「ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目」のネタバレあらすじ結末

ONE PIECE(2000年)の紹介:2000年公開の日本アニメーション映画。漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第1作目。海賊王になることを目指し、大海原を行く少年たちの夢と冒険を描いたジュブナイル・アニメーション。本作は「2000年春 東映アニメフェア」の中の一作として公開された。

この映画を無料で観る

ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目の主な出演者

モンキー・D・ルフィ(田中真弓)、ロロノア・ゾロ(中井和哉)、ナミ(岡村明美)、ウソップ(山口勝平)、ウーナン(野沢那智)、トビオ(今井由香)、岩蔵〔がんぞう〕(青野武)、エルドラゴ(内海賢二)、ダニー&ドニー&デニー〔ハイエナ三人衆〕(笠井信輔&境鶴丸&伊藤利尋)、ナレーション(大場真人)

ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目のネタバレあらすじ

【起】- ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目のあらすじ1

富、名声、力…かつてこの世のすべてを手に入れた、海賊王ゴールド・ロジャーという男がいました。
ゴールド・ロジャーが残したとされる、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探すために、男たちはみなこぞって、グランドライン(偉大なる航路)を目指します。
世はまさに、大海賊時代でした。
モンキー・D・ルフィは少年の折に、海賊・シャンクスとの誓いを掲げた麦わら帽子をかぶっています。ルフィの夢は、海賊王になるというものでした。
食べると能力を手に入れる代わりにカナヅチになるという「悪魔の実」というものが存在します。ルフィは少年の時に「ゴムゴムの実」を食べて、全身がゴムのように伸びる能力を持っていました。
成長したルフィも大海原に漕ぎだし、仲間を増やします。三つの刀を操る緑の髪の賞金稼ぎの男性・ゾロ、お金が大好きなナイスバディの航海士の女性・ナミ、ホラとパチンコが得意な狙撃手の男性・ウソップも加わり、旅を続けていました。
…イーストブルーに、「黄金の大海賊」と呼ばれる男・ウーナンがいました。
ウーナンは激しい戦いを繰り返し、あくどい者から黄金を奪い続けました。自らの船団に積み上げられた山のような黄金は、夜の海を昼間さながらに照らし出したという伝説まであります。
しかし、数年前を境にして、ウーナンの消息はぱたりと途絶えました。
黄金の大海賊・ウーナンは、宝のすべてを小さな島に隠して死んだ…そんな噂がまことしやかに広まり、海賊たちはその島を血眼になって探しつづけています。
ウーナンの仲間によって書かれたと言われる宝の地図があり、それを手に入れた者が島を探し当てるのです。
島は、目もくらむほどの黄金の山が埋まっているという伝説でした。
…ルフィとゾロ、ウソップ、ナミの4人は、ゴーイングメリー号という船に乗って、ウーナンの宝の島があるとされる海域に到達していました。しかし周辺には、それらしき島はありません。
船には1か月分の食料を積みこみましたが、ルフィがたった2日で食べ切っていました。ウソップが釣りをしますが魚はかからず、一同はもう少しで餓死しそうです。
そんな時、船に男性3人組ダニー&ドニー&デニーが忍び込んで、ナミが大事にしまっていた宝を奪おうとしました。ナミは怒りますが、ダニーら3人衆は代わりにおにぎりをくれたので、ルフィとゾロは「いい奴じゃないか」と大満足です。 この映画を無料で観る

