「劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケール」のネタバレあらすじ結末

劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-の紹介:全世界で1,900万部を突破し、テレビアニメ化もされた川原礫のライトノベル『ソードアート・オンライン』の2017年に公開された完全新作劇場作品。2024年という近未来を舞台に、世界初のバーチャルMMO(大規模多人数同時参加型オンライン)RPG「ソードアート・オンライン」に数多くの若者たちが囚われた事件を解決した主人公・キリト=桐ヶ谷和人が、現実世界で新たなバーチャルゲームを巡る陰謀と対決する物語で、2度に渡って放送されたテレピアニメ版に続くストーリーである。

予告動画

劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールの主な出演者

キリト/桐ヶ谷和人(松岡禎丞)、アスナ/結城明日奈(戸松遥)、ユイ(伊藤かな恵)、リーファ/桐ヶ谷直葉(竹達彩奈)、シノン/朝田詩乃(沢城みゆき)、クライン/壷井遼太郎(平田広明)、エギル/アンドリュー・ギルバート・ミルズ(安元洋貴)、シリカ/綾野珪子(日高里菜)、リズベット/篠崎里香(高垣彩陽)、茅場晶彦(山寺宏一)、YUNA/重村悠那(神田沙也加)、エイジ/後沢鋭二(井上芳雄)、重村徹大(鹿賀丈史)

劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールのネタバレあらすじ

【起】- 劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールのあらすじ1

2022年、「ナーブギア」と呼ばれるヘッドギアによってネットを介し、ファンタジー世界を模した仮想空間「アインクラッド」にフルダイブするゲーム「ソードアート・オンライン」(以下SAO)の運営が開始されました。しかし、開発者・茅場晶彦の陰謀により、このゲームは突如としてログアウトが不能となってしまいました。しかも、ゲーム中に死亡したプレーヤーは、ナーブギアから流れる高圧電流によって現実に殺されるというデスゲームです。参加していた1万人ものプレーヤーたちは混乱と恐慌に囚われましたが、中は現実への生還のため果敢にゲームクリアに挑戦する人々もいました。キリト=桐ヶ谷和人と、アスナ=結城明日奈もそんな「攻略組」の一員で、二人はともに窮地をくぐり抜けるうち、次第に愛し合うようになっていったのです。二人はゲーム中の一時の安らぎの中、現実世界に戻ったら一緒に星を見に行こうと約束していました。
キリトの活躍によって2年後の2024年、「ソードアート・オンライン」がクリアされ、プレーヤーたちがデスゲームから解放されて以来、生き残った人々は「SAO生還者(サバイバー)」と呼ばれていました。キリトやアスナたち、10代の生還者たちは精神的ケアのため同じ境遇の者を集めた学校に通うようになっていて、そこにはSAO事件を通じてキリトと知り合ったシリカ/綾野珪子やリズベット/篠崎里香といった少女たちもいました。
そしてSAO事件の解決から2年後の2026年、社会では新たなデバイス「オーグマー」によって現実世界にAR(拡張現実)を表示させるゲーム「オーディナル・スケール」が流行していました。参加することでゲーム内のランクが上がり、上位ランカーは協賛企業によってさまざまなサービスが得られるという特典付きのゲームです。アスナやシリカ、リズベットもすっかり夢中になっていましたが、キリトはいまひとつ乗り気ではありません。アスナにとっては、キリトとアスナを親として慕うゲームの妖精キャラ「ユイ」といつでも会えることがオーディナル・スケールに参加している理由のひとつでした。
このゲームの宣伝を担当するバーチャルアイドルのYUNAも大人気で、特にシリカはカラオケで熱唱するほどのハマりようでした。数日後には初のYUNAのライブコンサートも予定されていて、キリトたちSAO生還者たちは学校の授業の一環として招待されていました。
そんな中、オーディナル・スケールのゲーム内にSAOのゲームデータが取り込まれ、「アインクラッド」のボスキャラが出現するという情報がネットを通じて判明します。
ここに至ってようやくキリトも重い腰をあげ、アスナとともにオーディナル・スケールのイベントが発生するという場所に駆けつけました。そこにはかつてSAOでともに戦った「攻略組」の一人、クラインと彼が率いるチーム「風林火山」のメンバーも来ていました。そしてボスキャラが出現するとYUNAが現れ、ボーナスステージとしてその場にいるプレーヤーたちに祝福効果を与えてくれました。
クラインや他のプレーヤーたちは勇んでボスキャラと対決しましたが、キリトはリアルで自分の体を動かす戦闘に馴染めず、なかなか活躍できません。その間にも戦闘は続き、プレーヤーの一人が撃ったバズーカ砲がボスキャラにかわされ、YUNAに当たりそうになりましたが、突如あらわれたランキング2位の剣士エイジが彼女を助けます。
エイジは続けてボスキャラを攻撃し、アスナの止めによってボスは倒されました。その最中、アスナはエイジがSAOでの戦闘の経験があるのではないかと気づきます。
イベントが終了し、その場にいたプレーヤーたちは帰りましたが、風林火山の一人がエイジに襲われました。エイジはSAO事件について書かれた本を持っていて、そこに名前が乗っているSAO帰還者たちを狙っているのです。
一方、キリトはいつもアクセスしているバーチャルMMOに入りますが、そこでは最近プレーヤーが減っていることがわかります。みんなオーディナル・スケールに夢中で、バーチャルMMOにはあまりアクセスしなくなったのです。

