「サーカス」のネタバレあらすじ結末

サーカス(1928年)の紹介:1928年公開のアメリカ映画。サーカス団にやってきた放浪者が起こす騒動を描いている。チャールズ・チャップリン主演・監督・脚本・音楽・演出で贈る作品。アカデミー賞名誉賞を受賞した。

予告動画

サーカスの主な出演者

放浪者(チャールズ・チャップリン)、マーナ(マーナ・ケネディ)、レックス(ハリー・クロッカー)、年老いたピエロ(ヘンリー・バーグマン)、座長(アラン・ガルシア)、マジシャン(ジョージ・デイヴィス)、小道具係(スタンリー・J・サンフォード)、小道具係の助手(ジョン・ランド)、スリの男(スティーブ・マーフィー)、ピエロ(チャールズ・コンクリン)、淑女(ベティ・モリシー)、警官(チャールズ・A・バックマン)、スリの被害者の老人(マックス・タイロン)

サーカスのネタバレあらすじ

【起】- サーカスのあらすじ1

とある巡業サーカス団。団員のマーナは、座長の義父からフープをしくじったと怒られます。座長は娘だけでなく、客がいないぞと団員たちにも怒ります。
見世物小屋を見ていても腹は減るもので、放浪者のチャップリンは人混みの紛れていました。彼のすぐ近くにはスリの男がいて、老人から財布を盗んでいました。
スリの男は老人にバレてしまい、チャップリンのポケットに財布を隠します。老人は財布を確認しますが、スリの男が持っていなくて不思議に思います。
お腹が空いたなあと、チャップリンは屋台の周りをウロウロします。そこに話しに夢中の父親と抱っこされた赤ん坊がいました。
赤ん坊は屋台のパンを持っていて、父親と反対側の方向を向いていました。父親にバレないように、チャップリンはちょこちょこパンを食べていきます。
赤ん坊も嬉しい様子で、ぐいぐいパンを押し出していきます。スリの男がチャップリンに気づいて、後ろにまわります。
財布を抜き取ろうとしていると、警官に見つかってしまいます。警官はチャップリンに、財布の中身が盗られてないか確認を頼みます。
自分の財布ではないので、驚いたチャップリンでしたが、中身はあるあると警官を安心させます。スリの男は逮捕されないために逃げ出します。
ラッキーなチャップリンは、屋台で食べ物を豪勢に頼みます。そこへ財布がどこにいったのか困ってる老人がやってきます。自分の財布を持っているチャップリンを発見です。
老人が警官に伝えると、まずいと思ったチャップリンは逃げ出します。スリの男も逃げていて、二人は警官に追われることになります。
また、スリの男はチャップリンの持ってる財布を狙います。ミラーハウスに入り、チャップリンがどこにいるか分かりません。隙をついたチャップリンはスリの男のお尻を蹴飛ばします。
その後、チャップリンは同じ動きをする人形の館にやってきます。警官が追ってきたので、人形のフリをして一定の行動を繰り返します。
警官はチャップリンがどこにいったか分からなくなります。スリの男がチャップリンを見つけますが、警官がいるよと知らされます。
スリの男も同じ動きを繰り返して誤魔化します。チャップリンは、スリの男の頭を何度も叩く動きを繰り返します。
警官が二人を怪しみ始めます。叩かれすぎにより、スリの男が倒れてチャップリンは見つかります。
スリの男は捕まり、警官は逃げるチャップリンを追いかけます。やってきたのは、ショーをしている巡業サーカス団のテントでした。
団員たちが高速で走って回る円状の見世物をしていました。しかし、あまりに早いので挫折していました。そこにチャップリンと警官がやってきます。
二人は挫折せずに、ひたすら走り続けます。観客たちを大ウケです。次第にチャップリンが早く走りすぎて、追われているはずなのに、警官を追っている状態になります。
最後はつまづいて、次の見世物に行きます。次は椅子から箱の中にテレポートする見世物です。
下の穴を通るのがマジックの種になっています。マーナがテレポートするはずですが、チャップリンが穴から出てきてネタがバレてしまいます。
警官が追ってきて、チャップリンは外に逃げ出します。客たちは大満足で拍手を送ります。
チャップリンは陰に隠れて、警官をまくことができます。後ほど、スリの男と警官がきたので、財布を返すことにします。そして近くの荷車で寝ることにします。

