「ズーランダー2(No.2)」のネタバレあらすじ結末

コメディ映画

ズーランダーNo.2の紹介:2016年製作のアメリカ映画。2001年の『ズーランダー』の続編。世界のスターが暗殺される事件が続発、そのカギを握る人物として、デレクとハンセルは極秘任務に協力することになったのだが…。

予告動画

ズーランダー2(No.2)の主な出演者

デレク・ズーランダー(ベン・スティラー)、ハンセル(オーウェン・ウィルソン)、ジャコビ・ムガトゥ(ウィル・フェレル)、ヴァレンティナ・ヴァレンシア(ペネロペ・クルス)、マチルダ(クリスティーン・テイラー)

ズーランダー2(No.2)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①2016年ポップスターの連続殺人事件が発生。インターポールのファッション課に所属する女性・ヴァレンティナは、スターが残した表情からデレクにヒントがあると思い接触。デレクは隠遁生活を送っていたが息子の養育権を得るためにファッション界に返り咲こうとしていた。 ②ポップスターの殺害はムガトゥの仕業で、デレクの息子の血を若返りの薬と偽って売ろうとし、ファッション界の重鎮らに恩を売ろうとしていた。デレクはムガトゥを倒しハンセルと共にモデルに復帰した。

【起】- ズーランダー2(No.2)のあらすじ1

15年前の2001年。
デレク・ズーランダーはアメリカ・ニューヨークの、いや世界の男性ファッションモデル界のトップスターでした。
ところが宿敵・ハンセルにベストモデル賞の座を奪われて自信を喪失し、モデル引退を考えます。
そこに目を付けたのが世界的に有名なデザイナーのジャコビ・ムガトゥでした。マレーッシアの新首相の方針が気に入らないムガトゥは、デレクを洗脳して暗殺者に仕立て上げ、新首相の暗殺を狙います。
ところがTIME誌の女性記者マチルダ・ジェフリーズが、その陰謀に気づきました。
デレクは暗殺を阻止して英雄となり、その後『ズーランダー子供学習センター』を作ります。マチルダと結婚したデレクには、息子もできました(『ズーランダー』参照)…。

…2016年、イタリア・ローマ。
世界的に有名なカナダ出身のポップミュージシャンのジャスティン・ビーバーが、謎のバイクに追われます。バイクは途中で2台に増えます。
ビーバーはあの高名なミュージシャン、スティングの自宅の前まで辿り着き、助けを求めますが、スティングは留守でした。
「僕を殺しても仲間が『選ばれし者』を守る」と言ったビーバーは、バイクの2人に銃撃され、蜂の巣にされます。異様に長い間、バカスカ銃弾を浴びた後に倒れました。
バイク部隊が去った後、瀕死のビーバーはスマートフォンで口をすぼめたキメ顔を自撮りします。
フィルター加工を何にするか悩んだあげく「まどろみ」にしてインスタグラムの共有ボタンを押し、死にました。
ジャスティン・ビーバーが今年に入って殺された、実に6人目のポップスターです。
6人とも、死ぬ間際に同じ表情を撮影&送信した後に亡くなっていました。
インターポールのファッション課に勤務する女性捜査員ヴァレンティナ・ヴァレンシノは、「この表情の意味が分かるのは、世界でたった1人だけ」と相棒の男性・フィリッポに言います。しかしその人物は、ずっと消息不明のままでした…。

2001年、アメリカ、ニューヨーク。
『デレク・ズーランダー子供学習センター』は、オープン後わずか2日でイーストリバーに崩れ落ちました。
教師と生徒は無事でしたが、この崩落事故でデレクの妻・マチルダは他界しました。
またデレクの宿敵であり親友となったハンセルは、燃える梁(はり)の下敷きになって顔に一生残る傷を負います。
倒壊の原因は実に単純で、模型のと同じ材料・ゴム糊を使って建てられたからです。
2003年。
マレーシア首相を暗殺しようとしたデザイナーのムガトゥは、ファッション刑務所で終身刑2回の判決が下ります。裁判ではモーリー社長が証言しました。
2006年。
妻・マチルダを亡くしたデレクは、男手ひとつで息子のデレク・ジュニアを育てていました。
SOHOの自宅の動画が流出してしまい、デレクがパスタを茹でることすら知らない(できない)ことが世間に知れてしまいます。
これを重くみた児童保護局は児童虐待にあたるとしてデレク・ジュニアを保護し、州の施設に預けました。
2009年。
デレクはモデルを完全に引退し、名前をエリク・トゥーランダーに改名して隠遁生活を送ると宣言します。でもテレビの前で思い切り宣言しちゃってます。
(そして以後しばらくは「エリク」呼びが出たりもするのだが、最終的にやっぱりデレクなので、デレクのまま表記を統一する)