【承】- 劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールのあらすじ2

翌日もオーディナル・スケールのイベントが発生することがわかりましたが、やはりキリトは乗り気ではありません。アスナは一人で参加しましたが、その途中、クラインと風林火山のメンバーと遭遇します。彼らはまだ来ていない仲間の一人を待つといってイベントの発生のエリアの外に待機していました。アスナはクラインたちと別れ、先にボスの出現エリアへと向かいます。そしてボスが出現しましたが、アスナはSAO時代の経験を生かしてその場のプレイヤーたちに指示し、見事な連携でボスを撃破しました。
しかしその間、風林火山は別のボスキャラとエイジの襲撃を受けていました。エイジはリアルで彼らを叩きのめし、クラインを拘束してボスキャラに襲わせます。クラインはリアルに再現されたボスキャラを前に恐怖しました。
クラインとの連絡が取れなくなったのを不審に思いつつも、キリトはアスナとのデートのため都内の公園に向かいます。アスナを待っていたキリトは、フードを被った不思議な少女と出会いました。彼女は実体ではなくオーディナル・スケールによって作られたバーチャルでしたが、何かを探すように一方を指さして消えてしまいます。
その後やってきたアスナは、この公園で不思議な少女の目撃談があることを教えてくれました。さらにアスナは、あのランキング2位のエイジが元SAO内で彼女と同じ攻略グループ「血盟騎士団」にいたメンバーの「ノーチラス」ではないかと言いました。ノーチラスは実力はあったものの、死の恐怖を克服できずに戦闘からは脱落していったということでした。
そんな中、ユイはオーディナル・スケールのイベントでSAOのボスキャラが出現する場所が、アインクラッドのダンジョンマップと合致していることに気づきます。ユイの予測に従い、次にボスキャラが出現する場所にアスナとリズベット、シリカが向かいました。
イベントが始まってボスキャラが出現しましたが、その場にいたエイジが指示したかのようにもう一体のボスキャラが現れます。アスナはエイジの妨害を受け、シリカをかばってボスキャラの攻撃を受けてしまいました。その瞬間、アスナはSAOで体験した恐怖を思い出し、倒れてしまいます。
そこに遅れてやってきたキリトが駆けつけ、エイジに挑みかかりました。しかし、エイジは常人離れした運動能力を発揮してキリトを圧倒します。エイジはキリトに「SAO事件の英雄も現実世界だとこんなものか?」と嘲笑をむけ、立ち去りました。
その夜、自宅に帰ったアスナですが、SAOで体験した記憶から薄れていくことに気づきます。翌日、キリトは彼女を連れて病院に行きました。アスナは「オーグマー」によって脳を強制スキャンされ、部分的な記憶障害を起こしていたのです。死の恐怖に怯えていたSAOでの記憶ですが、一方でキリトとの出会いがあった場所でもあり、その記憶が失われかけていくことにアスナは強いショックを受けました。
キリトは負傷で入院していたクラインのもとを訪れました。クラインも同じようにSAO時代の記憶が失われていましたが、彼はその頃のことはつらい記憶だから、失われても仕方がないと語りました。