【承】- サーカスのあらすじ2

サーカスのテントでは、客たちがチャップリンを出せと騒いでいます。ショーが終わり、座長が荷車にいたチャップリンを見つけます。逃げるチャップリンに、仕事が欲しいなら明日朝テストに来るようにと言います。
翌朝、チャップリンはテント近くで食事の用意をします。持っていたパンと、さっき追いかけた鶏の卵が朝食です。
マーナは座長から食事抜きを言い渡されていました。チャップリンが席を離れた時、マーナが外に出てきてパンを見つけます。
空腹のあまり食べてしまいました。気づいたチャップリンが怒ってきます。しかし可哀想なので、チャップリンはパンを半分分けてあげることにします。
座長が現れて、チャップリンにテストだと言ってきます。座長から怒られてるマーナが可愛そうで、チャップリンはこっそり卵をあげます。
テストが始まって、チャップリンはとりあえず変な動きをします。腰を低くして、てけてけと歩いたり、ステッキを股の間に通したりします。
座長はウィリアム・テルをやってみろと言い出します。リンゴを弓で射るのですが、その前にリンゴをかじってしまう芸です。
団員が見本を見せてくれて、チャップリンは大爆笑します。やってみろと言われますが、リンゴが微妙でバナナを取り出してしまいます。芸もうまくできませんでした。
次は床屋のショーをやってみろと言われます。ここでも団員の見本が面白くて、チャップリンは大爆笑です。
床屋のショーは、店員と客がクリームを塗りまくって、叩き合ったりする芸です。チャップリンがすると、客がどっちの椅子に座るかばかり気にします。
そして叩く場面で叩かなかったりと滅茶苦茶になります。チャップリンがクリームを塗られると、前が見えなくて困ります。
座長がしびれを切らして出てきたので、チャップリンは団長の顔をクリームで塗ってしまいます。怒った座長は契約せずに、出て行けと言ってきます。
帰るチャップリンに、マーナが中に入らないのと聞いてきます。契約できなかったと言うと、マーナは卵のお礼を言ってきます。衣装を着て行ってしまったマーナでした。
テントに穴を開けて、チャップリンはマーナの様子を伺います。その頃、小道具係の助手たちが給料をもらえなくて辞めていきます。

【転】- サーカスのあらすじ3

困った座長は、新しく誰かを雇えと言います。丁度チャップリンがいたので、小道具係は彼に仕事をさせることにします。
ショーが開催されて、チャップリンがお皿を持っていきます。そこに毎回追いかけてくる馬が現れて、チャップリンはひたすら逃げます。皿が割れるなどして、ショーは滅茶苦茶です。けれども客たちは大ウケです。
お次の小道具を運ぶことになり、マジシャンから絶対ボタンを押すなと言われます。舞台に運ぶと、押してしまったのか、鳩や豚がぽんぽこ出てきます。風船も割れてと、客たちは大爆笑です。
小道具係は困っていましたが、座長はチャップリンが人気者になると目を光らせます。このまま小道具係の助手として雇うことにします。
サーカスは繁盛しますが、小道具係は前のままでした。マーナにとっても辛い日々が続きます。
団長はチャップリンに人気者と悟らせないように、小道具係に忙しい思いをさせるように言います。小道具係はチャップリンに、魚の入った水槽の掃除を命令します。チャップリンは水槽だけでなく、魚まで綺麗に拭き取ります。
次に小道具係は、病気の馬に薬を吹き込むように命令します。チャップリンは筒を通して、馬に薬を入れようとしますが、馬が吹いてきて飲み込んでしまいます。
おかしくなったチャップリンが動き出すと、いつもの馬が追ってきます。逃げ込んだ先は眠っているライオンの檻でした。ソロリソロリと隣の檻に行こうとしますが、虎がすごい剣幕で来たのでドアを閉じます。
ライオンの檻から出ようにも、外から開けようとして、上から板が落ちたことにより出れなくなっていました。そこへ一匹の犬が吠えてきて、頼むから黙ってくれとチャップリンは頼みます。
駄目そうなので、柵から足を出して追い払おうとします。犬が噛み付いてきて、困っているとマーナがやってきます。
マーナは状況を見て気絶してしまいます。ライオンが起きてしまって、チャップリンに近づいてきます。ライオンは特に何もせずに戻ってくれます。
目を覚ましたマーナがドアを開けてくれますが、チャップリンはへっちゃらと言わんばかりに見栄を張ります。しかし、ライオンが寄ってくると、チャップリンは猛ダッシュで高いところにまで逃げます。
小道具係がやってきて、薬はどうしたか聞いてきます。チャップリンは医者に行くといいますが、小道具係が蹴ってくれます。そのおかげで薬が口から出てきて、お礼を言うチャップリンでした。
マーナは、ショーの人気者だから、雑用なんてしなくて良いと言ってくれます。自分が人気者だと気づいたチャップリンは、偉そうな態度になります。
座長がやってきたので、正当な報酬を要求することにします。週100ドル位下では嫌だねと言うと、座長は了承してくれます。
ある日、チャップリンはマーナが同僚と話しているのを聞きます。占いの話しをしていて、美男子に会えると言っています。
きっと自分だろうとチャップリンはテンションが上がります。同僚から指輪を5ドルで売ってもらって準備万端です。しかし、マーナは綱渡りのレックスに恋をすることになります。
レックスとマーナが仲良くしていて、チャップリンは嫉妬し始めます。それからチャップリンの芸で、客たちが笑わなくなります。