そして、2016年。
時代の趨勢でしょうか。今年の高卒者370万人のうち、FAX機を知っているのは2%未満で、白人の大統領がいたことや、デレク・ズーランダーの名前を知らないという若者が殆どを占めてしまったのです。

ニュージャージー州最北部で、デレクは本当に隠遁生活を送っていました。
雪深い森の奥の一軒家に住むデレクは、髪もヒゲも伸ばし放題です。
ある日デレクの元に、ビリー・ゼイン(俳優)がDVDを持って訪ねてきました。
ビリーはほかにお届け物として、黒い箱を持ってきました。黒い箱からホログラムが出て、デレクにメッセージを流します。
メッセージの主は、現在のファッション界を牽引する女王アレクザーニャ・エイトーズという女性でした。同じくファッション業界のトップに輝く男性ドン・アタリのファッション・ショーに出てくれというのが、アレクザーニャの依頼内容です。

【承】- ズーランダー2(No.2)のあらすじ2

デレクは行きたくないと思いますが、ビリーが説得します。
もしこの仕事を受ければ社会人として一人前だと証明され、そうすれば児童保護局から息子のデレク・ジュニアを引き取れるとビリーが言い、デレクは迷った末、行くことにしました。デレク・ジュニアを引き取りたいと思いながらも、ずっと10年間放置していたのです。そのため今となっては、デレク・ジュニアがどこの施設に預けられているかすら、デレクは知りませんでした。
ビリーに見送られながら配車サービスに乗り込んだデレクは、ショーが開かれるイタリア・ローマに行きました。

同じ頃。
マリブ地域の地図にない場所では、ハンセルが砂漠の真ん中でヨガの修業をしていました。
ハンセルは2001年の事故で顔に傷を負ったため、顔の右目周辺のみ、金色のマスクをつけています。
ハンセルはその地で11人の男女と家族を作っていました。かつて(映画『ズーランダー』参照)巨大ハーレムを築いていたハンセルですが、人種や年齢や性別問わずのところは変わっていません。そのうちの1人はキーファー・サザーランドでした。また150歳の老婆エルフ・ガールも中にいます。
彼ら(&彼女ら)が全員、ハンセルの子を妊娠していると告げました。11人の子どもの父親になるハンセルは、生活費を稼ぐためにかねてから誘われていたファッション・ショーの依頼を受け、イタリア・ローマに行きます。

ローマの空港で、デレクとハンセルは15年ぶりに再会しました。ハンセルは『ズーランダー子供学習センター』崩落事故で負った、顔の傷のことを根に持っています。
2人が同じショーに呼ばれているのは変だとハンセルは言いますが、デレクは気にしません。迎えに来た11歳の少年・ビップについていき、ホテルにチェックインします。
デレクがローマ入りしたことを、インターポールファッション課のヴァレンティナが知りました。6人のポップスターの死とデレクが関係していると思っているヴァレンティナは、デレクに接触しようと考えます。
ハンセルは傷の件でデレクを恨んでいましたが、15年ぶりに会って話をしているうちに、次第に仲直りしてきました。マスクを取ればいいとデレクはアドバイスします。
アドバイスしておきながら、ハンセルがマスクを取るとデレクは異様に傷を怖がりました。実際は右目の下に、うっすら2cmほどの切り傷みたいな痕がある程度です。
休眠期間が長かったものの、デレクとハンセルは2大カリスマモデルに返り咲こうと燃えました。

ファッション・ショーは産業廃棄物の山の、医療ゴミ処理施設で開かれました。前衛的な感じです。デレクを招待したアレクザーニャも来ました。
しかしショーが始まってみると、デレクとハンセルの扱いはひどいものです。棺に入れられて「OLD(古い)」「LAME(ダサい)」というゼッケンを胸に貼りつけられ、ムチで殴られてプルーン溶液をかけられるという、いわば「お前らは前時代の遺物で用済みだ」というお笑い的な役割でした。
ところがアレクザーニャはデレクを褒め、自分の所持するクラブ『インクレディボール』に招待したいと言います。
気分を害して帰ろうとするデレクの前にヴァレンティナが現れると、ポップスターの連続殺人事件の捜査に協力してほしいと告げました。
デレクは断りますが、横でハンセルが「インターポールならデレク・ジュニアの居場所を見つけてくれるのではないか」と言い、ヴァレンティナも捜査協力の見返りに息子を探すことを約束します。デレクは、ハンセルも協力するというので受けました。
ヴァレンティナの地下施設に行ったデレクは、6人の死の間際の表情を見せられます。
ヴァレンティナはその表情を、デレクのキメ顔『ブルー・スティール』だと思っていましたが、デレクは全く違うと否定しました。その顔はCM『命の水』の時に使ったキメ顔なのです。そのCMではデレクは下半身が牛の姿でした。

