol.1ルパン三世」の商品はこちら