「オースティンパワーズデラックス2」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

オースティン・パワーズ:デラックスの紹介:1999年製作のアメリカ映画。60年代の花形スパイが、世界征服を企む宿敵の悪の帝王と対決するため90年代に復活して大騒動を繰り広げるナンセンス・コメディ『オースティン・パワーズ』の続編。1990年代で暮らしていたオースティンがDr.イーブルを追って1960年代に戻る。

予告動画

オースティンパワーズデラックス2の主な出演者

オースティン・パワーズ&Dr.イーブル&ファット・バスタード〔一人三役〕(マイク・マイヤーズ)、フェリシティ・シャングウェル(ヘザー・グラハム)、バジル・エクスポジション(マイケル・ヨーク)、ナンバー・ツー(ロバート・ワグナー)、ヤング・ナンバー・ツー(ロブ・ロウ)、スコット・イーブル(セス・グリーン)、フラウ・ファービッシナ(ミンディ・スターリング)、ミニ・ミー(ヴァーン・トロイヤー)、アイヴァナ・ハンパロット(クリステン・ジョンソン)、ロビン・スピッツ(ジア・カリーズ)、ムスタファ(ウィル・フェレル)、アメリカ大統領(ティム・ロビンス)

オースティンパワーズデラックス2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①Dr.イーブルはオースティンのモジョを盗んで力を殺ぎ、月面基地からレーザー砲を発射して地球の大都市を破壊する計画を立て、1999年から1969年にタイムスリップした。モジョを奪われたことに気づいたオースティンも69年にワープする。 ②オースティンはCIA女性諜報員・フェリシティといい仲になり、2人でイーブルの計画を阻止。モジョは奪われておらず、月面基地の破壊に成功。

【起】- オースティンパワーズデラックス2のあらすじ1

〝1967年に冷凍されたオースティン・パワーズは、
宿敵・Dr.イーブルを倒すため、
90年代に解凍されたのだった。
彼は核弾頭の恐怖から地球を救い、
イーブルを宇宙へ追放。
その後、バネッサと結ばれ、幸せに暮らす…はずだった…。〟
(『スター・ウォーズ』シリーズのパロディ風の字幕)

オースティン・パワーズはイギリスの諜報員です。1960年代に活躍していたのですが、世界征服を企む宿敵・Dr.イーブルが宇宙へ逃げ、人体冷凍保存したのを受けて、オースティン自身も冷凍睡眠を始めました。
オースティンのファッション感覚は1960年代のままですので、基本的にどの時代にいても胸のところにフリルがある白いブラウスと、時代遅れ感の否めないスーツを着ています。黒ぶちの眼鏡をかけ、脱ぐと胸毛はボウボウです。1990年代にいると歯が綺麗なのですが、1960年代に戻ると歯が黄色くて歯並びも悪いです。どこかの過程で歯列矯正でもしたのでしょう。
女性に異様に持てるのは、どうやら007のジェームズ・ボンド並みにフェロモンを出しているからだと思われます(『007』シリーズのパロディ)。そのフェロモンは『モジョ』と今回表現されます。男性ホルモンみたいなものだとお考えください。
いっぽう、悪の帝王のDr.イーブルはスキンヘッドの色白の中年男性で、全体的にがっちりしています。右頬に縦に傷が入り、灰色の詰襟の制服をいつも着用しています。小指を立てて口元にやるのが癖で、オネエのように見えなくもありません。
(注:予備知識ない人へ。オースティン・パワーズとDr.イーブルはマイク・マイヤーズという役者が一人二役を、そして今作品では加えてファット・バスタードの一人三役をしている。ファット・バスターズはともかく、前者2人の演じ分けはすごい! まるきりの別人に見える!)
2人とも30年後の1997年に目覚め、Dr.イーブルは世界征服を狙い、オースティンはそれを阻止しました。その作戦遂行時に知り合った女性・バネッサと、オースティンは恋に落ちます。
オースティンはDr.イーブルの世界滅亡計画を阻止しましたが、まだイーブルは健在でした(『オースティン・パワーズ』参照)…。

シャトルが宇宙圏で船外活動をしていると、巨大な人形(レストラン「ビッグ・ボーイ」のマスコット人形)が現れて、横を通過しました。この人形はDr.イーブルのもので、つまりまだDr.イーブルは滅んでいません。
人形の尻部分からイーブルの入った卵が発射され、地球に向かいました…。

さてオースティンとバネッサは新婚旅行に出かけますが、その最中にとんでもないことが発覚します。
オースティンがビデオのリモコンで早戻ししていると、バネッサの動きも早戻しになりました。バネッサは人間ではなく、フェムボット(ロボットみたいなイメージ)だったのです。
秘密が露見したバネッサはカミカゼ作戦と称して自爆しましたが、オースティンは無事でした。オースティンは、自分がまだ独身だということに気づき、無邪気に喜びます。