【結】- サーカスのあらすじ4

新たな野望として、チャップリンは綱渡りの練習を始めます。座長からは、お前は面白おかしくすればいいから、綱渡りはよせと言われます。チャップリンの芸に客が全く笑わなくて、座長は最後のチャンスを与えてやると言ってきます。
ある日、座長はレックスの姿がなくて慌てます。チャップリンがいたので、できるかどうか聞いてみます。
チャップリンはマーナの気がひけると思ったのか、やるぞ!と意気込みます。彼の衣装を探していると、お猿さんが入っている箱を開けます。
衣装の上にお猿さんが座って中々とれません。マーナは死んでしまうと危険を知らせます。大丈夫、不死身だからとチャップリンは答えます。
ロープの係の男性に、チャップリンは5ドル払うからと背中につけてもらいます。合図を送ると、引き上げてくれる寸法です。
心配したマーナが話しかけてきて、チャップリンが座ってると、ロープが感電して痺れてしまいます。ロープを引き上げてくれたのは良いのですが、ぐわんぐわん上下に揺れてしまいます。
団員がタイツを履き忘れてると教えてくれますが、チャップリンの出番になります。一本のロープを登って高所にいくのですが、背中のロープが引き上げてくれるので、物凄いスピードで駆け上がっていきます。
かなりの高所での綱渡りが始まりますが、背中にロープがあるので安心です。チャップリンは逆立ちしたりと、余裕の表情です。逆にロープを引き上げる男性は必死です。
お次は長い棒を持っての綱渡りです。長い棒を綱にあてて、逆立ちをしたチャップリンでした。
その後、綱渡りしていると背中のロープが取れてしまいます。最初は気づかずに余裕の表情でしたが、チャップリンは背中のロープの取り付け部分が浮いていて気づきます。
やばいやばいと揺れ始めると、お猿さんたちがチャップリンに近寄ってきます。鼻をかじったり、尻尾を口に入れてきたり、ズボンを脱がしてきます。
チャップリンはタイツを着てないので、パンツ一丁になります。ある程度楽しんだのか、お猿さんたちは戻っていきます。落ちそうになったチャップリンは、長い棒が梯子にあたって難を逃れます。
そのまま綱渡りをして、安全地帯に向かいます。最後のフィニッシュの自転車に乗り込み、綱で滑り降りてフィニッシュです。しかし速度がありすぎて、店の中に突っ込んで店主を樽の中に突き飛ばします。
テントに戻ってくると、座長がマーナに手をあげていました。もう許さないと、チャップリンは座長をボコボコに殴ります。
小道具係がやってきて、座長に追い出されることになります。放浪者に戻ったチャップリンが、焚き火をしているとマーナがやってきます。サーカスから逃げ出してきたのです。
一緒に連れていってと言われて、チャップリンはいい考えがあると閃きます。サーカス団のテントにこっそりと行き、レックスを呼びます。
チャップリンは彼に事情を説明します。そして、自分では彼女に何もしてあげられないからと、レックスに指輪を渡します。
マーナとレックスが結婚式を挙げ、チャップリンは祝福します。サーカス団は次の場所に行く準備を整えていました。座長が戻ってきたのかと、マーナに手をあげようとします。
レックスは自分の妻だと主張し、証明書を見て座長は握手をします。二人してサーカスに戻ることになります。マーナがチャップリンも雇ってと言うと、座長とチャップリンは握手をします。
マーナとレックスが馬車に乗り、チャップリンは座長に一番後ろだと言われます。彼は乗らずに、サーカスの一団を見送ります。そして別の方向へと一人歩いていきます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画の見所は、スタントなしにチャップリンが演じてる名場面の数々です。ライオンや虎と共演している場面には驚きが隠せなくなります。
また、綱渡りで、高所まで一気に駆け上がる場面には爆笑します。他にも、サーカス団のテストでのチャップリンの動きに、笑いの渦が巻き起こります。
ストーリーは、自分では何もできないからと、レックスとマーナを祝福するチャップリンの姿が切なくて仕方ないです。最後の馬車に乗らずに、一人去っていく姿も切ないです。
文字が少しあるぐらいで、台詞がないサイレント映画ですが、魅力溢れていて夢中になること間違いなしです。

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