【転】- 劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールのあらすじ3

キリトは他のSAO帰還者たちにも同じ危険が迫っていると考え、SAO事件を通じて知り合った総務省の菊岡という男に連絡します。彼はSAOのようなネットゲームに関わる事件の担当者で、ある事件の解決のためキリトに協力を求めたことがありました。キリトは菊岡を通じて、オーグマーの利用を停止させようとしましたが、確たる証拠がない現状では困難ということでした。
キリトはネットを通じてオーディナル・スケールのプレーヤーたちに警告しようとしましたが、みんなはキリトが自分だけランク上げを狙っているものと取り合ってくれません。
やむなくキリトは一人でボスキャラ攻略を始めました。SAO事件のあとでキリトと知り合ったシノンがやってきて、協力を申し出てくれます。彼女はSAO帰還者ではないので記憶を奪われる恐れはありません。キリトはシノンと協力し、ボス戦に挑みました。その最中、ユイは戦闘に参加していたSAO帰還者の一人から、オーグマーを通じてデータがドローンに転送されているのに気づき、その後を追跡します。厳重なプロテクトによって転送先は解明できませんでしたが、SAO帰還者が狙われていることは明白となりました。
戦闘イベントの終了後、キリトは再びあのフードの少女と出会います。彼女は「見つけて」と言って一方を指さし、すぐに消えてしまいました。しかし、前に会った時に指した方角と重ねてみた先には、東都工業大学がありました。そこはオーグマーの開発者で、茅場晶彦の恩師でもある重村教授のいる大学でした。エイジもまたそこの学生でした。
キリトは菊岡のツテによって重村教授に近づき、オーグマーに仕組まれたプログラムのことを問いつめようとします。しかし重村教授はしらをきってキリトを追い返しました。
大学を後にしたキリトはアスナに会いたくなり、彼女の家に向かいました。初めての恋人の家に緊張するキリトでしたが、アスナは今は家に誰もいないからと言って笑って彼を自分の部屋に通しました。
アスナがお茶の用意をしている間、キリトは彼女の日記を読んでしまいます。そこには、SAOでの思い出や、キリトとかわした星を見に行く約束までも忘れかけていたアスナの辛さが綴られていました。キリトは部屋に戻ってきたアスナを抱き締め、必ず記憶を取り戻すと誓うのでした。
一方、重村教授はキリトに気づかれたことに危機感を覚え、エイジに対し計画を急ぐよう指示していました。
街に出たキリトは、明治神宮の参道で、再びあの白いフードの少女と出会います。バーチャルアイドルのYUNAとそっくりの姿をした彼女は、重村教授の娘の悠那でした。悠那もまたSAOのプレーヤーで、キリトたちとは違い、アインクラッドから脱出できずに命を落とした者の一人でした。
悠那はSAOの世界で歌うことが自分の望みだったと言い、アスナの記憶を取り戻すためにはもっとキリトがオーディナル・スケールのランキングを上げないといけないと告げました。
キリトは、剣道の選手で地方で合宿中の妹の直葉に連絡をとり、彼女のアドバイスを受けて現実世界での戦い方を学びました。それをもとにオーディナル・スケールのボス戦イベントを立て続けにクリアし、破竹の勢いで9位までランクを上げる事に成功します。