【承】- ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目のあらすじ2

しかしうっかり3人衆がルフィに攻撃してしまったため、「やっぱり悪い奴」ということになり、ルフィは3人衆の乗る小さな船を、「ゴムゴムのロケット」という技で返り討ちにしました。
船のマストが折れて、3人衆に当たります。
船には他に、捕らえられて無理やりに一味に加えられた操縦士の少年・トビオもいました。トビオは海賊・ウーナンに憧れて木箱で海に出て、仲間にさせられていました。
小さな船の向こう側から、大きな船が近づいて来ました。その船は悪党の海賊・エルドラゴの船で、3人衆とトビオの親分です。
「ゴエゴエの実」を食べたエルドラゴは、大声を出すとそれがレーザー砲のように武器になる能力の持ち主でした。
ルフィとゾロとトビオは、エルドラゴの声の攻撃を受けて海に投げ出され、板きれに乗って近くを通りかかった屋台船まで辿りつきます。
それはおでん屋の屋台船でした。ルフィとゾロは、早速おでんをごちそうになります。
おでん屋の店主・岩蔵は、トビオの祖父でした。トビオはおでん屋をばかにしており、ウーナンに会いに行って子分にしてもらうのが夢でした。
そのためにトビオは何度も家出を繰り返し、今回はエルドラゴについていたのです。
おでんをたらふく食べたルフィたちは、おでんの代金を支払おうにもお金を持っていません。食い逃げかと岩蔵に言われます。
さて同じ頃、ナミはエルドラゴの船に潜入し、ウソップはゴーイングメリー号で、それぞれ黄金が眠るとされる島へ上陸を果たしていました。
エルドラゴと島で会ったウソップは、宝のありかを示す地図を見せてもらいます。
その地図は一部の文字がにじんで読めなくなっていました。そのため、エルドラゴの部下・ゴラスも気易く見せてくれたのです。
〝クジラが西向きゃ尾が○○〟○のところがつぶれて読めませんでしたが、ウソップは「東」だと分かりました。
島にはクジラの遺跡があり、しっぽの方に城があります。エルドラゴたちはその城に向かって行きました。
その頃、ゾロとルフィが乗るおでん屋の船も、島に到着していました。ゾロとルフィは「食い逃げ」の罰で、逃げられないように、岩蔵に鎖でぐるぐる巻きにされていました。それでも2人はトビオについて(厳密には麦わら帽子を追って)行きます。

【転】- ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目のあらすじ3

エルドラゴと部下たち、ウソップは城に行きますが、途中、道が土砂でふさがっていました。エルドラゴの部下・ゴラスが持っていた刀をなぎ払うと、土砂は消えて道ができます。
城に到着したところで、ナミが現れました。ナミは「城の入口の門の下を掘り続ければ、3日後に黄金が手に入る」と嘘をつき、時間稼ぎをしようとします。
3日あれば自分たちが宝を探し当て、さらにエルドラゴの船の財宝もいただく…それがナミの作戦でした。
ところがエルドラゴが「10秒で終わる」と言い、ゴエゴエの実の声で、一瞬にして門の下を破壊します。宝はそこにはありませんでした。
その声を聞きつけて、ルフィとゾロとトビオも集まります。
「ウーナンはとっくに、くたばっている」と発言したエルドラゴに対し、トビオはまだ生きているという望みをつないでいました。
トビオの思いを感じ取ったルフィは、「1人でも生きていると信じている者がいれば、探す意味はある」と言い、エルドラゴたちと反目します。
攻撃されたルフィとゾロは立ち向かいますが、錨の鎖でぐるぐる巻きにされている上に、その錨がひっかかって邪魔になり、ルフィのゴムのバネの力で飛ばされました。
そこへナミが行き、2人の鎖の鍵を解除します。
ところで城は、生活の痕跡が一切ありませんでした。城はおとりだとナミは言います。
ウソップが地図を手に入れており、「あぶりだしだ」と気づいたナミが火であぶりますが、地図は燃えました。あぶりだしではありませんでした。
ウソップが懸命に、地図に書かれていた言葉を思い出します。
「宝は眠る南の丘より クジラが西向きゃ 尾は東」
宝は、南側の崖の上にありました。途中の穴ぼこで休憩したルフィ、ゾロ、ウソップ、ナミ、トビオは、岩蔵と会います。
岩蔵はウーナンの幼馴染みだったので、「宝をいちばん高いところに埋めるのがあいつのくせだった」ということで、すぐに場所が分かったのです。
岩蔵はみんなに、ウーナンとの思い出を語ります。
ウーナンの父は黄金掘りの仕事をしていましたが、一生かかって掘り出しても、黄金は親指サイズでした。
その頃からウーナンは地道な黄金掘りを嫌って海賊を目指し、岩蔵は「黄金は石ころと同じ」と考えて、世界一うまいおでんを客に食わせる夢を持ちます。