【承】- オースティンパワーズデラックス2のあらすじ2

喜んだオースティンは裸のままホテルの部屋から外に飛び出し、踊りました(ここがオープニングのシーン。股間は上手にキャストの字幕や障害物で隠される)。

アメリカ・グアム、NATO軍監視基地。
監視員が全世界のテレビをチェックして、有事に備えています。
アメリカのあるテレビ番組のお悩み相談室に、青年のスコット・イーブルが登場しました。スコットの悩みは、世界征服を企む父との人間関係です。
その父はDr.イーブルなわけですが、スコットへのサプライズでなんと、父のDr.イーブルがゲスト出演しました。イーブルは全国放送で、息子や司会者とピー音だらけの口論を始めます。
それを見ていた監視員は、将軍へ報告しました。イーブルが復活したことが軍部に知れます。
イーブルは参謀の男性ナンバー・ツーや年増の女性・フラウを手下に従えて、アメリカ・シアトルで悪だくみを計画していました。またもや地球征服を企んでおります。
今回の悪事は2つありました。
1つめは「1960年代に戻り、オースティンの力の源である『モジョ』を奪うこと」。そうすればオースティンは翼の折れたエンジェル…もとい、翼をもがれた鳥のように勢いを喪失することでしょう。
2つめは「月面に基地を作り、レーザー砲を発射すると脅して金を巻き上げる作戦」です。大金が手に入り、世界の王として君臨できます。
イーブルは息子のスコットはあてにならないと考え、自分のクローンを作らせました。少し寸法が足らず、全体的に8分の1サイズのミニ・ミーが完成します。
それでもイーブルはミニ・ミーをいたく気に入り、わが子のように溺愛しました。それは実の息子のスコットが嫉妬するくらいです。
さてイーブルは1つめの作戦を遂行するために、タイムマシンを開発しました。白地に黒い反時計回りの、うずまきが描かれた装置です。
タイムマシンの電源を入れたイーブルは、ミニ・ミーを連れて1969年にタイムワープしました。オースティンは1967年に冷凍保存されたので、2年後にワープすれば本人は凍っていて、何も手出しできないだろうというのがもくろみです。
イーブルとミニ・ミーは1999年から30年前にワープしました。ナンバー・ツーは若返っていましたが、フラウは…変化がありません。謎の女性です。
イーブルは手下のファット・バスタードに命じて国防省に潜入させ、神経ガスで警備員たちを眠らせて、注射器で吸ってオースティンのモジョを奪いました。モジョはピンク色の液体です。
ファット・バスタードはそれをイーブルのところへ持ってきました。イーブルが一口それを飲むと手下のフラウがその気になり、イーブルは人払いをしてフラウと一夜を共にします。
その後、息子のスコットも1969年にやってきましたが、イーブルはすっかりミニ・ミーを気に入っていて、後釜をミニ・ミーにすると宣言しました。

【転】- オースティンパワーズデラックス2のあらすじ3

1999年のイギリス・ロンドン。オースティンの自宅はロンドンにあります。
1969年でモジョを奪われたことを、すぐオースティンは気づきました。そこでオースティンもモジョを取り戻しに、1969年に行こうと考えます。
秘密計画推進所にある、車の形をしたタイムマシンで1969年にワープしたオースティンは、その時代でCIA諜報員の女性フェリシティ・シャグウェルと知り合います。フェリシティはオースティンの手助けに来たのでした。
トルコ帽をかぶったイーブルの手下・ムスタファにアジトを聞きますが、ひみつの火山基地とまで聞いたところでムスタファは口封じにミニ・ミーに殺され、火山がどこにあるのかは分かりません。
冷凍された1969年の自分の身体に注射の痕を見つけたオースティンは、モジョが本当に抜かれたことを実感して落ち込みました。フェリシティは探知機をファット・バスタードにつけるために接近し、関係を持ちます。
探知機をバスタードの尻の穴に詰めたフェリシティですが、その後探知機はパディントン駅構内のトイレから見つかりました。追跡は失敗したかと思われましたが、排泄物の成分から「カリブ海のある地域にしか存在しない肉」が出たため、イーブルのアジトが判明します。