【転】- ズーランダー2(No.2)のあらすじ3

情報をもらったヴァレンティナは交換として、デレクの息子がいるのはローマのピッコロ・クリータスという保護施設だと告げ、「アレクザーナを信用するな」と言います。
早速デレクはハンセルと共に施設に行きました。
デレク・ジュニアは太っており、みんなに「ファットランダー」というあだなをつけられていました。デレクはショックを受けますが、死んだマチルダの幽霊(注:怖くない。水面に映るだけ)が出てきて「息子を愛してあげて。校長に気をつけろ」と言います。
校長がやってくると、デレクに施設を案内すると言いました。
ハンセルの携帯に着信があり「物質文明の精神を見つけたければ『機械の中の幽霊(ゴースト・イン・ザ・マシーン)』に聞け。『孤独のメッセージ(メッセージ・イン・ア・ボトル)』がある。警察(ポリス)へは行くな(注:両方ともスティングのポリス時代の曲名)」と密告電話がありますが、ハンセルはいたずら電話だと思い、一方的に切ります。
10年ぶりに息子と会ったデレクですが、息子はちっとも打ち解けてくれません。
手っ取り早く仲良くなろうと思ったデレクは、フローズン・チョコラータ・ジェラートを一緒に食べながらドライブしてみますが(『ズーランダー』でも同じようなくだりがある)、運転しながら自撮り棒で息子との記念写真を撮ろうとしたため、接触事故を起こして息子にあきれられました。デレクは罵られます。
自分と違いイタリア語もしゃべれる息子を見て、デレクは驚きました。母親のマチルダ似のようです。
別れ際、息子は「来てくれて嬉しかったけど、僕らまるで違うし、遅すぎるよ」と言いました。
デレクと息子とのやりとりを見たハンセルは、自分は本当に立派な父親になれるか心配します。実はハンセルは父を知らずに育ったので、父親というものがどういう存在なのか知らないままでした。

その頃、インターポールのヴァレンティナは調査を続け、『若さの泉』なるものがあることを知ります。それを狙う者がポップスターを殺していたのです。
ヴァレンティナはデレクとハンセルに会い、それを告げました。
ハンセルに再び電話が入り「今夜12時サン・ピエトロ大聖堂へ来い」と言って切れます。それを聞いたヴァレンティナは、サン・ピエトロ大聖堂はスティングの自宅の近くだと話題にしました。ハンセルはスティングのファンなので、行く気になります。
3人が大聖堂に行ってみると、スティングが神父の姿で接触してきました。スティングは『若さの泉』について説明します。
今から6000年ほど前、エデンの園でアダムとイブが暮らしていましたが、もう1人・スティーブという男もいました。スティーブは元祖スーパーモデルと言われた男です。
『若さの泉』とはスティーブの直系の子孫のことで、子孫は『選ばれし者』とも呼ばれていました。
ロックスターはみんな、裏では男性モデルを守っています。もともとロックスターと男性モデルは同じ系列にあり、才能と知性を持つ者がロックスターに派生したそうです(そういえば『ズーランダー』でもデヴィッド・ボウイが審判を務めたし)。
『若さの泉』はデレクの息子、つまりデレク・ジュニアのことでした。息子が狙われていると知って急いで施設に戻りますが、もぬけの殻になっています。
ヴァレンティナが車で移動しつつ、養護施設の校長と同一人物がいるか探すよう同僚の男性・フィリッポに指示しました。該当者はイービルDJ(『ズーランダー』でDJをしていた男)で、3週間前に偽造パスポートでイタリアに入国していました。
背後になにやら、ムガトゥの影があるように思えます。実際、ムガトゥの秘書だったインガボゴヴイナナーナ(注:タイピングミスではなく、本当にこんな名前)は、消息が不明でした。
話の流れには全然関係ないのですが、デレクはヴァレンティナの憧れの男性モデルでした。
ヴァレンティナは普通のモデルになりたかったのですが、巨乳すぎてショーモデルたちの着る服にはサイズが合わず、水着モデルを仕方なくやっていたそうです。
それを聞いたハンセルがデレクに、アタックしろとけしかけました。