【結】- 劇場版ソードアートオンライン(SAO)オーディナルスケールのあらすじ4

そして、ついにYUNAのライブの日がきました。アスナやリズベット、シリカたちは会場となった新国立競技場の客席にいましたが、キリトは地下駐車場でエイジと対決に向かいます。
現実世界での戦い方に慣れてきたキリトですが、エイジの常人離れした戦闘能力に苦戦します。しかしキリトはエイジが身体機能を増強する装置を身につけていることに気づき、それを奪うことでついにエイジを倒したのでした。
会場ではYUNAのライブが始まっていました。観客たちが盛りあがるのを貴賓席から見ながら、重村教授はかつての教え子である茅場晶彦の幻影に向かって、自分がオーディナル・スケールを開発した真の目的を語りました。それはSAO事件で命を落とした愛娘・悠那をAI化して復活させるというものでした。アインクラッドの中で悠那と出会い、彼女の記憶をもつSAO帰還者から記憶を奪って、そのデータを再構築しようというのです。そしてSAO帰還者たちの集まるライブ会場はそのための絶交の舞台装置でした。
会場ではライブが終了し、そのとたん会場内に大量のSAOのボスキャラたちが出現します。観客たちは逃げ惑いましたが、出口は封鎖され会場内に閉じ込められてしまいました。彼らの恐怖が頂点に達した時、身につけているオーグマーが記憶のスキャンを行うのです。最終的な高出力のスキャンで、記憶の部分的な欠損どころか脳が破壊されてしまう恐れもありました。
悠那の幻影が重村教授の前に現れ、自分はこんなことを望んでいないと告げましたが、重村は耳を貸そうとしません。彼はキリトに倒されて座り込んでいたエイジにもモンスターを送り込み、悠那の記憶を奪ったのでした。エイジはSAOで悠那ともっとも長く一緒にいたプレーヤーで、復活した彼女と一緒にいることが望みでした。しかし重村にとって、エイジもまた単なるデータサンプルのひとつでしかなかったのです。
事態に気づいた菊岡が部下たちとともに駆けつけてきましたが、彼らは会場内に入る事ができません。
キリトはなんとか会場内に入り、アスナたちのもとに駆けつけました。そんな彼らの前に悠那が現れ、この事態を解決する方法を教えます。それはSAOの最終ダンジョンである100層のボスモンスターを倒すというものでした。オーディナル・スケールはSAOのデータをもとに作られていて、100層のボスモンスターも同じデータが使われているのです。そしてオーグマーはARデバイスというだけでなく、SAOのような仮想空間にダイブできる機能もあるというのです。
キリトは仲間たちとともに仮想空間に入り、100層のボスモンスターに戦いを挑みます。かつてのSAOでは途中でクリアしたことで対決できなかった100層のボスはさすがに強く、キリトたちは苦戦を余儀なくされました。しかし、入院中のクラインや地方で合宿中の直葉、他のゲームプレーヤーの仲間たちもフルダイブで駆けつけてきました。
彼らの助けを借りてラスボスを倒したキリトは、その場に出現した剣を手にコンサート会場に戻ると、モンスターたちを一掃しました。
100層ボスが撃破されたことにより、悠那を構成していたデータが解放されました。彼女は100層ボスと同じリソースのプログラムだったのです。彼女はアスナに謝罪とともに大切なSAOの記憶を返しました。そしてステージで歌えたことに満足して消えていったのでした。
最後に悠那に別れを告げられた重村は、娘の死を受け入れ、菊岡らに連行されていきました。
翌日、YUNAのコンサート会場で起きた出来事はサプライズ演出だったとニュースで発表され、また重村教授はオーディナル・スケールの開発・運営をしていた企業の社外取締役から辞任することになりました。
その後、SAO事件を記録したノンフィクションの増刷分には、歌でプレーヤーたちを癒した一人の少女のことが追加されたということです。
数日後、仲間たちは集まってクラインの退院祝いをしていましたが、キリトとアスナの姿はありませんでした。アスナが取り戻した記憶にあった約束を果たすため、二人だけで星を見に行ったのです。誰もいない山中で、二人はそっと身を寄せ合ったのでした。
一方、重村は菊岡の計らいにより、犯罪を免除されることと引き替えに、ある秘密のプロジェクトへの協力を要請されていました。それは「ラース」というベンチャー企業が行う次世代型のフルダイブ実験でした。

みんなの感想

ライターの感想

人気作品の待望の劇場版です。満を持して作られただけあってサービス精神たっぷり。いままでの登場キャラや敵モンスターも登場した上、ラストは過去作では果たせなかったSAOのラスボスとの対決という凝った作り。そして最後はテレビシリーズ3期を予感させるエピローグと至れり尽くせり。ファンにとってはたまらない一本ではないでしょうか。

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