モジョを手に入れたイーブルは、いよいよ計画の第2段階『月面に巨大レーザー砲を建設する』を実行します。そのレーザー砲でワシントンを攻撃するので、月の基地のことを『デス・スター』と名付けました。息子のスコットが映画『スター・ウォーズ』にその名称の基地があると指摘します。
さらに作戦名はレーザー砲を開発したパーソンズ博士の名からとり、「アラン・パーソンズ・プロジェクト」と名付けました。スコットがそういう名のロック・バンドがいると言うのですが、イーブルは相手にしません。
ホワイトハウスに電話したイーブルは、今から12時間後にワシントンを破壊して、それを手始めに1時間ごとに大都市を次々に攻撃することをアメリカ合衆国大統領に告げました。映画『インデペンデンス・デイ』のホワイトハウス爆破シーンを見せて、もしそれを阻止したければ1000億ドル用意しろ、と言いますが、大統領は「1969年にそんな金額は存在しない」と答えます。
イーブルは映画『ザ・エージェント』の中のセリフを言いますが、69年の時代の人たちには通用しないネタです(映画『ザ・エージェント』は96年製作のため)。
その頃オースティンとフェリシティは島へ乗り込みました。
島の片隅にテントを張った2人は、その中でアジトに乗り込む準備をしますが、外ではイーブルの手下の軍隊が囲んでいます。
オースティンは四つん這いで別の作業を、フェリシティは机の上に乗せた袋から武器を探しますが、テントの明かり越しに見ると、オースティンの尻からフェリシティがいろんなものを出しているように見えます(映画『裸の銃を持つ男』のパロディ)。

【結】- オースティンパワーズデラックス2のあらすじ4

軍隊はオースティンとフェリシティを連行して、イーブルのところへ連れていきました。
そこでオースティンは、フェリシティが任務遂行のためにファット・バスタードと関係を持ったことを知り、嫉妬します。オースティンはフェリシティのことが好きになっていたのです。
2人を牢屋に入れるよう命じ、イーブルは月へ行くロケットへ乗り込みます。そしてロケットで月面基地へ行きました。
牢屋に入れられたオースティンとフェリシティはまだ喧嘩していましたが、フェリシティがオースティンに憧れてスパイになったと言うと、仲直りします。
牢屋から逃げた2人はアポロ11号に乗り込んで、月面基地へ飛びました。
イーブルがホワイトハウスに電話すると、金は用意されていました。
月面基地に侵入したオースティンは、ミニ・ミーに見つかって攻撃されますが、ミニ・ミーをトイレから宇宙に放出します。そしてイーブルに銃をつきつけて、モジョを返せと要求しました。
ところがイーブルはフェリシティを人質に取っており、レーザー砲とフェリシティのどちらを優先すべきか悩んだオースティンは、両方とも失ってしまいます。毒ガス注入でフェリシティは死に、レーザー砲も発射されました。
オースティンはイーブルのタイムマシンで10分前にワープすると、10分前の自分と役割分担して、フェリシティも助けてレーザー砲発射も回避します。
ところがモジョの入った瓶は割れてしまいました。もうこれで自分のパワーは復活できないと思っているオースティンに、フェリシティは「モジョはもともと失ってなかったのよ」と囁きます。そういうわけで、モジョは盗まれていなかったことになりました(そういう映画なのだ)。
イーブルは爆破ボタンを押して、月面基地から立ち去りました。

問題を解決したオースティンは、フェリシティを連れて1969年から1999年に戻ります。99年の時代でフェリシティと仲良くしますが、ファット・バスタードが暗殺しに現れました。2人は銃で殺されそうになりますが、フェリシティがバスタードに「死ぬ前に一つ聞きたいの。あなた幸せ?」と質問すると、バスタードは生き方を反省し始め、その隙をついてフェリシティが柔道チョップで倒します。
1969年の世界では、宇宙空間に放出されたミニ・ミーをイーブルの巨大ロケットが回収し、「次こそは必ずオースティンを殺してやる」と、イーブルは復讐の決意を新たにしていました。
(エンドロール)再びスコットがテレビ番組に登場。悩み相談をしていると、今度はゲストで産みの母が登場! 今までスコットは人工授精で生まれた試験管ベビーだと思っていたのだが、実の母がフラウだと知り、感動の再会。
モジョはとにかく、奪えない代物だと発覚。
99年の世界で1か月後、オースティンが家に戻るとフェリシティが浮気…と思いきや、10分後のオースティンとベッドインしていた。オースティン2人とフェリシティの3人で仲良くする。

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みんなの感想

ライターの感想

オープニングからして、おバカ化に拍車がかかっている第2弾。
これ、私めはシリーズの第1作を「オースティンとDr.イーブルが同一人物」と知らずに視聴して、あとで驚愕した。
第2弾は「知ったうえで」視聴したのだが…やっぱり別人に見える…。特殊メイクもすごいんだろうとは思うが、仕草からして異なるので、とにかく必見。
モジョなるものの奪還に時間を割いたわりには、あっさりと「盗まれていなかった」というオチも、この手の映画にはアリか。
第2弾から出てくるミニ・ミーが、愛らしいのに性格が悪いところも、にくたらしくて笑える。

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