【結】- ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目のあらすじ4

ウーナンの海賊旗を完成させた日、事故で岩蔵は崖から落ち、3日間気を失っていました。その間にウーナンは出発し、以来、2人は会っていません。
岩蔵はウーナンに、自分のおでんを食べてもらいたいと思っていました。
…翌日、崖の上の小屋に到着した一行は、暖炉をスライドさせて地下室を発見します。
入ろうとしたところへ、エルドラゴと手下が現れました。トビオをかばって岩蔵が転倒し、おでんの入った鍋が落ちます。
おでんを踏みつけにしたエルドラゴに怒ったルフィは、踏みつけられたおでんを食べました。そしてエルドラゴと戦います。
レーザー砲のような声は破壊力がありますが、ルフィは直撃を受けつつもゴムゴムのロケット、ゴムゴムのピストルを連射し、さらにゴムゴムのガトリング、ゴムゴムのムチを浴びせてエルドラゴの鎧を破壊しました。
両者ともに息を吸い、エルドラゴはレーザー砲の声を出しますが、ぱんぱんにふくらんだルフィは手足でエルドラゴを捕らえ、その声を跳ね返らせてエルドラゴにぶつけます。最後にゴムゴムのバズーカでエルドラゴを吹き飛ばしました。子分たちも去ります。
地下室には白骨化した死体がありました。ウーナンです。
反対側の壁にはウーナンの字で、こう書かれていました。
『黄金を求めてここを訪れた者たちよ。わが名はウーナン。
かつて黄金の大海賊と呼ばれていた男だ。しかし今はただ死を待つだけのひとりの男だ。
集めた黄金はすべて本来の持ち主の元に返しきった。
俺は戦い、子供の頃からの野望をかなえた。そしてかつて誰も目にしたことのない黄金の山を築いた。
しかしそれを前に、ある男の言葉が俺の中に蘇って来た。
「黄金は笑わねえ。石ころと同じだ」
そうだ、俺が命を賭けてでも欲しいと思ったもの。それは黄金ではなく、黄金を追い求める冒険そのものだったのだ。
ここにはもう黄金はない。だがそれよりも、もっと大切な宝がある。
他の奴にはなんの価値もねえものだが、今の俺にはこれだけで十分だ。
どうかこの場所を、荒らさないでやってくれ。俺の生涯最高の宝が眠る、この場所を。』
そこには海賊旗がありました。岩蔵と一緒に作った海賊旗です。
ウーナンはその海賊旗を見ながら、いつも岩蔵と同じ船に乗り続けていたつもりだたのでした。そしてそれは、岩蔵も同じでした。
トビオは、海賊もおでん屋も誇りの高さは同じだと知り、祖父に詫びます。
…岩蔵はウーナンの墓を立てて、またおでん屋を再開するつもりです。トビオは今後どうするか、家出してから考えるそうです。
おでん代を支払おうとしたナミに、岩蔵は「無利子で貸す」と言いました。そうすれば、いつか会えるかもしれないから、と付け加えます。
ルフィたちを見送るトビオは、岩蔵に「あいつは本当に海賊王になるかも」と言いました。

みんなの感想

ライターの感想

2000年の作品ということで、今見ると少しあせた感じはする。ただし時間は短めで、コンパクトにまとまってる。
レギュラーメンバーもまだ少なめ。サンジやチョッパーすら出ていない。
時系列が逆になるが、ウソップは登場。
バトルよりも、後半にある岩蔵とウーナンの友情に重きを置いた作品。
岩蔵とウーナンが崖から落ちそうになった時、海賊旗が枝にひっかかって助かるのだが、
その海賊旗が破れそうになったのを見て、岩蔵は敢えて手を放し、
自分が負傷する代わりに、ウーナンとウーナンの海賊旗を救った。
ウーナンは海賊旗と共に、岩蔵を乗せているつもりだった、ということ。
バトルはあっさりめだが、ワンピースらしい友情を掲げた作品になっている。

映画の感想を投稿する

映画「ONE PIECE(ワンピース)劇場版1作目」の商品はこちら