「キアヌ」のネタバレあらすじ結末

キアヌの紹介:2016年製作のアメリカ映画。全米で人気のお笑いコンビ・キー&ピール主演のコメディ。従兄弟同士のクラレンスとレルは、誘拐されたレルの愛猫・キアヌを取り返すべく、殺し屋に成り済ましてギャング一味に潜入する。だが、飼い主の座をめぐって抗争が勃発し…。

予告動画

キアヌの主な出演者

クラレンス・グーブリル(キーガン=マイケル・キー)、レル・ウィリアムズ(ジョーダン・ピール)、チェダー(メソッド・マン)、ハイC〔トリーナ・パーカー〕(ティファニー・ハディッシュ)、ベーコン(ルイス・グスマン)、ハンナ(ニア・ロング)、フルカ(ウィル・フォーテ)、キアヌ・リーヴス(キアヌ・リーヴス)

キアヌのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①カタギの黒人男性・レルは失恋の痛みを、拾った子猫・キアヌで癒される。ある日レルの家に空き巣が入り、キアヌが奪われた。キアヌ奪還で従兄弟のクラレンスと乗り込んだレルは、ワルのアレンタウン兄弟と名乗ることに。 ②子猫・キアヌは親玉・チェダー、本物のアレンタウン兄弟、その兄弟にいとこを殺されたベーコンからも狙われた。猫争奪戦で活躍したレルがキアヌを手に入れた。

【起】- キアヌのあらすじ1

アメリカ。
ベーコン・ディアス(後述 映画終盤に出てくる)の従兄弟の工場を、今勢いづいている2人組『アレンタウン兄弟』が襲撃しました。逃げようとする店主の背後に、アレンタウン兄弟が立ちはだかります。
店主はキジトラの子猫・イグレシアスを溺愛していました。店主が殺された後、アレンタウン兄弟は子猫をつまみあげます。
アレンタウン兄弟は無言ですが、子猫に魅了されました。
ところが直後、警官隊がやってきて投降を促します。アレンタウン兄弟は両手を挙げたので、子猫は逃げました…。

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
黒人男性・レルは、恋人のデイジーに振られて失意の底にありました。従兄弟のクラレンスから電話をもらっても、やる気を失っています。
クラレンスはレルを慰めようと、レルのところを訪問しました。すると、もうレルは立ち直っていました。
レルはクラレンスとの通話の直後、玄関に迷い込んできた子猫を拾い、可愛いとすっかり夢中になっていたのです。
レルはその子猫にキアヌという名をつけました。ハワイ語で「涼風」という意味です。

・レル…黒人(色は濃い)ちょっと太っちょ男性。独身。子猫にキアヌと名付け溺愛。運転免許は持っていない。
・クラレンス…レルの従兄弟。のっぽのスキンヘッド黒人男性(色は薄め)。妻・ハンナと娘・ベルという家族がいる愛妻家、良識派。

レルもクラレンスもしごくまっとうに生きております。共通する趣味は映画で、だから子猫の名前もキアヌ・リーヴスから頂戴しています。
近所に住む2人は、クラレンスが結婚してからも、従兄弟同士仲良く生活していました。

…2週間後。
週末を、レルとクラレンスは一緒に過ごすつもりでした。
クラレンスの妻・ハンナと娘・ベルは、白人男性・スペンサーとその妻・マイカのところへ行く予定です。
ハンナとベルを迎えにスペンサーが来ましたが、マイカは同行していませんでした。聞くと、スペンサーは「マイカは食当たりで」と言い訳します。
クラレンスがレルのところを訪問すると、レルは愛猫・キアヌをモデルにして来年のカレンダーを作っていました。
2人で映画を見て帰宅すると、レルの家に空き巣が入っていました。しかし盗まれたものはありません。キアヌがいなくなっているくらいです。
レルは警察に通報しましたが、盗まれたものがないと知ると警察は動きませんでした。猫は逃げたのではないかと言われ、「探しておく~」程度で、親身になってくれません。
レルはキアヌのとりこになっていました。そこで、絶対にキアヌを探しだす決意をします。週末をともにするクラレンスも、協力することになりました。

ところで、レルには空き巣に心当たりがあります。
レルのお向かいの家は、薬物のハッパの売人・フルカの家なのです。つまり「フルカの家に空き巣に入ったつもりが、間違えてレル宅に侵入し、だから何も盗まれていなかったのではないか」とレルは考えました。
フルカは、ヒゲをドレッドにしている中年男性です。
フルカに会って恨みを買っている相手がいないかと聞いたレルは、『ブリップスの連中』が怪しいと思います。なんでも、今このハリウッドの界隈でブイブイ言わせている新手の薬物を扱う勢力で、縄張り争いで競っているそうです。
その親玉・チェダーが、キアヌを盗んでいったのではないかと考えたレルとクラレンスは、チェダーに会いに行きました。