【結】- ズーランダー2(No.2)のあらすじ4

EUファッション刑務所。刑務所は孤島にあります。
デレクは刑務所にいるムガトゥに会いに行きました。この10年間でムガトゥに面会を望んだのは、デレクが初めてだそうです。
息子が巻き込まれている陰謀についてムガトゥに聞こうとしたデレクは、罠にかかってムガトゥの身代わりになってしまいました。
ムガトゥは10年の間にこっそり自分とデレクの仮面を作っており、お粗末な出来ではあるものの看守をだましたムガトゥは、脱獄に成功します。
脱獄したムガトゥは、迎えに来たヘリに乗りこみましたが、それを見ていたハンセルがヘリの回転翼に乗り、尾行しました。
アレクザーニャと落ち合ったムガトゥのところへアタリも合流します。
ところが自分をリスペクトしないアタリにカチンときたムガトゥは、首の骨を折って殺しました。ハンセルは侵入しています。
ヴァレンティナはデレクと一緒に刑務所の島にいましたが、ハンセルから電話を受けてムガトゥらの場所を知りました。ヴァレンティナは水着姿になり(元水着モデルなだけに)デレクを担ぎ、泳いで島から脱出します。そして泳いでローマに着きました。
アレクザーニャのクラブ『インクレディボール』の遺跡の下には、拉致されたデレクの息子がいます。引き立てられた息子は遺跡のカラカラ浴場に連行されました。ハンセルが車の下にくっついて移動しながら、ヴァレンティナに居場所を知らせます。

カラカラ浴場に着いたヴァレンティナとデレクは、アナ・ウィンター(ファッション雑誌記者)についていきました。セレブが招かれている先に、息子がいると思ったからです。
読みは当たりました。地下ではセレブや権力者たちがマントをかぶり、いけにえの儀式に参加していました。
いけにえになったデレクの息子デレク・ジュニアは、はりつけにされています。
元祖スーパーモデルのスティーブの子孫であるデレク・ジュニアの血こそが若さを保つもので、ムガトゥはそれを権力者たちに分け与えることで、再びファッション界のリーダーに君臨しようとしていました。
その場に乱入したデレクは息子の前に立ちはだかり、ムガトゥの投げたナイフをキメ顔『マグナム』で退けようとしましたが、ブランクが長くて効果がなく、頬にナイフが刺さります。
ムガトゥはデレクに、デレク・ズーランダー子供学習センターの崩落事故の真相を話しました。実はあの事故はデレクのミスではなく、施工段階からムガトゥの会社がばっちり関わっており、手抜き事故でわざと起こしたものだったのです。
妻・マチルダの死の原因がムガトゥにあったと、デレクだけでなく息子も知りました。息子は父が母を死に至らしめたわけではないと理解します。
さらにムガトゥは、若さの泉なんて本当はないと言い出しました。元祖スーパーモデルのスティーブの話からして全くのでたらめで、みんなを騙して恩を売り、ファッション界に返り咲きたかったのです。そのことをみんなの前でムガトゥは暴露しました。
ヴァレンティナとムガトゥの秘書・インガボゴヴイナナーナが女性同士で戦い始め、みんながそれに魅入ります。
騒動のどさくさで、ハンセルの父がスティングと判明しました。ハンセルは喜びます。
ムガトゥは爆弾を起動させますが、デレクがキメ顔『マグナム』を成功させ、息子デレク・ジュニアもキメ顔で加わりました。爆弾はヴァレンティナに向かって爆発しますが、ラメ弾爆弾で、爆発した途端にラメの紙吹雪が舞い散りました。大団円です。
ハンセルは迎えに来た家族たちに、父親になる決意ができたと告げました。キーファー・サザーランドだけは流産してしまいましたが、残り10人の子の父になる心積もりをします。
ヴァレンティナとデレクの仲を死んだ妻・マチルダが幽霊姿で勧め(前述のように、ちっとも怖くない)、息子も認めます。

事件の一部始終をムガトゥがブログに書いていたため、デレクとハンセルはまた人気者に返り咲きました。喜んだ2人はクラブの地下にあった溶岩に飛び込み、全身大やけどを負います。
6週間後、退院した2人はモデル界に復帰しました。
後日。
デレクはヴァレンティナと結婚し、女の子もできました。ヴァレンティナは水着モデルキャリアアップセンターの建設に着手しています。
ハンセルは10人の子持ちになりました。
デレクの息子もモデル界にデビューし人気を博します。
デレク、ハンセル、デレクの息子の3人は大活躍しました。おしまい。

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みんなの感想

ライターの感想

『ズーランダー』の続編。
15年ぶりの続編にあたるのだが、1の内容を引き継いでいるため、もし見るのであれば1から知っておいたほうがよい。
じゃないと、判りにくいネタもある。
1に較べると若干、失速した感がある。でもこういう莫迦っぽい感じの作品も悪くないと思う。
マチルダがいきなり亡くなっていたのは残念だが、ペネロペ・クルスという新たなヒロインを加えてゴージャスに。
1と同様、豪華なキャストなのも見どころ。特にジャスティン・ビーバーとスティング。

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