【承】- キアヌのあらすじ2

アジトであるダンスクラブへ行ったものの、いきなり親玉には会わせてくれません。
仕方なくレルとクラレンスは「ワル」の振りをしました。レルはテクトニック(注:元は建築用語だが、新しいダンスの種類の名称)と名乗り、クラレンスはシャーク・タンク(注:アメリカのエンターテイメント・テレビ番組の名前)と名乗ります。
それでもやっぱり通用しませんでした。最終的にワイロ(現金)を渡して通してもらいます。
チェダーはいかにも強そうな男性でした。「俺の命を狙う奴が最近多い」と言うチェダーに、レルが「今日だけで25人殺した」とワルぶると、「アレンタウン兄弟か?」とチェダーが質問します。
よく分からないレルが肯定すると、チェダーはとたんに愛想がよくなりました。チェダーは味方になってくれと言います。

・チェダー…ブリップスの親玉。ひげ生やしたいかにも強そうな男性。
・ハイC…黒人女性。ブリップスの紅一点。
・バド…チェダーの手下。
・トランク…チェダーの手下(ボビー・オロゴンに似ている)。
・スティッチズ…チェダーの手下。すきっ歯。
(・アレンタウン兄弟…冒頭に出ているのが本物。)

ヤクの取引へ一緒に行って欲しいと言われたレルとクラレンスは、断ります。
ところがチェダーがヘビのモンタナ以外に、レルのキアヌを飼っていることが判明しました。レルがつけていた首輪を外し(この首輪はレルの家に残されていた)、キアヌにズキンをかぶせて「ヌー・ジャック」と名付けています(注:たぶん『パイレーツ・オブ・カリビアン』の「ジャック・スパロウ」からきているものと思われる)。
レルは子猫を売れと言いますが、チェダーは売らないと断ります。チェダーだって猫を可愛がっているのです。
「ヤクの取引へ同行し、腕前を手下たちに見せてくれたら、お礼として猫を渡そう」と言われたレルは、応じました。キアヌを奪い返すためです。
とは言うものの、今までレルもクラレンスもカタギの世界で生きて来た良識派です。

その頃、本物のアレンタウン兄弟は、脱走して子猫を追い求めていました。
猫の足跡を追って、確実にレルとクラレンスに接近しています…。

チェダーの手下のハイC、バド、トランク、スティッチズの4人と、レル&クラレンスはヤクの取引先へ行きます。
自称アレンタウン兄弟のレルとクラレンスは、「あのキング・ディアスの教会で壁を駆け上がって一回転したんだろ」と言われました。アレンタウン兄弟については、裏社会でいろんな噂が駆け巡っているようです。
ためしクラレンスが壁を駆け上がると、一回転できました。本人も驚きます。
クラレンスの車を使って、移動することになりました。クラレンスの車がファミリーカーなのをバドたちは疑いますが、クラレンスが「ファミリーカーだと警察に停められることがない」と言い、みんなはなるほどと納得します。
ハリウッド・ヒルズのホテルの一室が取引の場所でした。
取引現場にはレルとハイCが行き、残りのメンバーが車で待機します。

【転】- キアヌのあらすじ3

待機中、クラレンスはバド、トランク、スティッチズと音楽の話題で盛り上がりました。
傷自慢の話を振られたクラレンスは、臓器泥棒に盲腸を摘出されたと言い、親知らずも抜かれたと言います。両方とも正規の医学の治療なのですが、他のメンバーは気づいていません。
車内の雰囲気は一気に和やかになり、最後は4人で合唱します。
レルとハイCは取引現場へ行きました。ホテルの部屋にはセレブらしきドニーという男性と、レイチェル、アンナという女性がいます。
クスリの代金を請求しても、相手は応じませんでした。催促しろとハイCが言いますが、レルは拳銃を発砲できません。
結局ハイCがホテルの部屋の男女3人を撃ち、現金を持って逃げました。

取引が成功し、アジトのダンスクラブではお祝いのパーティーが開かれます。
クラレンスはハッパを吸い、ハイになりました。レナはハイCといいムードになります。
ハイになっているクラレンスに、妻・ハンナから電話がありました。ハンナの口ぶりから、スペンサーに何か性的な嫌がらせをされたと、クラレンスは気付きます。そういえば妻のマイカが食あたりでというのも、あやしく思えます。
早く帰宅したいクラレンスは、チェダーに猫を早く返すよう言いました(猫の飼い主はレルの方だが、妻のことを思ってクラレンスが急いでいる)。
ところが2人の仕事ぶりを気に入ったチェダーは、「明日大事な取引がある。それに立ち合ってくれたら、猫に加えて1万ドルの謝礼を与える」と言い出しました。
妻のことで気が気でないクラレンスは、話が違うとキレます。考え直してくれとチェダーに引き留められますが、帰ると言いました。そして猫を見つけて連れ帰ります。
クラブの外へ出たところで、本物のアレンタウン兄弟に襲われて、レルとクラレンスは気絶しました。

起きたクラレンスとレルは、拘束されていました。相手は拷問用具も持っています。
レルは子猫のキアヌに「やっちまえ」という芸を教えていました。「やっちまえ」というと、キアヌは対象物を叩くのです。
それは今までは、レルが失恋した相手・デイジーの写真をネコパンチで殴るために教えたのですが、ここで生きました。レルはキアヌに命じ、手首の縄を解かせます。
手首の拘束を解いたレルは、アレンタウン兄弟を夢中で撃ちました。アレンタウン兄弟がそれでも起き上がったので、レルに縄を解かれたクラレンスも全弾撃ちこみます。
レルもクラレンスも、その2人組が本物のアレンタウン兄弟と知らないまま、なぜ拘束されたのかも分からないまま、それでもその場を逃げます。
ところが建物を出ると、チェダーが率いるブリップスの一団が待ち受けていました。チェダーは猫を返せと言います。

アレンタウン兄弟は、乗ってきた車のトランクにヤクの売人・フルカを乗せていました。
レルは夢中で「こいつ(フルカ)が猫を盗んだ」と嘘をつきます。
ならばフルカを殺せとチェダーに命令されたレルは、フルカを殺せないことで偽物とばれました。それでもクスリの取引に連れて行かれます。
なぜかというと…実は次のクスリの取引とは真っ赤なウソで、「アレンタウン兄弟を連れてこい」という取引があったからなのです。
アレンタウン兄弟に従兄弟を殺された、ベーコン・ディアスが雇い主でした。

【結】- キアヌのあらすじ4

ベーコンはアレンタウン兄弟に懸賞金をかけていました。猫のイグレシアス(キアヌ)が証拠です。
正直なところ、チェダーとしてはレルとクラレンスが偽物だろうが本物だろうがどうでもよく、懸賞金と猫の証拠が揃っていればよかったのでした。

しかし、チェダーは猫を欲しがります。証拠が揃った後は、猫はくれと言います。
ベーコンは、猫を叔母に形見として渡したいと言いました。
猫のとりあいで銃撃戦が始まります。レルとクラレンスは這いつくばって銃弾を避けて、逃げたキアヌを追いました。
レルはバク転でキアヌを手に入れますが、ベーコンに脚を撃たれて猫を奪われます。
夢中になったレルはベーコンを追って車の運転席に乗り込み、運転を強要されました。発進したものの、運転免許を持っていないレルは、運転方法が分かりません。
クラレンスはベーコン宅にあった車で追いかけます。マニュアル車ですが、クラレンスは運転が上手です(いつも家族の送迎のために車を出しているから)。
車内で揉めたレルは急ブレーキをかけました。運転席のレルはシートベルトをしていたのですが、後部座席にいたベーコンが勢い余って、割れたフロントガラスから車外に転がり出ます。
ところがまだベーコンは元気でした。それを、追跡したクラレンスが轢いて倒します。
「取引がダメになった」と、チェダーが追いかけて来ていました。
レルとクラレンスは詰め寄られ、絶体絶命です。

それを救ったのはハイCでした。
実はハイCはおとり捜査の警官でした。身分を明かしても銃を撃とうとするチェダーを銃殺します。
チェダーが死に、残りのメンバーは無力化しました。そのまま逮捕されます。
クラレンスは妻子を送ってきたスペンサーを殴りました。
ハイCは前日、クスリの取引で銃殺したはずのキャロウェイやダットをレルに紹介します。前日の取引も芝居で、おとり捜査だったのでした。
ハイCは本名を「トリーナ・パーカー」と言いますが、レルは「ハイCといわれたほうがピンとくる」と答えます。
レルもクラレンスも一般市民ではありますが、クスリのおとり捜査の時に違法なことをしたために、残念ながら投獄されました。キアヌはハイCが預かります。
(注:罪は明言されず。レルは無免許運転、クラレンスは違法薬物摂取の罪など)

…6か月後。
獄中で、クラレンスとレルは一緒に逮捕されたバド、トランク・スティッチズとすっかり仲良しになっています。
レルとクラレンスはあと3週間で釈放される予定です。
キアヌを面会に連れて来たハイCは、キアヌを動物病院に診せたところ、ある重大な病気にかかっていたと言いました。
それは…「一生子猫のままの病気」だとのことです。非常に珍しい症例だそうです。
6か月経過しても、キアヌは子猫のままでした。
レルとハイCはいいムードになっています…。

(エンドロール)レルが撮影した、キアヌがモデルのカレンダー。映画好きだけあって、映画のパロディ。
『エルム街の悪夢』『ビートル・ジュース』『レザボア・ドッグス』『ヒート』『クリムゾン・タイド』『ハートブルー』『ファーゴ』『ブギーナイツ』『セブン』『シャイニング』など、映画好きな人ならニヤリとする作品ばかり。

(エンド後)起き上がるアレンタウン兄弟。死んでなかった!

みんなの感想

ライターの感想

バカバカしいのだけど、罪がない作品。
ワルの振りをしながらも、どうしても常識人から逸脱できないレルとクラレンスの冒険が描かれる。
パッケージにもあるけど、キアヌがとにかくかわいい。
キアヌは猫のまま。別になにか特別なことをするわけではなく、ただいるだけ。
途中クラレンスがトリップしたときに「キアヌがしゃべっているシーン」があるけど、あとはまんま「ただの猫」です。
でも子猫なのでほんとにかわいい!!

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